「トワノ・ミカゲ」の版間の差分
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2014年7月2日 (水) 23:02時点における版
トワノ・ミカゲ(Towano Mikage)
- 登場作品:アクエリオンEVOL
- 声優:中村悠一
- 種族:アルテア人
- 性別:男
- 所属:アルテア界
- 搭乗機:エンシェントAQ
- キャラクターデザイン:丸藤広貴、倉花千夏(原案)
アルテア界の神官。長らく氷の結晶の中で眠りについていたが「無限拳」の復活に呼応して目覚める。
その正体は、前作に登場した堕天翅族の頭翅の闇の部分の生まれ変わり。1万2千年前の創聖合体の最中、アポロと魂が融け合ったことにより、彼がアポロニアスの転生者ではなかったこと、アポロニアスが誰に転生していたのかを知ってしまい、別人に転生していたアポロニアスがまたしても自分の愛を拒んだことに絶望した結果、切り離された闇の部分だけが転生を果たし、全ての愛を壊すべく行動するようになる。なお、頭翅本人の魂はその事実を受け入れて全うに転生している。
闇の部分の転生体という事もあるのか、頭翅よりも嫉妬深く耽美など女性的な面が目立つ。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。最終決戦後は原作とは違い、不動ZENの救いを拒んでいる。
パイロットステータスの傾向
能力値
ステータスだけならアンチスパイラルに匹敵する強さを持つ、時獄篇屈指の強敵。特に格闘・射撃が両方とも高い。
精神コマンド
特殊スキル
エースボーナス
- 気力150以上で、自軍フェイズ開始時に「愛」がかかる
- 某フラッグファイターのごとくエースボーナスで「愛」が発動するが、彼と違い敵フェイズになる度に何度もかかる。
人間関係
- カグラ・デムリ
- 幼いアマタから魂を分離させ、自らの手駒とする。
- ジン・ムソウ
- 独断で制裁を加え致命傷を負わせたあげく、彼の死をプロパガンダに利用する。
- ゼシカ・ウォン
- 終盤では彼女の体を乗っ取り、アクエリオンを奪うことに成功する。
- 不動ZEN(アポロニアス)
- 前述の事で彼を憎むが、最終的に彼の中で眠る。
他作品との人間関係
名台詞
- 「蹂躙合体! GO! アクエリオンッ!」
「嗚呼……! なんて美しく……そして、虚しい……!」 - 「あぁ……私を一度ならず二度までも裏切った男……なのになぜ、貴様の中はこんなにも、暖かい……!?」
- 本編中最後の台詞。ZENの心の光に照らされ、彼はこの言葉とともに、彼の中で安らぎを得るのだった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「どっちかに決めたらどうですか、トライアングラー?」
- 対アルト。所謂声優ネタであるが、彼の立ち位置を皮肉っているようにも聞こえる。
- 「あの者達に魅入られた、愚かな子羊よ……」
「二つに分かれた魂が、引かれあっている……!」 - (生命の樹が崩壊する時、アポロは世界を救うために私と一つになることを願い、それを私は受け入れた)
(そしてあの者達が、再び自分の望むように世界を作り変えようとした時、私とアポロはさらに深く一つになろうとした……)
(愛する人と一つになる……私は恍惚と絶頂を感じていた……)
(だが、気づいたのだ。魂が溶け合うその瞬間、アポロがアポロニアスの生まれ変わりではないことに!)
(そして、本当のアポロニアスは……) - 「永遠と言う名の幻想」より。
- 「ああ、私の心の奥底から憎しみが沸いて来る!」
「あの者達の残した、この箱庭……そして、全てを無に帰すシステム! その発動の前に私は想いを遂げる!」 - この直後、「復讐の婚礼」によってエンシェントAQを顕現させる。パラダイムシティ、そしてザ・ビッグのツクリヌシたる「あの者」とミカゲは何かしらの関わりがあるようだが……。
- (ああ、生命の歌……私の中の2万4000年の憎しみが癒されていく……)
(だが、私は憎まなければならない……アポロニアスと、アポロニアスが愛した世界を……) - 「黙れ! 黙れ、黙れ、黙れ! 私は許さない! お前も、翅犬も、そして奴らも!」
「私の憎しみは、より激しさを増す! 1億と2000万年の輪廻の環が閉じようとも!!」 - 決着時、目の前に現れたZENに対して。原作とは異なり憎しみを消さずZENを完全に拒絶、いずこかへ逃亡した。果たして、時獄を脱し、天獄に囚われた世界でミカゲは何を成そうと言うのか? それはまだ、誰にもわからない。
スパロボシリーズの迷台詞
- ミカゲ「さあ、レア・イグラー…。 私と一緒にアルテアで罪深き日々を…」
アルト「言っておくが、俺は男だ!」
ミカゲ「美しい者に男も女も関係ないのです。さあ…ゲームを忘れ、背徳と快楽の夜を共に…」 - 時獄篇の中断メッセージにて、ゲームを終えたアルトの前に現れて。…見ての通りアルトが(ある意味では)ヤバイ目に遭っており、危険を察知した彼はプレイヤーに助けを求めていた。
- まあ、サザンカをはじめとする面々がこの光景を見たら大いに喜ぶであろう…。
- 「や、やめろ! そのつぶらな瞳で私を見るな!」
「ああ…! 私の中の怒りが、憎しみが…! 2万4000年の闇が溶けていく…!」
「ならば、愛しきケダモノよ! 私の愛を君に注ごう!」 - 時獄篇でのボン太くんに対する戦闘前会話。憎しみの化身であるミカゲすらも癒しかけるボン太くんもそうだが、そのボン太くんに自身の歪んだ愛を注ぎこもうとするミカゲもまた(色々な意味で)すごい。
- 無論、三段目の台詞を聞いたボン太くんは大いにドン引きしている。
余談
他のキャラはファーストネームで呼ばれているのに対し彼だけは苗字で呼ばれている。