「ジャン・ポール・ロッチナ」の版間の差分

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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「奴について知った風な口を聞くな。特にこのロッチナの前ではな」
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;「奴について知った風な口は聞くな。特にこのロッチナの前ではな」
 
:時獄篇終盤のマーティアルルートより、テイタニアとの会話にて。今作は時間軸の都合上ワイズマンの一件からそれほど過ぎていない為、ロッチナの「キリコの毒」の回り具合も軽症の模様。
 
:時獄篇終盤のマーティアルルートより、テイタニアとの会話にて。今作は時間軸の都合上ワイズマンの一件からそれほど過ぎていない為、ロッチナの「キリコの毒」の回り具合も軽症の模様。
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;「奴に手を出した者は、必ずこうなる」<BR/>「それは奴個人の仕業ではない。キリコによって少しだけ歪められた運命は、やがて全てを巻き込んで崩壊する」<BR/>「キリコ・キュービィー……奴こそは全てを飲み込む炎の最初の火花だ」
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;ゼロ「なぜ、蜃気楼のプライベート回線に侵入できた?」<BR/>ロッチナ「その答えを君は知っているはずだ。だから、私の呼びかけに応えた」<BR/>「君も薄々とは気づいているだろう。新たな時代がもうすぐ始まることを」<BR/>「そう、神の世紀だ」<BR/>ゼロ「神……」
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2014年6月29日 (日) 22:09時点における版

ジャン・ポール・ロッチナ(Jean Paul Rochina)

様々な勢力に所属しながら、キリコを監視し続ける謎の男。 ボトムズシリーズの狂言回しともいえる人物である。

ちなみに、現状、キリコを敵に回して生き残った唯一の存在である。

ただ、ロッチナの場合生き残れたのはいいが、その後の残りの生涯を尽くキリコを追いかけ、探求することばかりに費やしている(本人曰く『キリコの毒がまわった』)。さらに、本編の数十年後を描いた「赫奕たる異端」においては、皺だらけの老人の風体となってなお、その毒に冒され続けていた(というか、むしろ悪化の一途を辿っている)。
すなわち「生き残った」こと自体が、キリコを敵に回した報いであると考えられなくもない。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
残念ながら、NPCなので声はない(そのため、中断メッセージでも次回予告再現はない)。キリコがペールゼンを打倒した後、何者かとコンタクトをとったらしく、本格的な出番は再世篇からになると推測される。
なお、キャラクター事典では『ペールゼン・ファイルズ』に登場したコッタ・ルスケについて触れられている。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
終盤のクエント編のシナリオにおいては出番があるものの、クメン編のシナリオにおいては原作と異なり、最後に僅かに顔見せする程度の出番に留まっている。クエント編のシナリオでの活躍は概ね原作通りで、最後はワイズマンの基地を自爆させて、基地と運命を共にした(原作とは違い、クエント星は巻き込まれていない)が、原作のその後の展開を考えると、恐らく彼は…。
ちなみに本作ではアロウズに所属しているが、本人曰く本隊とは別管轄で行動しているとの事。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
やはり再登場したが、時系列の関係上『赫奕たる異端』の再現部分でも若いままである。その分『毒』が回っていないのか、原作よりは多少語気が落ち着いている。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
第4章より登場だが、コッタ・ルスケの名を使わずロッチナとしてウォッカムの部下となっている。

人間関係

キリコ・キュービィー
所属陣営を変えながら、彼を監視し続ける。
フィアナ
ディーテル・ロイル・バッテンタイン
表向きの上司。
フェドク・ウォッカム
現在の名と経歴を得る前の上官。忠実な副官を演じていたがキリコの存在によって土壇場で裏切った。
ヨラン・ペールゼン
「キリコの毒」を彼に感染させた張本人。
ゴン・ヌー
クメン編終盤、クメン王国とメルキア政府が和睦を結んだ際に彼と接触、素体(フィアナ)の身柄の確保・引渡しを条件にメルキア軍への移籍を約束するが、これをクメン王国の意向を受けたバッテンタインの指示により反故にし、配下の傭兵もろとも抹殺する。
キーク・キャラダイン
外伝作品『機甲猟兵メロウリンク』に登場。直接の面識は無いが、ロッチナ更迭後の素体捜索の任を引き継いだ。
テイタニア・ダ・モンテウェルズ
彼女の心の奥に潜むフィアナへの嫉妬を見抜き、指摘する。『孤影再び(小説版)』では彼女と行動を共にする。
ヴィアチェフラフ・ラ・モンテウェルズ
ワイズマン
真の主(あるじ)。彼に代わってキリコを監視する『神の眼』の役割を果たす。クエント星消滅後も、その関係は続いている。

他作品との人間関係

ゼロ
第2次Z 再世篇中盤でキリコと接触するべく斑鳩に来訪し、ゼロも交えた三名で会談を行なう。その席上で自身が現在はアロウズの情報将校の座に就いている事と、真の目的であるキリコとイプシロンの決闘に関する要求を告げる。

名台詞

TVシリーズ

ロッチナ『どうかね。ふるさとの星へ帰る気分は』
キリコ 「メルキアは、酷くやられたのか」
ロッチナ『ああ。人口の3/4が死んだよ。だからあと一人ぐらい死んでもどうってことはない。フフフ……』
第1話、味方の裏切りによって宇宙に放り出されたキリコを拾いメルキア星への帰還途中、独房に収容されているキリコとの監視カメラ越しの会話。
「結構です閣下。閣下のお望みどおり、わたくしを更迭してもらいましょう。閣下の、小さな野望達成に協力させていただきます。わたくしも、ギルガメスの組織だけではキリコを追いきれないと感じ始めていたところです。では」
第30話、バッテンタイン中将からキリコ追跡の任を解かれた際の台詞。
「そうだな、『神の国』から来た男……とでも思ってもらおうか」
第37話、バララント軍指揮官として再びキリコの前に現れたロッチナ。正体を訝しむキリコの問いに、こう返した。
「せっかくの権利を捨てて、卑しい道を選んだのは恐怖からだ! 支配することのあまりの大きな重さに、お前は怯えたのだ! 私があれほど望んだ力を、お前は殺したのだ! 私が異能者であったなら……私が異能者であったなら!」
最終回、キリコの「神殺し」を目の当たりにしたロッチナは、半ば錯乱状態になりながらキリコフィアナに呪詛の言葉をぶつける。この後ロッチナはクエント星の自爆システムを起動、星と運命を共にしたのだが……?

OVAシリーズ

※便宜上、『ペールゼン・ファイルズ』のコッタ・ルスケの台詞も記す。

ペールゼン・ファイルズ

ウォッカム「ル、ルスケ……」
ルスケ  「その名前は……今後記録から消えるでしょう」
ウォッカムを射殺した際のコッタ・ルスケの台詞。
キリコを追い続け、彼の探求に生涯を費やす男、ジャン・ポール・ロッチナが誕生した瞬間である。

赫奕たる異端

「奴について知った風な口を聞くなッ! 特にこのロッチナの前ではな!」
初登場時、テイタニアにキリコについて「思っていたほどの男ではなかった」と言われた際に。ある意味完全に風貌が変わってしまったロッチナの自己紹介の台詞とも言える。
「では聞こう。お前は確信しているか、キリコは死んだと!」
「大規模宇宙プラントごとマナウラ星に落下したキリコが生き延びていると思うか?」というテイタニアの問いに対して。(テイタニアはこの時キリコを抹殺するために件のプラントにいたのだが、任務に失敗した上キリコによって脱出させられている。このためキリコ自身が脱出できなくなり、プラントごと落下してしまった)
「フフフフフ……お前もいよいよキリコの『毒』が回ってきたようだな」
キリコに惹かれてゆくテイタニアを評して。お前「も」と言っているあたり、ロッチナ自身自覚があることが伺える。
「フハハハハ……キヒヒヒヒ……キリコだ、奴に間違いない。奴は有害なバクテリアだ、猛毒を持つ細菌だ。アレギウムは二度と栄光に輝くことはない、奴の侵入を許した以上……。そこの若いの、解るかな? ククククク……」
何者かに連れ去られたフィアナがマーティアル教団の本拠地「アレギウム」にいる事を突き止めたキリコは、マナウラ星で知り合ったゴディバと共に殴り込みを掛ける。テイタニアがキリコ迎撃に向かう中、キリコの侵入を確信したロッチナは、居合わせたゴディバにこう語った。この言葉どおり、マーティアル教団はその権威を大きく失墜させる事となる。
キリコという人物と、彼に要らぬ手出しをしたらどうなるのかを解り易く例えている。
(フィアナ……お前こそが、『触れ得ざる者』だったのかも知れんな……)
最終話、フィアナの死を見届けた後に。
(しかし、キリコ復活の真の意味を理解した者はいるのだろうか? 愛する者を喪ってなお、渇き切ったこの世を流離わなければならないキリコの運命(さだめ)とは? その問いの答えは誰も知らない。 いや、キリコ自身でさえも……)
最終話、キリコ復活の記述を書き終えた後、ロッチナは心中で答えなき自問をする。フィアナの死を見届けた際の様子といい、TV本編から30年以上経ったこの時代では、ロッチナもただキリコを追い、異能者としての力に嫉妬していただけではなく、その悲惨な境遇には同情の念を抱いていたようにも思える。この独白と共に『赫奕たる異端』は幕を閉じる。

幻影篇

「神はサイコロを振らず。強かだ」
キリコが復活したワイズマンの「『神の子』を自分の元で育てる」という意向に反抗して再び殺したことに対して。TV版同様の結末になったわけだが、嫉妬と憎悪に駆られて錯乱したTV版とは対照的に、キリコの「他者による支配を徹底的に拒む」という人格を利用して「たとえ自分が殺されることになってもキリコが絶対に神の子を守らせるよう仕向ける」というワイズマンの真意を見抜き、不敵な笑みを浮かべて見届けている。
「花……紛うことなき花! クエント三千年の終焉が生み出した異能の花だ。しかし、この私は……。この先も見届けねばなるまい」
最後の台詞。全てが終わり、ワイズマンは完全に滅びた。「神の眼」としての役目から解き放たれたロッチナだが、「キリコの毒」に全身を侵された彼に、「キリコの監視を止める」という選択肢は存在しなかった。
これからもロッチナはキリコを追い続ける。己の全てを懸けて。

迷台詞

「そう、新作が作られ続けるのは、何もガン○ムだけではないということだ。いずれまた、お目にかかる事もあろうさ……」
『野望のルーツ』の予告編にて、スタッフのお遊びでやらかした内輪ネタ。ちなみに、ロッチナは『野望のルーツ』には出ていない(故に「またお目にかかる事も~」となる)。

スパロボシリーズの名台詞

「奴について知った風な口は聞くな。特にこのロッチナの前ではな」
時獄篇終盤のマーティアルルートより、テイタニアとの会話にて。今作は時間軸の都合上ワイズマンの一件からそれほど過ぎていない為、ロッチナの「キリコの毒」の回り具合も軽症の模様。
「奴に手を出した者は、必ずこうなる」
「それは奴個人の仕業ではない。キリコによって少しだけ歪められた運命は、やがて全てを巻き込んで崩壊する」
「キリコ・キュービィー……奴こそは全てを飲み込む炎の最初の火花だ」
ゼロ「なぜ、蜃気楼のプライベート回線に侵入できた?」
ロッチナ「その答えを君は知っているはずだ。だから、私の呼びかけに応えた」
「君も薄々とは気づいているだろう。新たな時代がもうすぐ始まることを」
「そう、神の世紀だ」
ゼロ「神……」

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