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2014年5月30日 (金) 22:52時点における版
ミスリル(Mithril)
『フルメタル・パニックシリーズ』に登場する軍事組織。
いかなる国家にも属さず、軍事力を用いた直接行動による平和維持活動を主とする対テロ極秘傭兵組織で、軍事的な緊張状態にある紛争地帯などに出没し、テロリストや独裁政権を殲滅するのが目的。米軍の10年先を行く技術力を有する。
作戦本部はシドニーに存在し、作戦部・情報部・研究部で構成されている。そのうち作戦部は4つの戦隊に分かれており、主人公である相良宗介は西太平洋戦隊所属。同隊はメリダ島基地を本拠としている。
表向きには警備会社「アルギュロス」ということになっており、宗介やクルツ達は書類上ここの社員と言うことになる。傭兵集団なので軍隊ではないが、階級制度を採用している。
結成からしばらくの間は、散発的に事態に対処するのみだったが、原作長編第五部(第6巻)「踊るベリー・メリー・クリスマス」にて敵組織「アマルガム」の存在を捕捉した。
積極的敵対行動を開始しようとした矢先、その事が「アマルガム」の逆鱗に触れたため、「これまで見逃されていた」ミスリルは壊滅状態に追いこまれることになる。
なおミスリルとは、ファンタジー小説の名作『指輪物語』をはじめとしたJ・R・R・トールキンの作品群に登場する、架空の金属の名称である。『指輪物語』の影響下にある後世の様々なファンタジー作品に引用されているため、架空の金属の中では高い知名度を誇る。
登場作品
- スーパーロボット大戦J
- 獣戦機隊やアラン・イゴールもここに属している。今作ではボン太くんをミスリルが局地戦用戦闘スーツとして試験的に開発する。
- スーパーロボット大戦W
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今作ではS.M.SやチームDなど旧ZEXISメンバーの一部も参加している。実質序盤のプレイヤー部隊と言っていい組織である。破界事変や再世戦争の裏で活動していたという設定で、以前は似た様な組織であるソレスタルビーイングやドラゴンズハイヴとは微妙な理念や手段の違いから共闘しなかった事が語られている。その為か、彼らが行動方針を変えてZEXISとして戦っていた事やその頃の詳細は宗介やクルツ達前線の兵士にはあまり伝えられていなかったらしく、合流後に初めて(ダンクーガノヴァ・マックスゴッドの存在や初代ロックオンの死など)事実を知らされるという流れが多い。
人物
- 相良宗介
- ウルズ7。
- テレサ・テスタロッサ
- 西太平洋戦隊指揮官。
- メリッサ・マオ
- ウルズ2。
- クルツ・ウェーバー
- ウルズ6。
- リチャード・ヘンリー・マデューカス
- 副官。
- アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
- 陸戦隊指揮官。
- ゲイル・マッカラン
- ウルズ1(殉職)。
- ベルファンガン・クルーゾー
- ウルズ1(後任)。
他作品の協力者
- 獣戦機隊
- Jではミスリル東アジア戦隊所属。
- アラン・イゴール
- Jではミスリル所属。精力的に活動しているが、マデューカスからは「スタンドプレーが多い」と苦言を呈されるなど割と問題児扱いされている。
- キリコ・キュービィー、チームD、S.M.S
- 第3次Z時獄篇ではミスリルに傭兵として雇われたり、協力関係となる。