「ジェミニ・サンライズ」の版間の差分
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2021年10月31日 (日) 19:11時点における版
ジェミニ・サンライズ | |
---|---|
外国語表記 | Gemini Sunrise |
登場作品 |
|
声優 | 小林沙苗 |
デザイン |
藤島康介(原案) 松原秀典(ビジュアル設定) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(アメリカ人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 1911年年6月21日 |
星座 | ふたご座 |
年齢 | 16歳 |
出身 | アメリカ・テキサス州 |
身長 | 155 cm |
体重 | 48 kg |
髪色 | 赤色 |
瞳の色 | 青色 |
血液型 | A型 |
所属 | 紐育華撃団 |
役職 | 紐育華撃団・星組隊員 |
ジェミニ・サンライズは『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』のメインヒロイン。
概要
テキサス産まれのカウガールであり、師匠のミフネから「ミフネ流剣法」の手ほどきを受けたサムライ娘でもある。
ミフネの死を切っ掛けに、彼の遺言に従い愛馬のラリーと共に紐育を目指す。道中でアメリカ全土の命運を賭けた戦いに巻き込まれるも、旅で出会った仲間と故郷の友人達と共に戦いに勝利し、何とか紐育の地にたどり着く。そこで紐育華撃団と出会い、ジェミニ自身にも類まれない素質があったのだが、ある事情から隊員とは認められず下働きとして過ごす。
ミュージカルスターを夢見て努力するジェミニだったが、後に合流した大河新次郎がめきめきとその頭角を現すのに対し、彼女を取り巻く状況は依然として変わらぬまま。田舎のテキサスとは正反対の紐育の生活に馴染めなかった事もあり、徐々に自信を亡くしていったジェミニはやがてホームシックに陥り、更に双子の姉である「ジェミニン」の存在を知り完全に自分を見失ってしまう。だが、大河やジェミニンとの対話を経て自分の全てを受け入れたジェミニは真の力に目覚め、仲間と共に紐育の危機を救う。紐育華撃団の一員として正式に認められ彼女は、同時にミュージカルスターとしての夢もついに叶えるのだった。
師匠の影響から日本文化に憧れているが、その知識はどこか間違っている。また、何かにつけてダジャレを言ったりはたまた妄想にふけったりと砕けた印象を抱かせるが、根は至って真面目で疑うことを知らない純粋な心の持ち主。前述の通り、周囲の環境の違いやある事情から『V』本編とそれ以前を描いた『V-0』では性格が大きく異なる部分があり、前者では礼儀正しくどちらかと言うと控え目、後者ではかなり勝ち気な部分が目立っている。
ミフネから譲り受けた愛刀「レッド・サン」とミフネ流剣法、そして持ち前の霊力による豊富な技を得意とし、生身でも多数の人型蒸気をなぎ倒す実力を誇る。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- DLC第1弾として追加参戦。
関連作品
- PROJECT X ZONE
- エリカとペアユニットを組む。その中でも所持スキル的にはジェミニは攻撃を担当。条件を満たすことでノーリスクで全パラメータが10%アップするオートスキル「もう一人のジェミニ」と、ソフトリセットを駆使すれば「攻撃力15%アップ」の効果を任意で選択可能なランダムスキル「ジェミニの妄想」の2つがかなり強力。エリカは味方1人の状態異常と味方全員のHPを回復させるスキルを持ち、攻撃役と回復役を高いレベルで両立した希有なユニットである。
- PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
- 今回はさくらとペアユニットを組む。5つある技のうち4つがクロスブレイク発生技であり、前回の戦闘で使われなかった技が強化される新システム「チャージボーナス」との相性も良い。ただし、「もう一人のジェミニ」の発動条件が被ダメージとなり効果そのものも弱体化、「ジェミニの妄想」も「妄想」へと名前を変え効果が完全なランダムとなる等、前作と比較すると大人しくなった。さくらのスキルも軒並み控え目に調整されており、大神&エリカが極端な支援型なのに対しこちらは極端な攻撃型、とまでは言えない性能に留まっている。
キャラクターBGM
- 「地上の戦士」
- 『PXZ』および『PXZ2』でのバトルBGM。『サクラ大戦V』のテーマソング。
人間関係
- 大河新次郎
- 上司。互いに紐育華撃団で裏方として苦楽を共にした仲であり、名前だけで気さくに呼び合う。
- サジータ・ワインバーグ、リカリッタ・アリエス、ダイアナ・カプリス、九条昴
- 同僚。まだジェミニが紐育星組として認められていなかった時期に、彼女のお使いに同伴したりアパートにお見舞いに行ったりした。
- ジェミニを含めた紐育星組は俗に「スターファイブ」と呼ばれており、特に『歌謡ショウ』ではスターファイブの強い絆が描かれている。
- ジェミニン
- 双子の姉。ミフネの仇討ちに固執し、その目的を果たすために「仮面の剣士」として活動していた。ジェミニとは2人で1人。
- 真宮寺さくら
- 帝国華撃団・花組隊員。『PXZ2』ではエリカに代わりペアを組む。ジェミニと比較すれば常識人。ただし、せがた三四郎との掛け合いでは、さくらの方がボケでジェミニがツッコミに回る場合もある。
- エリカ・フォンティーヌ
- 巴里華撃団・花組隊員。『PXZ』ではペアを組む。共に日本文化について誤解がある。
- ミフネ
- 師匠。ジェミニが内面に抱える秘密にいち早く気付いていた。
- フワニータ・カッシング、ブレッド・バシレウス、チェンバー・ウェストウッド
- 『V-0』で共に旅をし、アメリカ全土を救った仲間。チェンバーはジェミニと同郷であり、旧知の仲。
- 蘭丸
- ミフネの命を奪った因縁の敵。『PXZ2』でも戦う事になる。
- 髑髏坊
- 『PXZ2』では『サクラ』のメンバーの中で唯一以前から彼を知る者として戦う事になるが、実は『V』ではこの2人は面識がない(後述)。
名(迷)台詞
- 「明日は明日の風が吹くっ!!」
- 『V-0』第1話にて。同作におけるジェミニの象徴的な台詞。
- 続けて「よーし、このまま一気に、紐育を目指すぞーっ!」と意気込んでいるが、天性の方向音痴が災いし、この時点でサンフランシスコ近郊にいる。
- 「……師匠を殺したあいつだけは絶対に許さない。必ず見つけ出してやる……」
「まかせていられるか……師匠の仇は、この手で必ず……」 - 『V-0』にて、フワニータにミフネについて話していた際の台詞。
- それまでは亡くなった師匠との思い出を懐かしんでいたジェミニだったが、突然人が変わったかのように豹変し、フワニータもその様子に驚いている。
- 「……奇跡?まだ……まだ、あなたたちは、そんなことを言ってるの……」
「フワちゃんはね……道具なんかじゃないんだよ!!」
「自分たちのことぐらい……自分たちで解決しなさい!!なにが奇跡よ!」 - 『V-0』にて、フワニータを「奇跡の聖女」と持て囃し依存していた、彼女の故郷の街の住人達に対しての台詞。
- 「ボク、ビレッジに行く途中で、迷子になっちゃったんだよぉ……」
「お願いだから、連れてってぇ……もう、ボクひとりじゃ、どうしようもないんだよぉ……」 - 『V』にて、ビレッジ地区に用意されたアパートに向かっていた大河と偶然出会った際の台詞。
- いくら方向音痴で道に迷って困っているとはいえ、『V-0』での勇ましいジェミニの姿を知っているとそのギャップに驚かされる場面。
- 「ボクのステーキ、ステキなステーキ!!なんちて、なんちてーっ!!」
- 『V』にて、大河に紐育を案内していた際、大河のアポートの近所にあるジェミニのアパートの前を通りかかり、今度ゴハンをご馳走するという話題になった時の台詞。
- 「なんちて、なんちてーっ!!」は妄想でテンションが上がった時にも出てくるジェミニの口癖。
- ジェミニ「あ……見て、新次郎!お客さんたち、すごく楽しそうだよ。」
大河「でも、今日のお客さんたちって、ぼくたちが、がんばったこと……なにも知らないんだよね。」
ジェミニ「それでいいんだよ。だって、ほめられるために、やってるんじゃないんだもん。」
「ほら……お客さんたちの笑顔。あれがボクたちの誇りだよ。そうでしょ?」 - 『V』にて、公演前に起こったトラブルを裏方として二人で無事に解決した際の台詞。
- 紐育華撃団で必要とされていない事実を知りショックを受けつつ無我夢中に頑張っていた大河だったが、例え裏方であっても理想の紐育を作る手助けが出来る事にこの一件で気付かされた。
- 「わ~れ~わ~れ~は……宇宙人だ。」
- 『V』第3話2回目のフリー移動の夜のセントラルパークで起こるイベントにて。大河を驚かすために言った台詞。
- フリー移動中のイベントはストーリーの本筋とは関係がないためボイスがないのが基本だが、この台詞が唐突にボイス付で流れるため、そういう意味でも驚かされる。この後にはジェミニと大河のロマンチックな会話も用意されており、一見の価値あり。
- 「ボク……ラチェットさんや、サジータさんみたいになりたかっただけなのに……」
「だから、貯金もして……街中でラリーに乗るのもやめて……なのに……なんでダメなの?」
「えへへ……貯めてたお金、ムダになっちゃったや。」 - 『V』第4話2回目のフリー移動で五番街に近づくと強制発生するイベントにて。ケリーの店でずっと憧れていた服を買おうとするも、「当店の商品はお客様を選び、あなたはまだ相応しくない」と追い返された際の台詞。
- ジェミニがホームシックに陥る1つの切っ掛けとなり、後に自信に満ち溢れた新しい自分になった事で無事に買う事が出来た。また、最終話の最後の場面でもこの服を着ており、必須ではないがストーリー的にかなり重要なイベント。
- 因みに、大河に付き合ってもらった予行練習では「ちわっーす!買いに来ちゃいましたーっ!!」という挨拶を行っており、結局本番もこれで通している。
- 「うん…ボク、もう、テキサスに帰りたい……」
「紐育に来て……一生懸命、おしゃれして……いろいろとがんばったけど……」
「やっぱりダメだった……ボクがどんなにあこがれても……紐育はボクを受け入れてくれない。」
「テキサスがいい……太陽も、大地も、牛も、馬も……みんなあるんだもん……」
「みんなやさしくて……ボクを包み込んでくれる……紐育には……なにもないよ……」 - 『V』にて、ホームシックに陥ったジェミニが大河に自身の胸の内を吐露した際の台詞。
- 「ハッピーになること……それが最高の仇討ちだよ。ね……」
- 『V』にて、ミフネの仇打ちに固執していたジェミニンとの対話の際の台詞。
- 「ハッピー」はミフネがアメリカに来て初めて覚えた言葉。生前の彼に「幸せがワシの仕事だ」と教えられていたジェミニは、自分の仕事はジェミニンと2人で「ハッピーになること」だと彼女を諭す。悲しい顔をしたミフネの姿しか知らなかったジェミニンは、この時初めて彼の笑顔を見て泣き崩れる。
- 「大事だっ!!みんながいるから、ボクは紐育にいるんだ!」
「みんなが好きだ。みんなのことが好きな自分が好きだ!」
「みんなといれば、ボクは自分を好きになれる!」
「お姉ちゃんのことも……紐育のことも……すべてひっくるめてボクなんだ!!」
「……お前はみんなを傷つけた。絶対に許さない……ボクたちの前に立つなーっ!!」 - 『V』にて、蘭丸に「お前を裏切り、否定し、嫌った紐育がそんなに大事か?」と問われた際の返答。
- 「……明日は明日の風が吹く!!みんな、ありがとう!」
- 『V』にて、ミュージカルスターとしてデビューを果たした初主演の舞台『ロデオとジュリエット』のクライマックスを飾った台詞。
外部出演
- 「あれが新次郎の叔父さん、大神一郎総司令?」
- 『PXZ』にて、大帝国劇場を襲う降魔と敵の軍勢の前に大神一郎と真宮寺さくらが現れた際の台詞。同作ではジェミニとエリカが一足先にプレイヤーのパーティーに参加している。
- ジェミニと大神は『君あるがため』の戦いで出会っており、『PXZ』における『サクラ』の時系列が『V』と『君あるがため』の間に位置付けられている事がこの発言から分かる。
- 「髑髏坊(どくろぼう)!?あの時、爆発したはずなのに!」
- 『PXZ2』にて、リトルリップ・シアターを襲う蘭丸の増援として髑髏坊が現れた際の台詞。何気ないが、原作の内容と大きく乖離した発言。
- 『V』で髑髏坊が紐育の街を襲撃し大河たちに撃退された当時、ジェミニは正式な隊員とは認められていなかった為その戦闘には参加しておらず、前述の通り『V』では互いに面識がない。
- 「髑髏坊について大河から話を聞いていたかその時の戦闘の記録を見た」という可能性もなくはないが、「あの時」という言葉から考えても「『PXZ』シリーズの設定では髑髏坊との戦いにジェミニも参加していた」と解釈するのが妥当だと思われる。
- 『PXZ2』のディレクターの森住惣一郎氏は「髑髏坊は『サクラ大戦V』をプレイしていて、絶対に出さなきゃダメだと思った」と発言している[1]。ただし、髑髏坊と面識がある大河は同作には登場せず、『V』の内容に忠実に沿うと『サクラ』の登場メンバーが誰も髑髏坊を知らないという事になり、ストーリーをスムーズに進行させる為のやむを得ない改変だったと考えられる。
- 「そうそう この2人以外にも たくさんの女の子に モテるから」
「ロウニャクナンニョ?のスケコマシ?って言われてた気がする!」 - スマホアプリ『ぷよぷよ!!クエスト』でのサクラ大戦コラボイベントより。大神について本人の前でこう説明する。「この2人」とはさくらとエリカのこと。大神からはそれは言い過ぎだと言われたが、ジェミニ本人は言葉の意味がよく分かっていないようなので、誰かが大神をそう評するのをジェミニが聞いたということになる。
搭乗機体
余談
- 概要の通り、ジェミニは紐育華撃団・星組に一番最後に入隊した隊員であり、『V』のメインヒロインでありながら全8話中6話までバトルパートにおける出番が存在しない。アドベンチャーパートでは最初から最後までちゃんと出番があるものの、「さくらと異なり田舎から都会へやってきたヒロインがハッキリとした挫折を味わう」という点を含め、その大胆な構成はファンの間で当時かなり話題になった。
脚注
- ↑ 『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』メーカーの垣根を越えた開発者クロストークインタビューを公開【第五回】(1/2)、ファミ通.com(2015年11月10日)、2021年10月26日閲覧。
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