「デススティンガー」の版間の差分
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2020年2月10日 (月) 00:03時点における版
デススティンガー | |
---|---|
外国語表記 | DEATH STINGER |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Operation Extend |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 海サソリ型ゾイド |
動力 | ゾイドコア |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット | ヒルツ |
デススティンガーは『ゾイド -ZOIDS-』の登場メカ。
概要
本来はオリジナルデスザウラーを封印するために古代ゾイド人が用いた二体のサソリ型ゾイドであり、ヒルツがその二体のゾイドコアを融合させて生み出した。
ウルトラザウルスやデスザウラー同様にバトルストーリーでの設定よりはるかに巨大に描写される。ゾイドコアの温度は6000℃と高く、膨大なエネルギーを生み出している。その高出力から発射される荷電粒子砲の威力はクローンデスザウラーのものを上回り、Eシールドはマグマの中の移動すら可能とする。
ヒルツに操られるままヘリック共和国とガイロス帝国の都市を襲撃し、両国に多大な被害をもたらした他、ヒルツの技能も重なり、GFを苦戦させた。共和国軍の切り札ウルトラザウルスのグラビティカノンによって一度は倒されたかに見えたが復活するしぶとさを見せる。その後はゾイドイヴの元に向かうバン・フライハイトのブレードライガーと交戦した後、ゾイドコアにヒルツとアンビエントが融合。そのままオリジナルデスザウラーのゾイドコアと一体化し、本来はデスザウラー封印のための機体がその強化復活に利用されてしまう形となった。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。ヒルツの乗機として第7章で交戦することになる。
装備・機能
武装・必殺武器
- 二連装ショックガン
- 背中に装備した2連装砲。『OE』ではその名の通り「ショック」特性付き。
- ストライクレーザーバイトシザース
- 前足部の大鋏。「引投」「対小型」特性付き。地にしか攻撃できない。
- 強襲突破
- 「強襲突破」特性攻撃。
- 荷電粒子砲
- 尻尾先端に装備。直線型のMAP兵器。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 4Lまたは7
機体BGM
- 「いざなわれる侵略」
- SRWオリジナル曲。
関連機体
- KFD(キラー・フロム・ザ・ダーク)
- バトルストーリーに登場するバリエーション機。試作機の暴走事件の教訓から、オーガノイドシステムを制御するインターフェイスの装備で出力を落として扱いやすくした量産タイプ。戦闘力は試作機の70%程度とされる。扱いやすくなったものの、出力を落としたのが祟って「普通のゾイドより強い」程度の能力しか発揮できず、共和国のロブ基地を襲撃した部隊はライガーゼロを装備した閃光師団によって全滅している。元々は『コロコロコミック』誌上で開催された改造ゾイドコンテストの最優秀作品である。
- デススティンガーZS(ザルカスペシャル)
- ゾイド妄想戦記に登場する機体。ニカイドス島に住む科学者ザルカの手によってリミッターをつけられて運用されている。カラーリングはオリジナルと違い白とワインレッドとなっている。ゲーム『ゾイドインフィニティ』ではボス機体として登場した。
余談
- デススティンガーは小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』の一般公募で採用された「ブルーマリンスティンガー」という機体を原案としている。ちなみに応募された当該機は、「ヘリック共和国のゾイド」という設定だった。
- 2011年に開催された『キャラホビ2011』のコトブキヤのステージにおいて、千葉工業大学の生徒が制作した「実際に稼働する1/72サイズのデススティンガー型ロボット」が披露されている。
- 『ゾイド -ZOIDS-』準拠の為、1/72ながら全長は1mを超える巨体である。ちなみに、モルガも作成・披露されている。
- トミー(現タカラトミー)の公式ストーリーである「バトルストーリー」においては、古代遺跡から発掘された「真オーガノイド」を搭載したゾイドとして、ガイロス帝国によって開発されたという設定で登場するが、試作1号機はTV版以上のモンスターとなって暴走した末に破壊される。
- ゼンマイや電動による動作ギミックが特徴のゾイドシリーズの玩具だが、本機の当時品玩具は別売の有線コントローラーで「操縦」できるのが売りの一つであった。また、TVCMのキャッチコピー「勝つためには手段を選ばない!」も本機のイメージと相まって印象深い。