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2020年10月1日 (木) 22:36時点における版
エマ・ブロンソン | |
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外国語表記 | Emma BRONSON |
登場作品 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 |
声優 | ゆかな |
デザイン | 小野早香 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(マナ人類) |
性別 | 女 |
出身 | ローゼンブルム王国 |
髪色 | ライトグリーン |
髪型 | ロングヘアー |
瞳の色 | ブラウン |
所属 | アルゼナル |
役職 | ノーマ監察官 |
エマ・ブロンソンは『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の登場人物。
概要
ノーマ管理委員会から派遣された女性監察官。対ドラゴン機関「アルゼナル」の職員の中においてマナを使える唯一の人物。眼鏡を着用しているが、伊達眼鏡であるらしい(実際、フレームだけでレンズは付いていない)。
他の人間と同じくノーマに対する差別意識は有るが、ミスルギ皇国の国民と異なって憎悪したり理不尽な扱いをするような事は無い[1]。実際、ノーマであるアルゼナル総司令官ジルとの関係も良好である事から、差別意識としては「少し見下している」程度である[2]。
真面目で職務に忠実であるが故に規律に厳しく、常にノーマ達の動向に目を光らせているものの、移送されて早々問題行動を起こして周囲と対立する新人のアンジュに悩まされる事が多い。また、アルゼナルの上層部からの命令に翻弄される事も多い為、気苦労が絶えない。
上記のとおり厳しいイメージが強い一方、想定外の事に弱く、パニックに陥ると気絶する事が有る。また、優しい一面も有り、移送されたばかりでミスルギ皇国の状況が気になるアンジュの為に確認を取ったり、彼女の為に密航してきたモモカ・荻野目の事を心配している。
第11話でそれまで見たことの無い機動兵器、龍神器と大多数のドラゴン達のアルゼナル襲撃で初めてドラゴンを間近で見た事により恐慌状態に陥る。身の危機を感じた彼女は襲撃の後、おそらくアルゼナルを離れる為に通信を試みたが繋がらず(既にジュリオ率いる神聖ミスルギ皇国軍がアルゼナルに進軍して来ていた為)、イライラしていた所をドラゴン化したヴィヴィアンと最初に遭遇し、思考を読み取ってしまい気絶。第13話ではアルゼナルに進軍してきた神聖ミスルギ皇国軍に対して救援を求めるもあやうく殺されそうになってしまう等々…ハードな出来事が重なり精神的に不安定になっていった。
アルゼナル崩壊後、アウローラに身を寄せる事で命を拾うが、第18話で再登場した時には受けたショックの反動からか自暴自棄に陥り、酒浸りになっていた。服装や髪型も乱れていた上、なぜかペロリーナのぬいぐるみを抱えている等、序盤の厳格な姿は消え失せてしまっていた。終盤エンブリヲにより操られるもののサラマンディーネの機転により精神支配から解放される。治療中にリィザから世界の真実を聞かされた事とマナの力が使えなくなったこと契機に断酒。ラスト・リベルタスに参加する事となった。
エピローグではアルゼナルの面々やドラゴン達と共に、整備班の制服を着て地球の復興に勤しむ様子が描かれている。
登場作品と役柄
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。原作と異なり、エンブリヲの存在を知った事でショックを受けて酒浸りになる。
人間関係
- アンジュ
- アンジュの破天荒な行動に振り回されながらも、最終的には彼女の「ラスト・リベルタス」に同行する。
- ジル
- アルゼナル総司令。立場上彼女の傍にいる事が多い。第1話ではアンジュに対する「身体検査」に渋々ながらも協力する。
- 『V』では原作と異なり、第38話西暦世界ルート「歪む世界」で、酒浸りになりながらジルに対してリベルタスの決行を促す。
- マギー
- アルゼナルの軍医。神聖ミスルギ皇国のアルゼナル侵攻の際、状況を把握しきれず、兵士達の前に出て撃たれかけた所を彼女に助けられる。酒浸りになった時にも介抱されている。
- 最終話「時の彼方で」エンディングでは、彼女の病院建設の手伝いをしている。
- メイ
- アルゼナル第1中隊整備班長。次回予告のアイキャッチにマギーと彼女と共に登場。彼女もマギーの病院建設の作業をしている。
- モモカ・荻野目
- アルゼナルに侵入してきた彼女の身の上を心配する。
- モモカはアンジュの所有物という名目でアルゼナルに住めるようになったが、劇中世界の常識とは正反対の彼女の立場に憤りを感じており、同じマナ人類という事もあって気にかける事が多い。アウローラに乗ってから酒浸りになった頃には逆に心配される。
- サラマンディーネ
- エンブリヲに操られてしまい、そうとは知らないヒルダに撃たれかけた所を彼女に助けられる。
- リィザ・ランドッグ
- 中の人が同じ。アウローラの医務室で同時に隣り合わせのベッドで治療を受ける。彼女からノーマが迫害され、ドラゴンと戦わされるようになった経緯を説明される。
- 父親
- 第4話に登場。通信をしていたが、彼の声は無い。
- それ以後の出番は無く、世界の秩序が崩壊した後どうなったかは不明。娘であるエマは真なる地球に行ったので、その後は会う事は無くなってしまった。
- ミスティ・ローゼンブルム
- ローゼンブルム王国の姫。マーメイドフェスタの日にアルゼナルに来訪した彼女と会談し、アンジュの事を尋ねられる。
名(迷)台詞
- 「もう、心配性なんだからパパは…大丈夫よ。仕事も覚えたし、ノーマ達にも慣れたわ。私が眼を光らせている限り、変な事をするノーマなんて一匹たりとも…ん?」
「ブーーーッ!?」 - 第4話「ひとりぼっちの反逆」での父親との通信会話。仮にも人間であるノーマの事を「人」ではなく「匹」で数えているあたりが、エマの彼女達に対する差別意識の表れである。
- 通信を入れている最中、ボロボロの制服を着て堂々と歩いているアンジュを目撃し、思わず口に含んでいた紅茶を盛大に噴き出してしまう。モニター内の父親も思わず顔を抑えるあたり、何ともシュール。
- 「…ダメだこいつら」
- 第8話「ビキニ・エスケイプ」より。マーメイドフェスタの中、ミスティに引き合わせる為にアンジュを探すものの一向に見つからなかった。
- こうしてジル達に救援を求めるが、当の本人達はすでに水着に着替えており、休暇を満喫する気満々であった。棒読み気味の悲鳴を返された後、カーテンを閉めながら毒づいた一言である。
- 「イカ臭い……」
- 同上。同じくアンジュを探している最中、ヴィヴィアンとメイの居るイカ焼き屋台の前を通りがかった際の台詞。
- 余談だが、話の流れとしては全く必要の無い場面なので、「制作スタッフが女性声優に際どい台詞を言わせたかっただけ」と専らの評判である。
- 「わるいやつ…。しんじゃえー!!」
- 第11話「竜の歌」より。司令部に突っ込んできたドラゴンが咆哮を上げた直後、何かに取り憑かれたかの様に口走り銃を乱射し始める。
- 「マナを使える人間はドラゴンの声に容易く干渉されてしまう」という設定が実例として表れた場面はこれが二度目である[3]。ちなみに、エマはすぐさまジルによって当て身を食らわせられ、気絶させられた。
- 「エ、エマかんさつかんだぁぁぁ!」
- 第12話「右腕の過去」より。アルゼナル基地内でドラゴン化したヴィヴィアンに呼び掛けられ、前話同様、ドラゴンの思考を言葉にし、鸚鵡返しに上記の台詞を返して卒倒してしまう。
- 「助けて! 私ノーマじゃない!」
- 第13話「武器工廠、炎上」より。神聖ミスルギ皇国によって襲撃を受けるアルゼナル。医務室前でも銃撃戦が起こるが、混乱したエマは同じマナ人類である皇国軍に救援を求める。
- しかし、そんな願いも虚しく銃撃されてしまう。もしもマギーが引き止めなければ、エマは確実に射殺されていただろう…。
- 「あなたにあの人の何がわかるのよぉ~!」
- 第18話「決別の海」より。酒瓶片手に泥酔しながら再登場した時の第一声。ジルの動向をして「ガチ過ぎてちょっと引くわ」とごちたヒルダに対して。
- アンジュ「か、監察官…!?」
「エマさんでいいわよぉ、エマさんでぇ~」
アンジュ「っ酒臭…!?」
モモカ「この船に乗られてから、ずーっとこうなんです…」
「しょ~がないでしょぉ!? 殺されかけたのよ…私! 同じ…人間に…」
「なのに…なのにね? 司令ってばね…私をこの船に乗せてくれたのよ? 今までノーマにひどい事してきた私を…」
「あの人だけよぉ~! この世界で信じられるのは~! そう思うわよね。ペロリーナぁ~!」 - 同上。酒瓶となぜかペロリーナのぬいぐるみを抱え、へべれけ状態で身の上を明かすエマ。「同じ(マナが使用できる)人間に裏切られた」という事が相当ショックだった様子。
- ノーマであるジルに対して恩を感じ、これまでノーマに対して差別意識を持っていた事を悔い改めるあたり、エマはモモカと同じくマナ人類の中では良識的な感覚を持ち合わせる人物である事が分かる。
- 「それじゃ、只の操り人形じゃない! 私達!」
- 第22話「Necessary」より。エンブリヲの精神支配を逃れ、アウローラの医務室で共に治療を受けていたリィザが語る「マナとドラゴンとノーマの真実」を聞かされて。
- 直後、マナの力が使用不能となり「操り人形」ですら無くなったエマは、自らの意思で最後の戦いに赴く決意を固める。
- 「吞んでいる場合じゃないわ。私も、リベルタスに参加します…!」
「知ってしまったもの。人間とマナの真実を…!」 - 第23話「ゆがむ世界」より。アンジュ達の帰還に沸き立つアウローラの格納庫にて。モモカから「お酒、辞められたのですか?」と聞かれ、凛然とした態度で戦う意思を示す。