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*また、旧作では戦線に残った原因が、「'''ここで死んだら死んでいった者に顔向けできない'''」「'''男なら最後まで戦って戦って、多くの敵を倒して死ぬべき'''」という考えからになっていたが、本作ではその理由が戦後の現代にそぐわないからか、「'''最後の希望である沖田を無事に逃がすため'''」に変更されている。 | *また、旧作では戦線に残った原因が、「'''ここで死んだら死んでいった者に顔向けできない'''」「'''男なら最後まで戦って戦って、多くの敵を倒して死ぬべき'''」という考えからになっていたが、本作ではその理由が戦後の現代にそぐわないからか、「'''最後の希望である沖田を無事に逃がすため'''」に変更されている。 | ||
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2017年5月6日 (土) 18:46時点における版
古代守 | |
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外国語表記 | Mamoru Kodai |
登場作品 | 宇宙戦艦ヤマト2199 |
声優 | 宮本充 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 |
出身 | 日本・神奈川県 |
所属 | 国連統合軍 |
役職 | 第一艦隊所属駆逐艦「ユキカゼ」艦長 |
軍階級 | 三等宙佐 |
概要
第一艦隊所属駆逐艦「ユキカゼ」艦長で、古代進の兄。実はヤマトの戦術長候補として選ばれており、弟の進が代わりを務めている。
真田とは親友で、新見薫とはかつて付き合っており、一度は婚約もしていたが後に破局している。
西暦2199年1月に決行された「メ号作戦」に参加し、先遣艦を務める。ガミラス艦隊と交戦していた艦隊とは別行動を取っていた為、一度はガミラス艦隊との直接戦闘を回避していた。終盤に艦隊に合流して、沖田が指揮する旗艦「キリシマ」を救う。沖田から撤退するよう命令を受けるが、キリシマを敵の目から逸らす為に沖田の命令を無視し、あえてガミラス艦隊に突撃。飛び交う敵艦の砲撃によりユキカゼが撃墜されて、消息を絶った(表向きは戦死扱い)。
実は他の生存者と共にガミラスの捕虜として捕らえられており、生体サンプルとしてガミラス本星に護送される途中、守達を乗せた護送艦が故障し、偶然にもイスカンダルに不時着した。生存者は守だけだったが、彼も瀕死の重傷を負っており、そこでスターシャに助けられ看病を受ける。しかしスターシャの看病も空しく容態は回復せず、やがてイスカンダルに来るだろうヤマトと進へのメッセージを残して死亡する。
死亡した守の記憶はイスカンダルの科学力で保存され、コスモリバースシステムを起動させる為の「核」となる。ヤマトがコスモリバースシステムとして作り替えられたことで、実質ヤマトは守そのものとなっており、艦内で彼の幽霊が目撃されるようになる。
終盤、雪が死亡した事で悲しむ進の為に、自らの意志でコスモリバースシステムを起動して雪を蘇生させた。システムを起動させた事で守の意志は消滅を始めるが、最終的に守の代わりに沖田がシステムの「核」となり、コスモリバースシステムは再起動。最後は、真田と新見に別れを告げて守の意志は消滅した。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。弟との区別のため、愛称表記がフルネームそのままになっている。
人間関係
家族
- 古代進
- 弟。
- 古代剛、紀子、芳雄、真希
- 両親とおじ夫婦。
ヤマトのクルー
- 沖田十三
- メ号作戦では彼の艦を敵の目から逸らす為、捨て身で突撃を敢行した。
- 真田志郎
- 同期で親友。昔、彼に中原中也の詩をプレゼントした。
- 新見薫
- 宇宙防衛大学時代からの友人で、恋人同士だった。婚約もしていたが、メ号作戦の直前に破局している。
イスカンダル
- スターシャ・イスカンダル
- イスカンダルの女王。彼女の看病を受けるも、容態は回復しなかった。
- 実は彼女とは愛し合う仲になっており、スターシャが守との間に一子を得たと思わせる描写がある。
他作品との人間関係
バンプレストオリジナル
- 超文明ガーディム
- 『V』ではイスカンダルに居た際、何らかの形で彼等の事を知ったらしい。コスモリバースシステムで雪を蘇生させたのは、「愛」という概念を全く知らないガーディム(及びネバンリンナ)に対抗する為だった(と真田は推測している)。
名台詞
- 「このままでは艦隊は全滅です。そうなれば、地球を守る者がいなくなってしまいます!沖田さん、あなたはこんなところで死んではいけない人だ。地球は、あなたを必要としているんです!」
- 第1話にて。彼が沖田艦長をどれだけ信頼しているかがわかる台詞である。この言葉のあと、守は地球の最後の希望である沖田艦長を無事に逃がすため、敵艦隊に突撃をかける……。船乗りの唄を歌いながら突撃していくところが、切なさと哀愁が漂う。
余談
- 旧作では死亡せずイスカンダルで療養している設定になっており、スターシャとの間に娘も儲けている。
- また、旧作では戦線に残った原因が、「ここで死んだら死んでいった者に顔向けできない」「男なら最後まで戦って戦って、多くの敵を倒して死ぬべき」という考えからになっていたが、本作ではその理由が戦後の現代にそぐわないからか、「最後の希望である沖田を無事に逃がすため」に変更されている。
- なお、漫画版では両方の台詞が入っている。