「キュオン・フーリオン」の版間の差分
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2017年7月29日 (土) 00:28時点における版
キュオン・フーリオン | |
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登場作品 | |
声優 | 飯塚雅弓 |
デザイン | 浅川圭司 |
種族 | 悪魔族 |
性別 | 女 |
所属 | オルケストル・アーミー |
概要
魔女の出で立ちをした小柄な少女。しかしてその正体は、フォルミッドヘイムの特殊任務実行部隊「オルケストル・アーミー」の一員である。…が、精神年齢は見事に見た目通りであり、特殊部隊所属にも関わらず情報をぽろぽろ漏らす。その上、上司への報告書も適当。同部隊の性格が窺い知れる人選である(恐らくは戦闘能力最優先なのであろう)。
十年戦争の頃は後方の支援砲撃部隊に所属しており、終戦後の再編成でオルケストル・アーミーに加入…という経歴を持つ。この経歴が正しければ十年戦争の頃には既に兵士として戦っていたことになるので、実年齢は見た目に反して結構高いと思われる。事実、アレディの年齢が17歳だと知った際は「若造」と言っている。この辺りは錫華姫や小牟などと同様、人外の存在である故見た目と一致しないのであろう。
普段は同じく再編成組のヘンネと行動を共にすることが多いが、ヘンネの方が立場は上で、情報漏洩がバレた際には尻をはたかれているらしい。また、見た目と精神年齢の幼さ故、ハーケン達からはいいようにあしらわれたり、いたぶられたりすることが多い。また、それに毒づく形で数々の名言が飛び出しており、敵方の中では屈指の名言の宝庫でもある。それでいて、和解時にはハーケン達の人柄を認めていた事が分かり、散々罵倒された後だったためツッコミを受けた。また、ハーケン達との会話やアレディ達と戦闘になった件を見る限り、やや素直になれない面がある。一方で元敵の間柄でありながら、ネージュら妖精族のエンドレス・フロンティアへの帰還を我が事のように喜んでおり、根の人の善さも伺える。
戦闘スタイルは経歴からも明らかであるが、魔法による砲撃が主体。ビーム砲から竜巻・稲妻までなんでもござれの戦術砲機(箒)「ブロンテ・クラフト」を駆使して戦う。必殺技は同兵器の機能を最大限に発揮した一斉砲撃「ブロンテ・マジック」と全武装を立て続けに撃ち込みながら突撃する「ブロンテ・ソード」。アレディによれば、彼女の矢印のようなシッポは弱点らしい。
ちなみにオルケストル・アーミーは「ブレーメンの音楽隊」がモチーフになっており、彼女は犬である。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 役回りは概ね上述の通り。見た目は確かに幼いが、戦闘能力は普通に高いので要注意。初遭遇となるミラビリス城では予期しがたい場所で唐突に出会うことになるので、何の備えもしておらずやられてしまったプレイヤーも少なからずいるのではないだろうか。なお、敵サイドの女性キャラクターとしては唯一戦闘時のカットインで「揺れない」。
- また、第2戦では「キュオン親衛隊」なるザコ敵を引き連れて登場。どうやらフォルミッドヘイムでは彼女の親衛隊が組織されているらしい。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 今作では支援キャラとして仲間に。Prologue 01「修羅と、姫と」において、ジャイアント・マーカス号機関室、セーブポイント直前の瓦礫を破壊すると出現。戦闘後仲間になる。最も早く仲間になる支援キャラであり、支援の性能も上々。前作に引き続き、またもや予期し難い場所で唐突に登場した。お約束と化したようである。前作では出現場所の直前にセーブポイントがあったため突然の出現にもやり直しが効いたのだが、今回は「セーブポイントの直前にある破壊可能オブジェクトの中」と多くのプレイヤーが油断するであろう場所で出現する。そのため前作以上に準備不足で挑んだプレイヤーも多かっただろうが、前作と違って随伴する敵がいないため、そこまでは苦戦することはないだろう。…まぁ、一番最初のボスキャラなのでそこまで強くても困るが。
- 口の軽さも相変わらずで、前作では敵側の重要な情報を教えてくれる便利キャラだったが、今作ではこちらの情報を敵側に暴露してしまい、アレディに尻を叩かれてしまう場面も。一方、口の軽さと性格の幼さを除けば、これでもパーティ内で有栖零児やヘンネ・ヴァルキュリアと並んで数少ない常識人であり、会話ではボケとツッコミの両方を担う事になる。特に今回は零児もヘンネも仲間になるのが遅く、それまでは彼女が濃い性格をした他のキャラ達に一人で突っ込みをさせられている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
使用技
- ブロンテ・ブルーム
- クラフトで地面を掃き、推進エネルギーを巻き上げて相手を打ち上げる。技の終わりにクラフトが流れに乗って舞い上がり、戻ってきたところでキュオンが搭乗するが、たいていの場合ここからブロンテ・ソードに繋がる。
- ブロンテ・ブリザード
- クラフト先端部から冷気の渦を照射する。
- ブロンテ・サンダー
- 随伴するビットから電撃を放つ。
- ブロンテ・ソード
- 単体攻撃の最強技。支援攻撃としても使用。クラフトに乗ったままビットによる連撃をかけ、最後にクラフトを最高速で突撃させて〆。なお、以上の技名は全て『EXCEED』からつけられたものだが、前作でこれだけは台詞にある。
- ブロンテ・マジック
- 3人を対象とした複数攻撃。ブリザード⇒サンダー⇒ソードの順で繋いで敵4人を吹っ飛ばす。
精神コマンド
HPの減り具合によって「電瞬」「集中」「閃き」等を使い分けてくる。攻撃力自体はさほどでもないが、ほとんどの攻撃にバッドステータスが付加されているのが面倒。
特殊技能(支援効果)
詳細は下記記事を参照。
パイロットBGM
- 「ORCHESTRE ARMY」
- オルケストルアーミーの専用テーマ曲。初めてこの曲が流れるのが彼女との戦闘時なので、彼女の曲として認知しているプレイヤーも多いと思われる。
人間関係
- ヘンネ・ヴァルキュリア
- オルケストル・アーミーにおける同僚。特殊部隊兵士としての心構えは、もう少し彼女から学んだ方がよいのでは。
- エイゼル・グラナータ
- オルケストル・アーミーにおける上司。少なくとも報告書の書き方ぐらいは指導を行った方がよいと思われる。
- カッツェ・コトルノス
- オルケストル・アーミーにおける大先輩。『無限のフロンティア』では面識がなかったが、『無限のフロンティアEXCEED』ではエイゼルの命令でカッツェの元に赴いており、元サブリーダーの彼を「副長」と呼び慕っている。
- ハーケン・ブロウニング他
- 自身を苛める宿敵で、キュオン曰く「悪の帝国」。数度にわたり戦闘を行うことになるが、その都度敗北、いたぶられかかる。ちなみにハーケンを「自分がカッコいいと勘違いしているキザ生物」と酷評。
- アシェン・ブレイデル
- キュオン曰く「毒舌ロボット←むかつく」。本作中で最もインパクトのあるキャラクター呼称の一つ。『EXCEED』ではオルケストル・アーミーに出向中のアシェンを「見習い君」と呼んでいる。
- 楠舞神夜
- キュオン曰く「汚乳」「煩乳」など。多分に彼女のスタイルに対するコンプレックスが作用しているものと思われる。(対してキュオン自身はアシェンらから「洗濯板の小娘」と呼ばれる)。『EXCEED』では、彼女にお勧めの牛乳を尋ねる場面がある。この事から、神夜のスタイルには多少憧れがある模様。
- KOS-MOS
- キュオン曰く「邪神」。間接的な邪神ネタは作中に多数あるが、彼女は直接「邪神」呼ばわり(邪神の由来については元記事を参照)。
- ネージュ・ハウゼン
- キュオン曰く「ムダ出し」。妖精族の彼女とは元敵の間柄だが、遭遇時にはキュオンは10年戦争の真相を既に知っていたため、彼女の帰還を我が事のように大喜びして事情を知らないネージュを困惑させた。
- アレディ・ナアシュ
- キュオン曰く「バクハツチョンマゲ」。彼の性格に関しては「珍しく普通の良い人」と高評価。
- M.O.M.O.
- キュオン的には「キャラが被っている」らしく、M.O.M.O.が活躍するたびに危機感を抱く。
名台詞
- 「残念だけど、今はシークレットな任務の最中だから、キュオンの名前は教えてあげられないんだよね。」
- ミラビリス城で神夜に名前を尋ねられた際の返答。一人称が「自分の名前」なので思いっきり名前を名乗ってしまっている。自身の残念な頭の出来をアピールしてしまう台詞。
- 「え……!?こ、心を読まれた!?キミ…エ、エスパーロボ!?」
- 同じくミラビリス城で、アシェンから名乗っていないはず(と思い込んでいる)の名前で呼ばれた際の反応。それに対してアシェンは「はい」と大変あつかましい返事をする。
- 「ばかーーーっ!!!キモキザ!煩乳!マグロ!快腹!邪神!悪趣味!腐女狐~~~!」
- バレリアネア塔での最終決戦に敗れたときの台詞。それぞれハーケン、神夜、アシェン、錫華、KOS-MOS、零児、小牟に対する罵倒。
- 「か……帰って……きたんだね!」
「か、帰ってきたんだ……!あの戦争のあと、行方不明になった妖精族の人たちが!」
「世界が融合して……妖精族の人たちが帰ってきた!よかった……よかったよ!」 - 『EXCEED』にてネージュ達と一戦交えた後に彼女の正体を知った際の発言。キュオンの根の良い子っぷりが伺える台詞である。
余談
『無限のフロンティア』企画時の名称はカッツェ・ブロンテクラフトという名称だった[1]が、他キャラと名前を入れ替えたとのこと。
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- ↑ 2017年3月10日配信の『生スパロボチャンネル』にて公開された企画書にて判明。