「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の版間の差分
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TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だった[[EVA初号機]]が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆に[[EVA弐号機]]は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。[[EVA零号機]]はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と[[修理]]を持ちサポート役として活躍することになる。 | TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だった[[EVA初号機]]が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆に[[EVA弐号機]]は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。[[EVA零号機]]はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と[[修理]]を持ちサポート役として活躍することになる。 | ||
− | + | 登場人物やストーリーの方面では、難解な世界観や用語の説明が不十分、なおかつ現時点では未完結ゆえか、スタッフが扱いに困っている様子がうかがえる。この点は[[真希波・マリ・イラストリアス]]や[[アヤナミレイ (仮称)]]など新劇場版が初出となるキャラクターの扱いの悪さや、『第3次Z』([[Zシリーズ]])の[[世界観/Zシリーズ|世界観]]をもってしても『Q』が再現されなかったことに現れている。一方『Q』公開前に参戦した『L』では、EVAパイロットたちが原作以上に成長し、他作品とのクロスオーバーが積極的に取り入れられるなど扱いは決して悪くはない。むしろ、『Q』が公開された現在となっては、'''途中で終わらせた事で「[[渚カヲル|彼らがようやく幸せに]]」なれたのは皮肉としか言い様がないだろう'''。 | |
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2016年8月30日 (火) 23:24時点における版
以下の3作までが公開されている。詳細は各リンク先参照。
作品名 | 上映開始日 |
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE. |
2007年9月1日 |
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE. |
2009年6月27日 |
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO. |
2012年11月17日 |
シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll EVANGELION:3.0+1.0 |
公開時期未定 |
概要
テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のストーリーを庵野秀明監督が自ら再構築した劇場用作品。一部の設定やデザインが変更され、新しいキャラクターやエヴァンゲリオンが登場する。タイトルから「新世紀」が外されているが、これは既に「新世紀」(21世紀)に入ったためとの事。通称は『新劇』『新訳』であり、旧劇場版とは区別されている。また、庵野監督の意向もあってTV版・旧劇場版は『旧世紀版』とも呼称される。『序』『破』『Q(急)』とは雅楽の演奏に由来する言葉であり、起承転結と同じような意味で用いられる物語の構成方法である。
地上波においては、放送権を持つと見られる日本テレビから『金曜ロードショー』枠で放映されている。この放映ではシーンの一部がカットされる等、公開版やビデオソフト版と異なった編集がされ、タイトルには「TV版」と付いている。
『破』は興行成績40億円、『Q』は興行収入52.6億円と、ロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録をマークしている作品である。また、DVD・BDソフトも同様の記録を樹立しており、『序』は60万枚、『破』は80万枚を超えるセールスを達成している。
スパロボシリーズにおいて
初参戦の『スーパーロボット大戦L』では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』名義で『序』と『破』がまとめられて表記されたが、次に参戦した『スーパーロボット大戦モバイル』以降は個別に表記されるようになっている。
TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『第3次スーパーロボット大戦Z』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だったEVA初号機が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆にEVA弐号機は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。EVA零号機はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と修理を持ちサポート役として活躍することになる。
登場人物やストーリーの方面では、難解な世界観や用語の説明が不十分、なおかつ現時点では未完結ゆえか、スタッフが扱いに困っている様子がうかがえる。この点は真希波・マリ・イラストリアスやアヤナミレイ (仮称)など新劇場版が初出となるキャラクターの扱いの悪さや、『第3次Z』(Zシリーズ)の世界観をもってしても『Q』が再現されなかったことに現れている。一方『Q』公開前に参戦した『L』では、EVAパイロットたちが原作以上に成長し、他作品とのクロスオーバーが積極的に取り入れられるなど扱いは決して悪くはない。むしろ、『Q』が公開された現在となっては、途中で終わらせた事で「彼らがようやく幸せに」なれたのは皮肉としか言い様がないだろう。