「邪竜族」の版間の差分
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2016年2月22日 (月) 15:03時点における版
邪竜族(The whole families of a wicked dragon)
『覇王大系リューナイト』における敵勢力。
アースティアとはまた別の世界に住む種族。主に巨大な直立・武装した竜の姿の下級種(通称「邪竜兵」)と、ドゥームを駆る人間型(竜タイプの亜人)の上位種に分けられ、共に人間と同等以上の知能を持つ。
邪竜兵は生身でありながらクラスチェンジしてないリューでは束になっても敵わないほどの実力を持つ。また、高位の邪竜族はドゥームと呼ばれる強力なロボットを操る。ドゥームもまた、リューの性能を遥かに凌ぐ。
彼らの住む世界は邪神が創造したもので、邪神の折れた剣から生じた大地であるとされる。その生活環境はかなりひどく、大地は荒れ果てており、緑豊かなアースティアを狙う。ただしアースティアは『ミスティックシールド』とよばれる結界によって守られており、結界を突破しての侵攻はリスクが多すぎる為に、千年に一度のミスティックシールドが弱体化する時期を狙って侵攻を行う。
基本的には力により上下関係が決まり、強い者が上に立つ。しかし仲間の死を嘆いたり恋愛感情や男女観など人間族とあまり変わらない部分も持っている。故郷の環境がひどいのに結構な長命種族であるようだ(上位邪竜族に限られるのかも知れないが)。
侵攻の目的はアースティアの滅亡ではなく侵略であるので、自然を傷つけない戦い方をする邪竜族も居る。
技術レベルはアースティア側よりも格段に高く、ドゥームや飛行戦艦を量産したり、邪竜兵にビームライフルや飛行用のバックパックを支給できるなど、地球でいうところの中世~近代レベルのアースティアよりも数世代先の水準にある。
余談であるが、本編終了後の外伝では邪竜族よりさらに強い魔族(ちなみに漫画版では魔族の中でも最強なのが邪竜族であり、真逆)を相手に、アデュー一行と呉越同舟したことも。
なお原作者の伊東岳彦は「ファンタジー世界にゲッターロボの恐竜帝国のような存在を持ち込んだら面白いのではないか」と考えて邪竜族を考案したと語っている。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 中盤に差し掛かる頃から登場。
勇者ラムネスとの戦いでダメージを負った妖神ゴブーリキが、再生の為に大気中のミスト・ルーンを大量に吸収し、その結果ミスティックシールドが弱体化したことで大量に降下を成功させる。
邪竜兵は原作同様に強力な戦闘能力を誇り、他の勢力の一般兵とは一線を画した戦力を持っていると言える。しかしそれよりも強力なはずのドゥームは、飛行している事が多く、新ゲッター3などの対空攻撃の餌食となるので、ある意味一般兵以上に戦いやすい相手となっている。
なお本作のオリジナルキャラキャオス・レールは邪竜族の侵攻が近いことを知っており、それに対抗するために戦力増強を急いでいた。 - スーパーロボット大戦Operation Extend
- TV版原作終了設定ではあるが、CDドラマ版であった展開ではなくスパロボオリジナル設定となっている。そのため魔族は登場せず、邪竜族も邪竜兵のみであり、高位邪竜兵は一切登場していない。
関連人物
- 皇帝
- 邪竜族の支配者。自ら前線に赴きアースティアの支配とリューの全滅の為に指揮を取る。
- リゲル
- 高位の邪竜族。リュー及びリュー使いを排除するために送り込まれた先遣隊。
- アドリア
- リゲルの部下。
- イドロ
- 千年前の戦いでアースティアに取り残された邪竜族。千年後の邪竜族再侵攻に備えて暗躍していた。
- ガルデン
- 邪竜族の血を引く。OEではアースティアに感化された彼の部下となっている。
- 邪竜兵
- 邪竜族の下級兵士。