「プレセア」の版間の差分

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:サポーター要員としてのみ登場。終盤に挑めるサイドミッション「闇からの招待状」で追加される。
 
:サポーター要員としてのみ登場。終盤に挑めるサイドミッション「闇からの招待状」で追加される。
:'''本編では全く登場しない'''ため、[[キャラクター事典]]には登録されない。
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:本作でも生存したと思われるが、'''本編では全く登場しない'''ため、[[キャラクター事典]]には登録されない。
  
 
== ステータス ==
 
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;「子供でも容赦するわけにはいかないわ。あたしの大事な書斎を滅茶苦茶にしたからには、お口がどこまで広がるか引っぱってやろうかしら!」<br />「それとも3人一緒に釜茹でにしようかしら!」
 
;「子供でも容赦するわけにはいかないわ。あたしの大事な書斎を滅茶苦茶にしたからには、お口がどこまで広がるか引っぱってやろうかしら!」<br />「それとも3人一緒に釜茹でにしようかしら!」
 
:同上。モコナではなく光達が檻に入っているのを見て、標的を変える。なお前半のイメージ図では海が被害者になっている。
 
:同上。モコナではなく光達が檻に入っているのを見て、標的を変える。なお前半のイメージ図では海が被害者になっている。
:なお、原作では海と風が自分達ではないと弁明するも、「侵入者である事に変わりはないもの」と聞き入れられなかった。
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:なお、原作では海と風が自分達ではないと弁明するも、「侵入者である事に変わりはないもの」と聞き入れなかった。
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*名前の由来は日産自動車が1990年から2000年まで販売していた「日産・プレセア」から。
 
*名前の由来は日産自動車が1990年から2000年まで販売していた「日産・プレセア」から。
*よく「原作で死亡したキャラがアニメでは生きている(或いは原作より長生きする)」事が多い中「原作で生きているにも拘らずアニメで死亡した」珍しいケースである。
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*よく「原作で死亡したキャラがアニメでは生きている(或いは原作より長生きする)」ことが多い中「原作で生きているにも拘らずアニメで死亡した」珍しいケースである。
**この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談で「辛かった<ref>正確には「辛かった?」の問いに「はい」と答えている。</ref>」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」「私の力不足」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かった様である。
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**この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談(『魔法騎士レイアース 脚本集・1』収録)で「辛かった<ref>正確には「辛かった?」の問いに「はい」と答えている。</ref>」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かったようである。
***監督の発言にもある様に脚本を担当したまるおけいこ氏が他のスタッフに相談せず独断で押し通した事が示唆されており、責任を取らされたのかは不明だがまるお氏は脚本を下ろされ業界から姿を消している。
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***監督の発言にもあるように脚本を担当したまるおけいこ氏が他のスタッフに相談せず独断で押し通したことが示唆されており、責任を取らされたのかは不明だがまるお氏は脚本を下ろされ業界から姿を消している。
***原作では、武器を作ったあとに疲労困憊になって、魔法騎士たちと再開の約束をして別れた直後に崩れ落ちるという描写がある。これはあくまで「プレセアがすごい頑張った」というだけの描写だったのだが、まるお氏が「原作でのプレセアはここで死んだ」と強引に拡大解釈したという説が有力。そしてアニメの方ではプレセアの死をもっとドラマチックに描こうとして、モンスターに殺されたという描写を入れたのではということである。
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***原作では、武器を作ったあとに疲労困憊になって、魔法騎士たちと再開の約束をして別れた直後に崩れ落ちるという描写がある。これはあくまで「プレセアがすごく頑張った」というだけの描写だったのだが、まるお氏が「原作でのプレセアはここで死んだ」と強引に拡大解釈したという説が有力。そしてアニメの方ではプレセアの死をもっとドラマチックに描こうとして、モンスターに殺されたという描写を入れたのではということである。
***また当初はアニメ版では第一部で完結する予定だったため、プレセアが再登場する第二部はアニメでは描かないから死んでも問題ないという判断もあったのかも知れない。
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***またアニメ版は第一部で完結する予定だったという説があり、本当だとすればプレセアが再登場する第二部はアニメでは描かないから死んでも問題ないという判断もあったのかも知れない。
 
****結局、アニメでも第二部が描かれることになったため、つじつまを合わせるためにプレセアの'''双子の妹'''であるシエラをアニメオリジナルキャラクターとして登場させ、彼女に原作でのプレセアの立ち位置を担わせることになった。シエラもまた創士であり、プレセアと同じくクレフに思いを寄せている。
 
****結局、アニメでも第二部が描かれることになったため、つじつまを合わせるためにプレセアの'''双子の妹'''であるシエラをアニメオリジナルキャラクターとして登場させ、彼女に原作でのプレセアの立ち位置を担わせることになった。シエラもまた創士であり、プレセアと同じくクレフに思いを寄せている。
****このシエラの登場経緯は少し複雑で、アニメ第二部の序盤ではシエラはプレセアのフリをして登場する。死んだはずのプレセアが生きている理由については「[[エメロード]]が死ぬ直前に戦いの犠牲者が蘇る事を望み、プレセアも復活した」とされていた。セフィーロの柱の設定からすればそれなりに納得のできる理由だったにも関わらず、その後に「彼女はプレセアの双子の片割れで、プレセアが生き返ったように演じている」「柱でも死者を蘇らせる事は不可能であり、彼女はウソをついている」との秘密が明かされた。彼女がプレセアの振りをしているのは悪意からではなく、「双子の自分が[[魔法騎士]]たちの前に現れたら、彼女たちはプレセアが死んだことに責任を感じてしまうかもしれない」と危惧して、'''プレセアが生き返ったという優しい嘘をついた'''という、回りくどすぎる理由からであった<ref>ただし、実際に作中では魔法騎士たちが倒した[[ザガート]]の弟である[[ランティス]]に対し、[[獅堂光|光]]は強い罪悪感を抱いてメンタルをやられかけていたので、シエラの優しい嘘はそこまで見当違いではないようにも描写されている。ちなみにプレセアが生き返ったわけではないという真実は魔法騎士たちには最後まで知ることはなかった。</ref>。
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****このシエラの登場経緯は少し複雑で、アニメ第二部の序盤ではシエラはプレセアのフリをして登場する。死んだはずのプレセアが生きている理由については「[[エメロード]]が死ぬ直前に戦いの犠牲者が蘇る事を望み、プレセアも復活した」とされていた。セフィーロの柱の設定からすればそれなりに納得のできる理由だったにも関わらず、その後に「彼女はプレセアの双子の片割れで、プレセアが生き返ったように演じている」「柱でも死者を蘇らせることは不可能であり、彼女はウソをついている」との秘密が明かされた。彼女がプレセアの振りをしているのは悪意からではなく、「双子の自分が[[魔法騎士]]たちの前に現れたら、彼女たちはプレセアが死んだことに責任を感じてしまうかもしれない」と危惧して、'''プレセアが生き返ったという優しい嘘をついた'''という、回りくどすぎる理由からであった<ref>ただし、実際に作中では魔法騎士たちが倒した[[ザガート]]の弟である[[ランティス]]に対し、[[獅堂光|光]]は強い罪悪感を抱いてメンタルをやられかけていたので、シエラの優しい嘘はそこまで見当違いではないようにも描写されている。ちなみにプレセアが生き返ったわけではないという真実は魔法騎士たちには最後まで知ることはなかった。</ref>。
*****シエラが嘘をついていた件については、原作者のCLAMPが一度死亡したキャラの復活に否定的であり、最初はスタッフとの話し合いでプレセア本人が復活したということにしていたが、やはり死んだ者は生き返らないとの考えの下に変更されたのではないかと言われている<ref>上記の監督との対談でも「軌道修正が必要なほど話が明後日の方向へ行ってしまった」「(その他、設定変更などで)原作者に相談しないと駄目なレベル」と述べられており、相当の混乱があった事が窺える。</ref>。
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*****シエラが嘘をついていた件については、原作者のCLAMPが一度死亡したキャラの復活に否定的であり、最初はスタッフとの話し合いでプレセア本人が復活したということにしていたが、やはり死んだ者は生き返らないとの考えの下に変更されたのではないかと言われている。
*****余談だが、上記の設定の変更が影響したのか、第二章のプレセアが別人と判明した後もシエラ個人の名前も中々明かされず、第36話の[[次回予告]]にて「問い合わせがたくさんあった私の本当の名前だけど、最終回まで見てくれたらわかるわよ」と自虐じみた予告が存在した(実際に最終回の[[アルシオーネ]]との会話で判明)。
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*****余談だが、上記の設定の変更が影響したのか、第二章のプレセアが別人と判明した後もシエラ個人の名前も中々明かされず、第36話の[[次回予告]]にて「問い合わせがたくさんあった私の本当の名前だけど、最終回まで見てくれたらわかるわよ」と自虐じみた予告をしていた(実際に最終回の[[アルシオーネ]]との会話で判明)。
***この一件はCLAMPのターニングポイントとなっており、自作品のメディア化の際は原作者が製作サイドに参加し妥協しなくなった原因と言われている<ref>実際、前述の監督との対談でも、大川氏は「(アニメ化の)お話を頂いた時、最初は全てお任せするつもりだった(制作に参加するつもりは無かった)」と述べており、遠回しではあるものの、この一件が原因であると明言している。</ref>(嘗てレイアースのスパロボ参戦が不可能だと言われていた理由でもある)。
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***この一件はCLAMPのターニングポイントとなっており、自作品のメディア化の際は原作者が製作サイドに参加し妥協しなくなった原因と言われている<ref>実際、前述の監督との対談でも、大川氏は「アニメは全部お任せのつもりだった(制作に参加するつもりはなかった)」と述べており、この一件が原因であることを示唆している。</ref>(かつてレイアースのスパロボ参戦が不可能だと言われていた理由でもある)。
**ファンから評判も良くない為か、レイアースのゲーム化の際は(スパロボも含めて)原作通り死亡する事なく生き延びていることが多い(アニメ以上に殺りすぎと悪名高いセガサターン版でさえ生き残っている)。
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**ファンから評判も良くないためか、『レイアース』のゲーム化の際は(スパロボも含めて)原作通り死亡せず生き延びていることが多い(アニメ以上に殺りすぎと悪名高いセガサターン版でさえ生き残っている)。
**同じ境遇に[[イーグル・ビジョン|イーグル]]がいるが、こちらは「不治の病に蝕まれており」「戦場で散る事を望んでいる(生きる事を諦めている)」事と、原作でも「回復傾向にはあるが、2年間昏睡状態から覚めていない」事からプレセアほど騒がれる事は無かった<ref>アニメでイーグルが死ぬ回については原作者自身が脚本を担当した事も大きい。</ref>。
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**同じ境遇に[[イーグル・ビジョン|イーグル]]がいるが、こちらは「不治の病に蝕まれており」「戦場で散ることを望んでいる(生きることを諦めている)」ことと、原作でも「回復傾向にはあるが、2年間昏睡状態から覚めていない」ことからプレセアほど騒がれる事は無かった<ref>アニメでイーグルが死ぬ回については原作者自身が脚本を担当したことも大きい。</ref>。
 
*沈黙の森と言われる魔法が使えない空間を拠点にしている事から、「'''過去、創師が敵対勢力に襲撃(或いは抹殺)された'''」事があり、沈黙の森に隠れ住んでいるのは身を守るためだと推測される(アニメ版で、その危惧は的中している)。
 
*沈黙の森と言われる魔法が使えない空間を拠点にしている事から、「'''過去、創師が敵対勢力に襲撃(或いは抹殺)された'''」事があり、沈黙の森に隠れ住んでいるのは身を守るためだと推測される(アニメ版で、その危惧は的中している)。
**また、魔法騎士の伝説も関係者であるにも関わらず「異世界より、伝説の魔法騎士が召喚され魔神を纏い戦う」と中途半端にしか教えられておらず、第二章で光達とプレセアが再会した際に「伝説は知っていたけど、(柱抹殺の)真実が隠されていたとは知らなかった」と発言しショックを受けていた事から、過去に「'''自ら制作した武器が柱の抹殺に使われる真実を知った創師が、協力を拒否(逃亡や最悪自殺)したり、魔法騎士や支援組織(クレフ達)と対立した'''」事があり、意図的に知らせていなかったものと思われる。
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**また、魔法騎士の伝説も関係者であるにも関わらず「異世界より、伝説の魔法騎士が召喚され魔神を纏い戦う」と中途半端にしか教えられておらず、第二章で光達とプレセアが再会した際に「伝説は知っていたけど、(柱抹殺の)真実が隠されていたとは知らなかった」と発言しショックを受けていたことから、過去に「'''自ら制作した武器が柱の抹殺に使われる真実を知った創師が、協力を拒否(逃亡や最悪自殺)したり、魔法騎士や支援組織(クレフたち)と対立した'''」ことがあり、意図的に知らせていなかったものと思われる。
 
*原作では[[プリメーラ]]程ではないが、スカートがフワっとなってるシーンがあり中身が見えている。ただし、此方は稀である。
 
*原作では[[プリメーラ]]程ではないが、スカートがフワっとなってるシーンがあり中身が見えている。ただし、此方は稀である。
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*セガサターン版においてはある条件を満たすと彼女の恥ずかしい秘密の写真を入手できる。
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**なお最後に入手できる写真を見るに、プレセアはモコナとは幼少のころから一緒に暮らしているらしい。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年1月5日 (金) 13:37時点における最新版

プレセア
外国語表記 Presea
登場作品 魔法騎士レイアース
声優 篠原恵美
デザイン CLAMP(原案)
石田敦子(TVアニメ)
初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 サポーター
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プロフィール
種族 セフィーロ人
性別
髪色 明るめの茶色
髪型 ポニーテール
瞳の色 茶色
役職 創師
趣味 折檻
好きな物 ブイ・テック(セフィーロの食べ物)
嫌いな物 ちらかった部屋
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プレセアは『魔法騎士レイアース』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

異世界のセフィーロで最高位の創師(武器職人)。沈黙の森にある家でモコナと共に暮らしている。趣味は折檻であり、人の話を聞かず、自分だけの想像の世界で遊ぶくせがある。それなりに剣の心得もあるようで、第2話では家に侵入した魔物を一度は倒している(その後すぐに再生されてしまったが)。

セフィーロで唯一成長する武器が作れるという鉱物の「エスクード」を使い、魔法騎士の獅堂光龍咲海鳳凰寺風の3人に武器を創るが、制作の際に魔物の襲撃を受け、武器の完成直後に死亡する。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
初登場作品。今作ではエスクードの剣を予め用意してくれている。
また、光達がエスクードの剣を入手する前にアスコット達と和解したことにより、原作漫画と同様に生存している。その為、アニメのみに登場する双子の妹シエラは出てこない。
エキスパンション・シナリオでは、第11話限定のサポーター「クレフ&セフィーロの仲間達」として登録される。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
サポーター要員としてのみ登場。終盤に挑めるサイドミッション「闇からの招待状」で追加される。
本作でも生存したと思われるが、本編では全く登場しないため、キャラクター事典には登録されない。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポーターコマンド[編集 | ソースを編集]

名称 作品 名義 S-SP 使用時 パッシブ
セフィーロの希望 T クレフ&セフィーロの仲間達[1] 60 全味方ユニットのSPを50回復 -
30 60 全味方ユニットのSPを30回復 味方パイロットの技量+10

人間関係[編集 | ソースを編集]

獅堂光龍咲海鳳凰寺風
セフィーロに召喚された彼女達の武器を作成する。
クレフ
彼からモコナを預けられる。密かに想いを寄せているが気づかれていない。
モコナ
度々、書斎を荒らすらしく、折檻を行おうとしていた。
シエラ
双子の妹。アニメで死亡するプレセアの代替として登場する、アニメオリジナルキャラクター。プレセアとは違い、新たに武器を作ることはできない。姉と同じくクレフに想いを寄せている。SRW未登場。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「さあ、どんな折檻してやろうかしら? お耳がどこまで伸びるか引っぱってやろうかしら!」
「それとも逆さまにして家の扉に吊るしておこうかしら!!」
第2話より。自分の仕掛けた罠が作動し、高笑いした後、どんな折檻をするかを考える。想像の世界では当然3頭身。
「子供でも容赦するわけにはいかないわ。あたしの大事な書斎を滅茶苦茶にしたからには、お口がどこまで広がるか引っぱってやろうかしら!」
「それとも3人一緒に釜茹でにしようかしら!」
同上。モコナではなく光達が檻に入っているのを見て、標的を変える。なお前半のイメージ図では海が被害者になっている。
なお、原作では海と風が自分達ではないと弁明するも、「侵入者である事に変わりはないもの」と聞き入れなかった。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来は日産自動車が1990年から2000年まで販売していた「日産・プレセア」から。
  • よく「原作で死亡したキャラがアニメでは生きている(或いは原作より長生きする)」ことが多い中「原作で生きているにも拘らずアニメで死亡した」珍しいケースである。
    • この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談(『魔法騎士レイアース 脚本集・1』収録)で「辛かった[2]」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かったようである。
      • 監督の発言にもあるように脚本を担当したまるおけいこ氏が他のスタッフに相談せず独断で押し通したことが示唆されており、責任を取らされたのかは不明だがまるお氏は脚本を下ろされ業界から姿を消している。
      • 原作では、武器を作ったあとに疲労困憊になって、魔法騎士たちと再開の約束をして別れた直後に崩れ落ちるという描写がある。これはあくまで「プレセアがすごく頑張った」というだけの描写だったのだが、まるお氏が「原作でのプレセアはここで死んだ」と強引に拡大解釈したという説が有力。そしてアニメの方ではプレセアの死をもっとドラマチックに描こうとして、モンスターに殺されたという描写を入れたのではということである。
      • またアニメ版は第一部で完結する予定だったという説があり、本当だとすればプレセアが再登場する第二部はアニメでは描かないから死んでも問題ないという判断もあったのかも知れない。
        • 結局、アニメでも第二部が描かれることになったため、つじつまを合わせるためにプレセアの双子の妹であるシエラをアニメオリジナルキャラクターとして登場させ、彼女に原作でのプレセアの立ち位置を担わせることになった。シエラもまた創士であり、プレセアと同じくクレフに思いを寄せている。
        • このシエラの登場経緯は少し複雑で、アニメ第二部の序盤ではシエラはプレセアのフリをして登場する。死んだはずのプレセアが生きている理由については「エメロードが死ぬ直前に戦いの犠牲者が蘇る事を望み、プレセアも復活した」とされていた。セフィーロの柱の設定からすればそれなりに納得のできる理由だったにも関わらず、その後に「彼女はプレセアの双子の片割れで、プレセアが生き返ったように演じている」「柱でも死者を蘇らせることは不可能であり、彼女はウソをついている」との秘密が明かされた。彼女がプレセアの振りをしているのは悪意からではなく、「双子の自分が魔法騎士たちの前に現れたら、彼女たちはプレセアが死んだことに責任を感じてしまうかもしれない」と危惧して、プレセアが生き返ったという優しい嘘をついたという、回りくどすぎる理由からであった[3]
          • シエラが嘘をついていた件については、原作者のCLAMPが一度死亡したキャラの復活に否定的であり、最初はスタッフとの話し合いでプレセア本人が復活したということにしていたが、やはり死んだ者は生き返らないとの考えの下に変更されたのではないかと言われている。
          • 余談だが、上記の設定の変更が影響したのか、第二章のプレセアが別人と判明した後もシエラ個人の名前も中々明かされず、第36話の次回予告にて「問い合わせがたくさんあった私の本当の名前だけど、最終回まで見てくれたらわかるわよ」と自虐じみた予告をしていた(実際に最終回のアルシオーネとの会話で判明)。
      • この一件はCLAMPのターニングポイントとなっており、自作品のメディア化の際は原作者が製作サイドに参加し妥協しなくなった原因と言われている[4](かつてレイアースのスパロボ参戦が不可能だと言われていた理由でもある)。
    • ファンから評判も良くないためか、『レイアース』のゲーム化の際は(スパロボも含めて)原作通り死亡せず生き延びていることが多い(アニメ以上に殺りすぎと悪名高いセガサターン版でさえ生き残っている)。
    • 同じ境遇にイーグルがいるが、こちらは「不治の病に蝕まれており」「戦場で散ることを望んでいる(生きることを諦めている)」ことと、原作でも「回復傾向にはあるが、2年間昏睡状態から覚めていない」ことからプレセアほど騒がれる事は無かった[5]
  • 沈黙の森と言われる魔法が使えない空間を拠点にしている事から、「過去、創師が敵対勢力に襲撃(或いは抹殺)された」事があり、沈黙の森に隠れ住んでいるのは身を守るためだと推測される(アニメ版で、その危惧は的中している)。
    • また、魔法騎士の伝説も関係者であるにも関わらず「異世界より、伝説の魔法騎士が召喚され魔神を纏い戦う」と中途半端にしか教えられておらず、第二章で光達とプレセアが再会した際に「伝説は知っていたけど、(柱抹殺の)真実が隠されていたとは知らなかった」と発言しショックを受けていたことから、過去に「自ら制作した武器が柱の抹殺に使われる真実を知った創師が、協力を拒否(逃亡や最悪自殺)したり、魔法騎士や支援組織(クレフたち)と対立した」ことがあり、意図的に知らせていなかったものと思われる。
  • 原作ではプリメーラ程ではないが、スカートがフワっとなってるシーンがあり中身が見えている。ただし、此方は稀である。
  • セガサターン版においてはある条件を満たすと彼女の恥ずかしい秘密の写真を入手できる。
    • なお最後に入手できる写真を見るに、プレセアはモコナとは幼少のころから一緒に暮らしているらしい。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. プレセア・フェリオアスコットカルディナラファーガの五名。
  2. 正確には「辛かった?」の問いに「はい」と答えている。
  3. ただし、実際に作中では魔法騎士たちが倒したザガートの弟であるランティスに対し、は強い罪悪感を抱いてメンタルをやられかけていたので、シエラの優しい嘘はそこまで見当違いではないようにも描写されている。ちなみにプレセアが生き返ったわけではないという真実は魔法騎士たちには最後まで知ることはなかった。
  4. 実際、前述の監督との対談でも、大川氏は「アニメは全部お任せのつもりだった(制作に参加するつもりはなかった)」と述べており、この一件が原因であることを示唆している。
  5. アニメでイーグルが死ぬ回については原作者自身が脚本を担当したことも大きい。