「大河新次郎」の版間の差分
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:DLCを導入した際に追加されるサイドミッション「摩天楼のサムライふたり」でジェミニと共に参戦する。 | :DLCを導入した際に追加されるサイドミッション「摩天楼のサムライふたり」でジェミニと共に参戦する。 | ||
− | : | + | :大神と同じスキルとエースボーナスを持つ、攻撃と味方の補助の両方をこなせる優秀なキャラクター。運用方法も大神とほぼ同じと考えて問題ないが、精神コマンドに回避系がなくダメージ上昇系も勇気のみと、攻防にやや不安が残る。 |
− | : | + | :大河版の「[[隊長コマンド]]」にはデバフ効果が一切ないため、適当に使っただけでも確実に味方ユニットが強化されるのはかなり魅力的。行動を消費してしまうデメリットはあるが、上述の精神コマンドの悩みを抱える大河に担ってもらう方がいいだろう。 |
+ | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「格闘アップ」。 | ||
+ | :今回は「『サクラ大戦』シリーズ」という名義での参戦のためか、大ボス級キャラとの[[戦闘前会話]]はもう1人の主人公である大神に集約される形となっている。 | ||
:ファンの間では「新次郎」と呼ぶ方が定着しているのだが(余談を参照)、大神に合わせた為か登録愛称は「大河」となっている。 | :ファンの間では「新次郎」と呼ぶ方が定着しているのだが(余談を参照)、大神に合わせた為か登録愛称は「大河」となっている。 | ||
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:必要とされていない事を知らされながらも腐らなかった姿勢。公演前に起こったトラブルの責任を負い事態解決に導いた資質。大河にサムシング・エルスを感じ彼の出撃を許可したラチェットは、その諦めない心の強さをまざまざと見せつけられる。戦線離脱に伴い、自身の霊力低下に期する所があったラチェットは大河に星組の指揮権を委譲する。 | :必要とされていない事を知らされながらも腐らなかった姿勢。公演前に起こったトラブルの責任を負い事態解決に導いた資質。大河にサムシング・エルスを感じ彼の出撃を許可したラチェットは、その諦めない心の強さをまざまざと見せつけられる。戦線離脱に伴い、自身の霊力低下に期する所があったラチェットは大河に星組の指揮権を委譲する。 | ||
;「ぼくたち全員の想いを込めた、一夜限りのクリスマス公演。」<br/>「ステージには立っていないけど、ぼくもこのミュージカルを一緒に作り上げたんだ。」<br/>「サニーさんが言った……希望も……夢も……すべては手の中にある……と。」<br/>「未来だけを見ているアメリカ。希望を胸に、人々はこの国に……この街にやってくる。」<br/>「人はどこから来て、どこに行くのか……」<br/>「ぼくにはまだわからないけど……今夜のことは忘れない……」<br/>「オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン……いつか見た、虹の夢都へ……」 | ;「ぼくたち全員の想いを込めた、一夜限りのクリスマス公演。」<br/>「ステージには立っていないけど、ぼくもこのミュージカルを一緒に作り上げたんだ。」<br/>「サニーさんが言った……希望も……夢も……すべては手の中にある……と。」<br/>「未来だけを見ているアメリカ。希望を胸に、人々はこの国に……この街にやってくる。」<br/>「人はどこから来て、どこに行くのか……」<br/>「ぼくにはまだわからないけど……今夜のことは忘れない……」<br/>「オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン……いつか見た、虹の夢都へ……」 | ||
− | : | + | :『V』にて、[[クリスマス]]公演『オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン』のステージに立つ紐育星組に想いを馳せた際の台詞。 |
:ゲーム本編の大河はパートボイスであるが、[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]ではフルボイスでこの台詞を聞くことができる(一部変更されている部分もある)。 | :ゲーム本編の大河はパートボイスであるが、[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]ではフルボイスでこの台詞を聞くことができる(一部変更されている部分もある)。 | ||
− | ;「これが皆さまにお届けする、ラストショウです」<br/>「ショウが終わればセットは壊され、照明は片付けられ、衣装は仕舞われ、スタッフは『お疲れ様でした』と家に帰っていきます」<br/>「それを毎回毎回、世界中の劇場が繰り返しています」<br/>「夢のような舞台。光り輝くショウ。魅惑の歌声。全て幻のように消えていくのです」<br/>「でもその幻は、いつでも思い出す事が出来ます」<br/>「そう。ぼくたちは皆さんの思い出の中に、永遠に生き続ける事が出来るのです」<br/> | + | ;「これが皆さまにお届けする、ラストショウです」<br/>「ショウが終わればセットは壊され、照明は片付けられ、衣装は仕舞われ、スタッフは『お疲れ様でした』と家に帰っていきます」<br/>「それを毎回毎回、世界中の劇場が繰り返しています」<br/>「夢のような舞台。光り輝くショウ。魅惑の歌声。全て幻のように消えていくのです」<br/>「でもその幻は、いつでも思い出す事が出来ます」<br/>「そう。ぼくたちは皆さんの思い出の中に、永遠に生き続ける事が出来るのです」<br/>「ありがとうございました!!」 |
:『[[サクラ大戦#その他|紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ]]』の最後を飾った台詞。実際にスタッフが舞台のセットを片付けていく様子があえて観客に見せられ、終わりに大河が深々と一礼する。 | :『[[サクラ大戦#その他|紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ]]』の最後を飾った台詞。実際にスタッフが舞台のセットを片付けていく様子があえて観客に見せられ、終わりに大河が深々と一礼する。 | ||
:当時、セガはこの舞台を以て'''『サクラ大戦』の全てのコンテンツを終了させる予定だった<ref name=anotoki>[https://ameblo.jp/kenokun/entry-12526073884.html あの時から、、、新サクラ大戦へ]、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年10月24日閲覧。 </ref>'''。脚本を手掛けた『サクラ』の原作者の広井王子氏もそのつもりでこの台詞を書いたと考えられている。 | :当時、セガはこの舞台を以て'''『サクラ大戦』の全てのコンテンツを終了させる予定だった<ref name=anotoki>[https://ameblo.jp/kenokun/entry-12526073884.html あの時から、、、新サクラ大戦へ]、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年10月24日閲覧。 </ref>'''。脚本を手掛けた『サクラ』の原作者の広井王子氏もそのつもりでこの台詞を書いたと考えられている。 | ||
:なお、この舞台の千秋楽の終演時に観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まる事になる<ref name=anotoki/>。 | :なお、この舞台の千秋楽の終演時に観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まる事になる<ref name=anotoki/>。 | ||
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+ | *初登場は『V』だが、『1』の[[リメイク]]である『熱き血潮に』で大神に双葉から手紙が届くという追加イベントがあり、その手紙の中で新次郎の名前が書かれていた。『熱き血潮に』発売当時は『V』が既に発表されていたものの登場キャラクターといった情報はまだ伏せられていた時期であり、上記のイベントは次回作である『V』への伏線を兼ねていた。 | ||
*大神は下の名前で呼ばれる事が殆どないが、大河はメイン[[ヒロイン]]のジェミニを含め紐育星組のメンバー5人中3人から下の名前で呼ばれており、『V』発売当時に出版された攻略本『ファイナルガイド』や『原画&設定資料集』の解説文でも一貫して下の名前で表記されている。そういった理由もあり、ファンの間ではどちらかと言うと「大河」ではなく「新次郎」と呼ぶ方が広く浸透しており、担当声優の菅沼久義氏も後者の呼び方を使う場合が多い<ref>[https://twitter.com/manugasu/status/1448863816415023108 菅沼久義 Twitter(2021年10月15日)]、2021年12月27日閲覧。</ref>。 | *大神は下の名前で呼ばれる事が殆どないが、大河はメイン[[ヒロイン]]のジェミニを含め紐育星組のメンバー5人中3人から下の名前で呼ばれており、『V』発売当時に出版された攻略本『ファイナルガイド』や『原画&設定資料集』の解説文でも一貫して下の名前で表記されている。そういった理由もあり、ファンの間ではどちらかと言うと「大河」ではなく「新次郎」と呼ぶ方が広く浸透しており、担当声優の菅沼久義氏も後者の呼び方を使う場合が多い<ref>[https://twitter.com/manugasu/status/1448863816415023108 菅沼久義 Twitter(2021年10月15日)]、2021年12月27日閲覧。</ref>。 | ||
*'''『3』の時点で大神は死亡し別の主人公が登場する'''構想があり<ref>ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P124より。</ref>、原作者の広井王子氏はその人物こそ『V』で主人公を務める大河だったとしている。ただし、脚本を手掛けたあかほりさとる氏は「ある程度は大河に引き継がれたが、大河とはちょっと違う」と語っている<ref>エンターブレイン『サクラ大戦 15th Anniversary 太正浪漫グラフ』P131より。 </ref>。 | *'''『3』の時点で大神は死亡し別の主人公が登場する'''構想があり<ref>ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P124より。</ref>、原作者の広井王子氏はその人物こそ『V』で主人公を務める大河だったとしている。ただし、脚本を手掛けたあかほりさとる氏は「ある程度は大河に引き継がれたが、大河とはちょっと違う」と語っている<ref>エンターブレイン『サクラ大戦 15th Anniversary 太正浪漫グラフ』P131より。 </ref>。 |
2024年10月7日 (月) 16:31時点における最新版
大河新次郎 | |
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読み | たいが しんじろう |
外国語表記 | Shinjiro Taiga[1] |
登場作品 | サクラ大戦 |
声優 | 菅沼久義 |
デザイン |
藤島康介(原案) 松原秀典 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 1908年8月20日 |
星座 | しし座 |
年齢 | 19歳 |
出身 | 日本・栃木県 |
身長 | 165 cm |
体重 | 59 kg |
髪色 | 黒色 |
瞳の色 | 黒色 |
血液型 | A型 |
所属 |
帝国海軍(『V』以前) 紐育華撃団 |
役職 |
紐育華撃団・星組隊員(『V』第1話) 紐育華撃団・星組隊長見習い(『V』第2話~第7話) 紐育華撃団・星組隊長(『V』第7話以降) |
軍階級 | 少尉 |
大河新次郎は『サクラ大戦』の主人公の一人。初登場は『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』。
概要[編集 | ソースを編集]
大神一郎の姉、大河双葉の息子。
幼い頃から大神を目標として学問や剣術に励み、1928年春に江田島海軍士官学校を首席で卒業する。その後、高い霊力を持つ事などを理由に大神から紐育華撃団・星組への配属を命じられ紐育へ赴くが、実は紐育華撃団が帝撃に配属を要求していたのは大河ではなく大神の方だった。自らが必要とされていない事実に落胆する大河だったが、異国の地で自分が出来ることをまっとうしようと奮闘、初陣の際に星組隊長のラチェット・アルタイルにサムシング・エルスの輝きを見出され、星組隊長見習いに抜擢される。そして、織田信長の一味との戦いの中で隊員達にも徐々にその実力を認められ、後に正式に星組隊長となる。
性格は大神と同じく実直で真面目。若く経験不足なためまだ至らない所もあるが、持ち前の誠実さと惜しまぬ努力で未熟な面をカバーしている。大神が強いリーダーシップでチームを率先してまとめ上げたのに対し、大河は仲間と一緒に苦しみそして支えあうことでチームをまとめるタイプの隊長である。
戦いでは大神とは異なり、2本の大太刀と1本の小太刀を用いた変則的な二天一流の剣術を得意とする。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。シーズンパス「DLC1」にて追加参戦。担当声優の菅沼久義氏は『スーパーロボット大戦MX』の一般兵役を経て初のネームドキャラ役での出演で、同作より18年ぶりの新録参加にもなる。
- DLCを導入した際に追加されるサイドミッション「摩天楼のサムライふたり」でジェミニと共に参戦する。
- 大神と同じスキルとエースボーナスを持つ、攻撃と味方の補助の両方をこなせる優秀なキャラクター。運用方法も大神とほぼ同じと考えて問題ないが、精神コマンドに回避系がなくダメージ上昇系も勇気のみと、攻防にやや不安が残る。
- 大河版の「隊長コマンド」にはデバフ効果が一切ないため、適当に使っただけでも確実に味方ユニットが強化されるのはかなり魅力的。行動を消費してしまうデメリットはあるが、上述の精神コマンドの悩みを抱える大河に担ってもらう方がいいだろう。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「格闘アップ」。
- 今回は「『サクラ大戦』シリーズ」という名義での参戦のためか、大ボス級キャラとの戦闘前会話はもう1人の主人公である大神に集約される形となっている。
- ファンの間では「新次郎」と呼ぶ方が定着しているのだが(余談を参照)、大神に合わせた為か登録愛称は「大河」となっている。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- PROJECT X ZONE、PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
- 劇中で大神が最初に現れた際のジェミニの反応等、彼女の台詞で何度も名前が登場。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 隣接する味方ユニット1機につき、各能力値が5上昇する(最大+20)。「かばう」発動時、受けるダメージを0にする。
- 『30』で採用。元々は援護防御時に被ダメ0.3倍と原作より弱体化している「かばう」が、ボーナス取得で原作通りダメージを0にできる。前半の能力も隊長らしい有用なボーナス。
- 叔父の大神一郎と同じボーナスで、エース取得後の二人を隣接させると、エネミーフェイズでの敵ボスの単体攻撃を完封可能。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ジェミニ・サンライズ
- 部下。互いに紐育華撃団で裏方として苦楽を共にした仲であり、名前だけで気さくに呼び合う。
- サジータ・ワインバーグ
- 部下。出会った当初は「坊や」扱いされていたが、ハーレム地区を巡る騒動で彼女が見失っていた守るべきものを思い出させた。
- SRWでは名前のみ登場。
- リカリッタ・アリエス
- 部下。失敗を極度に恐れるが故に孤独になろうとしていた彼女に共に支えあう仲間の大切さを教えた。
- SRWでは名前のみ登場。
- ダイアナ・カプリス
- 部下。病と予知能力ゆえに死すらも運命と受け入れ大河を一度は拒絶するも、彼が届けた希望から苦しんででも生きる道を学んだ。
- SRWでは名前のみ登場。
- 九条昴
- 部下。大河の影響を受け変わろうとする自分に戸惑うが、舞台や戦いを通して人の心の変化は起こるべくして起こるという事実に気付かされる。
- SRWでは名前のみ登場。
- ラチェット・アルタイル
- 上司。隊長としての素質をいち早く見出した恩人であり、大河にとっては大神と同じく目標の1つとなっている。
- SRWでは名前のみ登場。
- マイケル・サニーサイド
- 上司。掴み所のない性格をしており、サニーサイドの真意を図りかね彼と対立した事も。SRW未登場。
- 大神一郎
- 叔父。大河の憧れの存在であり、大神も大河が幼い頃から何かと気にかけていた。
- 大河双葉
- 母。手紙では典型的な大和撫子を装っているが、実は重度の親バカ。SRW未登場。
- 加山雄一
- 帝国華撃団・星組隊長。お目付け役として大河に助言を与える。
他作品との人間関係 [編集 | ソースを編集]
バンプレストオリジナル [編集 | ソースを編集]
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ぼくはでっかい男になるんだ!!」
- 『V』第1話にて。同作における大河の象徴的な台詞。
- 「わひゃあっ!?」
- 驚いた時やトラブルに巻き込まれた際に発する台詞。大神の「いいっ!?」に相当する。
- 「理想の紐育のために、ぼくは、なにもできない……なにも……」
- 『V』にて、紐育華撃団が望んでいたのが自分ではなく大神だった事を知り、更に結果を出すためのチャンスの場も与えられなかった際の台詞。
- 翌日になっても気持ちの整理がつかなかった大河だが、偶然出会ったダイアナに「あなたには、未来という可能性がある」と励まされ、出来る事を精一杯やろうと奮起する。
- 「その命令には……従えません!ひとりだろうと、100人だろうと関係ない!!」
「目の前にある命を見捨てるなんて、ぼくにはできません!!」 - 『V』にて、敵の攻撃で重傷を負ったラチェットが、「自分の事はいいから早く戦場に戻れ」と救護に駆け付けた大河に命令した際の彼の返答。
- 必要とされていない事を知らされながらも腐らなかった姿勢。公演前に起こったトラブルの責任を負い事態解決に導いた資質。大河にサムシング・エルスを感じ彼の出撃を許可したラチェットは、その諦めない心の強さをまざまざと見せつけられる。戦線離脱に伴い、自身の霊力低下に期する所があったラチェットは大河に星組の指揮権を委譲する。
- 「ぼくたち全員の想いを込めた、一夜限りのクリスマス公演。」
「ステージには立っていないけど、ぼくもこのミュージカルを一緒に作り上げたんだ。」
「サニーさんが言った……希望も……夢も……すべては手の中にある……と。」
「未来だけを見ているアメリカ。希望を胸に、人々はこの国に……この街にやってくる。」
「人はどこから来て、どこに行くのか……」
「ぼくにはまだわからないけど……今夜のことは忘れない……」
「オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン……いつか見た、虹の夢都へ……」 - 『V』にて、クリスマス公演『オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン』のステージに立つ紐育星組に想いを馳せた際の台詞。
- ゲーム本編の大河はパートボイスであるが、ドラマCDではフルボイスでこの台詞を聞くことができる(一部変更されている部分もある)。
- 「これが皆さまにお届けする、ラストショウです」
「ショウが終わればセットは壊され、照明は片付けられ、衣装は仕舞われ、スタッフは『お疲れ様でした』と家に帰っていきます」
「それを毎回毎回、世界中の劇場が繰り返しています」
「夢のような舞台。光り輝くショウ。魅惑の歌声。全て幻のように消えていくのです」
「でもその幻は、いつでも思い出す事が出来ます」
「そう。ぼくたちは皆さんの思い出の中に、永遠に生き続ける事が出来るのです」
「ありがとうございました!!」 - 『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』の最後を飾った台詞。実際にスタッフが舞台のセットを片付けていく様子があえて観客に見せられ、終わりに大河が深々と一礼する。
- 当時、セガはこの舞台を以て『サクラ大戦』の全てのコンテンツを終了させる予定だった[2]。脚本を手掛けた『サクラ』の原作者の広井王子氏もそのつもりでこの台詞を書いたと考えられている。
- なお、この舞台の千秋楽の終演時に観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まる事になる[2]。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「劣等感をバネに頑張る事だって出来たはずなのに…!」
- ゾルタン・アッカネンとの特殊戦闘台詞。偉大な叔父と比較されながら、それでも挫けず精一杯邁進していった新次郎に相応しい台詞である。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 初登場は『V』だが、『1』のリメイクである『熱き血潮に』で大神に双葉から手紙が届くという追加イベントがあり、その手紙の中で新次郎の名前が書かれていた。『熱き血潮に』発売当時は『V』が既に発表されていたものの登場キャラクターといった情報はまだ伏せられていた時期であり、上記のイベントは次回作である『V』への伏線を兼ねていた。
- 大神は下の名前で呼ばれる事が殆どないが、大河はメインヒロインのジェミニを含め紐育星組のメンバー5人中3人から下の名前で呼ばれており、『V』発売当時に出版された攻略本『ファイナルガイド』や『原画&設定資料集』の解説文でも一貫して下の名前で表記されている。そういった理由もあり、ファンの間ではどちらかと言うと「大河」ではなく「新次郎」と呼ぶ方が広く浸透しており、担当声優の菅沼久義氏も後者の呼び方を使う場合が多い[3]。
- 『3』の時点で大神は死亡し別の主人公が登場する構想があり[4]、原作者の広井王子氏はその人物こそ『V』で主人公を務める大河だったとしている。ただし、脚本を手掛けたあかほりさとる氏は「ある程度は大河に引き継がれたが、大河とはちょっと違う」と語っている[5]。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P5より。
- ↑ 2.0 2.1 あの時から、、、新サクラ大戦へ、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年10月24日閲覧。
- ↑ 菅沼久義 Twitter(2021年10月15日)、2021年12月27日閲覧。
- ↑ ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P124より。
- ↑ エンターブレイン『サクラ大戦 15th Anniversary 太正浪漫グラフ』P131より。