「エヴォリュダー」の版間の差分
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しかし、融合した物こそ違えど[[ゾンダー人間]]や[[ゾンダー|ゾンダリアン]]と同義であり、地球人とは異なる生物になってしまったとも云える。「エヴォリュダー」と命名されたのは、ゾンダー人間やゾンダリアンと異なってほしいという[[GGG]]スタッフの願いの現れである。 | しかし、融合した物こそ違えど[[ゾンダー人間]]や[[ゾンダー|ゾンダリアン]]と同義であり、地球人とは異なる生物になってしまったとも云える。「エヴォリュダー」と命名されたのは、ゾンダー人間やゾンダリアンと異なってほしいという[[GGG]]スタッフの願いの現れである。 |
2022年3月11日 (金) 07:32時点における最新版
エヴォリュダーとは、『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する用語。
概要[編集 | ソースを編集]
機界新種に物質昇華されかけた獅子王凱が、浄解の果てに生まれ変わった生機融合体のこと。一見生身の体であるが、その実体は全身の隅々までGストーンと融合している。有機と無機との結合という点では以前のサイボーグと同様であるが、嘗て機械と生身の軋轢による不調に悩まされたりすることはなく、直接ハイパーコンピューターと精神や肉体を接続したり真空の宇宙で活動したりするなど人知を超えた能力を持つ。
しかし、融合した物こそ違えどゾンダー人間やゾンダリアンと同義であり、地球人とは異なる生物になってしまったとも云える。「エヴォリュダー」と命名されたのは、ゾンダー人間やゾンダリアンと異なってほしいというGGGスタッフの願いの現れである。
ノベライズでは、当初人間に戻ったと誤認し喜んだが、検査の結果これまで敵として戦ってきたゾンダリアンと自分自身が同じ生物になってしまっていたことに凱自身が驚き悩んでいた事が語られている。凱は決して悩まない人間ではないが、誰かにその苦しみをぶつけることなく自身の中で悩みと戦い昇華し、勇者として生きる道を選んだのは当人の強さである。OVA本編においてこの苦悩は描かれていないが、主題歌の一節にその片鱗が伺える。
『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』ではエヴォリュダーとなった彼の遺伝子は顕性が非常に高いことが判明しており、彼の子供は全員がエヴォリュダーとなる。しかし、それは同時に特定の病気に弱ければ種としての全滅を免れない可能性を示唆しており、また凱はエヴォリュダーとそうでない普通の人間の間で軋轢が生まれるであろう事も危惧し、子供を作らないことを決めている。
凱以外では、ゾヌーダとして凱と共に奇跡の浄解を受けた命もセミ・エヴォリュダーとなっている。超常的な身体能力は持たないが、機界新種が取りついていた神経組織は凱以上の進化を遂げている。ただし、エヴォリュダーとセミ・エヴォリュダーは名称こそ似ているもののあくまで暫定的なものであり、本質的には全くの別物(セミ・エヴォリュダーはゾンダー由来のもの)である。
SRWにおいて[編集 | ソースを編集]
『X-Ω』において獅子王凱のエースパイロットパーツが持つ固有Pアビリティとして実装。
関連する用語[編集 | ソースを編集]
- ゾンダリアン
- 同じく生機融合体だが、方向性は真逆。
余談 [編集 | ソースを編集]
- 綴りはイバリューダーと同一。