「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『ワタル』シリーズとしては『超魔神英雄伝ワタル』以来23年ぶりに制作されるアニメ作品。『[[魔神英雄伝ワタル]]』および『魔神英雄伝ワタル2』の魔神やキャラクターが登場するため、本作は『2』と『魔神英雄伝ワタル 終わりなき時の物語』の間のエピソードであるとされる。
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『ワタル』シリーズとしては『超魔神英雄伝ワタル』以来23年ぶりに制作されたアニメ作品。『[[魔神英雄伝ワタル]]』および『魔神英雄伝ワタル2』の魔神やキャラクターが登場するため、本作は『2』の後日談であるとされる。
  
 
BANDAI SPIRITSが2019年10月に開いた「TAMASHII NATION 2019」にて同社が展開する完成品トイ「NXEDGE STYLE」の新商品展開として発表され、アニメPVが公開、後日Web配信アニメとして展開されることが発表され、2020年4月より配信が開始された。
 
BANDAI SPIRITSが2019年10月に開いた「TAMASHII NATION 2019」にて同社が展開する完成品トイ「NXEDGE STYLE」の新商品展開として発表され、アニメPVが公開、後日Web配信アニメとして展開されることが発表され、2020年4月より配信が開始された。
  
1話15分・全9話予定とアニメとしては短めの展開であるが、同時に『コロコロアニキ』誌でのコミカライズや矢立文庫でのノベライズ等が展開されており、プロローグや4話と5話の間などアニメでは描かれない部分は他メディアで補完されている。アニメ第5話以降は少し間を開け、2020年9月より配信予定<ref>2020年に新型コロナウイルスのパンデミックによる緊急事態宣言の発令などで制作に支障をきたしたため。</ref>。
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1話15分・全9話とアニメとしては短めの展開であるが、同時に『コロコロアニキ』誌でのコミカライズや矢立文庫でのノベライズ等が展開されており、プロローグや4話と5話の間などアニメでは描かれない部分は他メディアで補完されている。アニメ第5話配信後に最新話配信が一時中断、第6話以降は2020年9月より配信となっている<ref>2020年に発生した新型コロナウイルスのパンデミックによる緊急事態宣言の発令等に影響した制作遅延に伴う措置。</ref>。
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ワタルシリーズの原作者として知られる広井王子氏は本作のスタッフにはクレジットされていない。ただし、本作の特別編集版の上映イベントでは、本作の監督を務める神志那弘志氏と広井氏との対談映像が上映された<ref>[https://twitter.com/watarushichikon/status/1480828418870890500 『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』公式 Twitter(2022年1月11日)]、2022年1月11日閲覧。</ref>。
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2022年1月7日に新規追加シーンを加えた[[映画|劇場版]]『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』が公開された。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
再び神部界へやってきた[[戦部ワタル]]は、新たな敵ドバズダーとの戦いの中、仲間達と離ればなれになり、さらに[[龍神丸]]を失ってしまう。夢の中で聞いた龍神丸の声に導かれ、逆さまの創界山に龍神丸がいると確信したワタルは、[[忍部ヒミコ]]・[[虎王]]と共に新たな旅に出発する。
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再び神部界へやってきた[[戦部ワタル]]は、新たな敵ドバズダーとの戦いの中、仲間達と離ればなれになり、さらに[[龍神丸]]を失ってしまう。
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夢の中で聞いた龍神丸の声に導かれ、逆さまの創界山に龍神丸がいると確信したワタルは、[[忍部ヒミコ]]・[[虎王]]と共に新たな旅に出発する。
  
 
== 登場人物 ==
 
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;海火子
 
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:『ワタル2』でワタル達と旅を共にした星界山の皇子。
 
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::龍星丸を思わせる金色の龍魔神。「煌龍飛翔形態」へ変形する。
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:シバラクの魔神。本作ではスマートフォンのSNS投稿で呼び出す。
 
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:海火子の魔神。
 
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::夏鬼丸の本来の姿。
 
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:初参戦作品。2020年7月のイベント「奮い立つ心」期間限定参戦。
 
:初参戦作品。2020年7月のイベント「奮い立つ心」期間限定参戦。
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:配信時期はちょうど休止期間中だが、放送中の参戦というかなり珍しいタイミングでの参戦。その為、龍蒼丸の登場した第2話までの範囲のみのとなる。
  
 
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2024年5月31日 (金) 09:18時点における最新版

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸
読み マシンえいゆうでんワタル
しちこんのりゅうじんまる
原作 矢立肇
総監督 神志那弘志
シリーズ構成 永井真吾
キャラクターデザイン 牧内ももこ
メカニックデザイン 新谷学
音楽 兼埼順一
門倉聡
神林早人
[1]
制作 サンライズ
配信元 BANDAI SPIRITS
放送期間 2020年4月10日 - 2020年11月20日
話数 全9話
シリーズ 魔神英雄伝ワタルシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
テンプレートを表示

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』はサンライズ制作のWebアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

『ワタル』シリーズとしては『超魔神英雄伝ワタル』以来23年ぶりに制作されたアニメ作品。『魔神英雄伝ワタル』および『魔神英雄伝ワタル2』の魔神やキャラクターが登場するため、本作は『2』の後日談であるとされる。

BANDAI SPIRITSが2019年10月に開いた「TAMASHII NATION 2019」にて同社が展開する完成品トイ「NXEDGE STYLE」の新商品展開として発表され、アニメPVが公開、後日Web配信アニメとして展開されることが発表され、2020年4月より配信が開始された。

1話15分・全9話とアニメとしては短めの展開であるが、同時に『コロコロアニキ』誌でのコミカライズや矢立文庫でのノベライズ等が展開されており、プロローグや4話と5話の間などアニメでは描かれない部分は他メディアで補完されている。アニメ第5話配信後に最新話配信が一時中断、第6話以降は2020年9月より配信となっている[2]

ワタルシリーズの原作者として知られる広井王子氏は本作のスタッフにはクレジットされていない。ただし、本作の特別編集版の上映イベントでは、本作の監督を務める神志那弘志氏と広井氏との対談映像が上映された[3]

2022年1月7日に新規追加シーンを加えた劇場版『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』が公開された。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

再び神部界へやってきた戦部ワタルは、新たな敵ドバズダーとの戦いの中、仲間達と離ればなれになり、さらに龍神丸を失ってしまう。

夢の中で聞いた龍神丸の声に導かれ、逆さまの創界山に龍神丸がいると確信したワタルは、忍部ヒミコ虎王と共に新たな旅に出発する。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

主要人物[編集 | ソースを編集]

戦部ワタル
本作の主人公。
剣部シバラク
豪快な剣豪。
忍部ヒミコ
本作のヒロイン。
虎王
ワタルの親友でライバル。
海火子
『ワタル2』でワタル達と旅を共にした星界山の皇子。
渡部クラマ

敵 [編集 | ソースを編集]

ドバズダー
龍神丸曰く、「実体を持たない悪意の塊」。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

魔神[編集 | ソースを編集]

龍神丸
ワタルの魔神。ドバズダーに魂を砕かれたが、その魂が神部七龍神の力を得て「龍魔神」として復活した。本作では煌龍丸以外の6体の龍魔神を集め、完全復活するのが目的である。
龍蒼丸
蒼い姿をした空飛ぶ龍魔神。
龍戦丸
戦神丸に似た二刀流の紅い龍魔神。
幻龍丸
幻神丸に似た巨大な手裏剣を使う翠の龍魔神。
龍激丸
巨大な翼を持つオレンジ色の龍魔神。
聖龍丸
聖騎士の姿をした紫の龍魔神。「聖龍飛翔形態」へ変形する。
龍虎丸
邪虎丸に似た姿の龍魔神。「龍虎形態」へ変形する。
煌龍丸
龍星丸を思わせる金色の龍魔神で、本作での龍神丸の最終形態でもある。「煌龍飛翔形態」へ変形する。
龍神丸-黒闇-
龍神丸の「力が欲しい」という後悔の念が、ドバズダーによって利用され暴走した姿。
戦神丸
シバラクの魔神。本作ではスマートフォンのSNS投稿で呼び出す。
幻神丸
ヒミコの魔神。今作では幻龍斎が不在の為、一人乗りである。
邪虎丸
虎王の魔神。
白虎丸
破壊された邪虎丸が転生した龍虎丸の同型機。
夏鬼丸
海火子の魔神。
真・夏鬼丸
夏鬼丸の本来の姿。
空神丸
クラマの魔神。

用語[編集 | ソースを編集]

逆さ創界山
ワタルの夢に出てきた逆さになった創界山。「無想界山」「龍の見る夢」と呼ばれる不思議な場所。
七魂の剣
聖龍妃が勇者の剣(アニメでは王者の剣)と抜け殻になった龍神丸の器の粘土細工を融合させて誕生させた剣。形状は『超魔神英雄伝ワタル』でのワタルの武器である登龍剣に近くなり、柄には6つの勾玉が飾られている。
勾玉には龍神丸の欠片を見つけるごとに色が宿り、対応する神部七龍神の力を借りて龍魔神を呼び出すことが出来るようになる。
ワタルが必殺技を繰り出す際、それぞれの龍魔神が持つ剣へと形状が変化する。

楽曲[編集 | ソースを編集]

過去作の主題歌を採用しており、映像も意識して制作されている。

オープニングテーマ
「STEP」
作詞・作曲:立花瞳、編曲:志熊研、歌:a・chi-a・chi
元は初代『魔神英雄伝ワタル』のOP。『X-Ω』ではイベント「奮い立つ心」にてクエストBGMに採用。
「FIGHT」
作詞:小澤幸代、作曲:伊藤薫、編曲:根岸貴幸、歌:高橋由美子
元は『魔神英雄伝ワタル2』の後期OP[4]
エンディングテーマ
「a・chi-a・chi アドベンチャー」
作詞:伊藤アキラ、作曲:池毅、編曲:志熊研、歌:a・chi-a・chi
元は初代『魔神英雄伝ワタル』のED。
「君に止まらない〜MY GIRL, MY LOVE」
作詞:山本秀行、作曲:瀬井広明、編曲:萩田光男、歌:高橋由美子
元は『魔神英雄伝ワタル2』の前期ED。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初参戦作品。2020年7月のイベント「奮い立つ心」期間限定参戦。
配信時期はちょうど休止期間中だが、放送中の参戦というかなり珍しいタイミングでの参戦。その為、龍蒼丸の登場した第2話までの範囲のみのとなる。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場敵魔神 備考 再現スパロボ
1 立ち上がれ! 救世主 ガッタイダー
邪戦角
2 メッセンジャーはダレなんじゃ? セカンドガンII
ヘルコプター改
3 龍蒼丸、空中決戦!
4 赤い閃光! ダブル×の字斬り! ギューテンカク
5 激闘! 結婚? 風雲ブリキン城! アストロナイト
ゴーストン
6 輝け! 聖龍の力! ゴーストン  
7 笑って、泣いて、大ゲンカ!? 虚閃角  
8 ふたつのココロと最後のカケラ  
9 夢の果て、虹の向こう 龍神丸-黒闇-


リンク[編集 | ソースを編集]

公式サイト

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 劇伴については『魔神英雄伝ワタル』および『同2』のサウンドトラックからの流用であり、本作のためのBGM新録は行われていない。
  2. 2020年に発生した新型コロナウイルスのパンデミックによる緊急事態宣言の発令等に影響した制作遅延に伴う措置。
  3. 『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』公式 Twitter(2022年1月11日)、2022年1月11日閲覧。
  4. 『魔神英雄伝ワタル2 超激闘編』と改題後のOPでもある。