「シロ (クレヨンしんちゃん)」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
野原一家の愛犬で、水色の首輪とフカフカな毛並みが特徴の白い犬。第7話のBパート「子犬を拾ったゾ」から初登場。
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野原一家の愛犬で水色の首輪とフカフカな毛並みが特徴の白い犬。「子犬を拾ったゾ」(アニメ版サブタイトル)から初登場。
  
路上で捨てられていた所を、[[野原しんのすけ]]と幼稚園の友人達(後のかすかべ防衛隊)が目にした事が切欠で、野原一家が飼う事となった。後に、元々は生みの親であるボルシチと他の兄弟と共に別の一家にて飼われていたが、一家の父が「突発性犬アレルギー」を発症したことで犬を飼えなくなってしまい、兄弟たちは他の飼い主へと引き取られていったが、ボルシチとシロは引き取り手が見つからず保健所送りとなってしまい、それを不憫に思った一家の娘・るんがせめてシロだけでもとシロをダンボール箱に入れ路上へ置いていったという経緯が語られた。
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路上で捨てられていた所を[[野原しんのすけ]]と同じ幼稚園の友人たち(後のかすかべ防衛隊)が目にしたことが切っかけで野原一家が飼うこととなった<ref>最初はみさえに猛反対され、しんのすけは元の場所にシロを戻してくることになったのだがシロが入れられていた段ボール箱に入っている最中に通りがかった交番のおまわりさんに「母ちゃんがシロを捨ててこいって言ったから」と答えたことでおまわりさんはしんのすけを母親に捨てられたシロウと勘違い。その後の野原家での口論を経て、シロは野原家で飼われることになった。</ref>。後に元々は生みの親であるボルシチと他の兄弟と共に別の一家にて飼われていたが、一家の父が「突発性犬アレルギー」を発症したことで犬を飼えなくなってしまい、兄弟たちは他の飼い主へと引き取られていったがボルシチとシロは引き取り手が見つからず、ボルシチが保健所送りとなってしまい、それを不憫に思った一家の娘・るんがせめてシロだけでもとシロをダンボール箱に入れ路上へ置いていったという経緯が語られた。
  
しんのすけが世話をサボる事が多いためか、自分で餌を用意したり、商店街のおつかいに来たりと犬離れした頭の良さを見せている。そのためか、シロが喋る回になると丁寧な言葉で話すなどしんのすけよりも少し大人びたキャラとなっている。一方で美人の異性に弱い野原一家の例に漏れず、大のメス犬好きでもある<ref>心を通わせた野良のメス犬を目の前で事故で失ってしまったこともある。</ref>。また、しんのすけの影響を受けてか、身体を丸める一発芸「わたあめ」を得意としている。
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しんのすけが世話をサボることが多いためか自分で餌を用意したり、商店街のおつかいに来たり、しまいには自分で散歩セットを持ち歩いて散歩に行くなど犬離れした頭の良さを見せている。そのためかシロが喋る回になると丁寧な言葉で話すなどしんのすけよりも少し大人びたキャラとなっている。一方で美人の異性に弱い野原一家の例に漏れず、大のメス犬好きでもある<ref>心を通わせた野良のメス犬を目の前で事故で失ってしまったこともある。</ref>。特技は身体を丸めるわたあめとチンチンカイカイ。
  
劇場用作品を初めとした番外編では、しんのすけの頼れる相棒になったり、言葉を話せることが多い。また、原作7巻及び1995年春のテレビスペシャルにおける「原始時代のしんちゃんだゾ」では巨大なサイズとして登場している<ref>最初は原典と同じ捨て犬だったが、暴走したマンモスを食い止めたと同時に飼い犬となった。通りに巨大の為、頭に人(作中ではしんのすけ)を乗せる事が出来る。</ref>。
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ビジュアルやオープニング・エンディング映像ではしんのすけと共に描かれることも少なくないことから、しんのすけの相棒の面も強い。原作第7巻及び1995年春のテレビスペシャルにおける「原始時代のしんちゃんだゾ」では巨大なサイズとして登場している<ref>最初は原典と同じ捨て犬だったが、暴走したマンモスを食い止めたと同時に飼い犬となった。巨大な為、頭に人(作中ではしんのすけ)を乗せることが出来る。</ref>。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== 家族・親戚 ===
 
=== 家族・親戚 ===
 
;[[野原しんのすけ]]
 
;[[野原しんのすけ]]
:飼い主。世話をサボったりが多く、時にはケンカする事もあるが、互いに仲良し。なお、シロを初めて見た時の感想は「'''うまそ'''」である。
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:飼い主。世話をサボったり背中にのしかかられたりと苦労をかけられることが多く、時にはケンカする事もあるが、互いに仲良し。なお、シロを初めて見た時の感想は「'''うまそ'''」である。
 
;[[野原みさえ]]
 
;[[野原みさえ]]
 
:当初はシロを飼う事に反対していたが、なんやかんやで受け入れ家族の一員となっている。しんのすけ・ひろし・ひまわりと同様、彼女に怒られることも。
 
:当初はシロを飼う事に反対していたが、なんやかんやで受け入れ家族の一員となっている。しんのすけ・ひろし・ひまわりと同様、彼女に怒られることも。
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:生みの親。上述の通り、保健所送りとなってしまったため死に別れた可能性が高い。アニメ未登場。
 
:生みの親。上述の通り、保健所送りとなってしまったため死に別れた可能性が高い。アニメ未登場。
 
;るん
 
;るん
:元々の飼い主一家の娘。偶然、再会した際には今の幸せそうなシロの姿を見て嬉しそうに思っていた。アニメ未登場。
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:元々の飼い主一家の娘。しんのすけがシロを拾っていった際には不安になっていたが、のちに再会した際には今の幸せそうなシロの姿を見て嬉しそうに思っていた。アニメ未登場。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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;近所の野良犬
 
;近所の野良犬
 
:文字通り近所に住む野良犬。当初はシロに対して餌をカツアゲしたりしていたがとある一件をきっかけに友達となった。
 
:文字通り近所に住む野良犬。当初はシロに対して餌をカツアゲしたりしていたがとある一件をきっかけに友達となった。
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;クロ
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:劇場版16作目『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』に登場する犬。通りに全身が黒であるが、外見はシロと瓜二つで、身長はシロよりやや低い。その正体はギンギンが変身した姿である。
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:漫画『新クレヨンしんちゃん』が『[[少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん|少年アシベ]]』とコラボレーションした回「ゴマちゃんを拾ったゾ」にて共演。野原家に拾われた彼にペットの座を奪われるのを危惧していたが、翌朝飼い主の[[芦屋アシベ]]が彼を引き取ったことでほっと胸をなでおろしていた。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
犬なので言葉は喋れないが、映画や番外編では様々な理由により喋り出す事が多い。
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犬なので言葉は喋れないが、[[映画]]や番外編では様々な理由により喋り出す事が多い。
 
;みさえ「大丈夫、シロ?」<br />しんのすけ「お待たせ! ほらお水飲めば、父ちゃんも二日酔いの時にはたくさんお水を飲むゾ」<br />みさえ「今日はとんだ災難だったわね、シロ」<br />シロ「くぅん……」
 
;みさえ「大丈夫、シロ?」<br />しんのすけ「お待たせ! ほらお水飲めば、父ちゃんも二日酔いの時にはたくさんお水を飲むゾ」<br />みさえ「今日はとんだ災難だったわね、シロ」<br />シロ「くぅん……」
 
:原作11巻及びアニメスペシャル9「酔っぱらいシロだゾ」の最後のシーンの台詞。
 
:原作11巻及びアニメスペシャル9「酔っぱらいシロだゾ」の最後のシーンの台詞。
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;シロ「アンアン」<br />しんのすけ「へっへっへっ」
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:『新』7巻「犬と心を通わすゾ」より。直前にしんのすけから「ちんちん」の芸をさせられたところ、その逆にしんのすけに同じ芸をやらせる。
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:同話ではシロの行動が特に犬離れしており、しんのすけのギャグ的な動作を完全に真似したり、いなくなろうとする他の犬を無事にそれぞれの自宅に送り届けていたりする。
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== 関連機体 ==
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;[[カンタム・ロボ]]
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:映画『雲黒斎の野望』でしんのすけの深層心理により同機が具現化された際、'''コンピューターとして組み込まれてしまう'''。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年11月18日 (月) 22:34時点における最新版

シロ
登場作品 クレヨンしんちゃん
声優 真柴摩利
デザイン 臼井儀人(原作)
小川博司(アニメ)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 (犬種不明)
性別 オス
好きな物 散歩
メス系の犬
嫌いな物 みさえのお説教
風呂[1]
動物病院
好きな食べ物 ペットフード、食べ物いろいろ
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シロは『クレヨンしんちゃん』に登場キャラクター。

概要[編集 | ソースを編集]

野原一家の愛犬で水色の首輪とフカフカな毛並みが特徴の白い犬。「子犬を拾ったゾ」(アニメ版サブタイトル)から初登場。

路上で捨てられていた所を野原しんのすけと同じ幼稚園の友人たち(後のかすかべ防衛隊)が目にしたことが切っかけで野原一家が飼うこととなった[2]。後に元々は生みの親であるボルシチと他の兄弟と共に別の一家にて飼われていたが、一家の父が「突発性犬アレルギー」を発症したことで犬を飼えなくなってしまい、兄弟たちは他の飼い主へと引き取られていったがボルシチとシロは引き取り手が見つからず、ボルシチが保健所送りとなってしまい、それを不憫に思った一家の娘・るんがせめてシロだけでもとシロをダンボール箱に入れ路上へ置いていったという経緯が語られた。

しんのすけが世話をサボることが多いためか自分で餌を用意したり、商店街のおつかいに来たり、しまいには自分で散歩セットを持ち歩いて散歩に行くなど犬離れした頭の良さを見せている。そのためかシロが喋る回になると丁寧な言葉で話すなどしんのすけよりも少し大人びたキャラとなっている。一方で美人の異性に弱い野原一家の例に漏れず、大のメス犬好きでもある[3]。特技は身体を丸めるわたあめとチンチンカイカイ。

ビジュアルやオープニング・エンディング映像ではしんのすけと共に描かれることも少なくないことから、しんのすけの相棒の面も強い。原作第7巻及び1995年春のテレビスペシャルにおける「原始時代のしんちゃんだゾ」では巨大なサイズとして登場している[4]

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。
同イベントはしんのすけの語る物語という設定だが、シロは存在を忘れられていたため、物語の開始前と開始後にしか登場しない。

人間関係[編集 | ソースを編集]

家族・親戚[編集 | ソースを編集]

野原しんのすけ
飼い主。世話をサボったり背中にのしかかられたりと苦労をかけられることが多く、時にはケンカする事もあるが、互いに仲良し。なお、シロを初めて見た時の感想は「うまそ」である。
野原みさえ
当初はシロを飼う事に反対していたが、なんやかんやで受け入れ家族の一員となっている。しんのすけ・ひろし・ひまわりと同様、彼女に怒られることも。
野原ひろし
休日ではしんのすけに代わり、シロの世話をすることも。
野原ひまわり
彼女の悪戯やワガママに翻弄されることがある。
ボルシチ
生みの親。上述の通り、保健所送りとなってしまったため死に別れた可能性が高い。アニメ未登場。
るん
元々の飼い主一家の娘。しんのすけがシロを拾っていった際には不安になっていたが、のちに再会した際には今の幸せそうなシロの姿を見て嬉しそうに思っていた。アニメ未登場。

その他[編集 | ソースを編集]

風間トオル
アニメでは声が同じ為、ネタにされたことも。
メグ
シロが偶然であった雌犬。当初から結婚式を挙げられるほどラブラブであり、現在でも交流は続いている。
近所の野良犬
文字通り近所に住む野良犬。当初はシロに対して餌をカツアゲしたりしていたがとある一件をきっかけに友達となった。
クロ
劇場版16作目『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』に登場する犬。通りに全身が黒であるが、外見はシロと瓜二つで、身長はシロよりやや低い。その正体はギンギンが変身した姿である。
ゴマちゃん
漫画『新クレヨンしんちゃん』が『少年アシベ』とコラボレーションした回「ゴマちゃんを拾ったゾ」にて共演。野原家に拾われた彼にペットの座を奪われるのを危惧していたが、翌朝飼い主の芦屋アシベが彼を引き取ったことでほっと胸をなでおろしていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

犬なので言葉は喋れないが、映画や番外編では様々な理由により喋り出す事が多い。

みさえ「大丈夫、シロ?」
しんのすけ「お待たせ! ほらお水飲めば、父ちゃんも二日酔いの時にはたくさんお水を飲むゾ」
みさえ「今日はとんだ災難だったわね、シロ」
シロ「くぅん……」
原作11巻及びアニメスペシャル9「酔っぱらいシロだゾ」の最後のシーンの台詞。
シロ「アンアン」
しんのすけ「へっへっへっ」
『新』7巻「犬と心を通わすゾ」より。直前にしんのすけから「ちんちん」の芸をさせられたところ、その逆にしんのすけに同じ芸をやらせる。
同話ではシロの行動が特に犬離れしており、しんのすけのギャグ的な動作を完全に真似したり、いなくなろうとする他の犬を無事にそれぞれの自宅に送り届けていたりする。

関連機体[編集 | ソースを編集]

カンタム・ロボ
映画『雲黒斎の野望』でしんのすけの深層心理により同機が具現化された際、コンピューターとして組み込まれてしまう

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ただし、ひまわり登場前及び登場直後である1997年の劇場作品『暗黒タマタマ大追跡』では平気に入っている(なお、同映画の終盤で東北新幹線の車内に置き去りにされてしまい、エピローグで春日部まで(いわゆる東京から埼玉まで)に自力で帰宅した)。
  2. 最初はみさえに猛反対され、しんのすけは元の場所にシロを戻してくることになったのだがシロが入れられていた段ボール箱に入っている最中に通りがかった交番のおまわりさんに「母ちゃんがシロを捨ててこいって言ったから」と答えたことでおまわりさんはしんのすけを母親に捨てられたシロウと勘違い。その後の野原家での口論を経て、シロは野原家で飼われることになった。
  3. 心を通わせた野良のメス犬を目の前で事故で失ってしまったこともある。
  4. 最初は原典と同じ捨て犬だったが、暴走したマンモスを食い止めたと同時に飼い犬となった。巨大な為、頭に人(作中ではしんのすけ)を乗せることが出来る。