「エヴォルト」の版間の差分

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エヴォルト(Evolt)とは、『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』に登場する能力。
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'''エヴォルト'''とは、『[[ゾイド ジェネシス]]』に登場する能力。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ムラサメライガー]]が[[ハヤテライガー]]・[[ムゲンライガー]]に変化する能力。
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[[ムラサメライガー]]が[[ハヤテライガー]]・[[ムゲンライガー]]に[[変身|変化]]する能力。
  
パーツを入れ替えたりする一般的なメカニズムの[[変形]]とは違い、機体構造を一旦破壊して新しい形に再構成する(ゲーム上は同じ扱い)。「ジェネシス」の[[ゾイド]]は全てが自己修復能力を持っているのだが、ムラサメライガーのそれは度を越したレベルの再生能力であり、エヴォルトを可能にしたのはこの力。原作においては「(エヴォルトの度に)'''破壊と生産、生と死とを繰り返している'''」と語られている。<br />
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パーツを入れ替えたりする一般的なメカニズムの[[変形]]とは違い、機体構造を一旦破壊して新しい形に再構成する。『ジェネシス』の[[ゾイド]]は全てが自己修復能力を持っているのだが、ムラサメライガーのそれは度を越したレベルの再生能力であり、エヴォルトを可能にしたのはこの力。[[バナ]]の調査によれば「(エヴォルトの度に)'''破壊と生産、生と死とを繰り返している'''」というもの。
  
[[スーパーロボット大戦K]]』では残念ながら単なる変形能力に過ぎなかった…のだが、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではムラサメライガーの場合「毎戦闘終了後ごとに機体のENを回復する。」、ハヤテライガー・ムゲンライガーの場合「毎戦闘終了後ごとに機体のHPを回復する、ターンごとに機体のENを消費する。」という能力が追加され、原作で見せた強靭な再生能力を再現している。
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コクピットさえ健在ならばゾイドコアを潰されても再生可能(ゾイドは本来コアを破壊されると死んで石化する)という凄まじい力であり、[[ディガルド武国]]との最終決戦時、[[バイオティラノ]]にコアを潰されたムラサメライガーが復活と同時にムゲンライガーに変化、バイオティラノを両断している。現象自体は[[ソラノヒト]]にも既知のものであったが、メカニズムは全く解明されていなかった。現行作品で一番近いのは[[ゲッター線]]で姿形や時に質量まで変える[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]かもしれない。
  
コクピットさえ健在ならばゾイドコアを潰されても再生可能(ゾイドは本来コアを破壊されると死んで石化する)、という凄まじい力であり、劇中ではディガルドとの最終決戦時、[[バイオティラノ]]にコアを潰されたムラサメライガーが復活と同時にムゲンライガーに変化、バイオティラノを両断している。現象自体は[[ソラノヒト]]にも既知のものであったが、メカニズムは全く解明されていなかった。現行作品で一番近いのは[[ゲッター線]]で姿形や時に質量まで変える[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]かもしれない。
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ムラサメライガー以外では、ゲームオリジナル(アニメ・キット未登場)のトリニティライガーがエヴォルト可能機体として存在する。ただし、こちらは敵幹部がムラサメライガーのデータを元にトリニティライガーのゾイドコアに手を加えた後付けの能力であるため、トリニティライガー自体は最初に発見されたときは既に石化していた。また、ビットの世界で入手したゾイドコア(要は手の入ってない純正品)によって再生した状態ではゾイドコアを破壊されて完全に死亡していることから、トリニティライガー自体にはムラサメライガーのような超再生能力はないと思われる。
  
ムラサメライガー以外では、ゲームオリジナル(アニメ・キット未登場)のトリニティライガーがエヴォルト可能機体として存在する。ただし、こちらは敵幹部がムラサメライガーのデータを元にトリニティライガーのゾイドコアに手を加えた後付けの能力であるため、トリニティライガー自体は最初に発見されたときは既に石化していた。
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== スパロボでの扱い ==
また、ビットの世界で入手したゾイドコア(要は手の入ってない純正品)によって再生した状態ではゾイドコアを破壊されて完全に死亡していることから、トリニティライガー自体にはムラサメライガーのような超再生能力はないと思われる。
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原作では[[変身]]能力だが、スパロボでのゲームシステム上は[[変形]]扱いになっている。再現が難しかったのか『[[スーパーロボット大戦K]]』では残念ながら単なる変形能力に過ぎず、HPおよびEN回復は実装されていない。だが、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではムラサメライガーの場合「毎戦闘終了後ごとに機体のENを回復する。」、ハヤテライガー・ムゲンライガーの場合「毎戦闘終了後ごとに機体のHPを回復する、ターンごとに機体のENを消費する。」という能力が追加され、ようやく原作で見せた強靭な再生能力が再現された。
  
 
== 関連用語 ==
 
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2024年6月5日 (水) 19:30時点における最新版

エヴォルトとは、『ゾイド ジェネシス』に登場する能力。

概要[編集 | ソースを編集]

ムラサメライガーハヤテライガームゲンライガー変化する能力。

パーツを入れ替えたりする一般的なメカニズムの変形とは違い、機体構造を一旦破壊して新しい形に再構成する。『ジェネシス』のゾイドは全てが自己修復能力を持っているのだが、ムラサメライガーのそれは度を越したレベルの再生能力であり、エヴォルトを可能にしたのはこの力。バナの調査によれば「(エヴォルトの度に)破壊と生産、生と死とを繰り返している」というもの。

コクピットさえ健在ならばゾイドコアを潰されても再生可能(ゾイドは本来コアを破壊されると死んで石化する)という凄まじい力であり、ディガルド武国との最終決戦時、バイオティラノにコアを潰されたムラサメライガーが復活と同時にムゲンライガーに変化、バイオティラノを両断している。現象自体はソラノヒトにも既知のものであったが、メカニズムは全く解明されていなかった。現行作品で一番近いのはゲッター線で姿形や時に質量まで変えるゲッターロボかもしれない。

ムラサメライガー以外では、ゲームオリジナル(アニメ・キット未登場)のトリニティライガーがエヴォルト可能機体として存在する。ただし、こちらは敵幹部がムラサメライガーのデータを元にトリニティライガーのゾイドコアに手を加えた後付けの能力であるため、トリニティライガー自体は最初に発見されたときは既に石化していた。また、ビットの世界で入手したゾイドコア(要は手の入ってない純正品)によって再生した状態ではゾイドコアを破壊されて完全に死亡していることから、トリニティライガー自体にはムラサメライガーのような超再生能力はないと思われる。

スパロボでの扱い[編集 | ソースを編集]

原作では変身能力だが、スパロボでのゲームシステム上は変形扱いになっている。再現が難しかったのか『スーパーロボット大戦K』では残念ながら単なる変形能力に過ぎず、HPおよびEN回復は実装されていない。だが、『OE』ではムラサメライガーの場合「毎戦闘終了後ごとに機体のENを回復する。」、ハヤテライガー・ムゲンライガーの場合「毎戦闘終了後ごとに機体のHPを回復する、ターンごとに機体のENを消費する。」という能力が追加され、ようやく原作で見せた強靭な再生能力が再現された。

関連用語[編集 | ソースを編集]

チェンジング・アーマー・システム(CAS)
機体外装を換装することで、状況に応じて機体性能を変化させるエヴォルトの雛形とも呼べるシステム。ライガーゼロ及び、バーサークフューラー(どちらもSRW未登場)で初採用された。
ブロックス・チェンジング・アーマー・システム(B-CAS)
別名、「Ziユニゾン」。ブロックスゾイドそのものを換装パーツとする合体システム。運用の幅が飛躍的に向上する他、2体のゾイド核の共鳴現象で性能を大幅に引き上げることが可能。設定上はムラサメライガーもこの機能に対応している。