「アーカムシティ」の版間の差分

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== アーカムシティ(Arkham City) ==
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アーカムシティとは、『[[機神咆吼デモンベイン]]』に登場する街。アーカムは当て字では「櫃夢」と表記される<ref>他作品では「赤牟」と表記されることもある</ref>
[[機神咆吼デモンベイン]]』に登場する街で、原作の物語はほぼこの街を舞台として動く。<br/>作中では[[覇道財閥]]の本拠地があり、秘密結社[[ブラックロッジ]]が暗躍している。
 
  
元ネタはH・P・ラブクラフトによる[[クトゥルフ神話]]絡みの小説等で頻繁に引用される架空都市で、アメリカ合衆国マサチューセッツ州に存在するとされる。<br/>クトゥルフ神話において重要な[[ミスカトニック大学]]の所在地でもあり、それは『デモンベイン』の世界観においても同じ。<br/>モデルは魔女裁判で有名なセーラム。
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== 概要 ==
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作中では覇道財閥の本拠地があり、秘密結社[[ブラックロッジ]]が暗躍している。物語はほぼこの街を舞台として動く。
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この街そのものが覇道鋼造によって形作られており、霊的な潜在力の高いミスカトニック川流域の地層に加え、各種交通機関に上下水道、ガス管、電信網、その他の厚生施設、そしてこの都市に集い、暮らす人々の流れと勢い。これらを調整することによって、強固にして柔軟な生きた結界を発生させている。これによってアーカムシティ中央に位置する覇道邸の内部は呪術的な独立状態を保てており、並の怪異では覇道邸はおろかアーカムの周囲100キロメートルに近づくことも出来ない。また、インフラも極めて高いレベルで整えられており、緊急時に住民が避難できるよう街のあちこちに無数のシェルターが存在し、[[デモンベイン]]の戦闘等によって破壊された建築物の修復・再建設も速やかに行われる。
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都市の一区画はかつてプロヴィデンスと呼ばれていたが、数十年前に起こったとある大事件により重度の魔力汚染を受けて壊滅。現在は「焼野」や「第十三番閉鎖区画」と呼ばれ、立ち入りを禁止されている。ブラックロッジはこの区画を根城としていた。
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[[大十字九郎|九郎]]曰く、現在のアーカムシティはブラックロッジの暗躍する「'''大暗黒時代'''」であり、数多の怪異が蠢く「'''大混乱時代'''」であり、そんな中でも明日を求めて誰もが全力で生きている「'''大黄金時代'''」であるとされる(場面事に三つの並び方が変化する)。新聞記者によると、度重なる巨大ロボの戦闘や無数の怪異によって発生している「'''特ダネのインフレ'''」という異常な状況が続いており、現在は各社がデモンベインの記事を求めて奔走している。
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ちなみに原作ゲーム版ミニ[[ドラマCD]]のVol.1で九郎が「俺の財布には2セントしかない」と言ったり、他にもアニメ版ドラマCDのVol.1(アニメイト限定)では[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]が[[アンチクロス]]と繁華街の居酒屋で飲み放題コース一人2000円(お手頃価格)の飲み会をしたりしているので、通貨単位は特に公式では決まっていないと思われる。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:ほぼ原作同様の扱いだが、ストーリーの都合からか所在地が西海岸に変更されている(マサチューセッツ州は東海岸に位置する)。同じくマサチューセッツ州に存在するとされる[[インスマス]]も西海岸に変更されている。
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:アニメ版設定。ほぼ原作同様の扱いだが、『[[HEROMAN]]』とのクロスオーバーのために所在地が西海岸に変更されている(マサチューセッツ州は東海岸に位置する)。同じくマサチューセッツ州に存在するとされる[[インスマウス]]も西海岸に変更されている。
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:[[加藤久嵩]]曰く、覇道鋼造の活動により今やアーカムシティは[[地球連邦政府 (00)|連邦]]や[[推進派]]でさえも容易に手出しの出来ない街となっているとのこと。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:PS2版設定。期間限定参戦で、2019年10月の参戦イベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」に登場。
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:最終決戦前だが、[[アカシックレコード]]により[[ヨグ=ソトース]]の門に結界が張られ、それと同じくしてアーカムシティに敵が出現したこともあり、覇道財閥とスーパーロボット軍団は一時アーカムシティに撤退していた。そこに[[ポプ子|自称・普通の]][[ピピ美|女子中学生]]が落ちてきたところからイベントストーリーが始まる。
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== 余談 ==
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*元ネタはH・P・ラブクラフトによる[[クトゥルフ神話]]絡みの小説等で頻繁に引用される架空都市「アーカム」で、アメリカ合衆国マサチューセッツ州に存在するとされる。クトゥルフ神話において重要なミスカトニック大学の所在地でもあり、『デモンベイン』の世界観でも同様。
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**モデルは魔女裁判で有名なセーラム。
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**またSRW参戦作の中では、「[[パラダイムシティ|クラシックなアメリカの大都市]]」として『[[THE ビッグオー]]』の影響があると挙げられている<ref>[https://twitter.com/J_hagane/status/1553625225245650950 鋼屋ジン Twitter]</ref>。
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== 脚注 ==
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2022年8月1日 (月) 06:54時点における最新版

アーカムシティとは、『機神咆吼デモンベイン』に登場する街。アーカムは当て字では「櫃夢」と表記される[1]

概要[編集 | ソースを編集]

作中では覇道財閥の本拠地があり、秘密結社ブラックロッジが暗躍している。物語はほぼこの街を舞台として動く。

この街そのものが覇道鋼造によって形作られており、霊的な潜在力の高いミスカトニック川流域の地層に加え、各種交通機関に上下水道、ガス管、電信網、その他の厚生施設、そしてこの都市に集い、暮らす人々の流れと勢い。これらを調整することによって、強固にして柔軟な生きた結界を発生させている。これによってアーカムシティ中央に位置する覇道邸の内部は呪術的な独立状態を保てており、並の怪異では覇道邸はおろかアーカムの周囲100キロメートルに近づくことも出来ない。また、インフラも極めて高いレベルで整えられており、緊急時に住民が避難できるよう街のあちこちに無数のシェルターが存在し、デモンベインの戦闘等によって破壊された建築物の修復・再建設も速やかに行われる。

都市の一区画はかつてプロヴィデンスと呼ばれていたが、数十年前に起こったとある大事件により重度の魔力汚染を受けて壊滅。現在は「焼野」や「第十三番閉鎖区画」と呼ばれ、立ち入りを禁止されている。ブラックロッジはこの区画を根城としていた。

九郎曰く、現在のアーカムシティはブラックロッジの暗躍する「大暗黒時代」であり、数多の怪異が蠢く「大混乱時代」であり、そんな中でも明日を求めて誰もが全力で生きている「大黄金時代」であるとされる(場面事に三つの並び方が変化する)。新聞記者によると、度重なる巨大ロボの戦闘や無数の怪異によって発生している「特ダネのインフレ」という異常な状況が続いており、現在は各社がデモンベインの記事を求めて奔走している。

ちなみに原作ゲーム版ミニドラマCDのVol.1で九郎が「俺の財布には2セントしかない」と言ったり、他にもアニメ版ドラマCDのVol.1(アニメイト限定)ではウェストアンチクロスと繁華街の居酒屋で飲み放題コース一人2000円(お手頃価格)の飲み会をしたりしているので、通貨単位は特に公式では決まっていないと思われる。

登場作品[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
アニメ版設定。ほぼ原作同様の扱いだが、『HEROMAN』とのクロスオーバーのために所在地が西海岸に変更されている(マサチューセッツ州は東海岸に位置する)。同じくマサチューセッツ州に存在するとされるインスマウスも西海岸に変更されている。
加藤久嵩曰く、覇道鋼造の活動により今やアーカムシティは連邦推進派でさえも容易に手出しの出来ない街となっているとのこと。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
PS2版設定。期間限定参戦で、2019年10月の参戦イベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」に登場。
最終決戦前だが、アカシックレコードによりヨグ=ソトースの門に結界が張られ、それと同じくしてアーカムシティに敵が出現したこともあり、覇道財閥とスーパーロボット軍団は一時アーカムシティに撤退していた。そこに自称・普通の女子中学生が落ちてきたところからイベントストーリーが始まる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 元ネタはH・P・ラブクラフトによるクトゥルフ神話絡みの小説等で頻繁に引用される架空都市「アーカム」で、アメリカ合衆国マサチューセッツ州に存在するとされる。クトゥルフ神話において重要なミスカトニック大学の所在地でもあり、『デモンベイン』の世界観でも同様。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 他作品では「赤牟」と表記されることもある
  2. 鋼屋ジン Twitter