「ブラックロッジ」の版間の差分
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劇中では[[アーカムシティ]]で数々の怪事件を引き起こし、[[大十字九郎]]や[[覇道財閥]]の面々と幾度となく対峙する事に。 | 劇中では[[アーカムシティ]]で数々の怪事件を引き起こし、[[大十字九郎]]や[[覇道財閥]]の面々と幾度となく対峙する事に。 | ||
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+ | 作中最大の計画である「C計画」の最中、マスターテリオンがアンチクロスの謀反により謀殺され、アンチクロスが実権を握るようになる。しかし、アンチクロスと折り合いが悪かった[[ドクター・ウェスト]]がそれを機に離脱。大導師もウェストも失ったことで組織としては大きく弱体化しており、以降は各ルートで結末は異なるものの、いずれもアンチクロスの全滅により組織として崩壊する。 | ||
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+ | なお、ブラックロッジという名称は作者の鋼屋ジン氏が大ファンの小説家・古橋秀之氏のデビュー作『ブラックロッド』から引用している。鋼屋氏は「この作品がなければデモンベインを書く事もなかった」と語っている程影響を受けており、後に古橋氏本人が公式外伝小説『機神胎動』『軍神強襲』『ド・マリニーの時計』を手掛けた。 | ||
== 人物 == | == 人物 == | ||
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:大導師。名実共に組織のトップだが、後に[[アンチクロス]]から反逆される事態に。 | :大導師。名実共に組織のトップだが、後に[[アンチクロス]]から反逆される事態に。 | ||
;[[エセルドレーダ]] | ;[[エセルドレーダ]] | ||
:マスターテリオンの持つ魔導書。 | :マスターテリオンの持つ魔導書。 | ||
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+ | :アンチクロスのトップで、組織の実質的な運営者。大導師に謀反を働き、名実ともに実権を握った。 | ||
+ | ;[[ウェスパシアヌス]] | ||
+ | :アンチクロスの中でも特に独自行動が目立ち、『ムーンチャイルド計画』を推し進めている。 | ||
+ | ;[[ティベリウス]]、[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]、[[ティトゥス]] | ||
+ | :アンチクロスの面々。 | ||
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:ドクター・ウェストが開発したアンドロイド。 | :ドクター・ウェストが開発したアンドロイド。 | ||
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:ネロが搭乗する鬼械神。全長300mオーバーと群を抜いて巨大であり、性能も規格外。 | :ネロが搭乗する鬼械神。全長300mオーバーと群を抜いて巨大であり、性能も規格外。 | ||
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+ | :原作ライカルートおよび漫画版で鹵獲した機体。いずれの展開においても、鹵獲機を運用した戦闘で[[大十字九郎]]に奪還される。 | ||
+ | :原作ライカルートではティベリウスが使用。漫画版では補修された状態でクラウディウスが使用。 | ||
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;[[量産型破壊ロボ]] | ;[[量産型破壊ロボ]] | ||
− | : | + | :破壊ロボの小型・簡略化版だが、当のドクター・ウェストからは大不評。 |
;[[デモンペイン]](スーパーウェスト無敵ロボ28號DX) | ;[[デモンペイン]](スーパーウェスト無敵ロボ28號DX) | ||
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;[[クトゥルー]] | ;[[クトゥルー]] | ||
− | : | + | :C計画の要となる神性。 |
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
;[[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | ||
− | : | + | :初登場作品。アニメ版設定。C計画発動まではほぼほぼアニメ版準拠。基本的に外道の集合体組織であるため、他作品のキャラクターも一部しか関わらない。 |
== 他作品の関連人物 == | == 他作品の関連人物 == | ||
;[[ドクターミナミ]] | ;[[ドクターミナミ]] | ||
− | : | + | :『UX』では私怨から二度にわたって協力する。[[ドクター・ウェスト]]の後釜として設備の修理等を担当した。 |
;[[ジン・スペンサー]]、[[アユル・ディラン]] | ;[[ジン・スペンサー]]、[[アユル・ディラン]] | ||
− | : | + | :『UX』ではC計画発動時にノーヴルの命令で接触、一時的な協力関係となる。 |
+ | :なお[[マスターテリオン]]の独断だったようで、アンチクロスからは不信感を抱かれ、反逆の一因となっている。 | ||
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2023年7月17日 (月) 08:29時点における最新版
ブラックロッジとは、『機神咆吼デモンベイン』に登場する組織。
概要[編集 | ソースを編集]
大導師マスターテリオンを仰ぐ秘密結社で、組織の体質はクトゥルフ神話作品にも頻繁に登場するカルト系統の勢力を彷彿させる。拠点は巨大要塞「夢幻心母」。
大導師が独自行動を働く中、運営の中心はアウグストゥスを筆頭とする幹部の魔術師集団アンチクロス。さらにその手足となって破壊活動を行う大量の信徒を抱えている。構成員を「信徒」と呼称し、その教義を「汝の欲するところを行え」としている事からも判る通り、魔術カルトのテロ組織というのが一般的な認識。合言葉は「法の言葉は真理(テレマ)なり」。
劇中ではアーカムシティで数々の怪事件を引き起こし、大十字九郎や覇道財閥の面々と幾度となく対峙する事に。
作中最大の計画である「C計画」の最中、マスターテリオンがアンチクロスの謀反により謀殺され、アンチクロスが実権を握るようになる。しかし、アンチクロスと折り合いが悪かったドクター・ウェストがそれを機に離脱。大導師もウェストも失ったことで組織としては大きく弱体化しており、以降は各ルートで結末は異なるものの、いずれもアンチクロスの全滅により組織として崩壊する。
なお、ブラックロッジという名称は作者の鋼屋ジン氏が大ファンの小説家・古橋秀之氏のデビュー作『ブラックロッド』から引用している。鋼屋氏は「この作品がなければデモンベインを書く事もなかった」と語っている程影響を受けており、後に古橋氏本人が公式外伝小説『機神胎動』『軍神強襲』『ド・マリニーの時計』を手掛けた。
人物[編集 | ソースを編集]
大導師[編集 | ソースを編集]
アンチクロス[編集 | ソースを編集]
全員がローマ皇帝の名を持つ魔術師であり、それぞれ専用の鬼械神を持つ。
- アウグストゥス
- アンチクロスのトップで、組織の実質的な運営者。大導師に謀反を働き、名実ともに実権を握った。
- ウェスパシアヌス
- アンチクロスの中でも特に独自行動が目立ち、『ムーンチャイルド計画』を推し進めている。
- ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ティトゥス
- アンチクロスの面々。
- ネロ
- 一応アンチクロスに計上されてはいるが、表向きは狂暴故に幽閉とされている。
その他[編集 | ソースを編集]
- ドクター・ウェスト
- ブラックロッジお抱えの科学者。あくまで仕えているのは大導師であり、アンチクロスの謀反が原因で離脱した。
- エルザ
- ドクター・ウェストが開発したアンドロイド。
- ブラックロッジ構成員
- 末端構成員。待遇は上司次第で大きく異なり、ドクター・ウェストの部下は秘密結社なのに福利厚生に恵まれている。
戦力[編集 | ソースを編集]
鬼械神[編集 | ソースを編集]
- リベル・レギス
- マスターテリオンが操る鬼械神。
- レガシー・オブ・ゴールド
- アウグストゥスが搭乗する鬼械神。多数のビーム砲を搭載する砲撃機。
- ベルゼビュート
- ティベリウスが搭乗する鬼械神。呪術と再生能力に長ける。
- クラーケン
- カリグラが搭乗する鬼械神。水を操る重装甲パワータイプ。
- ロードビヤーキー
- クラウディウスが搭乗する鬼械神。空中戦を得意とし、機動力が高い。
- サイクラノーシュ
- ウェスパシアヌスが搭乗する鬼械神。儀式魔術や結界を得意とする蜘蛛のような四足歩行の機体。
- 皇餓
- ティトゥスが搭乗する鬼械神。刀剣を主武装とする武者を思わせる近接特化型。
- ネームレス・ワン
- ネロが搭乗する鬼械神。全長300mオーバーと群を抜いて巨大であり、性能も規格外。
- デモンベイン
- 原作ライカルートおよび漫画版で鹵獲した機体。いずれの展開においても、鹵獲機を運用した戦闘で大十字九郎に奪還される。
- 原作ライカルートではティベリウスが使用。漫画版では補修された状態でクラウディウスが使用。
破壊ロボ[編集 | ソースを編集]
- 破壊ロボ(スーパーウェスト無敵ロボ28號)
- ドクター・ウェストが独自開発を続けているロボット。無数のバリエーションが存在する。
- 量産型破壊ロボ
- 破壊ロボの小型・簡略化版だが、当のドクター・ウェストからは大不評。
- デモンペイン(スーパーウェスト無敵ロボ28號DX)
- デモンベインを精巧に模倣した機体。
邪神[編集 | ソースを編集]
登場作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。アニメ版設定。C計画発動まではほぼほぼアニメ版準拠。基本的に外道の集合体組織であるため、他作品のキャラクターも一部しか関わらない。