「脱走イベント」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
12行目: 12行目:
 
=== 版権作品 ===
 
=== 版権作品 ===
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:度重なる戦闘のストレスに加え、[[ガンダム]]のパイロットを下ろす考えを[[ブライト・ノア|ブライト]]が口にしたのを聞いたため、脱走のついでにガンダムも持ち逃げした。GC(XO)でもこの顛末が再現されている。
+
:度重なる戦闘のストレスに加え、自分が[[ガンダム]]のパイロットの任から外されるという話を聞いたため、脱走のついでにガンダムも持ち逃げした。GC(XO)でもこの顛末が再現されている。
;[[カイ・シデン]]、[[ハヤト・コバヤシ]]、ハワド (SRW未登場)、マクシミリアン (SRW未登場)
+
;[[カイ・シデン]]、[[ハヤト・コバヤシ]]
:ガンダムを持ち出して脱走したにも関わらず、戻ってきたアムロに対するブライトの甘過ぎともとれる処置に不満を抱き、半ば当てつけのような形でバギーで[[ホワイトベース]]を脱走した。後に[[リュウ・ホセイ|リュウ]]によって連れ戻され未遂に終わる。彼らの言い分にも一理あるとブライトたちが判断したのか、あるいはその直後に起こった[[ランバ・ラル]]隊による[[白兵戦]]&[[クラウレ・ハモン]]率いるラル隊残党の襲撃とリュウの[[特攻]]死などで有耶無耶になったのか、独房入りのアムロと違ってその後特に大きな処罰を下された様子は無い。
+
:ガンダムを持ち出して脱走したにも関わらず、戻ってきたアムロに対するブライトの処置に不満を抱き、半ば当てつけのような形で[[ホワイトベース]]を脱走した。結局[[リュウ・ホセイ|リュウ]]によって連れ戻され未遂に終わるも、独房入りのアムロと違ってその後特に大きな処罰を下された様子は無い。
 
;[[エマ・シーン]]
 
;[[エマ・シーン]]
:[[エゥーゴ]]によって自軍の象徴となる筈だった[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]を2機も奪われた[[ティターンズ]]がMk-IIを奪還するべく、成り行きでその片棒を担いだ[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の母親であるヒルダをカプセルに入れて見せしめに彼の眼前で撃ち殺すなど、ヤクザのようなやり方を嬉々として行う司令官の[[バスク・オム|バスク]]の態度に自分の信じた正義はなかったとティターンズに失望を覚える。謀反を決意し監獄に収監されていたカミーユと人質として捕えられていたカミーユの父親であるフランクリンをこっそりと手引きして逃がす。そしてMk-IIの正規パイロットである[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]とデーバ・バロを襲撃し気絶させ、自分は1号機に搭乗し、フランクリンは2号機に、カミーユは3号機に乗せ、Mk-II3機全てを手土産にティターンズを脱走。組織を裏切りエゥーゴに投降した。
+
:任務遂行のためには非人道的手段も辞さないティターンズに失望し、[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]全機を携えエゥーゴに投降した。
 
:ちなみに'''その話のサブタイトルは『エマの脱走』'''である。
 
:ちなみに'''その話のサブタイトルは『エマの脱走』'''である。
 
;[[ルー・ルカ]]
 
;[[ルー・ルカ]]
:[[グレミー・トト|グレミー]]の[[バウ]]と戦闘になった時に、グレミーがルーに惚の字である事を利用してあろう事か[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の[[百式]]がルーの乗るコアファイターを盾にして、グレミーに詰め寄りバウを撃破するやり方に憤慨し[[アーガマ]]を出て行ってしまった。
+
:自分を利用して[[グレミー・トト|グレミー]]を撃退した[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]のやり方に憤慨し、[[アーガマ]]を出て行ってしまった。
 
;[[エレドア・マシス]]、[[ミケル・ニノリッチ]]
 
;[[エレドア・マシス]]、[[ミケル・ニノリッチ]]
 
:原作ではエレドアがメジャーデビューが決まったことを祝おうとして待機命令を破って抜け出した。GC(XO)ではアムロの脱走に便乗する。
 
:原作ではエレドアがメジャーデビューが決まったことを祝おうとして待機命令を破って抜け出した。GC(XO)ではアムロの脱走に便乗する。
39行目: 39行目:
 
;[[神名綾人]]
 
;[[神名綾人]]
 
:
 
:
 +
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
 +
:[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の策略により、[[黒の騎士団]]を追われる形で[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]とともに脱走。
 +
:その際ロロは[[ギアス]]を限界まで酷使した末、命を落とすことに……
  
 
=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===

2014年11月5日 (水) 03:21時点における版

脱走イベント(Desertion Event)

軍人軍属が正規の除隊手続きを踏まずに所属を離れる事。
規律を乱すため軍法で処罰される。戦闘中の脱走は特に敵前逃亡と呼ばれ、平時における脱走よりも重罪で死刑など重刑に処されたり、過酷な懲罰部隊に堕とされることが多い。
人間、誰しも死にたくはないので死地から逃げ出したくなる気持ちはあろうが、一度脱走が起こると軍内の規律や秩序に乱れが生じて味方の士気に悪影響を及ぼすばかりか、脱走兵の捜索(あるいは処刑)で余計な人員を割かねばならず、また一人が脱走すると「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心理で周囲もつられて脱走しはじめ、最悪の場合戦線の崩壊を招く(=負ける)ことにもつながりかねず、また仕えるべき主君や守るべき民を見捨てる行為でもある上、脱走した兵士が敵に寝返ったり情報を売ったりするなどで副次的な被害も発生しかねないため、一般的にほとんどの軍隊で重罪とされている。

当然ながら本人の意思に反して徴兵される場合や所属している組織の正当性に問題がある場合に起こりやすい。
現実世界でよく知られた例として、ベトナム戦争では米軍だけで3万人を超える脱走兵が出た。これはあまりにも過酷な戦場生活や多発する虐待・虐殺といった自軍の非人道的行為への反発、戦争の長期化に伴う反戦・厭戦ムードの高まりなどが大きな要因であるとされる。
このほか、旧ソ連の独裁者ヨシフ・スターリンは敵前逃亡防止のために突撃する徴用兵の後ろに機関銃を据えた監視部隊(督戦隊)を設け、逃げ出そうとしたり降伏しようとした味方を後ろから蜂の巣にするという非道な行為をたびたび行っていたとされる。

主要な人物

版権作品

アムロ・レイ
度重なる戦闘のストレスに加え、自分がガンダムのパイロットの任から外されるという話を聞いたため、脱走のついでにガンダムも持ち逃げした。GC(XO)でもこの顛末が再現されている。
カイ・シデンハヤト・コバヤシ
ガンダムを持ち出して脱走したにも関わらず、戻ってきたアムロに対するブライトの処置に不満を抱き、半ば当てつけのような形でホワイトベースを脱走した。結局リュウによって連れ戻され未遂に終わるも、独房入りのアムロと違ってその後特に大きな処罰を下された様子は無い。
エマ・シーン
任務遂行のためには非人道的手段も辞さないティターンズに失望し、ガンダムMk-II全機を携えエゥーゴに投降した。
ちなみにその話のサブタイトルは『エマの脱走』である。
ルー・ルカ
自分を利用してグレミーを撃退したビーチャのやり方に憤慨し、アーガマを出て行ってしまった。
エレドア・マシスミケル・ニノリッチ
原作ではエレドアがメジャーデビューが決まったことを祝おうとして待機命令を破って抜け出した。GC(XO)ではアムロの脱走に便乗する。
アスラン・ザラ
無印その続編とで2度も脱走している。いずれもへの不信や失望が大きな理由であるが…。
ちなみに、2度目はよりにもよってサブタイトルにされた(『SEED DESTINY』PHASE-36のサブタイトルは『アスラン脱走』である)。
ガロード・ラン
フォルモッサ・シェリルナブール・ハタリ
碇シンジ
惣流・アスカ・ラングレー
レントン・サーストン
真壁一騎
神名綾人
ゼロ
シュナイゼルの策略により、黒の騎士団を追われる形でロロとともに脱走。
その際ロロはギアスを限界まで酷使した末、命を落とすことに……

バンプレストオリジナル

イルムガルト・カザハラ
αではイングラムに対する不信感から副主人公を連れて連邦軍を脱走、SRX計画の機体を破壊するために行動する。
セレーナ・レシタール
第3次αでは目的のために、ベガリオンを撃墜してまで敢行している。その結果、部隊の信頼を失う結果になる。
アニエス・ベルジュ
サキト・アサギ
事情があったとはいえ、2回も脱走している。

関連項目

裏切りイベント
上述の通り、脱走が裏切りのきっかけになることがある。