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;「お前は木原マサキの遺志を継いでいる!それこそ、我ら鉄甲龍にとって最大の罪!」: マサトへの拷問において言った言葉、彼女への木原マサキへの凄まじい憎悪が伺える。しかし… | ;「お前は木原マサキの遺志を継いでいる!それこそ、我ら鉄甲龍にとって最大の罪!」: マサトへの拷問において言った言葉、彼女への木原マサキへの凄まじい憎悪が伺える。しかし… | ||
;「誰でもない、天のゼオライマーのパイロットだ」:『僕は誰だ?』というマサトの問いに冷たく言い放った言葉。ゼオライマーの為に作られた遺伝子である事を突き付けてマサトを絶望させるが、後に彼女も同じ思いを味わう。 | ;「誰でもない、天のゼオライマーのパイロットだ」:『僕は誰だ?』というマサトの問いに冷たく言い放った言葉。ゼオライマーの為に作られた遺伝子である事を突き付けてマサトを絶望させるが、後に彼女も同じ思いを味わう。 |
2012年7月29日 (日) 18:45時点における版
幽羅帝(Yura Tei)
世界制覇を目論む秘密結社「鉄甲龍」の皇帝。皇帝として選ばれる前は八卦衆の一人で、ゼオライマーのパイロットになるはずだった。しかし、木原マサキの裏切りでゼオライマーを奪われ、その為に計画の障害となるゼオライマーの奪還、あるいは破壊を配下の八卦衆に命ずる。
耐爬とは互いに愛し合っているが、皇帝という立場上、一人の男として愛することが出来ない。人前では皇帝として威厳ある振舞いをするが、女性らしい弱さも持っており、耐爬が出撃した際には部屋で声を殺して泣いていた。
物語の中で、彼女は性別こそ変えられているものの、秋津マサト同様に木原マサキのクローンであることが判明する。マサトと自分どちらか生き残った方がマサキの野望を達成するよう情報が組み込まれていたが、マサキの野望を砕く為にマサトと共に果てた。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 概ね原作通りだが、シナリオ「怨念の終焉」でハウドラゴンorグレートゼオライマーに搭乗。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 初登場作品。原作同様、鉄甲龍の長として登場する。NPCであり戦う機会はない。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
回避以外は全ての能力が高い。ル・カインや師匠に比べれば劣るが、マサトを徹底的に狙って来るため、グレートゼオライマー搭乗(=フラグの関係でマサトのレベルが低い)の場合は脅威となる。
特殊技能(特殊スキル)
カウンター、ヒット&アウェイ、底力、援護攻撃、指揮:射程にいる限りヒット&アウェイで詰めて来るのが厄介。マサトを狙って来るので、これを利用して味方陣内に誘いこんで叩こう。ただし、1ターンで落とせないとオメガ・プロトン・サンダーで一網打尽にされるので要注意。
パイロットBGM
- 「ゼオライマー、暁に出撃す」
人間関係
- 木原マサキ
- 憎むべき裏切り者。しかし実は幽羅帝自身もマサキのクローンである。
- 秋津マサト
- 恋人である耐爬を殺した事で彼を誘拐・監禁して拷問を加えるが、自分の宿命を知った後は共に滅ぶ事を選ぶ。
- 氷室美久
- ゼオライマーの秘密を探る為、彼女を拉致・監禁して拷問を加える。彼女とマサトの仲に憎悪に似た感情を抱いている。
- 耐爬
- 部下であり恋人でもある。組織の長という立場上、本心を露にする事が出来ない。風のランスターのパイロットであったが、ゼオライマーに敗れ、死亡する。死んだ後も彼の事を再三口にする。
- ルラーン
- 部下。育ての親でもあり、彼女に真実を伝える。
他作品との人間関係
名台詞
- 「私は鉄甲龍の皇帝…貴方だけに生きて帰れと言えなかった…貴方だけに行くなとは…! ああ…耐爬っ…!」
- 耐爬との別れの後、部屋で泣きながら呟いた言葉。組織の長としての立場と一人の女性としての苦悩が伺える。
- 「お前は木原マサキの遺志を継いでいる!それこそ、我ら鉄甲龍にとって最大の罪!」
- マサトへの拷問において言った言葉、彼女への木原マサキへの凄まじい憎悪が伺える。しかし…
- 「誰でもない、天のゼオライマーのパイロットだ」
- 『僕は誰だ?』というマサトの問いに冷たく言い放った言葉。ゼオライマーの為に作られた遺伝子である事を突き付けてマサトを絶望させるが、後に彼女も同じ思いを味わう。
- 「耐爬…あなたは何の為に…」
- 自らの正体がマサキのクローンである知った後の台詞、偽りの野望の為に恋人を失った後悔は深い。
スパロボシリーズの名台詞
- 「お前に味わわされた屈辱、一日たりとて忘れたことなどない!」
- マサトとの戦闘台詞。「天」を駆る宿敵に、憎んでやまぬ怨敵の姿が被る。
- (耐爬……私はまた、あなたに会えるだろうか……)
- ゼオライマーに敗れ、本拠地に退く際のモノローグ。最後の最後だけは一人の女性として、「天」の八卦衆が散る……。
余談
黒幕が敵対組織に残しておいたクローンである事、主人公と同一の存在であるという点など、幽羅帝のポジションは原作漫画版『冥王計画ゼオライマー』に登場するネマトーダ総統に類似している。尤も、ネマトーダ総統の場合は幽羅帝と比べると、全くと言ってもいい程同情の余地の無い悪党であり、それと同時にある意味で主人公以上に黒幕に近い存在でもあった。
また、OVA版制作初期では氷室美久の複製も兼ねた設定でキャラクターデザインされていた事が菊池氏の口から明らかになっており、その名残で目の部分の描き方などが同じであるとの事。