「金本平次」の版間の差分
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2014年3月24日 (月) 19:36時点における版
金本平次(Kanamoto Heiji)
山口大学の工学部に通うエイサップのルームメイトであり、悪友。 また当人の台詞から、エイサップ達三人は差別を受けていた経験を持っていることがわかる。
友人の朗利と共にアメリカ軍基地に爆破テロを敢行したことを切欠にバイストン・ウェルに転移し、その地で出遭ったサコミズに協力し、オーラバトラー・シンデンに搭乗する。
地上に戻った際、朗利と同様オーラバトラーの力に溺れ、東京にテロを行う。核弾頭を持った朗利を守る為にエイサップの前に立つが呆気なく倒される。
OVA版及び漫画版では生存し、救助隊に丁寧に朗利の救助を頼み込んでいたが、小説版では死亡する末路をたどる。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。田邉氏はこの作品でスパロボ初参加となった。行動は基本的に朗利と同じだが、朗利がエイサップに撃墜されて終わるのに対し金本は放置されたまま登場しなくなるため、生存しているのは確かだがどうなったかは全く語られない。原作を考えると、朗利の救助を頼み込んでいるのだろうか。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 今作でも原作通りに朗利と共に行動し、ホウジョウ軍と手を組んだクロスボーン・バンガードとともに世界に復讐を果たそうとする。
- しかし、エイサップとゼクスからの説得によってその考えに揺らぎが生じ、どこかへ去っていった。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
回避を中心に高い能力を誇るが、防御が低めなので、必中をかけた攻撃を食らうと意外と脆い。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
人間関係
他作品との人間関係
- イザベル・クロンカイト、加門朔哉
- UXでは序盤に在日ユニオン軍基地へのテロを敢行した後、彼らの取材を受ける(というより、彼らを利用してテロを報道させようと事前にテロを予告して呼びつけていた)。
- ソレスタルビーイング
- UXでは彼らが登場する(?)映画を視聴済み。
- ゼクス・マーキス
- CCでは東京を焼け野原にしている金本達の姿に、かつて仮面をかぶった頃の自分と、虐殺を働いた二人を想起、彼らに説得を試みている。
名台詞
- 「武力には武力なんだよ、だからさぁ」
- エイサップに頼み込んで、武器の横流しを行っている人間のを見つけようとしていたことがわかる。冒頭のロケットランチャーはそれだろう(不発だったが)。
- UXの中断メッセージでは、見つけたいものが隠し要素になっている。
- ちなみにそのうちの一つが確かにすげぇものだったが、相方がいろんな意味でロクな目に遭わない(しかし一騎を初めとする友人達やその親はかなり救いとなったのだが)。
- 「エイサップだって差別されてたんだろう!?」
- 朗利の核攻撃を妨害しようとするエイサップに対して言い放った、ある意味で彼らの心情を如実に表している台詞。しかし、その為に罪なきものを殺戮するコトが「差別」よりも遥かに大きな愚行である事を金本(と朗利)は自覚していなかった。
- なお、彼らが受けた差別の内容については小説版で描かれてある。
- 「すいません! …朗利のほうへ回れますよね?」
- 「桜花嵐」にて。全てが終わった後、救助隊員に朗利の救助を頼み込んでいた。
- 東京タワーを倒壊させ、さらに未曾有の大惨事を引き起こそうとした張本人の一人のはずだが、ぬけぬけと被害者面で頼み込んでいるため、かなりイメージが悪い。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「俺の気持ち、あんたならわかるよねぇ!」
「知ってるよ、あんただって差別されてたんだろ!?」 - 対コーディネイターの特殊戦闘台詞。前述の台詞を意識しているが、少なくともシンに対しては的外れだと思われる。まあ、スパロボでは「差別を受けたキャラ」は結構いるので、彼らに使うのかもしれない。
- ……もっとも、金本達の行動を考えると、この発言をしても彼らに拒絶されるのは明らかであろう。
- 「別系統のオーラバトラーなら、捕まえりゃカルチャーショックになるかもな!」
- 「ダンバイン」系オーラバトラーへの特殊戦闘台詞。「リーンの翼」と「ダンバイン」のオーラバトラーは本来、オーラ力で動くという基本を除けば全く別の系統の兵器なのだが、UXにおいてはその「別系統のオーラバトラー」を造った男がホウジョウ軍にいるワケで……(ついでに言うと、世界観の関係上「ダンバイン」の技術を元にライデンやシンデンを作った可能性が高い)。
UX
- 「アメリカの聖戦士だって!? こんなところまで来て、お前らは正義面するのかよ!」
- UX第27話(バイストン・ウェル)におけるマーベルとの戦闘前会話。金本達の愚行を咎めるマーベルに対して皮肉気に抗議するが、自身のやろうとしている事が「間違っている」事に全く気付いていない。
- 「この女が反乱軍の…!」
「でも、俺のオーラ力ならたとえ相手が聖戦士だってさぁ…!」 - UX第27話(バイストン・ウェル)における翔子との戦闘前会話。やはりホウジョウ軍の脅威として知られているが、あろうことか直前のイベント戦闘で朗利がその女聖戦士に倒されたにも関わらず、自身なら勝てると思い込んでいる始末である。
- 「そ、ちょっとした世直しのね」
- UX第40話にて、拘束されたアレックスに対して「ハザードの協力者」として紹介する。
- ……が、金本達のやろうとすることを考えると、これによって東京に広島・長崎の原爆投下に匹敵するレベルの被害と愚行を行うコトを全く考えておらず、自分達がハザードの野望の道具にされている事も知る由はなかった。
CC
- 「平和ボケをしたこの世界を変えるのは武力しかいない!」
朗利「俺達の力でなぁぁぁぁぁーっ!!」 - CCにてクロスボーン・バンガードとショットを引き入れたホウジョウ軍をバックに、世界に復讐を果たそうとする。
- …この世界には侵略者との戦いや人類間の戦争が起きた上に、謎の勢力によって全ての平行世界が一つに統合されるなど、どう考えても平和ボケとは無縁としかいいようがない。