「アファームド・ザ・ハッター」の版間の差分
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+ | 実はアファームドはテムジンの派生機体であり、その開発経緯は初代バーチャロンで「巨大人型ロボットによる近接戦闘は、生身の人間による白兵戦並みの激烈な要素を持ちながらも視覚的残虐さによる希薄さ」で、STDSは、この点にVRの商品価値の一端を見出し、「限定戦争(というショー・ビジネス)の本質にかなった」という理由である。 | ||
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+ | そこからテムジンをベースに(加えて、テムジンの「後継機」というのも兼ねて)近接戦を強化した主力戦闘VRの開発されたのがアファームドである。テムジンの汎用性と遠距離戦を格闘能力に振り分けた感じの性能となったが、初代のアファームドは「手の動作が修正できない」という設定があり、横ダッシュ時にボムを投擲すると不発弾になるという弱点があった。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} |
− | : | + | :初登場作品。ストーリーには殆ど絡まないが、加入直後はよく喋る。戦闘演出は非常に凝っており、その評価は高い。 |
+ | :バーチャロン三人衆の中では最大火力や射程など劣る部分が目立ち、スーパー系寄りの中途半端な性能が難点。武装攻撃力が低いのに魂を覚えないので、瞬間火力よりも継戦火力や連打力に長けるのだが、雑魚掃討に使うにはやっぱり射程の短さが問題。パーツスロット3なのでフォローは可能な範囲。PLA武器の性能が高く、ALL武器の消費ENが異様に低いのが明確な優位点。また武器が全て格闘なので育成しやすく、小隊長能力「格闘攻撃力+10%」の恩恵を存分に受けられる。 | ||
+ | :なお空中の敵に最強武器で攻撃できない問題もあり、それをフォローすると折角の陸Sを活かせなくなる。特にバルマー本星では、たかだか2マップとはいえ悲しみを背負うことになる。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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− | : | + | :今回は『第3次α』の頃とは違い、だいぶ目立つ。戦闘セリフや作中での他作品との絡みなど、[[チーフ]]より彼のほうが優遇されている場面も多々ある。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:両前腕部に設けられたハードポイントへ装備される、ビームトンファー。使用時にはハードポイントを支点に180度展開、先端部よりビーム刃が発振され、さらなるリーチを確保可能。原作ゲームでは同様にビームトンファーを持つアファームドJ タイプCよりビーム刃が長く、踏み込み距離も長く速い。 | :両前腕部に設けられたハードポイントへ装備される、ビームトンファー。使用時にはハードポイントを支点に180度展開、先端部よりビーム刃が発振され、さらなるリーチを確保可能。原作ゲームでは同様にビームトンファーを持つアファームドJ タイプCよりビーム刃が長く、踏み込み距離も長く速い。 | ||
;左腕兵装:スーパー・ボム typeM | ;左腕兵装:スーパー・ボム typeM | ||
− | : | + | :左腕より投擲されるナパーム弾。着弾後、火柱を上げながら延焼する。また、エネルギーを球体状に凝固させ、サッカーボールのように蹴り飛ばして敵機に直接叩きつけるという乱暴な運用も可能。 |
:SRWの戦闘アニメでは一度も使用された事はないが、原作ゲームでは頻繁に使用している。 | :SRWの戦闘アニメでは一度も使用された事はないが、原作ゲームでは頻繁に使用している。 | ||
− | : | + | :地味に性能も高く、特に敵対時はこれを踏んづけると手痛いダメージを受けることに。爆発が前進しながら連続で発生するためこちらの進路が限定される形となり、逃げ場を塞いたところに急接近して近接攻撃を叩き込む、というのが敵対時ハッターの常套戦術である。 |
;頭部兵装(?):スーパーソニック・テンガロン | ;頭部兵装(?):スーパーソニック・テンガロン | ||
:頭部に装備されたテンガロンハット状の物体を、敵機めがけて投擲する。投擲後はブーメランのように自動的に手元へ戻ってくるようになっている(しかも戻り際にも当たり判定あり)。 | :頭部に装備されたテンガロンハット状の物体を、敵機めがけて投擲する。投擲後はブーメランのように自動的に手元へ戻ってくるようになっている(しかも戻り際にも当たり判定あり)。 | ||
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;スーパーソニックテンガロン | ;スーパーソニックテンガロン | ||
− | : | + | :ターボCW。頭部のテンガロンハットを投擲する。 |
+ | :『第3次α』では全体攻撃。『K』では反撃時にはこの武装をメインに使うことになる。 | ||
;ドラマティック・トンファー | ;ドラマティック・トンファー | ||
− | : | + | :前ダッシュから近接CW(Kでは近接LW→近接RW→アッパー近接)。なお、テムジンやフェイ・イェンのようなダッシュ近接ではなく、ダッシュ終了の硬直をキャンセルして近接CWを出すBIOS近接というテクニックである。低消費かつ威力もある主力武器だが、『K』では射程が1しかないのが難点。 |
;ドラマティック・ザ・ハッター | ;ドラマティック・ザ・ハッター | ||
− | : | + | :ハイパーモードへと移行し、ダッシュ近接LW→回り込み近接LW→ダウン追い討ち→近接CW→T近接LW→T近接CW→アッパー近接からライダーキックで締め。トドメ演出でパーフェクト勝利ポーズ(KではT近接LW→T近接RW→T近接CW→キック・ザ・ドラマティック)。『第3次α』では気力制限も緩く使い勝手が良かったが、『K』では射程1・気力130と必殺技らしく制限が強化されてしまった。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
+ | *原作では、敵対するようになってからは赤主体のカラーリングに塗り替えられているが、SRWでは赤色で登場したことはない。 | ||
*第3次αでの「ドラマティック・ザ・ハッター」のモーションで使用しているハイパー化(オーラを纏った状態・二段ジャンプ上昇中CW)とライダーキック(空中前ダッシュCW)は、原作ではアファームド・ザ・ハッターの技ではなく、「オラトリオ・タングラム」にて格闘特化機体である「アファームド・ザ・バトラー」が使用可能な特殊技である。寺田氏によると開発室にドリームキャスト版「オラトリオ・タングラム」があり、これを参考にした名残ではないかと思われる(回り込み近接攻撃も良く見るとモーションはバトラーのクイックステップ攻撃である)。 | *第3次αでの「ドラマティック・ザ・ハッター」のモーションで使用しているハイパー化(オーラを纏った状態・二段ジャンプ上昇中CW)とライダーキック(空中前ダッシュCW)は、原作ではアファームド・ザ・ハッターの技ではなく、「オラトリオ・タングラム」にて格闘特化機体である「アファームド・ザ・バトラー」が使用可能な特殊技である。寺田氏によると開発室にドリームキャスト版「オラトリオ・タングラム」があり、これを参考にした名残ではないかと思われる(回り込み近接攻撃も良く見るとモーションはバトラーのクイックステップ攻撃である)。 | ||
**なお、ライダーキックは正式名称が無かった頃の俗称であり、バーチャロンフォースでは同系統の後継機が持つ空中から回転きりもみキックを見舞う特殊技に「キック・ザ・ダイナミック」、「マーズ」のアファームド・ザ・ハッターの同特殊技には「キック・ザ・ドラマティック」という正式名称が付けられている。 | **なお、ライダーキックは正式名称が無かった頃の俗称であり、バーチャロンフォースでは同系統の後継機が持つ空中から回転きりもみキックを見舞う特殊技に「キック・ザ・ダイナミック」、「マーズ」のアファームド・ザ・ハッターの同特殊技には「キック・ザ・ドラマティック」という正式名称が付けられている。 | ||
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2024年8月12日 (月) 14:30時点における最新版
アファームド・ザ・ハッター | |
---|---|
外国語表記 | APHARMD THE HA-T[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 第3世代バーチャロイド・アファームドT系列 |
生産形態 | 専用機 |
型式番号 | MZV-36T-H |
全高 | 17.05 m |
動力 | V・コンバータ |
所属 | 特捜機動部隊「MARZ」 → 「バーニング一匹狼」(本人談) |
パイロット | イッシー・ハッター |
アファームド・ザ・ハッターは『電脳戦機バーチャロン マーズ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
歴戦の勇士、ハッター軍曹が特捜機動部隊「MARZ」での公安活動における愛機として搭乗する、近接戦闘特化型の主戦闘バーチャロイド。
アファームド・ザ・ハッターの外観は、VR開発プラント「トランスヴァール(TV-02)」により開発されたVRである、アファームドT系列VR、通称"アファームド・ザ・タイガー"のそれと酷似している。
しかし、アファームドT系列は本来、同社の開発したアファームドJ系列VRの火力不足を補填し“大火力による戦場での衝撃力”として機能することを主眼に開発された支援戦闘用VRである。本機はその卓越した機動性能、特異な兵装、その破壊力、どれ一つとしてT系列とは比肩し得るべくもない異次元のポテンシャルを内包する。
このVRがいつ、如何なるVR開発工廠・開発スタッフにより製造されたのか。また、常に機体の完動状態を維持し、運用を可能とする整備補給手段を如何にして確保しているのか。
現時点では、その全ては一切明らかにされていない。
(※アファームド・ザ・ハッター/TタイプF 機体解説より引用)
原作である『電脳戦機バーチャロン マーズ』において、主人公の戦友として登場するハッター軍曹の愛機。激戦での頼れる味方として、また時に相対する存在として縦横無尽にストーリーをかき回す。
元々アファームド系VRは高い地上機動性と格闘戦能力を有するが、激化する限定戦争においては第二世代アファームド・ザ・ストライカーや第三世代アファームドT系列(アファームド・ザ・タイガー)のように、その長所を減殺してでも重火器を組み込む機体設計も成されるようになっていった。
しかしこのアファームド・ザ・ハッターは、第一世代アファームド、第二世代アファームド・ザ・バトラー、第三世代アファームドJ系列(アファームド・ザ・ジャガー)などの近接戦闘特化機体が装備していた小型火器すら排除されており、格闘戦特化をより極端に推し進めたチューニングとなっている。
第三世代のアファームドシリーズは、格闘戦向きのJ系列がやや小柄でスリムなスポーツマン体型なのに対し、砲撃戦向きのT系列は少し大柄でボディービルダーのようなマッチョ体型である。本機体はT系列のマッシブな外見と装甲・パワー、J系列の機動性と近接戦能力をよりハイレベルなスペックで併せ持つ、極めて特異な機体である。
基本的にバーチャロイドは、右腕・左腕・両腕の3箇所での射撃と格闘攻撃を持っていて当然なのだが、アファームド・ザ・ハッターはその戦闘スタイル(キャラ付け)から、右腕に一切の射撃武器を装備しておらず射撃の距離では右腕武器の残弾ゲージが常時「弾切れ」状態となっている数少ない例外的VRのうちの一体である。
アファームドの系譜[編集 | ソースを編集]
実はアファームドはテムジンの派生機体であり、その開発経緯は初代バーチャロンで「巨大人型ロボットによる近接戦闘は、生身の人間による白兵戦並みの激烈な要素を持ちながらも視覚的残虐さによる希薄さ」で、STDSは、この点にVRの商品価値の一端を見出し、「限定戦争(というショー・ビジネス)の本質にかなった」という理由である。
そこからテムジンをベースに(加えて、テムジンの「後継機」というのも兼ねて)近接戦を強化した主力戦闘VRの開発されたのがアファームドである。テムジンの汎用性と遠距離戦を格闘能力に振り分けた感じの性能となったが、初代のアファームドは「手の動作が修正できない」という設定があり、横ダッシュ時にボムを投擲すると不発弾になるという弱点があった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。ストーリーには殆ど絡まないが、加入直後はよく喋る。戦闘演出は非常に凝っており、その評価は高い。
- バーチャロン三人衆の中では最大火力や射程など劣る部分が目立ち、スーパー系寄りの中途半端な性能が難点。武装攻撃力が低いのに魂を覚えないので、瞬間火力よりも継戦火力や連打力に長けるのだが、雑魚掃討に使うにはやっぱり射程の短さが問題。パーツスロット3なのでフォローは可能な範囲。PLA武器の性能が高く、ALL武器の消費ENが異様に低いのが明確な優位点。また武器が全て格闘なので育成しやすく、小隊長能力「格闘攻撃力+10%」の恩恵を存分に受けられる。
- なお空中の敵に最強武器で攻撃できない問題もあり、それをフォローすると折角の陸Sを活かせなくなる。特にバルマー本星では、たかだか2マップとはいえ悲しみを背負うことになる。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 今回は『第3次α』の頃とは違い、だいぶ目立つ。戦闘セリフや作中での他作品との絡みなど、チーフより彼のほうが優遇されている場面も多々ある。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
主兵装は以下の3点。格闘戦に特化しており、本来なら装備されて然るべき右腕部分の射撃兵装が存在しない(右トリガーを引いても弾切れ音がするだけで反応しない)。
SRWでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。
- 両前腕部装備:ドラマティック・トンファー ver.SSS
- 両前腕部に設けられたハードポイントへ装備される、ビームトンファー。使用時にはハードポイントを支点に180度展開、先端部よりビーム刃が発振され、さらなるリーチを確保可能。原作ゲームでは同様にビームトンファーを持つアファームドJ タイプCよりビーム刃が長く、踏み込み距離も長く速い。
- 左腕兵装:スーパー・ボム typeM
- 左腕より投擲されるナパーム弾。着弾後、火柱を上げながら延焼する。また、エネルギーを球体状に凝固させ、サッカーボールのように蹴り飛ばして敵機に直接叩きつけるという乱暴な運用も可能。
- SRWの戦闘アニメでは一度も使用された事はないが、原作ゲームでは頻繁に使用している。
- 地味に性能も高く、特に敵対時はこれを踏んづけると手痛いダメージを受けることに。爆発が前進しながら連続で発生するためこちらの進路が限定される形となり、逃げ場を塞いたところに急接近して近接攻撃を叩き込む、というのが敵対時ハッターの常套戦術である。
- 頭部兵装(?):スーパーソニック・テンガロン
- 頭部に装備されたテンガロンハット状の物体を、敵機めがけて投擲する。投擲後はブーメランのように自動的に手元へ戻ってくるようになっている(しかも戻り際にも当たり判定あり)。
- ふざけた見た目に反して射出モーションの速度やテンガロンそのものの飛行速度が非常に速い上に高威力、戻り際を含めた二度の当たり判定など性能は非常に高く、ついでに相殺値(弾同士がぶつかったときに消し合う現象の優先度)がこれまた非常に高く設定されており、ボム類を貫通するどころかライデンのターボレーザーすらふっ飛ばしてしまう。
- 余談だが、原作シリーズのアファームド系VRには、ロケットパンチを射出したり、マチェット(ナタ)や青龍刀をぶん投げたりする物騒な機体も存在する。
技[編集 | ソースを編集]
- シュート・ザ・トンファー
- CW(Kでは前歩きCW→前ダッシュCW)。トンファーから発せられるソニックウェーブを発射する。『第3次α』では小隊攻撃武器。
- スーパーソニックテンガロン
- ターボCW。頭部のテンガロンハットを投擲する。
- 『第3次α』では全体攻撃。『K』では反撃時にはこの武装をメインに使うことになる。
- ドラマティック・トンファー
- 前ダッシュから近接CW(Kでは近接LW→近接RW→アッパー近接)。なお、テムジンやフェイ・イェンのようなダッシュ近接ではなく、ダッシュ終了の硬直をキャンセルして近接CWを出すBIOS近接というテクニックである。低消費かつ威力もある主力武器だが、『K』では射程が1しかないのが難点。
- ドラマティック・ザ・ハッター
- ハイパーモードへと移行し、ダッシュ近接LW→回り込み近接LW→ダウン追い討ち→近接CW→T近接LW→T近接CW→アッパー近接からライダーキックで締め。トドメ演出でパーフェクト勝利ポーズ(KではT近接LW→T近接RW→T近接CW→キック・ザ・ドラマティック)。『第3次α』では気力制限も緩く使い勝手が良かったが、『K』では射程1・気力130と必殺技らしく制限が強化されてしまった。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- ドラマティック・トンファーによる切り払いを発動。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「Burning muscles-ichiban☆boshi-」
- 電脳戦機バーチャロン マーズでの、ハッター軍曹のメインテーマ。原作中では、彼の登場シーンや戦闘ステージにて使用される。
余談[編集 | ソースを編集]
- 原作では、敵対するようになってからは赤主体のカラーリングに塗り替えられているが、SRWでは赤色で登場したことはない。
- 第3次αでの「ドラマティック・ザ・ハッター」のモーションで使用しているハイパー化(オーラを纏った状態・二段ジャンプ上昇中CW)とライダーキック(空中前ダッシュCW)は、原作ではアファームド・ザ・ハッターの技ではなく、「オラトリオ・タングラム」にて格闘特化機体である「アファームド・ザ・バトラー」が使用可能な特殊技である。寺田氏によると開発室にドリームキャスト版「オラトリオ・タングラム」があり、これを参考にした名残ではないかと思われる(回り込み近接攻撃も良く見るとモーションはバトラーのクイックステップ攻撃である)。
- なお、ライダーキックは正式名称が無かった頃の俗称であり、バーチャロンフォースでは同系統の後継機が持つ空中から回転きりもみキックを見舞う特殊技に「キック・ザ・ダイナミック」、「マーズ」のアファームド・ザ・ハッターの同特殊技には「キック・ザ・ドラマティック」という正式名称が付けられている。
- 同じく第3次αにてスーパーソニック・テンガロンを使用すると帽子の下から金髪の角刈り頭風のパーツが露出するが、実は「マーズ」ではこのようなパーツは無く、普通のアファームドTと同型の頭部パーツが露出する。しかしこれは別にスパロボオリジナル設定というわけではなく、第3次αとほぼ同時期にハセガワ社がザ・ハッターのプラモデルを開発しており、その際にブラッシュアップされたハイエンドCGから採用されたもの。プラモデルにももちろんパーツとして付属している。
- どうみてもテンガロンの下に入るボリュームではないのだが、ハイエンドCGモデリング担当の森氏曰く「細かく折りたたまれて入ってるんだよ。帽子の下からそのままのボリュームの髪形が出てくる人とかいないでしょ?」とのこと。ごもっともである。
商品情報[編集 | ソースを編集]