ガラガ

ガラガ
登場作品	ゾイドシリーズ ゾイド ジェネシス
声優	三宅健太
初登場SRW	スーパーロボット大戦K
SRWでの分類	パイロット

プロフィール
異名	雷鳴のガラガ
種族	惑星Zi人
性別	男
年齢	25歳
所属	反ディガルドゲリラ → 無敵団 → ディガルド討伐軍 → ジーン討伐軍
役職	ゲリラの頭目

ガラガは『ゾイド ジェネシス』の登場人物。

概要

反ディガルドのゲリラ組織を率いる見た目通りの豪快な男。

コトナに片思いをしており、熱烈なアプローチをかけているがあまり相手にされていない。コトナが彼を諦めさせるために『ルージが自分の婚約者である』と発言したことからルージと決闘するも、すぐに誤解は解け仲良くなった。

昔遊びに出た隙に故郷をディガルドに占領されてしまい、手も足も出せずに逃げるしかなかったという過去を持つ。そのため各地を転々としながらディガルドに対する抵抗活動を続けていたが、嘆きの山にてザイリンにゲリラ組織を壊滅させられてしまい、以後ルージたちの旅に同行する。

一見頭が悪く無神経な性格に見えるが他人の心の機微には敏感であり、特にルージが悩んでいるときはそれをいち早く見抜いてフォローを入れることが多い。また物語中盤ではダンブル（SRW未登場）との出会いによって、怒りを抑え更に機転を利かせて冷静に戦う術を身につけている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K

初登場作品。搭乗機デッドリーコングの装甲が厚く、Aコンボ武器も強力な為、コンボレベルを上げるとかなり使える。原作ではコトナと同時期に仲間になるが、シナリオの都合上大分遅れて加入。ディガルド関連ではそれなりに目立つが、ルージを気に入っている描写は無く、原作のような頼れる兄貴分としての描写もあまり無い。それどころかいかにも「見たまんまの馬鹿」的な描写（恐らく初登場時のルージへの態度のみをベースとしたもの）をされており、地味に改悪されている。特にやたらと宴会を開きたがる描写が多く、エンディングでは仲間が消滅してしまったにもかかわらず宴会を企画し、更に裸踊りまでする有様であった。

逆に能力面では主役レベルの格闘に、スーパー系主役陣真っ青の防御（簡単に言えば、ガラガより防御が高いのは甲児だけである）、リアル系としても充分にやっていける回避（ルージとの差が僅か3、チーフと同値）と非常に優遇されている。

パイロットステータス

精神コマンド

K

ド根性、必中、不屈、熱血、鉄壁、気迫

特殊スキル

K

底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL2

人間関係

ロン・マンガン

ゲリラ時に参謀役を務めてもらっていた。

ルージ・ファミロン

当初はコトナの嘘を鵜呑みにして恋のライバル扱いしたが、次第に弟分として気に入るようになった。精神的なアドバイスをすることも多い。

ラ・カン

レ・ミィ

性格的には一番気が合う。ルージとコトナが近づくと困るので自然と一緒に突撃することも。

コトナ・エレガンス

好意を持っていたが相手にされていなかった。

セイジュウロウ

討伐軍の仲間を集めるために共に行動した際に、病気の身である自身に代わってルージを見届けて欲しいと遺言を残している。

ダンブル

「おばあ」と呼び慕っていたが、当初はダンブルを巨漢と思い込んでいたため、彼女こそが凄腕のゾイド乗りのダンブルだった事に驚いている。SRW未登場。

他作品との人間関係

ヤッサバ・ジン

『K』ではお互いの人間性が合っていることもあり、仲が良い。

シン・アスカ

『K』では張り詰め、思い悩む彼を諭す一幕も。

名（迷）台詞

「うーん、男のようでもあり女のようでもあるが…」

第5話。ミィと初対面時に彼女がルージと勘違いしての発言。あまりに失礼であり、言うまでもなくミィから膝蹴りを食らった。

「俺にも、守らなきゃならない仲間がいる。ここへは来るな」

第7話。村のために一刻も早くジェネレーター職人を探さなければと協力を断りに来たルージが負傷したゲリラたちを目撃した事での発言。それまでの大雑把な態度から一転した重くシリアスな雰囲気が印象的。

「山が…俺たちの砦が…俺が奴らを甘く見たばかりに…みんなすまねぇ…俺のせいで…大事な仲間を…」

同話ラスト。アジトから脱出し、その先でアジトのあった場所を見て慟哭する。序盤でミィが忠告した通り、勝利に酔いしれディガルドを甘く見たばかりに起きた悲劇であった。

「男を咲かせる間もなく、志半ばで散っていった…あいつらへの手向けだ」

第8話。襲撃したバイオラプターの群れを撃破して。それは仲間の仇討ちも含まれていた。

ア・カン「我々はディガルドに対して抵抗を…」
「ディガルドだとぉ！？ まだ追手がいやがったのか！？ てめぇら容赦しねぇ！！」

第16話。無敵団の面々を前にしてディガルドの追手だと早合点し、ぶっ飛ばしてしまう。

「ルージ、お前が俺に想像もつかない事を考えているのは解る。目先の敵を倒したからってそれで終わりじゃねえ…もっともな話だ。だが…今だけは目先のことで楽しんでもいいんじゃねえか？」

同話ラスト。無敵団のやり方を認めつつも、それだけじゃダメだと悩むルージに対して無敵団と共に祝杯を楽しもうと諭した。

「てめえら…！よくも…よくも…俺の大切なっ！うがあああああっっ！！」
「一体残らず叩き潰してやる…！ルージの仇！無敵団の仇だッ！！」

第17話。無敵団の5人、さらにはルージをバイオラプター部隊に殺されたと思っての激昂。この雄叫びと共にデッドリーコングの封印された左腕を開放した。しかし、暴走状態とはいえ撤退するディガルドの部隊までも攻撃していた事でルージに制止される。

「俺としちゃルージが戦う気になってくれただけで嬉しいんだよ。これで、いつかは一緒に戦える」

第20話、ラ・カンとの模擬戦を観戦する中でのルージへの評価。

「ガタガタ言う奴は丸焼きにして食うぞ！ こっちには恐怖の丸焼き料理人、レ・ミィ様がいるんだからなぁ！？」

第21話、ルージが一時帰郷した際にムラサメライガーに乗せてくれと言ってきた村の子供たちを追い払う際の脅し文句。言うまでもなく直後にレ・ミィに怒られている。

「まるで人形みてえだぁ…あれが本当のお姫様ってもんだぜ」
ルージ「ミィもお姫様なら、少しは見習えばいいのに…」

第22話。反ディガルドの宣言が行われるため広場に集まった際に正装したミィの姿を見て。最初はミィだと全く気付いておらず、直後にミィだと気付いてルージ共々驚いていた。

「ルージはな、失敗しても後悔しても、どんだけ悔しくても絶望しても、それを乗り越えて立ち上がるんだ。ルージならこういうだろうよ。『せっかくの力を絶望だなんて言わないで、希望にする方法を、活かす方法を考えましょうよ。ダンブルさんの愛した人もそう望んでいるはずです』…ってな」

第30話。ダンブルが過去に事故で家族を死なせてしまった事でゾイド乗りを引退した事で、ルージと大違いと評しつつこう励ますだろうと語る。ルージへの強い信頼と、ルージが戦いを経て着実に成長している事が表れた台詞である。

「月は出ているか？」
「隙だらけだぜ！！」
「おばあが言ってた！　腹が立つほど冷静にってな！　俺を罠にハメたと思って油断したお前の…負けだぁ！！」
「いい切れ味だったぜ！」

同話。量産型バイオメガラプトルの戦いにおいて、ダンブルの助言を活かし隙を突いて大鎌で撃破する。

一番上の台詞にニヤリとした視聴者も多いかもしれない。

「反乱だったりしてな…『もうこれ以上よそ者がでかい顔をするのは許せぬ！　出ていけぇ…』」
ティ・ゼ「まさか！？」
「冗談だよ！　ハッハッハッハ…」

第36話。ダ・ジンたちキダ藩の面々の動きに違和感を感じた事でこう言うが、そのまさかとも言うべき事態が実際に起こりかけていた。

「何か落としたぞ！」

第37話。ズーリを強襲するバイオラプターグイの空爆を見て。空を飛ぶゾイドの存在そのものが珍しい『ジェネシス』の世界観では空爆そのものの認識も薄い事が表れている台詞。

「探しもんならここだぜ」

第42話。バイオゾイド部隊を前に過労で倒れたルージを旅を始めた仲間たちと共に、寸前で救出する。

「俺の村を焼いた奴を見つけたらぶん殴ってやるけどな！」

第48話、ディガルド軍にもナンバーの真実を公表し離反した部隊と手を組むことを提案したルージに激怒するも、ルージもガラガと同じ故郷を焼かれた身であり、難色を示しつつも最終的にルージに同意した。

｢俺もまだ動けるぜ!!｣

ムラサメライガーに続く形でデッドリーコングがヘルズボックス内の寄生ゾイドのゾイドコアで復活した際の一言。当然ジーンは｢こいつ、ゾイドコアを二つ持っていたのか?｣と驚いていた。更に、その直後に復活したバイオヴォルケーノとの連携攻撃でバイオティラノのゾイドコアを守る外郭を破壊した

スパロボシリーズの迷台詞

「待て待て待て！お前達までそんなに急いで帰る事はないだろう？せっかく大勝利を収めたんだ。パーッと盛大に祝おうぜ！」

『K』エンディングにて、エクソダスを再開するために帰ろうとするサラ達に対して。実はこの直前の最終決戦では総士がミストの身代わりになる形で消滅しており、宴会なんか開いてはいられないはずなのだが…。しかしゲインは咎めるどころか賛同しており、カガリに至っては「支払いはオーブのツケで構わないぞ」と豪語していた。さらに実際開かれた宴会ではゴオと共に裸踊りまでする始末…。この場面はミストの「楽しい宴会でしたね…」という台詞が槍玉に挙げられるが、彼の振る舞いも明らかに常識を疑いたくなるおかしいものであった。

搭乗機体

デッドリーコング