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==ファイナルフェイズ(Finalphace)==
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ファイナルフェイズとは、アニメ版『[[鉄のラインバレル]]』に登場する技術。
  
TVアニメ版[[鉄のラインバレル]]の物語終盤にて、高蓋然性世界から押し寄せてこようとする[[セントラル]]の軍勢を阻止するため、次元回廊そのものを[[ラインバレル]]のエグゼキューターで断ち切り消滅させる作戦、『テルミノ・クレメンティア』。
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== 概要 ==
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[[ラインバレル]]以外の全[[マキナ]]のエネルギーをラインバレルへと送り込み、ラインバレルを再度活性化させるプログラムである。
  
しかし消耗したラインバレルにそれだけの余力は無く、[[ヴァーダント]]のファクターである[[森次玲二]]は最終手段と言える『プロジェクトJUDA・ファイナルフェイズ』の起動を要請。
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終盤にて、[[高蓋然性世界]]から押し寄せてこようとする[[セントラル]]の軍勢を阻止するため、次元回廊そのものをラインバレルのエグゼキューターで断ち切り消滅させる作戦、『テルミノ・クレメンティア』。しかし度重なる戦闘により消耗したラインバレルにそれだけの余力は無かったが、浩一は「それでもやらなければならない」とエネルギー切れを厭わずに突撃を敢行しようとする。
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確かにやらなければ高蓋然性世界の軍勢が押し寄せてきてしまうのだが、ここで無謀な突撃を行ってラインバレルを失う事も作戦の失敗に直結する。[[ヴァーダント]]の[[ファクター]]である[[森次玲二]]は最終手段と言える『プロジェクトJUDA・ファイナルフェイズ』の起動を要請。
  
ファイナルフェイズとはラインバレル以外の全マキナのエネルギーをラインバレルへと送り込み、ラインバレルを再度活性化させるプログラムである。これを使えば消耗したラインバレルに、次元回廊を断ち切るたけのエネルギーを持たせる事が出来る。しかしそれと引き換えに、エネルギーを送ったマキナはDソイルの活動が完全に停止してしまう事となる。Dソイルの完全停止は、Dソイルに生命活動を依存しているファクターの生命の停止と同義であり、まさに命と引き換えの最終手段であった。
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ファイナルフェイズを使えば、消耗したラインバレルに次元回廊を断ち切るだけのエネルギーを持たせる事が出来る。しかしそれと引き換えに、エネルギーを送ったマキナはDソイルの活動が完全に停止してしまう事となる。Dソイルの完全停止は、Dソイルに生命活動を依存しているファクターの生命の停止と同義であり、まさに命と引き換えの最終手段であった。
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各マキナから一旦仲介役へ送られ収束したエネルギーをラインバレルが受け取る。本来ならば[[フラッグ]]と合体し元の形態に戻った[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]がエネルギーの仲介を行うのだが、シャングリラはファイナルフェイズの発動前に[[グラン・ネイドル]]への特攻で撃沈していたため、仲介はヴァーダントが行った。この時はヴァーダントの操縦席もエネルギーの奔流に包まれたのか、肉体的な痛みを感じないはずの森次が苦痛に顔を歪める様子がある。
  
本来ならば[[フラッグ]]と合体し元の形態に戻った[[シャングリラ]]がエネルギーの仲介を行うのだが、シャングリラはファイナルフェイズの発動前に[[グラン・ネイドル]]への特攻で撃沈していたため、仲介はヴァーダントが行った。この時はヴァーダントの操縦席もエネルギーの奔流に包まれたのか、肉体的な痛みを感じないはずの森次が苦痛に顔を歪める様子がある。
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ファイナルフェイズ発動時に存在していたラインバレル以外のマキナはヴァーダント、[[ペインキラー]][[ハインド・カインド]][[ディスィーブ]]、[[アパレシオン]]の5機だが、真っ二つにされ海中に破棄されていたはずの[[タリスマン]]からもエネルギーが送られ、合計6機分のエネルギーがラインバレルへと送り込まれている。
  
ファイナルフェイズ発動時に存在していたラインバレル以外のマキナはヴァーダント、[[ペインキラー]][[ハインド・カインド]][[ディスィーブ]]、[[アパレシオン]]の5機だが、真っ二つにされ海中に破棄されていたはずの[[タリスマン]]からも何故かエネルギーが送られ、合計6機分のエネルギーがラインバレルへと送り込まれている。
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== SRWでの扱い ==
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=== 携帯機シリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦L]]
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:ほぼ原作アニメの流れを踏襲してイベントが展開される。アニメと違う点と言えば、アニメではエネルギー切れを厭わずに突っ込もうとする浩一の後押しのために急遽起動されるプログラムであったものが、『L』では最初から全員一丸となって開始される。ラインバレル&浩一も突っ込まずにフォーメーションを取ったマキナと一緒に待機する。
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:アニメでは最初からタリスマンを含めた6機からエネルギーが送られるが、『L』では最初はタリスマン以外の5機だけでファイナルフェイズを試みるもののエネルギーが足りず、思いがけないところ(タリスマン)からエネルギーが飛んできてファイナルフェイズが成功する。またアニメでは結局タリスマンが半壊状態のまま再起動した事については触れられなかったが、『L』ではこの辺りに若干のフリと事後の関係者(沢渡など)のセリフが用意されている。
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:アニメではチャージ中も戦闘は続いていたものの割とすぐチャージが完了しラインバレルへのエネルギー充填が行われていた(上述の通りラインバレルが先んじて突っ込んでしまってから起動して間に合っている)のに対し、『L』ではエネルギー収束までに4分かかる事になっており、その間暴走したセントラルのマキナから、こちらのマキナを防衛すると言うイベントが発生する。ファイナルフェイズ完成直前に発生した最後の重力波をEVA3機が身を挺して防ぐクロスオーバーは、Lで最も熱いとの呼び声も高い屈指の名シーンである。
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:イベントが終わった後は、ラインバレルからのみ発動可能な特殊[[合体攻撃]]としてラインバレルの武装になる。ラインバレル自身を合わせて6機以上が必要となり、必要気力も150とLで最も大規模な合体攻撃。この合体攻撃のみ、参加ユニットが出撃さえしていればどこに居ても良く、一定距離内に固まる必要が無い。
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:[[中島宗美]]の生還フラグを立てていなかった場合、原作のようにその場にいないはずのタリスマンからエネルギーが送られファイナルフェイズが成功するという流れになるが、その後はタリスマン以外のマキナだけでファイナルフェイズを実行するようになる。この場合の攻撃力は初期8000、10段階改造で9250と、イクサーズファイナルアタックやEVA一斉攻撃と同じ程度の威力になる。一方で生存フラグを立てていた場合、宗美が実際にタリスマンに乗ってファイナルフェイズに参加する。この場合、イベント後も宗美のタリスマンがファイナルフェイズに参加する。この「完全版」ファイナルフェイズの攻撃力はなんと'''初期威力で10000、10段階改造で11250(表示上はいずれも9999)'''と言う破格の威力を誇る。Lにおける、唯一の攻撃力カンスト武器。
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:この武器は特殊合体攻撃であるため、ラインバレル以外のマキナは「気力150」「消費EN120」と言う条件を満たす必要は無いが、ファイナルフェイズ特有の条件として「全マキナのDソイル値60以上」と言う条件があり、さらに使用後はラインバレル以外の全マキナのDソイル値が20まで低下する。どのファクターもDソイル初期値が60以上あり、Dソイル値が低下するのは攻撃を外した時だけであるため、1発目を撃つ時にはDソイル値を気にする必要はないが、いったん20に低下したDソイル値を60まで上げるのは敵を30機近く撃墜するくらい必要なので、1機回復させるだけでもほぼ無理。事実上、1MAPに1回きりの合体攻撃と言える。
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:なお上記イベントの際にマキナのエネルギーをチャージしている間は、全マキナは一切の行動が不能になるため自軍の他ユニットで防衛する必要があるが、Lでのイベントの際はそれに加えてほぼ毎ターン次元回廊からの重力波で全マキナのHPが一定割合で強制的に減らされる(と言っても、ファクター技能による自動回復がどのマキナもだいたい20%程度以上はあるので、あまり大ダメージにはならないが。少なくともDソイル値が突出するラインバレルと、修理装置を併せ持つペインキラーは毎ターンMAXに戻る)。
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:ちなみに、トドメ演出の際に出現する紫色のエネルギーの球体のようなものは次元回廊が破壊された際の余波であり、ラインバレルはあのエネルギー球に飲み込まれる事で次元の狭間へと飛ばされた。しかし、このエネルギーの球体は通常の戦闘で使ってトドメを刺した場合の演出に現れて、実際に次元回廊を斬って破壊した時には現れない(トドメ演出が無い)。
  
==スパロボにおける扱い==
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==余談==
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やはりと言うか何と言うか、ネット上では[[張五飛|もう一名]]追加した「究極版ファイナルフェイズ」(?)のコラ画像が出回ってしまっている。
  
;[[スーパーロボット大戦L]]:ほぼ原作アニメの流れを踏襲してイベントが展開される。アニメと違う点と言えば、アニメではエネルギー切れを厭わずに突っ込もうとする浩一の後押しのために急遽起動されるプログラムであったものが、『L』では最初から全員一丸となって開始される事、またタリスマンからエネルギーが飛んでくる事に若干の前フリが用意されている(と共に、生存フラグを満たしていた場合の話の流れを用意する)事くらい。ファイナルフェイズ完成直前の最後の重力波をEVA3機が身を挺して防ぐクロスオーバーは、Lで最も熱いとの呼び声も高い屈指の名シーンである。<br/>イベントが終わった後は、ラインバレルからのみ発動可能な特殊[[合体攻撃]]としてラインバレルの武装になる。ラインバレル自身を合わせて6機以上が必要となり、必要気力も150とLで最も大規模な合体攻撃。この合体攻撃のみ、参加ユニットが出撃さえしていればどこに居ても良く、一定距離内に固まる必要が無い。<br/>[[中島宗美]]の生還フラグを立てていなかった場合、原作のようにその場にいないはずのタリスマンからエネルギーが送られファイナルフェイズが成功するという流れになるが、その後はタリスマン以外のマキナだけでファイナルフェイズを実行するようになる。この場合の攻撃力は初期8000、10段階改造で9250と、イクサーズファイナルアタックやEVA一斉攻撃と同じ程度の威力になる。<br/>一方で生存フラグを立てていた場合、宗美が実際にタリスマンに乗ってファイナルフェイズに参加する。この場合、イベント後も宗美のタリスマンがファイナルフェイズに参加する。この「完全版」ファイナルフェイズの攻撃力はなんと'''初期威力で10000、10段階改造で11250(表示上はいずれも9999)'''と言う破格の威力を誇る。Lにおける、唯一の攻撃力カンスト武器。<br/>この武器は特殊合体攻撃であるため、ラインバレル以外のマキナは「気力150」「消費EN120」と言う条件を満たす必要は無いが、ファイナルフェイズ特有の条件として「全マキナのDソイル値60以上」と言う条件があり、さらに使用後はラインバレル以外の全マキナのDソイル値が20まで低下する。<br/>なおマキナのエネルギーをチャージしている間は、全マキナは一切の行動が不能になるため自軍の他ユニットで防衛する必要があるが、Lでのイベントの際はそれに加えてほぼ毎ターン次元回廊からの重力波で全マキナのHPが一定割合で強制的に減らされる(と言っても、ファクター技能による自動回復がどのマキナもだいたい20%程度以上はあるので、あまり大ダメージにはならないが。少なくともDソイル値が突出するラインバレルと、修理装置を併せ持つペインキラーは毎ターンMAXに戻る)。
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{{DEFAULTSORT:ふあいなるふえいす}}
 
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[[category:計画]]
{{DEFAULTSORT:ふぁいなるふぇいす}}
 
[[category:小辞典]]
 
 
[[category:鉄のラインバレル]]
 
[[category:鉄のラインバレル]]

2022年4月19日 (火) 06:56時点における最新版

ファイナルフェイズとは、アニメ版『鉄のラインバレル』に登場する技術。

概要[編集 | ソースを編集]

ラインバレル以外の全マキナのエネルギーをラインバレルへと送り込み、ラインバレルを再度活性化させるプログラムである。

終盤にて、高蓋然性世界から押し寄せてこようとするセントラルの軍勢を阻止するため、次元回廊そのものをラインバレルのエグゼキューターで断ち切り消滅させる作戦、『テルミノ・クレメンティア』。しかし度重なる戦闘により消耗したラインバレルにそれだけの余力は無かったが、浩一は「それでもやらなければならない」とエネルギー切れを厭わずに突撃を敢行しようとする。 確かにやらなければ高蓋然性世界の軍勢が押し寄せてきてしまうのだが、ここで無謀な突撃を行ってラインバレルを失う事も作戦の失敗に直結する。ヴァーダントファクターである森次玲二は最終手段と言える『プロジェクトJUDA・ファイナルフェイズ』の起動を要請。

ファイナルフェイズを使えば、消耗したラインバレルに次元回廊を断ち切るだけのエネルギーを持たせる事が出来る。しかしそれと引き換えに、エネルギーを送ったマキナはDソイルの活動が完全に停止してしまう事となる。Dソイルの完全停止は、Dソイルに生命活動を依存しているファクターの生命の停止と同義であり、まさに命と引き換えの最終手段であった。 各マキナから一旦仲介役へ送られ収束したエネルギーをラインバレルが受け取る。本来ならばフラッグと合体し元の形態に戻ったシャングリラがエネルギーの仲介を行うのだが、シャングリラはファイナルフェイズの発動前にグラン・ネイドルへの特攻で撃沈していたため、仲介はヴァーダントが行った。この時はヴァーダントの操縦席もエネルギーの奔流に包まれたのか、肉体的な痛みを感じないはずの森次が苦痛に顔を歪める様子がある。

ファイナルフェイズ発動時に存在していたラインバレル以外のマキナはヴァーダント、ペインキラーハインド・カインドディスィーブアパレシオンの5機だが、真っ二つにされ海中に破棄されていたはずのタリスマンからもエネルギーが送られ、合計6機分のエネルギーがラインバレルへと送り込まれている。

SRWでの扱い[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
ほぼ原作アニメの流れを踏襲してイベントが展開される。アニメと違う点と言えば、アニメではエネルギー切れを厭わずに突っ込もうとする浩一の後押しのために急遽起動されるプログラムであったものが、『L』では最初から全員一丸となって開始される。ラインバレル&浩一も突っ込まずにフォーメーションを取ったマキナと一緒に待機する。
アニメでは最初からタリスマンを含めた6機からエネルギーが送られるが、『L』では最初はタリスマン以外の5機だけでファイナルフェイズを試みるもののエネルギーが足りず、思いがけないところ(タリスマン)からエネルギーが飛んできてファイナルフェイズが成功する。またアニメでは結局タリスマンが半壊状態のまま再起動した事については触れられなかったが、『L』ではこの辺りに若干のフリと事後の関係者(沢渡など)のセリフが用意されている。
アニメではチャージ中も戦闘は続いていたものの割とすぐチャージが完了しラインバレルへのエネルギー充填が行われていた(上述の通りラインバレルが先んじて突っ込んでしまってから起動して間に合っている)のに対し、『L』ではエネルギー収束までに4分かかる事になっており、その間暴走したセントラルのマキナから、こちらのマキナを防衛すると言うイベントが発生する。ファイナルフェイズ完成直前に発生した最後の重力波をEVA3機が身を挺して防ぐクロスオーバーは、Lで最も熱いとの呼び声も高い屈指の名シーンである。
イベントが終わった後は、ラインバレルからのみ発動可能な特殊合体攻撃としてラインバレルの武装になる。ラインバレル自身を合わせて6機以上が必要となり、必要気力も150とLで最も大規模な合体攻撃。この合体攻撃のみ、参加ユニットが出撃さえしていればどこに居ても良く、一定距離内に固まる必要が無い。
中島宗美の生還フラグを立てていなかった場合、原作のようにその場にいないはずのタリスマンからエネルギーが送られファイナルフェイズが成功するという流れになるが、その後はタリスマン以外のマキナだけでファイナルフェイズを実行するようになる。この場合の攻撃力は初期8000、10段階改造で9250と、イクサーズファイナルアタックやEVA一斉攻撃と同じ程度の威力になる。一方で生存フラグを立てていた場合、宗美が実際にタリスマンに乗ってファイナルフェイズに参加する。この場合、イベント後も宗美のタリスマンがファイナルフェイズに参加する。この「完全版」ファイナルフェイズの攻撃力はなんと初期威力で10000、10段階改造で11250(表示上はいずれも9999)と言う破格の威力を誇る。Lにおける、唯一の攻撃力カンスト武器。
この武器は特殊合体攻撃であるため、ラインバレル以外のマキナは「気力150」「消費EN120」と言う条件を満たす必要は無いが、ファイナルフェイズ特有の条件として「全マキナのDソイル値60以上」と言う条件があり、さらに使用後はラインバレル以外の全マキナのDソイル値が20まで低下する。どのファクターもDソイル初期値が60以上あり、Dソイル値が低下するのは攻撃を外した時だけであるため、1発目を撃つ時にはDソイル値を気にする必要はないが、いったん20に低下したDソイル値を60まで上げるのは敵を30機近く撃墜するくらい必要なので、1機回復させるだけでもほぼ無理。事実上、1MAPに1回きりの合体攻撃と言える。
なお上記イベントの際にマキナのエネルギーをチャージしている間は、全マキナは一切の行動が不能になるため自軍の他ユニットで防衛する必要があるが、Lでのイベントの際はそれに加えてほぼ毎ターン次元回廊からの重力波で全マキナのHPが一定割合で強制的に減らされる(と言っても、ファクター技能による自動回復がどのマキナもだいたい20%程度以上はあるので、あまり大ダメージにはならないが。少なくともDソイル値が突出するラインバレルと、修理装置を併せ持つペインキラーは毎ターンMAXに戻る)。
ちなみに、トドメ演出の際に出現する紫色のエネルギーの球体のようなものは次元回廊が破壊された際の余波であり、ラインバレルはあのエネルギー球に飲み込まれる事で次元の狭間へと飛ばされた。しかし、このエネルギーの球体は通常の戦闘で使ってトドメを刺した場合の演出に現れて、実際に次元回廊を斬って破壊した時には現れない(トドメ演出が無い)。

余談[編集 | ソースを編集]

やはりと言うか何と言うか、ネット上ではもう一名追加した「究極版ファイナルフェイズ」(?)のコラ画像が出回ってしまっている。