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==タリスマン(TALISMAN)==
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
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| 登場作品 =  
*分類:[[マキナ]]
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*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
*頭頂高:19.0m
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*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル}}
*[[全長一覧|全高]]:20.2m
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| デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}}(原作漫画版)<br />{{メカニックデザイン|鈴木勤}}(アニメ版)
*重量:49.6t
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
*[[動力]]:電力
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| SRWでの分類 = [[機体]]
*装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック
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*MMI:電脳
 
<!-- *開発者:不明 -->
 
*所属:[[加藤機関]]、[[JUDA]](原作)
 
*意匠:変わり二つ守
 
*[[ファクター]]:[[中島宗美]]
 
*メカニックデザイン:清水栄一(原作漫画版)、鈴木勤(アニメ版)
 
  
阿戸呂山の地下に眠っていた白銀の[[マキナ]]。やや丸みがかった、西洋甲冑のような外見が特徴。リア・アーマー内には唯一の武器である大槍「テールオブキングダム」を搭載しており、これのみで戦闘を行う。この槍には指向性高プラズマ発生装置が搭載されており、近接戦闘の攻撃力を強化するほか、最大出力で電撃を放射することによりマキナの人工筋肉を焼き切って行動不能にすることも可能。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 所属 =
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'''タリスマン'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の[[登場メカ]]。
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== 概要 ==
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阿戸呂山の地下に眠っていた白銀の[[マキナ]]
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やや丸みがかった、西洋甲冑のような外見が特徴。
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リア・アーマー内には唯一の武器である大槍「テールオブキングダム」を搭載しており、これのみで戦闘を行う。この槍には指向性高プラズマ発生装置が搭載されており、近接戦闘の攻撃力を強化するほか、最大出力で電撃を放射することによりマキナの人工筋肉を焼き切って行動不能にすることも可能。
  
 
機体名は英語で、「護符・お守り」を意味する「tarlisman」から。
 
機体名は英語で、「護符・お守り」を意味する「tarlisman」から。
  
 
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
[[阿戸呂村]]の山中に埋まっていた機体。現地の人間はこれを伝承に在る「鬼」とし、コクピットにいた赤ん坊の宗美を「鬼の子」として信仰(本人の項に詳しいが、これは彼を外界から守るためであった)していた。
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[[阿戸呂村]]の山中に埋まっていた機体。現地の人間はこれを伝承に在る「鬼」とし、コクピットにいた赤ん坊の[[中島宗美]]を「鬼の子」として信仰(本人の項に詳しいが、これは彼を外界から守るためであった)していた。
  
情報を聞きつけて調査にやって来た特務室の面々と[[中島宗美|宗美]]の衝突に駆り出される形で実戦投入されるが、[[ラインバレル]]との戦闘の最中に[[ユリアンヌ・フェイスフル|ユリアンヌ]]率いる[[加藤機関]]の襲撃を受ける。その際、道明寺の介入によって戦闘が一時中断した際、宗美が薫のもとに向かったため一旦戦線を離脱。その後、[[ツバキヒメ]]に追い詰められるラインバレルを救出すべく戦闘に介入、加藤機関を撤退させた。事態収束後は宗美共々[[JUDA]]特務室に所属することとなった。
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情報を聞きつけて調査にやって来た特務室の面々と宗美の衝突に駆り出される形で実戦投入されるが、[[ラインバレル]]との戦闘の最中に[[ユリアンヌ・フェイスフル]]率いる[[加藤機関]]の襲撃を受ける。その際、道明寺の介入によって戦闘が一時中断した際、宗美が薫のもとに向かったため一旦戦線を離脱。その後、[[ツバキヒメ]]に追い詰められるラインバレルを救出すべく戦闘に介入、加藤機関を撤退させた。事態収束後は宗美共々[[JUDA]]特務室に所属することとなった。
  
 
戦闘に関しては素人の宗美がユリアンヌと対等に渡り合ったことから、蓄積されていた戦闘データは相当なレベルであるらしい。この辺りは「やり直される」前の世界において、マキナ同士の殺し合いに参加し、かつ[[マキナ#ヒトマキナ|ヒトマキナ]]になれずに残存したためと推測される。
 
戦闘に関しては素人の宗美がユリアンヌと対等に渡り合ったことから、蓄積されていた戦闘データは相当なレベルであるらしい。この辺りは「やり直される」前の世界において、マキナ同士の殺し合いに参加し、かつ[[マキナ#ヒトマキナ|ヒトマキナ]]になれずに残存したためと推測される。
  
JUDAで調査を行った結果、機体表面にはかつて何らかの装飾や意匠が施されていた痕跡が発見されている。スピア形状の槍と相まって、「やり直される」前の世界では王侯貴族やその関連者の機体であった可能性がある。当時のマキナの配備状況からすると、恐らく本機及び系列機は[[ヨーロッパ]]周辺で製造されたと思われる。
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JUDAで調査を行った結果、機体表面にはかつて何らかの装飾や意匠が施されていた痕跡が発見されている。スピア形状の槍と相まって、「やり直される」前の世界では王侯[[貴族]]やその関連者の機体であった可能性がある。当時のマキナの配備状況からすると、恐らく本機及び系列機は[[ヨーロッパ]]周辺で製造されたと思われる。
  
 
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
:基本的に敵として登場するが、フラグ次第で味方に出来る。テールオブキングダム(最大出力)の射程と攻撃力が怖い上、近い敵をランダムに狙って来るため迂闊に近づくと狙い撃ちにされる。特に強制出撃で鉢合わせがちな[[ラインバレル]]は注意が必要。味方になった際は装甲ボーナスとバリアによってその名の通りかなりの頑強さを誇る。また、唯一資金と経験値ボーナス両方を併せ持つ機体。まさにお守り。ちなみにバリアは敵の時には持っていない。
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:初登場作品。基本的に敵として登場するが、フラグ次第で味方に出来る。テールオブキングダム(最大出力)の射程と攻撃力が怖い上、近い敵をランダムに狙って来るため迂闊に近づくと狙い撃ちにされる。特に強制出撃で鉢合わせがちな[[ラインバレル]]は注意が必要。味方になった際は装甲ボーナスとバリアによってその名の通りかなりの頑強さを誇る。また、唯一資金と経験値ボーナス両方を併せ持つ機体。まさにお守り。ちなみにバリアは敵の時には持っていない。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
:原作漫画版準拠で登場。そのため序盤から登場し初登場以外は全編通して味方。その初登場時はNPCであるが性能が味方版のままのため、[[呂布トールギス|呂布]]にぶつかって叩き落されることも普通にあり得る。なので、とにかく速攻で自軍を進めるか、[[アルマ (機体)|アルマ]]を多少残してそっちに引っ張るかが対策となる。
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:原作漫画版準拠で登場。そのため序盤から登場し初登場以外は全編通して味方。その初登場時は[[NPC]]であるが性能が味方版のままのため、[[呂布トールギス|呂布]]にぶつかって叩き落されることも普通にあり得る。なので、とにかく速攻で自軍を進めるか、[[アルマ (機体)|アルマ]]を多少残してそっちに引っ張るかが対策となる。
:今回も高い装甲と機体ボーナスのバリアは健在で、そこに新仕様の自己修復が加わるため堅牢さはL以上。ただし武装の方は格闘ボーナスが付いて攻撃力は上がったものの、最大出力が近接技になってしまったためLに比べて射程が短くなっているのが問題。その代わりP属性がついたため、前線に出して進軍させながらの壁役を任せやすくなったとも言える。
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:今回も高い装甲と機体ボーナスのバリアは健在で、そこに新仕様の自己修復が加わるため堅牢さは『L』以上。ただし武装の方は格闘ボーナスが付いて攻撃力は上がったものの、最大出力が近接技になってしまったためLに比べて射程が短くなっているのが問題。その代わりP属性がついたため別の意味で取り回しやすくはなっている。
 
:今作での一番の問題点は、アイコンが灰色一色であるため行動済みかどうかが非常に判別し辛いこと(尤も、同じ作品に[[アパレシオン|もっと判別困難なの]]がいるが…)。
 
:今作での一番の問題点は、アイコンが灰色一色であるため行動済みかどうかが非常に判別し辛いこと(尤も、同じ作品に[[アパレシオン|もっと判別困難なの]]がいるが…)。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:原作漫画版準拠で登場。
 
:原作漫画版準拠で登場。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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==== 武装 ====
 
;テールオブキングダム
 
;テールオブキングダム
:唯一の武装である大槍。プラズマを穂先に集中し、敵の駆動系を焼き切る。
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:唯一の武装である大槍。槍の中程が展開する機構があり、プラズマを穂先に集中し、敵の駆動系を焼き切る。プラズマを発生するラグが存在するが連続使用が可能で[[ラインバレル]]の高速修復が追いつかない程のダメージを与えている。また未使用時は背中に装備させることも出来る。
:Lでは運動性低下L1の[[特殊効果]]つき。
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:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では運動性低下L1の[[特殊効果]]つき。
:;テールオブキングダム(最大出力)
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::プラズマ発生装置の出力を最大に引き上げ、電撃を放射する。
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==== 必殺技 ====
::運動性低下L2つき。始動射程は2で最大射程は6。長い様で短い半端な数値なので、いっそのこと[[ディスィーブ]]と組んでしまうのも手。さりげなくPS装甲無効。
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;テールオブキングダム(最大出力)
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:『L』での必殺技。プラズマ発生装置の出力を最大に引き上げ、電撃を放射する。
::テールオブキングダムを相手に突き刺して電撃を見舞う。[[プリテンダー]]戦で無線ナーブクラックを撃ち落とした攻撃の再現。
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:運動性低下L2つき。始動射程は2で最大射程は6。長い様で短い半端な数値なので、いっそのこと[[ディスィーブ]]と組んでしまうのも手。さりげなくPS装甲無効。
::UXではこちら。最大出力と異なり射程の短いP武器。運動性低下・移動低下つき。
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;タリスマン最大出力
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』での必殺技。テールオブキングダムを相手に突き刺して電撃を見舞う。[[プリテンダー]]戦で無線ナーブクラックを撃ち落とした攻撃の再現。
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=== [[特殊能力]] ===
 
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;剣装備
 
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:防御強化に加え資金・経験値の両方にボーナスがつく、まさしく「護符」あるいは「お守り」といった名に相応しい便利な構成。加入が遅く活かす機会が少ないのが悔やまれる。
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:防御面を補強しつつ資金・経験値の両方にボーナスがつく、まさしく「護符」あるいは「お守り」そのものの構成。優秀なのだがいかんせん加入が遅すぎて稼ぎの役には立ちづらい。
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
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:*'''初期段階:装甲値+100 格闘武器+100'''
 
:*'''初期段階:装甲値+100 格闘武器+100'''
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:*'''第三段階:装甲値+150 格闘武器+200 バリア1250'''
 
:*'''第三段階:装甲値+150 格闘武器+200 バリア1250'''
 
:*'''最終段階:装甲値+200 格闘武器+300 バリア1500 経験値+10%'''
 
:*'''最終段階:装甲値+200 格闘武器+300 バリア1500 経験値+10%'''
:残念ながら資金ボーナスが無く経験値も最後に付くようになったが、格闘ボーナスを得て戦闘能力が高まった。近接格闘型の機体となら大抵誰と組ませてもいい仕事をするが、互いに必要なボーナスを過不足なく備え、射程も揃っている[[ディスィーブ]]とは特に相性がいい。
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:資金ボーナスの代わりに格闘ボーナスを得て戦闘向きになった。近接格闘型の機体となら大抵誰と組ませてもいい仕事をするが、経験値ボーナスがダブるところを除けば互いに必要なボーナスを過不足なく備え、射程も揃っている[[ディスィーブ]]とは特に相性がいい。
  
== [[BGM|機体BGM]] ==
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== 機体BGM ==
 
;「鬼帝の剣」
 
;「鬼帝の剣」
:LでのデフォルトBGM。
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:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』でのデフォルト[[BGM]]。
 
;「Linebarrel」
 
;「Linebarrel」
:UXでのデフォルトBGM。
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でのデフォルトBGM。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==

2022年4月19日 (火) 06:51時点における最新版

タリスマン
登場作品
デザイン 清水栄一(原作漫画版)
鈴木勤(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦L
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 マキナ
頭頂高 19.0 m
全高 20.2 m
重量 49.6 t
エネルギー 電力
装甲材質 ニューロカーボン・ナノセラミック
MMI 電脳
意匠 変わり二つ守
所属
乗員人数 1名
ファクター 中島宗美
テンプレートを表示

タリスマンは『鉄のラインバレル』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

阿戸呂山の地下に眠っていた白銀のマキナ

やや丸みがかった、西洋甲冑のような外見が特徴。

リア・アーマー内には唯一の武器である大槍「テールオブキングダム」を搭載しており、これのみで戦闘を行う。この槍には指向性高プラズマ発生装置が搭載されており、近接戦闘の攻撃力を強化するほか、最大出力で電撃を放射することによりマキナの人工筋肉を焼き切って行動不能にすることも可能。

機体名は英語で、「護符・お守り」を意味する「tarlisman」から。

原作漫画版[編集 | ソースを編集]

阿戸呂村の山中に埋まっていた機体。現地の人間はこれを伝承に在る「鬼」とし、コクピットにいた赤ん坊の中島宗美を「鬼の子」として信仰(本人の項に詳しいが、これは彼を外界から守るためであった)していた。

情報を聞きつけて調査にやって来た特務室の面々と宗美の衝突に駆り出される形で実戦投入されるが、ラインバレルとの戦闘の最中にユリアンヌ・フェイスフル率いる加藤機関の襲撃を受ける。その際、道明寺の介入によって戦闘が一時中断した際、宗美が薫のもとに向かったため一旦戦線を離脱。その後、ツバキヒメに追い詰められるラインバレルを救出すべく戦闘に介入、加藤機関を撤退させた。事態収束後は宗美共々JUDA特務室に所属することとなった。

戦闘に関しては素人の宗美がユリアンヌと対等に渡り合ったことから、蓄積されていた戦闘データは相当なレベルであるらしい。この辺りは「やり直される」前の世界において、マキナ同士の殺し合いに参加し、かつヒトマキナになれずに残存したためと推測される。

JUDAで調査を行った結果、機体表面にはかつて何らかの装飾や意匠が施されていた痕跡が発見されている。スピア形状の槍と相まって、「やり直される」前の世界では王侯貴族やその関連者の機体であった可能性がある。当時のマキナの配備状況からすると、恐らく本機及び系列機はヨーロッパ周辺で製造されたと思われる。

アニメ版[編集 | ソースを編集]

加藤機関所属のマキナとして登場。劇中ではペインキラーとの戦闘が多い。

ラインバレル mode-Bに真っ二つにされた後は海中に沈んでいたが、ファイナルフェイズに際して半壊状態かつファクター不在のまま原因不明の再起動を起こし、ヴァーダントへエネルギーを転送する一部を担った。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
初登場作品。基本的に敵として登場するが、フラグ次第で味方に出来る。テールオブキングダム(最大出力)の射程と攻撃力が怖い上、近い敵をランダムに狙って来るため迂闊に近づくと狙い撃ちにされる。特に強制出撃で鉢合わせがちなラインバレルは注意が必要。味方になった際は装甲ボーナスとバリアによってその名の通りかなりの頑強さを誇る。また、唯一資金と経験値ボーナス両方を併せ持つ機体。まさにお守り。ちなみにバリアは敵の時には持っていない。
スーパーロボット大戦UX
原作漫画版準拠で登場。そのため序盤から登場し初登場以外は全編通して味方。その初登場時はNPCであるが性能が味方版のままのため、呂布にぶつかって叩き落されることも普通にあり得る。なので、とにかく速攻で自軍を進めるか、アルマを多少残してそっちに引っ張るかが対策となる。
今回も高い装甲と機体ボーナスのバリアは健在で、そこに新仕様の自己修復が加わるため堅牢さは『L』以上。ただし武装の方は格闘ボーナスが付いて攻撃力は上がったものの、最大出力が近接技になってしまったためLに比べて射程が短くなっているのが問題。その代わりP属性がついたため別の意味で取り回しやすくはなっている。
今作での一番の問題点は、アイコンが灰色一色であるため行動済みかどうかが非常に判別し辛いこと(尤も、同じ作品にもっと判別困難なのがいるが…)。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
原作漫画版準拠で登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

テールオブキングダム
唯一の武装である大槍。槍の中程が展開する機構があり、プラズマを穂先に集中し、敵の駆動系を焼き切る。プラズマを発生するラグが存在するが連続使用が可能でラインバレルの高速修復が追いつかない程のダメージを与えている。また未使用時は背中に装備させることも出来る。
L』では運動性低下L1の特殊効果つき。

必殺技[編集 | ソースを編集]

テールオブキングダム(最大出力)
『L』での必殺技。プラズマ発生装置の出力を最大に引き上げ、電撃を放射する。
運動性低下L2つき。始動射程は2で最大射程は6。長い様で短い半端な数値なので、いっそのことディスィーブと組んでしまうのも手。さりげなくPS装甲無効。
タリスマン最大出力
UX』での必殺技。テールオブキングダムを相手に突き刺して電撃を見舞う。プリテンダー戦で無線ナーブクラックを撃ち落とした攻撃の再現。
テールオブキングダム(最大出力)と異なり射程の短いP武器。運動性低下・移動低下つき。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

L』ではファクターの効果で、実質HP回復持ち。

UX』ではファクターの効果で、ダメージを受けた時、ステータス画面の「活性率」に応じた割合で即座にHPが回復する。

剣装備
切り払いを発動。
HP回復L1
『UX』で所持。ファクターの仕様変更に伴い追加された。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

L』。飛行可能だが適応は低い。
UX』。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

L
  • 初期:装甲値+100 バリア1000 資金+10% 経験値+10%
  • 5段階:装甲値+150 バリア1500 資金+20% 経験値+20%
  • 10段階:装甲値+200 バリア2000 資金+30% 経験値+30%
防御面を補強しつつ資金・経験値の両方にボーナスがつく、まさしく「護符」あるいは「お守り」そのものの構成。優秀なのだがいかんせん加入が遅すぎて稼ぎの役には立ちづらい。
UX
  • 初期段階:装甲値+100 格闘武器+100
  • 第二段階:装甲値+125 格闘武器+150 バリア1000
  • 第三段階:装甲値+150 格闘武器+200 バリア1250
  • 最終段階:装甲値+200 格闘武器+300 バリア1500 経験値+10%
資金ボーナスの代わりに格闘ボーナスを得て戦闘向きになった。近接格闘型の機体となら大抵誰と組ませてもいい仕事をするが、経験値ボーナスがダブるところを除けば互いに必要なボーナスを過不足なく備え、射程も揃っているディスィーブとは特に相性がいい。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「鬼帝の剣」
L』でのデフォルトBGM
「Linebarrel」
UX』でのデフォルトBGM。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ラインバレル
原作にて。アニメ版ではmode-Bに真っ二つにされてしまう。
ペインキラー
アニメ版では初交戦以来因縁の間柄だが、最終的にはフルパワーでの突撃を喰らって敗北した。
ツバキヒメ