「ダリウス軍」の版間の差分
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2021年8月29日 (日) 18:46時点における版
ダリウス軍とは、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場する異世界ダリウス界の軍隊のこと。
概要
本作の主な舞台となるダリウス界を支配する軍隊。旧作『大空魔竜ガイキング』に登場する暗黒ホラー軍団に相当する組織。
元々は国内の治安を守る軍隊であったが、ダリウス17世の施政変更に伴い、地上人打倒に鞍替えする。その際に相当な数の将兵を、上の命令に絶対服従するようなドロイド兵や魔獣に変更してしまった為、大規模な人員削減が行われた。
国内の三権・マスコミを完全に掌握しているため、国民からはあまりよく思われておらず、大空魔竜戦隊へのレジスタンスが後を絶たない。これらの反乱軍にてこずっているため、デスクロスポイントを開いて地上に大量の魔獣や鉄獣を送り込むなどと言った(旧作を始めとする多くのロボットアニメの悪の軍団がやるような)大規模な侵攻には終盤まで及べず、地上まで出てきたのは大空魔竜戦隊が取り逃がしたごく一部のザコ、という扱いだった。
統治者である大帝の元、ダリウス四天王と呼ばれる4人の将軍(旧作のデスクロス四天王に相当)がそれぞれ東西南北の四方に因んだ師団を保有する。その後、ダリウス17世が東方将軍プロイストを後継者「次大帝プロイスト」として擁立したのち、残る三将軍が脱走・殉職した為、プロイストが政治と軍の全権を掌握し、自身のイエスマンである新四天王を配下に据えるようになった。
プロイストが自国民抹殺・首都への放火・さらには自身の認めたエリート層の拉致という人の上に立つ者にあるまじき愚行に出たため、新四天王などプロイストの操り人形を除いたほぼ全員が大空魔竜戦隊に寝返ってしまい、プロイストの死に伴って事実上壊滅した。
その後、一応ダリウス王家の末裔であるノーザを主体に再編成され、地上への不可侵を誓い「ゼーラの門」への移民計画が進むこととなる。
所属人物
ダリウス四天王
- プロイスト / 次大帝プロイスト
- 無限艦隊を率いる東方将軍。実はダリウス17世の嫡子であり、次大帝に即位し専横を重ねる。
- ノーザ
- 巨人師団を統括する北方将軍。貴族出身のエリート武官と思われていたが、実はプロイストのクローンであった。後に大空魔竜戦隊に加担。
- ヴェスターヌ
- 鉄獣兵団を操る西方将軍。元諜報部隊所属で四人の中では一番良識的。後に大空魔竜戦隊に加担。
- サスページ
- 魔獣軍団を束ねる南方将軍。兵卒出身で卑劣な策謀を得意とする。
- ブリーザ
- SRW未登場。先代北方将軍。ガイキングに負けて帰ってきたため、ノーザの怒りを買って処刑される。
ダリウス新四天王
北方五騎士(ノーザンファイブナイト)
ノーザの親衛隊を務める北方将軍の五傑。
- ケイン
- 五騎士最年少。後にノーザの副官を務める。
- リック、ミーシャ
- 共にSRW未登場。先んじてガイキングを討とうとしたためノーザの逆鱗に触れ抹殺される。
- コドル、ウーラ
- 共にSRW未登場。プロイストからガイキング捕獲作戦の捨て石にされて凍死。
その他
- レベッカ・カトリーヌ
- ヴェスターヌの腹心。
- ダイヤの父
- 主人公ツワブキ・ダイヤの父。鉄獣に攫われ、科学者「ドクターツー」として働かされていたが、改心したダリウス17世により地上に戻される。
保有戦力
- ゼルガイアー
- 無限艦隊の主要艦。所謂空中戦艦で、魔獣・鉄獣の輸送も担う。
- グロテクター
- 旧作に登場した物と同様にデスクロスポイントを発生させるための空中戦艦。
- 巨人
- 巨人師団の主な戦力となる人型ロボット。
- 鉄獣 / ハイパー鉄獣
- 鉄獣兵団の主な戦力となる無人ロボット。
- 魔獣
- 魔獣軍団の主な戦力となる生体兵器。
- ドロイド兵
- 雑用を行う等身大のロボット兵士。
- 大地魔竜&バルキング、天空魔竜&ライキング
- 封印されていた試作型魔竜と炎の巨人。プロイストが封印を解くが、大空魔竜戦隊に奪取される。
- 魔炎超魔竜ドボルザーク / ファイナルドボルザーク
- 鉄獣501体を合体させることで完成した、魔竜と炎の巨人双方のパワーを有するプロイスト専用の破壊兵器。
- 極大巨人キングダリウス十八世
- ダリウス大帝専用機にして、全ての魔竜と巨人の祖。プロイストが無断で継承し搭乗、本作最後にして最強の敵として登場する。
登場作品
- スーパーロボット大戦K
- ダリウス界イベントにて登場する。終盤で瓦解するも、壊滅はルート分岐によるので、竜宮島あるいはダンナーベースを選ぶと台詞だけで壊滅が流される。
- スーパーロボット大戦L
- 本作は主に地上が舞台となるためあまり出番が多いとは言えず、中盤で壊滅する。ただ、ルート分岐によるカットは無い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 既に壊滅済み。