「アルデバロン軍」の版間の差分
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2021年4月8日 (木) 18:44時点における版
アルデバロン軍(Aldebaron Army)とは、『宇宙戦士バルディオス』の敵勢力。
概要
ゼオ・ガットラー率いる、S-1星人によって構成された地球侵略軍。元々はS-1星の軍隊だったが、ガットラーが皇帝を殺し政権を奪取した。
なお、この軍隊には「情け無用の掟」が存在する。詳細は以下参照。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作通りの立ち位置だが、今回はエルダー軍やベガ星連合軍、ガイゾック、ゼラバイアなどと同盟を組んでいる。本作では普通に進めると「明日を救う」結末が待っているのだが、アルデバロン軍自体の末路は同じ。ちなみに生き残りの民間人は、原作でのガットラーの代わりにアフロディアが率いている。
人物
- ゼオ・ガットラー
- アルデバロン軍総統。
- ローザ・アフロディア
- アルデバロン軍最高司令長官。後述の「情け無用の掟」を定めた。
- ガロ
- アルデバロン軍戦闘司令官。
- ネグロス
- アルデバロン軍戦闘副司令官。
- キャリン・フリック
- アルデバロン軍に入隊するが、実は秘かにレイガン博士の仇討ちを狙っていた。
- アルデバロン兵
- 一般兵。
情け無用の掟
アルデバロン軍の鉄の戒律。第11話で司令長官たるアフロディアが自ら定めたものだが、終盤になってこれがアルデバロン軍瓦解、S-1星誕生の遠因となる。
- 一つ、勝手な行動は死刑
- 二つ、敵に背を向けた者は死刑
- 三つ、敵に情をかけた者、かけられた者は死刑
- 四つ、戦隊を乱すものは死刑
はっきり言って「技術力で勝って人数と物量に劣り、土地勘が無い」側が取る戦法ではない。特に情報収集の重要性を理解していない点に関しては擁護し難い。
- 逃げ足と探査能力を最重視した偵察機や偵察隊の運用を否定(強敵に遭遇したら逃げ帰って情報を上層部に渡すのが任務)
- 敵の捕獲を否定(敵情を知る為には捕虜は最上の手段の一つ)
- 前線部隊の裁量権を剥奪(前線で一々トップに伺いを立てていたら戦況に追いつかない&本部の参謀がオーバーワークでパンクする)
「上層部の対処が間に合わない状況下での被害を抑える」と言う前線指揮官の仕事を全否定するに等しく、敵地で敵情皆無尚且つ情報収集禁止と言う極限の緊張条件を常に強いられ、敵に遭遇しても柔軟な対応が出来ない上に無策な突撃の末の敗北や部下の死傷の責任だけ押し付けられる中間管理職としては堪ったものではない。
しかしガットラー総統は見せしめのためだけに幹部を1人処刑に追いやるほど絶賛しており、そのくせ敵に情けをかけられたアフロディアのことは不問に処していた。
関連項目
- アルデバロンメカ
- アルデバロン軍が使用する機動兵器の総称。原作では使われていない名称で、『スーパーロボット大戦Z』に初参戦した際に便宜上そう呼ばれることとなった。