「アンティノラ」の版間の差分

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2013年3月4日 (月) 17:18時点における版

アンティノラ(Antenor)

ユーゼス・ゴッツォジュデッカの試作機として開発した機体。ユーゼス自身の目的のために開発されたため、辺境銀河方面軍第7艦隊にしか配備されていない。装甲はズフィルード・クリスタルを使用している。その奇抜な外見とは裏腹に、非常に高性能な機体で、武装面も射撃兵装、格闘兵装だけでなく、マップ兵器まで装備しているという、隙の無い重武装である。

ユーゼス専用機でもある試作1号機には、試作型の量子波動エンジンや、念動力増幅装置の「カルケリア・パルス・ティルゲム」、更には単独ワープ機能である「クロスゲート・ドライブ・システム」が搭載されている。

地球側の高性能な機体に対抗するには強力な機体が必要不可欠であると判断した為なのか、コストを無視した試作機でありながら、十数台も生産されている。ただし、ユーゼスの試作1号機に比ると性能面には大きな差があり、試作1号機の場合、搭乗者であるユーゼスが単独任務で運用する事が多いためか、2号機以降よりも大幅に性能が向上しているのと思われる。主に上級指揮官用として運用されるほか、無人機としても運用可能。

形状に関しては尻部から伸びており、外見はヴァイクランに似ている。もしかしたらユーゼスがシヴァーに送ったアンティノラのデータを、ヴァイクルのデータと組み合わせて、ヴァイクランを開発した可能性もある。

地球側のコードネームは「AGX-13 モノ・レッグ」。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦α
最初はユーゼス専用機かと思いきや、実は少数だが量産もされており、シャピロヴィレッタも本機に搭乗している。主にイベント用としての印象が強く、EVA弐号機エンジェル・ハイロゥの精神波で戦闘不能にし、EVA零号機改ズフィルード・クリスタルで侵食させ自爆してもアンティノラは無傷。強力な機体としての印象が強い。ユーゼス専用機はかなり強めに設定されていることがわかる。武装も強力な上に豊富で、射撃兵装、格闘兵装だけでなく、マップ兵器まで装備しており、更にはEN消費までが無いという、反則レベルの重武装ぶりである。
スーパーロボット大戦α外伝
没データとして内部に残っている。何らかの形で登場する予定があったのか、外伝の機体能力調整の煽りを受けてしまい全能力が低下している。

装備・機能

武装・必殺武器

タキス・ミサイル
詳細不明だが、方向指定型のマップ兵器。恐らく念動力で操作するクラスターミサイルと思われる。
フォトン・ソード
腕からエネルギーの刃を発生させ、切り裂く。本機唯一のP属性の武器。
オルガ・キャノン
両腕にエネルギーを集束させ、レーザーを発射する。エゼキエルの同名の武器とは攻撃方法が大きく異なり、弾数消費制に変更されている。
アサシン・バグス
腕のアーマーに各4基、計8基装備している誘導兵器。転移して同時多方向から攻撃を仕掛ける。攻撃方法を見るにジュデッカの第3地獄トロメアの試作型だろう。
ドラウプニール・リング
両腕からリング状のエネルギーを集束させ、相手に命中した後に、エネルギーがリングとなり圧殺する。ヒュッケバインMk-IIIのグラビティ・リングはこれの簡易型のようなエフェクトになっているため、この武装を参考に開発された可能性がある。

特殊能力

HP回復(大)
EN回復(大)
ENを消費する武器が何も無いため死に能力と化している。G・テリトリーの発動用には使えるが。
G・テリトリー

移動タイプ

飛行可能。

関連機体

ジュデッカ
ヴァイクラン