「プレイステーション・ヴィータ」の版間の差分

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*開発・販売:ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)
 
*開発・販売:ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)
  
[[プレイステーション・ポータブル]]の次世代機であり、公式な略称は「PS Vita」。「Vita」とは[[ラテン語]]で「生命」を意味する([[英語]]の「Life」にあたる)。
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[[プレイステーション・ポータブル]](以下PSP)の次世代機であり、公式な略称は「'''PS Vita'''」で、本稿でもそれに倣う。「Vita」とは[[ラテン語]]で「生命」を意味する([[英語]]の「Life」にあたる)。
  
携帯型ゲーム機としては極めて高解像度となり(960×544)、ファーストモデルであるPCH-1000シリーズはディスプレイに有機ELを採用。また、Wi-Fi通信の他に3G通信にも対応している(Wi-Fiのみと3G/Wi-Fiの2モデルの販売)。
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それまでの携帯型ゲーム機と比較して極めて高解像度(960×544、PSPは480×272)となり、ファーストモデルであるPCH-1000シリーズはディスプレイに有機ELを採用。また、Wi-Fi通信の他に3G通信にも対応している(Wi-Fiのみと3G/Wi-Fiの2モデルの販売)。
  
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PS Vita専用タイトルに関しては、PS Vitaカード版とダウンロード版が存在する。[[プレイステーション3]]や[[プレイステーション4]]とのマルチタイトルも多く発売されており(スパロボも該当する)、ソフトの作り込み次第ではあるが、本機の高いポテンシャルが伺える。<br />
PS Vita専用タイトルに関しては、PS Vitaカード版とダウンロード版が存在する。
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ダウンロードソフトを保存するストレージには専用のメモリーカードを用いているが、メーカー公式のものしか発売されていないため、多く普及しているmicroSDカード等と比べると、非常に高価な媒体となっている(2017年現在、容量比で3~4倍近い価格差がある)。<br />
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PS Vitaカードの容量上限は4GBのため、当初『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]』に関してはダウンロード版のみの予定となっていたが、後にデータ圧縮技術の向上により問題解決しPS Vitaカード版も発売が決定した経緯がある。
  
PSPのタイトルに関しては、UMD版はPS Vita自体がUMDに対応していないためプレイできない。一方ダウンロード版に関しては「PSP>PS Vita互換」マークが付いているタイトルのみ、互換性が保証されている。
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PSPのタイトルに関しては、UMD版はPS Vita自体がUMDに対応していないためプレイできない。一方ダウンロード版に関しては「PSP>PS Vita互換」マークが付いているタイトルのみ、互換性が保証されている。<br />
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PSPタイトルであれば、より視認性の優れたディスプレイでプレイする事が可能となるので、スパロボであれば第二次Zなどもオススメしたい。
  
 
ソニー・コンピュータエンタテインメントは2013年夏に、PS Vita新規購入者に対し[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]第1章を無料ダウンロードできるキャンペーンを実施した(現在終了)。
 
ソニー・コンピュータエンタテインメントは2013年夏に、PS Vita新規購入者に対し[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]第1章を無料ダウンロードできるキャンペーンを実施した(現在終了)。
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:[[プレイステーション3|PS3]]版と同時発売のマルチプラットフォーム。
 
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:[[プレイステーション3|PS3]]版と同時発売のマルチプラットフォーム。発表当初はダウンロード版のみの予定であったが、その後パッケージ版のリリースも決定した。
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:[[プレイステーション3|PS3]]版と同時発売のマルチプラットフォーム。前述の通り、発表当初はダウンロード版のみの予定であったが、その後パッケージ版のリリースも決定した。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:[[プレイステーション3|PS3]]版と同時発売のマルチプラットフォーム。
 
:[[プレイステーション3|PS3]]版と同時発売のマルチプラットフォーム。

2017年3月31日 (金) 19:39時点における版

  • 発売日:2011年12月17日
  • 開発・販売:ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)

プレイステーション・ポータブル(以下PSP)の次世代機であり、公式な略称は「PS Vita」で、本稿でもそれに倣う。「Vita」とはラテン語で「生命」を意味する(英語の「Life」にあたる)。

概要

それまでの携帯型ゲーム機と比較して極めて高解像度(960×544、PSPは480×272)となり、ファーストモデルであるPCH-1000シリーズはディスプレイに有機ELを採用。また、Wi-Fi通信の他に3G通信にも対応している(Wi-Fiのみと3G/Wi-Fiの2モデルの販売)。

PS Vita専用タイトルに関しては、PS Vitaカード版とダウンロード版が存在する。プレイステーション3プレイステーション4とのマルチタイトルも多く発売されており(スパロボも該当する)、ソフトの作り込み次第ではあるが、本機の高いポテンシャルが伺える。
ダウンロードソフトを保存するストレージには専用のメモリーカードを用いているが、メーカー公式のものしか発売されていないため、多く普及しているmicroSDカード等と比べると、非常に高価な媒体となっている(2017年現在、容量比で3~4倍近い価格差がある)。
PS Vitaカードの容量上限は4GBのため、当初『時獄篇』に関してはダウンロード版のみの予定となっていたが、後にデータ圧縮技術の向上により問題解決しPS Vitaカード版も発売が決定した経緯がある。

PSPのタイトルに関しては、UMD版はPS Vita自体がUMDに対応していないためプレイできない。一方ダウンロード版に関しては「PSP>PS Vita互換」マークが付いているタイトルのみ、互換性が保証されている。
PSPタイトルであれば、より視認性の優れたディスプレイでプレイする事が可能となるので、スパロボであれば第二次Zなどもオススメしたい。

ソニー・コンピュータエンタテインメントは2013年夏に、PS Vita新規購入者に対しスーパーロボット大戦Operation Extend第1章を無料ダウンロードできるキャンペーンを実施した(現在終了)。

2013年12月(プレイステーションプラス加入者のみ11月から先行DL可能)からはポケットステーション再現アプリが配信されたため、アーカイブス版スーパーロボット大戦αのポケステ機能が遊べるようにもなった。

型番

PCH-1000シリーズ
初代Vita。2011年12月発売。後述のPCH-2000シリーズ発売後も3G/Wi-FiモデルのみのPCH-1100が引き続き生産されている。
PCH-2000シリーズ
セカンドモデル。2013年10月発売。1Gの内部保存用メモリが新たに実装され専用端子はマイクロUSBに変更、軽量化とバッテリー容量の増加が図られているが、ディスプレイは液晶にダウングレードされている。通信機能もWi-Fiのみとなった。
PS Vita TV(VTE-1000シリーズ)
2013年11月発売。ディスプレイとゲームパッド機能が廃され、替わって家庭用テレビとデュアルショック3もしくは4[1]を繋げてプレイする据置型Vita。事実上のコストダウンモデルでもあり、実際本体の値段は1万を切っている。
テレビ接続が前提のため、HDMIポートと有線LANポートが追加されており、同じルーター上に設置してあればPCとのデータ交換も有線LANを通して可能。USBも通常の端子に変更されている。1Gの内蔵メモリーカードが入っているが、他のメモリーカードを入れると無効化される。
タッチパッドなどを廃した関係上、それらの機能を使用したソフトは非対応扱いとしてプレイできない(インストールは可能だが、ファームウェア側からロックが掛けられているため起動は不可能)[2]
2016年2月末をもって出荷を完了した。

シリーズ一覧

PS Vita専用ソフト

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。前述の通り、発表当初はダウンロード版のみの予定であったが、その後パッケージ版のリリースも決定した。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。
スーパーロボット大戦V
PS4版と同時発売のマルチプラットフォーム。

関連商品

スーパーヒーロージェネレーション
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。

ダウンロード

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。
スーパーロボット大戦(リメイク版)
PS3とのマルチプラットフォーム。第3次Z時獄篇の初回限定特典で、単品版も発売。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
PS3版と同時発売のマルチプラットフォーム。
第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
第3次Z天獄篇の初回限定特典。

PS Vita互換のPSPソフト

資料リンク

脚注

  1. SIXAXISも対応。L2、R2も使用できるため、PS3専用だったゲームアーカイブス(『アーマードコア』など)も遊べる。
  2. ただし、タッチ機能がメインでない場合はコントローラーからの操作で対応可能で、ソフトも対応している。PS Storeに繋ぐと対応しているかどうか表示される。