「エンブリヲ」の版間の差分
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2017年3月3日 (金) 20:01時点における版
エンブリヲ | |
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外国語表記 | Embryo |
登場作品 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 |
声優 | 関俊彦 |
デザイン | 小野早香 |
異名 | 不確定世界の住人、ハイゼンベルクの悪魔、神様、調律者、創造主 |
種族 | 人間 |
性別 | 男 |
髪色 | 金髪 |
瞳の色 | 碧眼 |
趣味 | 読書 |
概要
全てが謎に包まれた美青年。世界各国の為政者達よりも一段高い位置より世界を睥睨し、失われた太古の兵器や技術を所有している。
また、瞬間移動や空中浮遊、死者の蘇生や分身、感覚と精神の操作、痛みは感じるものの撃ちぬかれたり刺し貫かれても平然と別の場所から出現する不死身の体など普通の人間であればできないような芸当を行う。これら全ての超常的な力は自身が発見し研究を重ねた、多元宇宙に干渉する超エネルギー「ドラグニウム」から来ている。
一見、物静かな佇まいをしているが自分以外の全ての人間を見下しており、多くの策を弄してアンジュを含めた多くの人物を苦しめるなど、その本質は下衆そのもの。特に女性は自らの玩具として認識し、男性は自らだけがいればいいという、要するにこいつは「女の敵」なのである。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。中断メッセージにも登場し、セリフ回しが原作の立ち回りを知っていると憎らしい。見目麗しく、芯の強い女性キャラが多く出演する今作において一体何をするのか妙な期待がかかっている。
人間関係
- ジル
- 彼女にとっての怨敵。彼女からは皮肉を込めて「神様」と呼ばれる。
- アンジュ
- 自ら計画達成に必要な彼女を手中に収めようとしていたが、彼の洗脳を乗り越えたことで彼女へ更なる執着を示す。 一方、アンジュからは滅絶に値する敵として認識されている。恋愛云々の相手ではなく最終的には「見つけ次第殺す」相手として見られることに。
- サリア、エルシャ、クリス、ターニャ、イルマ
- 彼女たちを篭絡し部下にする。
- が最終的にサリア、エルシャ、クリスは離反し、ターニャとイルマを時間稼ぎの捨て駒にして死なせる。
- ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
- 彼を粛清する。
- タスク
- 「旧人類の生き残り」と見下す。
- ナオミ
- ゲーム『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr.』の主人公。ルートによっては彼女の影響を受け(良い意味で)変化する。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ロード・ジブリール
- 『V』では彼を拾い上げ部下とする。
- ジブリールは必死に媚びを売っていたが、ミスルギ皇国での戦いで碌な成果を上げられない彼を見限り殺害する。
- カガリ・ユラ・アスハ、マリナ・イスマイール
- 『V』では彼女達を罠にかけて、自分の妾とするため拉致する。
- 不幸中の幸いというべきかアンジュがされたような感覚の操作などの辱めは受けなかったようだが、その紳士の皮を被った醜悪な人間性は2人から当然の如く拒絶されていた。
- ラクス・クライン
- 『V』は彼女にも目を付け拉致する。
- 彼女を手籠めにしようとした背景には、古の民から別れたコーディネーターの姫を自分に跪かせたいという下劣な思惑があり、完全に軽蔑されている。
リアル系
- 北辰
- 『V』では火星の後継者壊滅後、北辰衆も含めて配下に迎える。
- レナード・テスタロッサ
- 『V』での協力者。対等な関係のはずだがエンブリヲは彼の事を腹の底では下に見ている。
- レナードの方もエンブリヲの幼稚なハーレム思想や自己顕示欲の高さに辟易している。
名台詞
- 「どうしようもないな」
「本当に、どうしようもない」 - 第12話より彼の第一声。国家元首たちの会談を聞きながら、本を閉じて自分の席に向かいつつ発言。
- 「選択肢は二つ。1、『ドラゴンに全面降伏する』」
「2、『ドラゴンを全滅させる』」
「だから…3、『世界を作り直す』」
「全部壊してリセットする…害虫を殺し、土を入れ替え、正常な世界に」 - 国家元首たちに提案したドラゴンへの対処の提案。3つ目の考えに対しジュリオは「素晴らしい!」と共感していた。
- この事からジュリオは「世界からノーマを殲滅させる」事がエンブリヲの目的だと思っていた様子。
- 「全く酷い事をする…こんなことを許した覚えは無いんだが」
- 第13話。突如アンジュの前に現れてアルゼナル襲撃の元凶がジュリオである事を知らせる。
- エンブリヲからしてみれば虐殺は自分の理想とは程遠い行為だったのだろう。
- 「アンジュ、君は美しい。君の怒りは純粋で白く、何よりも熱い。理不尽や不条理に立ち向かい焼き尽くす炎のように。気高く美しい炎。つまらないものを燃やしてその炎を汚してはいけない。だから…私がやろう。君の罪は私が背負う」
- 同話。怒りを滾らせ兄ジュリオを殺そうとするアンジュだったが寸前でエンブリヲが介入し止められる。直後、ヒステリカのディスコード・フェイザーを発動させジュリオを粛正するのだった。
- 「私も生きてみたくなったのだよ。そのためなら多少の危険は覚悟の上だ」
「だが、最後に君に叱られて。私は選択を誤っていないことを確信したよ、ナオミ。」
「すまない、優しき乙女よ… 君と出会えてよかった。ありがとう」 - ゲーム『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr.』より。ナオミとの交流により原作では考えられないような綺麗な彼が拝める。
スパロボシリーズの名台詞
搭乗機体・関連機体
- ラグナメイル
- 彼によって造られた7機の絶対兵器。うち、ヒステリカはエンブリヲが操るのだが、コクピットには直接搭乗せず、肩に乗って機体を操っている。なお、エンブリヲとヒステリカにはある重大な秘密が存在する。
余談
- 彼の名の由来である「embryo」とは胎芽、胚を意味する。
- 視聴者からのあだ名は「ブリヲ」や「鰤男」など。
- OPにてエンブリヲが振り向くと同時にアンジュの服が脱げる演出があった事から「眼力で(服を)脱がすマン」というあだ名も付けられた。
- 後に催眠術などでアンジュを攻めた際にアンジュの服が脱げた。つまり本当に眼力で脱がした。
- 「ハイゼンベルクの悪魔」のハイゼンベルクとはドイツの理論物理学者ヴェルナー・カール・ハイゼンベルクからきていると思われている。
- ちなみに、ハイゼンベルクは行列力学と不確定性原理によって量子力学に絶大な貢献をした人物である。