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『[[機動戦艦ナデシコ]]』に登場する、周囲の空間を歪ませ、攻撃を軽減する[[バリア]]。ほとんどの機体が標準装備。
 
『[[機動戦艦ナデシコ]]』に登場する、周囲の空間を歪ませ、攻撃を軽減する[[バリア]]。ほとんどの機体が標準装備。
  
初登場のAでは凶悪な軽減率だったが、最近は他の[[バリア]]並みに落ち着いている。
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初登場のAでは凶悪な軽減率だったが、最近は他のバリア並みに落ち着いている。
  
設定では、ビーム、グラビティ兵器に特に有効となっているが、スパロボでは[[ビーム兵器]]を改造して貫通させるのが一般的。
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設定ではビーム・グラビティ兵器に特に有効で、グラビティ兵器より[[ビーム兵器]]に対する防御力の方が高い。しかし、現時点ではすべてのスパロボで防御力の関係が逆になっているため、ビーム兵器を改造して貫通させるのが一般的。
 
 
設定上においてはグラヴィティ兵器より[[ビーム兵器]]に対する防御力の方が高いのだが、現時点のSRWでは全て逆になっている。
 
  
 
== 登場作品 ==
 
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;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:初登場作品。見る機会の少ないグラビディ攻撃5000までの無効化はともかく、ビーム兵器の3000までの無効化と、それ以外の武器の威力を全て半減させるという、かつての[[オーラバリア]]を越える驚愕の性能で登場。<br />ビーム攻撃を考えなければ実質所持機体はHP倍加状態で簡易版[[プロトデビルン]]の様相を呈し、木連兵器が出てきた頃の味方には強力なビーム兵器を持つ機体が少なく、それらのビーム兵器でも熱血なしでは[[バッタ]]のフィールドすら貫けない事もあり、数も多いので通常兵器で戦わざるを得ず非常に面倒な敵となるが、戦力が充実してくれば貫くのも容易になり「ビーム兵器で攻撃しないと面倒な敵」程度になる。<br />それは味方も同じであり、中盤はともかく終盤の敵であるネオ・ジオンのMS相手では「ディストーションフィールドが役に立つ(by[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]])」どころか、ビーム攻撃であっけなくフィールドを貫かれ撃沈……もあり得る。しかし防御すれば6000、援護防御ならば最大で12000近くまで防げる事になるので、防御しながらの運用ならばやっていけない事もない(この辺りはむしろかつての[[A.T.フィールド]]か)。また消費ENが20と多く、ナデシコから離れた状態でフィールド防御を連発しているとすぐにEN切れに陥る点も注意(これはナデシコからEN供給が出来ない[[ダイテツジン]]、そして[[ナデシコ]]本体にも言える)。<br />そして味方で運用する上で一番のネックは、[[ナデシコ]]や[[エステバリス]]を移動させた時、[[エステバリス]]が[[ナデシコ]]の重力波範囲外に一体でもいると、'''毎回専用のブザーとアニメーションが出る'''事であろう。人によってはこれが鬱陶しくて、[[エステバリス]]を全部二軍送りにした人もいたのでは……<br />やはりこの作品での性能は強すぎた為か、以後の作品では大きく性能を落とされる事に。
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:初登場作品。見る機会の少ないグラビディ攻撃5000までの無効化はともかく、ビーム兵器を3000まで無効化し、それ以外の武器の威力を全て半減させるという、かつての[[オーラバリア]]を越える驚愕の性能で登場。<br />ビーム攻撃を考えなければ、所持機体は実質HP倍加状態で、簡易版[[プロトデビルン]]の様相を呈す。木連兵器が出てきた頃の味方には強力なビーム兵器を持つ機体が少なく、またそれらのビーム兵器でも[[熱血]]なしでは[[バッタ]]のフィールドすら貫けないこともある。所持機体数も多いので通常兵器で戦わざるを得ず非常に面倒な敵となるが、戦力が充実してくれば貫くのは容易になり「ビーム兵器で攻撃しないと面倒な敵」程度になる。<br />それは味方も同じであり、中盤はともかく、終盤の敵であるネオ・ジオンのMS相手では「ディストーションフィールドが役に立つ(by [[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]])」どころか、ビーム攻撃であっけなくフィールドを貫かれ撃沈……もあり得る。しかし防御すれば6000、援護防御ならば最大で12000近くまで防げるので、防御しながらの運用ならばやっていけないこともない(この辺りはむしろかつての[[A.T.フィールド]]か)。また、消費ENが20と多く、ナデシコから離れた状態でフィールド防御を連発しているとすぐにEN切れに陥る点も注意(これはナデシコからEN供給ができない[[ダイテツジン]]、そして[[ナデシコ]]本体にも当てはまる)。<br />やはりこの作品での性能は強すぎたためか、以後の作品では大きく性能を落とされることに。
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
:携帯機での前作である[[スーパーロボット大戦A|A]]と比べて、全ての設定ダメージ値を半減されての登場。それでも通常兵器のダメージを3/4にしてしまうので厄介だが、今回はビーム兵器持ちのユニットが早い段階で多数揃う事も有って、[[スーパーロボット大戦A|A]]よりもフィールド持ち機の対処には苦労しない。そしてフィールド無効化属性も登場した(エステのフィールドランサー、そして[[GEAR戦士電童|電童]]・ブルホーンの全武装。敵でこれを持っているのは[[騎士GEAR凰牙|凰牙]]・ブルホーンの全武装のみ)。<br />当然味方の機体のフィールドも抜かれやすくなっており、防御状態でなければまず安心出来ず、ボス格のビーム兵器だと防御していても抜かれる事さえある。相変わらず消費ENが20と多いが、運動性の向上やサイズ補正等の採用で[[エステバリス]]自体の被弾率がかなり下がった為、あまり気にならなくなった。<br />ちなみに重力波範囲外に[[エステバリス]]がいると出てくるブザーとアニメーションは健在。
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:携帯機での前作である[[スーパーロボット大戦A|A]]と比べて、すべての設定ダメージ値を半減されての登場。それでも通常兵器のダメージを3/4にしてしまうので厄介だが、今回はビーム兵器持ちのユニットが早い段階で多数揃うこともあって、Aよりもフィールド持ち機への対処には苦労しない。そしてフィールド無効化属性も登場した([[エステバリス]]のフィールドランサー、そして[[GEAR戦士電童|電童]]・ブルホーンの全武装。敵でこれを持っているのは[[騎士GEAR凰牙|凰牙]]・ブルホーンの全武装のみ)。<br />当然味方の機体のフィールドも抜かれやすくなっており、防御状態でなければまず安心できず、ボス格のビーム兵器だと防御していても抜かれることさえある。相変わらず消費ENが20と多いが、運動性の向上やサイズ補正等の採用で[[エステバリス]]自体の被弾率がかなり下がったため、あまり気にならなくなった。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
:当初と比べると大幅に性能が落ちたが、この時期のスパロボでは相当に強力な部類に入る。[[モビルスーツ]]戦や[[ジンシリーズ]]戦で真価を発揮するが、エステバリスは避けるタイプのため、実質恩恵を受けるのはナデシコのみ。そして装甲が薄めのため抜かれやすい。やはりアニメーションとブザーは健在。
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:当初と比べると大幅に性能が落ちたが、この時期のスパロボでは相当に強力な部類に入る。[[モビルスーツ]]戦や[[ジンシリーズ]]戦で真価を発揮するが、エステバリスは避けるタイプのため、実質恩恵を受けるのはナデシコのみ。そして装甲が薄めのため抜かれやすい。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:Jと同じ性能で登場。同様の理由でいささか微妙な性能だが、15段階改造まで行くと鉄壁と化す。敵が持っている場合は恐ろしくタフになるが、[[アストレイレッドフレーム|レッドフレーム]]や[[ガオガイガー]]と言った貫通攻撃持ちや[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]、[[テッカマンブレード]]のような大火力持ちがゴロゴロいるため対処は楽。やっぱりアニメーションとブザーは健在だが、初期の頃に比べると気持ち「申し訳程度に流れる」ものになった。
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:[[スーパーロボット大戦J|J]]と同じ性能で登場。同様の理由でいささか微妙な性能だが、15段階改造まで行えば鉄壁と化す。敵が持っている場合は恐ろしくタフになるが、[[アストレイレッドフレーム|レッドフレーム]]や[[ガオガイガー]]といった貫通攻撃持ちや、[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]、[[テッカマンブレード]]のような大火力持ちがゴロゴロいるため対処は楽。
  
 
== 主なユニット ==
 
== 主なユニット ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[ロム・ストール]]は[[スーパーロボット大戦IMPACT]]でディストーションフィールドの上から口上を行うという離れ業を披露してユリカとルリを驚愕させた。
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*[[ロム・ストール]]は[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]でディストーションフィールドの上から口上を行うという離れ業を披露してユリカとルリを驚愕させた。
*[[IMPACT]]で[[兜甲児]]は名称について「'''なんとかバリヤー'''」と、独自の表現で呼称していた。
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*IMPACTで[[兜甲児]]は、名称について「'''なんとかバリヤー'''」と独自の表現で呼称していた。
 
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2012年11月9日 (金) 02:10時点における版

ディストーションフィールド(Distortion Field)

機動戦艦ナデシコ』に登場する、周囲の空間を歪ませ、攻撃を軽減するバリア。ほとんどの機体が標準装備。

初登場のAでは凶悪な軽減率だったが、最近は他のバリア並みに落ち着いている。

設定ではビーム・グラビティ兵器に特に有効で、グラビティ兵器よりビーム兵器に対する防御力の方が高い。しかし、現時点ではすべてのスパロボで防御力の関係が逆になっているため、ビーム兵器を改造して貫通させるのが一般的。

登場作品

各作品での性能
作品 ビーム兵器 グラビティ兵器 その他 消費EN
A 3000以下無効 5000以下無効 50%軽減 20
R 1500以下無効 2500以下無効 25%軽減 20
IMPACT / MX 1500軽減 2500軽減 1000軽減 20
J / W 1500以下無効 2500以下無効 1000軽減 10
スーパーロボット大戦A
初登場作品。見る機会の少ないグラビディ攻撃5000までの無効化はともかく、ビーム兵器を3000まで無効化し、それ以外の武器の威力を全て半減させるという、かつてのオーラバリアを越える驚愕の性能で登場。
ビーム攻撃を考えなければ、所持機体は実質HP倍加状態で、簡易版プロトデビルンの様相を呈す。木連兵器が出てきた頃の味方には強力なビーム兵器を持つ機体が少なく、またそれらのビーム兵器でも熱血なしではバッタのフィールドすら貫けないこともある。所持機体数も多いので通常兵器で戦わざるを得ず非常に面倒な敵となるが、戦力が充実してくれば貫くのは容易になり「ビーム兵器で攻撃しないと面倒な敵」程度になる。
それは味方も同じであり、中盤はともかく、終盤の敵であるネオ・ジオンのMS相手では「ディストーションフィールドが役に立つ(by ウリバタケ)」どころか、ビーム攻撃であっけなくフィールドを貫かれ撃沈……もあり得る。しかし防御すれば6000、援護防御ならば最大で12000近くまで防げるので、防御しながらの運用ならばやっていけないこともない(この辺りはむしろかつてのA.T.フィールドか)。また、消費ENが20と多く、ナデシコから離れた状態でフィールド防御を連発しているとすぐにEN切れに陥る点も注意(これはナデシコからEN供給ができないダイテツジン、そしてナデシコ本体にも当てはまる)。
やはりこの作品での性能は強すぎたためか、以後の作品では大きく性能を落とされることに。
スーパーロボット大戦R
携帯機での前作であるAと比べて、すべての設定ダメージ値を半減されての登場。それでも通常兵器のダメージを3/4にしてしまうので厄介だが、今回はビーム兵器持ちのユニットが早い段階で多数揃うこともあって、Aよりもフィールド持ち機への対処には苦労しない。そしてフィールド無効化属性も登場した(エステバリスのフィールドランサー、そして電童・ブルホーンの全武装。敵でこれを持っているのは凰牙・ブルホーンの全武装のみ)。
当然味方の機体のフィールドも抜かれやすくなっており、防御状態でなければまず安心できず、ボス格のビーム兵器だと防御していても抜かれることさえある。相変わらず消費ENが20と多いが、運動性の向上やサイズ補正等の採用でエステバリス自体の被弾率がかなり下がったため、あまり気にならなくなった。
スーパーロボット大戦J
当初と比べると大幅に性能が落ちたが、この時期のスパロボでは相当に強力な部類に入る。モビルスーツ戦やジンシリーズ戦で真価を発揮するが、エステバリスは避けるタイプのため、実質恩恵を受けるのはナデシコのみ。そして装甲が薄めのため抜かれやすい。
スーパーロボット大戦W
Jと同じ性能で登場。同様の理由でいささか微妙な性能だが、15段階改造まで行えば鉄壁と化す。敵が持っている場合は恐ろしくタフになるが、レッドフレームガオガイガーといった貫通攻撃持ちや、アーバレストテッカマンブレードのような大火力持ちがゴロゴロいるため対処は楽。

主なユニット

ナデシコ系列の戦艦
エステバリス系列の機体
木連の各種機体
木連では「時空歪曲場」と表現するのだが、表記には反映されない。

余談

  • ロム・ストールIMPACTでディストーションフィールドの上から口上を行うという離れ業を披露してユリカとルリを驚愕させた。
  • IMPACTで兜甲児は、名称について「なんとかバリヤー」と独自の表現で呼称していた。