「テムジン Type a8」の版間の差分

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== 対決・名場面など ==
 
== 対決・名場面など ==
 
;「白虹の騎士」
 
;「白虹の騎士」
:ダイモンの策略により月面に転送されてしまったマーズ主人公。しかもそこは、シャドウ化したVRが多数出現するために白虹騎士団により封鎖された危険区域だった。
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:ダイモンの策略により月面に転送されてしまったマーズ主人公。しかもそこは、シャドウ化したVRが多数出現するために[[白虹騎士団]]により封鎖された危険区域だった。
 
:多数のシャドウ化VRに囲まれ、追い詰められる主人公。そのとき、上空から白虹に輝くテムジン、[[クリアリア・バイアステン]]が駆るVR-747が出現する。
 
:多数のシャドウ化VRに囲まれ、追い詰められる主人公。そのとき、上空から白虹に輝くテムジン、[[クリアリア・バイアステン]]が駆るVR-747が出現する。
:圧倒的な戦闘力で文字通りシャドウを駆逐していくクリアリア。瞬時に翳は払われ、事態は収束したかに思われたが・・・
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:圧倒的な戦闘力で文字通りシャドウを駆逐していく白き騎士。瞬時に翳は払われ、事態は収束したかに思われたが・・・
  
;「私の名は、[[クリアリア・バイアステン]]。白虹の騎士だ」
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;「私の名は、[[クリアリア・バイアステン]]
 
:「悪いが、試させてもらうぞ」
 
:「悪いが、試させてもらうぞ」
 
:翳は払った。しかし[[クリアリア・バイアステン|バイアステン]]は主人公にもシャドウ汚染疑惑が掛けられていると言い放ち、その切っ先を向ける。
 
:翳は払った。しかし[[クリアリア・バイアステン|バイアステン]]は主人公にもシャドウ汚染疑惑が掛けられていると言い放ち、その切っ先を向ける。
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;「破戒騎士」
 
;「破戒騎士」
:12機のVRを破戒する零距離抹殺断罪機体、747-FF テムジン「ファイアフライ」。しかしそれらのVRはただのノイズ、おとりに過ぎなかった。
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:12機のVRを破壊する零距離抹殺断罪機体、747-FF テムジン「ファイアフライ」。しかしそれらのVRはただのノイズ、おとりに過ぎなかった。
 
:刹那、ファイアフライの右腕は吹き飛び、両脚は叩き斬られ、無様に転がる---そこに降り立つは、白虹のVR-747。第三世代最強の、しかし除名された、「堕ちた騎士」だった。
 
:刹那、ファイアフライの右腕は吹き飛び、両脚は叩き斬られ、無様に転がる---そこに降り立つは、白虹のVR-747。第三世代最強の、しかし除名された、「堕ちた騎士」だった。
  
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:「これであなたも終わりですね、破戒騎士」
 
:「これであなたも終わりですね、破戒騎士」
 
:「理由を聞こう」
 
:「理由を聞こう」
:「あなたがバカだからです。認知速度が遅すぎて、まだ自分の最後さえわかっていない」
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:'''「あなたがバカだからです。認知速度が遅すぎて、まだ自分の最後さえわかっていない」'''
 
:破戒騎士の斬撃は、デバイスFF-17に食い込み、砕き、破壊する。しかしファイアフライは既に騎士の背後にいた。
 
:破戒騎士の斬撃は、デバイスFF-17に食い込み、砕き、破壊する。しかしファイアフライは既に騎士の背後にいた。
 
:「ぶっこ抜きますよ!」
 
:「ぶっこ抜きますよ!」

2015年6月8日 (月) 06:53時点における版

VR-747 テムジン タイプ a8(TEMJIN Type a8)

シャドウ邀撃部隊「白虹騎士団」が制式採用する、第3世代最強のバーチャロイドバイアステン機は「白虹騎士団護焔隊筆頭」との記述もある。

見た目こそ一般の第3世代テムジンとほぼ同じだが中身は完全に別物である。精神侵食を防ぐ頭部プロテクターや、背部マインド・ブースターにマウントされたグリンプ・スタビライザーによって徹底したシャドウ対策が施されている他、高純度のクリスタル質を用いたV・コンバータはテムジン 747J装備ものと比べて通常出力で16倍、最高出力で256倍もの高出力をたたき出す「超高性能汎用型最終兵器」である。テムジン 747JのK9型コンバータの時点で既に商用型の24倍の出力があることからだけでも、この機体の高性能さが伺えるだろう。

また、主武装のスライプナーMk.6/wも見た目こそテムジン747Aのそれと同等だが中身はやはり別物で、スライプナー単体で当時商用VRとして最も普及していたVOX系機種の84倍にも達する高価なもの。その性能ゆえに一般の限定戦争に用いられる事は無く、専らシャドウの殲滅の為だけに運用されている。

しかし昨今白虹騎士団内部ではやや不穏な動きがあり、マジデン・ツェーグら一部の団員が造反、機体ごと脱走し「破戒騎士」と化す、という最悪の事件が発生している模様。

原作である『電脳戦機バーチャロン マーズ』において、お助けキャラ的な位置づけのバーチャロイド。とはいえ白虹騎士団の任務の性質上、突然現れた所属不明機であるマーズ主人公にシャドウ汚染の嫌疑が掛けられている状況では一戦交えることにもなる(負けても良いイベント戦闘)。プレイヤーが使用するには最高難易度でゲームをクリアしなくてはならない。「マーズのなかで一体だけオラタンの機体が混じっている」と言われるほどの性能を持ち、「テムジンゲー」を極端に体現した機体である。なお、一般のバーチャロイドとの接触用に機体とパイロット双方にリミッターを施して性能を抑えた状態である。これはあまりの高性能さによって相手に与える精神的衝撃を考慮してのものであるという。高難度モードで助けに来たはずが逆にボコボコにされていたりするのは、まぁそういうことなのだろう。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦K
原作通りの展開でチーフ達のシャドウ汚染を疑い、一度は敵対する。終盤で正式に自軍に加入し、テムジン 747Jの上位互換となる。

装備・機能

種別としてはリアルロボットであるが、この機体は特別製のスーパーマシン。テムジン 747Jも含めて他の機体とは別次元の性能を誇る。

テムジン タイプ a8の主兵装は以下の3点。スパロボでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。

右腕保持装備・スライプナー Mk.6/w(ニュートラル・ランチャー)
専用の特注ビームライフル。エネルギー効率(というか用量)は一般機とは格が違い、とにかく連射が可能。しかしゲージ回復速度自体は普通なので一度ゲージ切れを起こすと悲惨。
これ1基で一般的な商用バーチャロイドであるVOX系列機の84倍の建造費がかかるという高価な代物。
左腕内部兵装・パワーボム
左腕部より生成・投擲されるエネルギー弾。747Jのものと違い、従来のテムジン系列と同様に防御・牽制に重点が置かれ威力は低め(しかし従来型よりははるかに威力が高く、747J「よりは」若干低い程度)。リロード速度が凄まじく連発が可能で、3秒に1個程度の効率で投げられるため相手次第では歩き回りながらこれを投げているだけで敵機の掃除が可能。
中央兵装・スライプナー Mk.6/w(ブリッツ・セイバー)
スライプナーの銃身部分にエネルギーを収束させ、両刃の剣に見立てて斬撃に使用、または収束させたエネルギー波(ソード・ウェーブ)を敵機へと発射する兵装。こちらも連発が可能。

武装・必殺攻撃

ニュートラル・ランチャー
横ダッシュRW→ターボRW。打ち出すビーム弾が3発になり、バスターは片手で撃つ。なお、実は747Jのものより射程が1短い。
プリッツ・セイバー
立ちCW→ターボCW→ダッシュRW近接→ターボCW近接。ビームカッターを二発撃った後に近接攻撃。
パワーボム
ターボLW。移動後使用不能でEN消費もやや多いが、射程・威力ともに高い。
ブルースライダー
747JのスライプナーMk.6/mzと違い刀身がめくれ上がるように変形する。3回突撃し、白虹騎士団のエンブレムをバックに決めポーズ。
原作では一度使用すると全武器ゲージが空になる。そのくせ威力はあまり高くなく、しかも当てづらい。
VR-747のアドバンテージ(連射可能なRW・CW)が一気に失われるのと引き換えにするにはイマイチパッとしない・・・というか、言ってしまえば「使っちゃいけない武器」だったりする。

特殊能力

剣装備
スライプナー Mk.6/w(ブリッツ・セイバー)で切り払いが可能。
銃装備
スライプナー Mk.6/w(ニュートラル・ランチャー)で撃ち落としが可能。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「in the blue sky '01」
テムジン系列の伝統的メインテーマ「In the blue sky」のアレンジ版。初出は原作シリーズ第三作の「電脳戦機バーチャロンフォース」だが、アレンジ自体は初代「バーチャロン」のサウンドトラックに収録されたアレンジ版を踏襲している。「'01」はアレンジされた際の年号を指す(つまり2001年のアレンジ版)。
本来は「フォース」におけるテムジン系列の旧式機(レア機体)MBV-04-10/80adv テンエイティ・アドバンスのメインテーマ。
なお、本来このアレンジ版ではイントロの「Get Ready」は入らない。
原作において白騎士の主要活躍シーンでは「Harmless Sigh」という曲が流れるが、こちらはSRW未採用(しかもこちらも元々は白騎士のテーマではなく「フォース」のテムジン747Hのテーマ曲)。

対決・名場面など

「白虹の騎士」
ダイモンの策略により月面に転送されてしまったマーズ主人公。しかもそこは、シャドウ化したVRが多数出現するために白虹騎士団により封鎖された危険区域だった。
多数のシャドウ化VRに囲まれ、追い詰められる主人公。そのとき、上空から白虹に輝くテムジン、クリアリア・バイアステンが駆るVR-747が出現する。
圧倒的な戦闘力で文字通りシャドウを駆逐していく白き騎士。瞬時に翳は払われ、事態は収束したかに思われたが・・・
「私の名は、クリアリア・バイアステン
「悪いが、試させてもらうぞ」
翳は払った。しかしバイアステンは主人公にもシャドウ汚染疑惑が掛けられていると言い放ち、その切っ先を向ける。
圧倒的な性能差で立ちはだかる最強のVRに、勝ち目はあるのか?そしてバイアステンの真意とは・・・?
「破戒騎士」
12機のVRを破壊する零距離抹殺断罪機体、747-FF テムジン「ファイアフライ」。しかしそれらのVRはただのノイズ、おとりに過ぎなかった。
刹那、ファイアフライの右腕は吹き飛び、両脚は叩き斬られ、無様に転がる---そこに降り立つは、白虹のVR-747。第三世代最強の、しかし除名された、「堕ちた騎士」だった。
「これで終わりだ、ファイアフライ」
一度は破壊されたファイアフライ、しかしパーシャル・コンバートを応用し、一時的に再生。再び立ち上がり、破戒騎士と相対する。
「これであなたも終わりですね、破戒騎士」
「理由を聞こう」
「あなたがバカだからです。認知速度が遅すぎて、まだ自分の最後さえわかっていない」
破戒騎士の斬撃は、デバイスFF-17に食い込み、砕き、破壊する。しかしファイアフライは既に騎士の背後にいた。
「ぶっこ抜きますよ!」
組み付き、もつれ合う2機のテムジン。そして数瞬後---そこには、残骸と化したVRが転がっていた。
第三世代最強のテムジンが、首をもがれ、斬首刑にでもあったかのように・・・。

関連機体

テムジン 747J

商品情報