「紅麗花」の版間の差分
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2012年8月23日 (木) 19:56時点における版
紅麗花(Kou Reika)
自称「不幸」を呼ぶ女。
霊感によるサイコメトリーの超能力を持ち、確率の高さから未来を予知できるが、大抵の場合それが不幸を引き起こす事件になるので、性格は暗い。学歴はシリウスに次ぐ成績を残しているため、エレメントメンバーの中ではサブリーダーを務めることが多かった。
尚、OVAにて、1万2千年前にベクターマーズに搭乗した3人目のエレメント能力者で、アポロニアスを裏切り殺害した大罪人「スコルピオス」の転生体(過去世を持つ)であると判明している。性別は中性的で、男性か女性かは不明。
OVA版の物語における影響か、物語が改竄された設定となっている現代(原作)には、スコルピオスの名が「創聖の書」から名前を削られており、存在自体が伝わっていなかった。原作において、麗花が不幸は体質になっていたのも、OVA版の物語での「ある出来事」が、大きく起因している可能性が高い。
「不幸」から逃れられない運命を受け入れた彼女は、遂に不幸の力をアクエリオンの力へと同調して底知れぬ力を発揮する。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦Z
- 「不幸を呼ぶ女」と自称する彼女だが、実害を被るのは登場マップにおいて「イベント発生まで命中率が1%でもあれば敵からの攻撃が絶対に命中する」ことぐらい。寧ろ「ZEUTH」の行く先々で起こる事件が「不幸」なのか……。なお、彼女を代表する迷必殺技の「不幸最底拳(不幸のどん底)」が乗り換えの仕様上採用されなったのが残念。強攻型を手に入れれば十分一軍で活躍できる能力はある。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- ソーラーの最強武器が固定になったので、精神サポートに優れる麗華・ピエール組の重要性が増した。祝福がSP50で使えて養成できる数少ないパイロット。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
能力的にはシリウスやシルヴィアと大差はないが、精神コマンドに攻撃系がなく、支援系である。激励、迅速が中心。アクエリオンメンバーでは、シリウスやシルヴィアが途中離脱するので、アポロの再攻撃を生かしたければ麗花の技量を上げることを薦める。強攻型アクエリオンのメインにもなるので、十分活かせる。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力
- 援護攻撃の攻撃力20%UP
- Zでは援護攻撃がないので養成する必要がある。
固有エースボーナス
- 技量+25
- 第2次Zで採用。エレメントシステムを活用しやすくなる。
パイロットBGM
人間関係
- シリウス・ド・アリシア
- 同じ最古参のエレメントメンバー。彼の運命を予知しているのか、心配していた。そして、彼女の驚きと一瞬の拒絶が彼を絶望の淵へと追いやることになる。
- シルヴィア・ド・アリシア
- 同じエレメントメンバー。兄に対する健気な態度から、幾らか嫉妬している。
- アポロ
- 同じエレメントメンバー。彼女の不幸は全く意に介さない。
- ピエール・ヴィエラ
- 同じエレメントメンバー。麗花のことを「ちゃん」付けする。
- ジュン・リー
- 同じエレメントメンバー。原作ではあまり関わってないものの、再世篇で見せたであろうアイドルオタクぶりに呆れている。
- つぐみ・ローゼンマイヤー
- 同じエレメントメンバー。彼女からは「先輩」として憧れ以上の感情を以て慕われる。
- グレン・アンダーソン
- 同じ最古参のエレメントメンバーであり、シリウスと同じく付き合いは長い。自身のミスで彼に再起不能の重傷を負わせてしまい、それが後の悲劇に繋がってしまった。
- リーナ・ルーン
- 彼女の予知能力で、高確率で不幸を呼んでしまうが、それが堕天翅の行動予測にも繋がる。
- 不動GEN
- 上司。彼女の「不幸」を力に変えたのはやはり彼。
- 双翅
- 彼の「けがれなき悪戯」によって変な世界に飛ばされ、“みっともない姿”にされてしまった事も。しかも、同じ“みっともない姿”にされたシリウスを見て目を疑っていた。
他作品との人間関係
バンプレストオリジナル
- セツコ・オハラ
- 本編中は特に絡まないが、Zにおいては麗花よりも不幸と思われる人。ZSPDのバトルシアターでは「不幸断絶拳」をくらってダメージ0というネタがあった。アンソロジーコミックでは同類扱いされていた作品もあった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「妹と妹タイプは地球と月以上の開きが有るわよ」
- 第2次Z破界篇で、シリウスがアルトの恋人に妹タイプのランカを推した事を受け、我が事のように喜ぶシルヴィアへの一言。痛烈な麗花からのツッコミに、シルヴィアはぐうの音も出ずに絶句する。
余談
彼女の名前『紅麗花』を中国語読みすると、『ホン・リーファ』(hong Lihua)となる。