「M1アストレイ」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::M1 | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::M1 Astray]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}} | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}} | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | ||
− | | | + | | 分類 = [[量産型]][[モビルスーツ]] |
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| 型式番号 = [[型式番号::MBF-M1]] | | 型式番号 = [[型式番号::MBF-M1]] | ||
| 全高 = 17.53 m | | 全高 = 17.53 m | ||
| 重量 = [[重量::53.5 t]](シュライク装備時は65.3t) | | 重量 = [[重量::53.5 t]](シュライク装備時は65.3t) | ||
| 装甲材質 = [[装甲材質::発泡金属]] | | 装甲材質 = [[装甲材質::発泡金属]] | ||
− | | 開発者 = [[開発::キラ・ヤマト]](OS開発) | + | | 開発者 = |
+ | *[[開発::キラ・ヤマト]](OS開発) | ||
+ | *[[開発::叢雲劾]](OS改良) | ||
| 開発 = [[モルゲンレーテ社]] | | 開発 = [[モルゲンレーテ社]] | ||
| 所属 = {{所属 (メカ)|オーブ軍}} | | 所属 = {{所属 (メカ)|オーブ軍}} | ||
| 主なパイロット = [[パイロット::アサギ・コードウェル]]<br>[[パイロット::マユラ・ラバッツ]]<br>[[パイロット::ジュリ・ウー・ニェン]]<br>[[パイロット::ジャン・キャリー]] | | 主なパイロット = [[パイロット::アサギ・コードウェル]]<br>[[パイロット::マユラ・ラバッツ]]<br>[[パイロット::ジュリ・ウー・ニェン]]<br>[[パイロット::ジャン・キャリー]] | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | MBF-P01~03「[[アストレイレッドフレーム|アストレイ]]」を、量産性を考慮して再設計した[[モビルスーツ]]。[[オーブ連合首長国|オーブ]]本国[[オノゴロ島]]で開発された。 | + | MBF-P01~03「[[アストレイレッドフレーム|アストレイ]]」を、量産性を考慮して再設計した[[モビルスーツ]]。 |
+ | |||
+ | === 機体概要 === | ||
+ | [[オーブ連合首長国|オーブ]]本国[[オノゴロ島]]で開発された。 | ||
− | 機体そのものは[[コズミック・イラ]] | + | 機体そのものは[[コズミック・イラ]]71年1月末に既に完成し、量産も開始されていたが、肝心なナチュラル用OSが未完成であった。その為、後に[[ストライクガンダム]]のパイロットである[[キラ・ヤマト]]と[[アストレイブルーフレーム]]のパイロットである[[叢雲劾]]に協力を仰ぎ、完成にまでこぎつけた。 |
オプション交換機能が省略され、機体性能も量産化に伴い、ダウングレードが図られている。機体構造も簡略化されたため、その分、信頼性や整備性はプロトタイプであるP01~03よりも優れている。 | オプション交換機能が省略され、機体性能も量産化に伴い、ダウングレードが図られている。機体構造も簡略化されたため、その分、信頼性や整備性はプロトタイプであるP01~03よりも優れている。 | ||
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[[ジャン・キャリー]]も[[地球連合軍]]を除隊し、三隻同盟に籍を移してからの愛機とした。左肩に彼のパーソナルマークが描かれ、機体全体が白系統のカラーリングに塗装されている。この色は元々、彼が連合軍に所属していた頃に軍上層部が監視の為に、敵味方識別を兼ねて彼の機体(鹵獲した[[ジン (SEED)|ジン]]や専用のロングダガー)に戦場で目立つ色を施した事から来ている。この頃には既に「煌く凶星『J』」という[[異名]]が広く知れ渡っており、示威効果を期待したジャンが自ら希望した。機体自体に特別なチューンは行われておらず、通常のM1アストレイと性能の差はない。 | [[ジャン・キャリー]]も[[地球連合軍]]を除隊し、三隻同盟に籍を移してからの愛機とした。左肩に彼のパーソナルマークが描かれ、機体全体が白系統のカラーリングに塗装されている。この色は元々、彼が連合軍に所属していた頃に軍上層部が監視の為に、敵味方識別を兼ねて彼の機体(鹵獲した[[ジン (SEED)|ジン]]や専用のロングダガー)に戦場で目立つ色を施した事から来ている。この頃には既に「煌く凶星『J』」という[[異名]]が広く知れ渡っており、示威効果を期待したジャンが自ら希望した。機体自体に特別なチューンは行われておらず、通常のM1アストレイと性能の差はない。 | ||
− | [[ | + | [[ヤキン・ドゥーエ戦役]]後はオプション装備である「シュライク」が開発され、[[C.E.]]73でも運用されていた。 |
=== 劇中での活躍 === | === 劇中での活躍 === | ||
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敗戦後はクサナギの艦載機として運用され、三隻同盟の戦力として活躍した。 | 敗戦後はクサナギの艦載機として運用され、三隻同盟の戦力として活躍した。 | ||
− | + | また、[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]でも登場し、ロンド・ミナ・サハクが運動性能のテストの為に乗り込み、レッドフレームと模擬戦を行った事があった。 | |
ジャン機は[[アッシュ・グレイ]]の駆る[[リジェネレイトガンダム]]と交戦。ジェネシスα戦にも参加した。また、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にもバリー・ホーの搭乗するM1Aアストレイと共に、本隊とは別行動で偵察の為に[[ヤキン・ドゥーエ]]に潜入している。戦後も彼はこの機体に搭乗し、ユニウス条約調印式時にもヴェルヌ35A([[ミーティア]]の汎用型)とドッキングした本機でザフトの強硬派のMSを掃討した。『DESTINY ASTRAY』では、謀殺されかかった[[エドワード・ハレルソン]]やベルナデット・ルルーを救出して、彼らを[[ロンド・ミナ・サハク]]の下に連れてきた。また、シュライクを装備して出撃した事もある。 | ジャン機は[[アッシュ・グレイ]]の駆る[[リジェネレイトガンダム]]と交戦。ジェネシスα戦にも参加した。また、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にもバリー・ホーの搭乗するM1Aアストレイと共に、本隊とは別行動で偵察の為に[[ヤキン・ドゥーエ]]に潜入している。戦後も彼はこの機体に搭乗し、ユニウス条約調印式時にもヴェルヌ35A([[ミーティア]]の汎用型)とドッキングした本機でザフトの強硬派のMSを掃討した。『DESTINY ASTRAY』では、謀殺されかかった[[エドワード・ハレルソン]]やベルナデット・ルルーを救出して、彼らを[[ロンド・ミナ・サハク]]の下に連れてきた。また、シュライクを装備して出撃した事もある。 | ||
− | + | 2年後の[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]でも、[[ムラサメ]]と共に登場。[[オーブ軍]]の主力として運用されていた。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』から[[小隊]]システムが続けて導入された本作では、アストレイ3人娘の搭乗機として自軍に三台も配備される。『第2次α』、『第3次α』ともに量産MSは攻撃力や機体性能において主力のマシンに劣ることが多いためのバランス調整措置としてか、[[全体攻撃]]武器として「連射」武器を持たされていることが多い(「ジム・ライフル(連射)」「ビーム・キャノン(連射)」など)。M1アストレイもその例に漏れず、ビーム・ライフル(連射)が装備されているのだが、射程が7と比較的長い上に弾数も5と、P武器でないことを除けば他の量産MSに比べてかなり性能に恵まれており、改造さえしてあれば意外と使えたりする。そこまで資金が回るのは大体3周目以降のあたりだが。ただ、どちらかといえば空を飛べる[[スカイグラスパー]]や、空いた[[エールストライクガンダム|エールストライク]]に3人娘を乗せるプレイヤーが多いと思われる。 |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | :[[ストライクルージュ]]と同時に入手する。[[エールストライクガンダム|エールストライク]] | + | :[[ストライクルージュ]]と同時に入手する。[[エールストライクガンダム|エールストライク]]の性能を少し下げた感じだが、最終攻撃力はこちらが上。もっとも役割によってはスカイグラスパー系の方が高性能。パーツスロット数も4つあり、エールストライクよりは使える。……とはいえ、よほどの思い入れがない限りは使われないだろうが。ちなみに、何故か空も飛べる。原作で本来パイロットであった3人娘はパイロットとしては登場しないが、カガリが搭乗している機体のみで使える武装「アストレイフォーメーション」においてM1に乗って登場し、敵を攻撃してくれる。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | + | :『J』の時と同じ仕様。オーブルート38話でカガリが乗ってスポット参戦した後、42話で入手。エールストライクはビームライフルの射程が延びているという救済措置(?)があるのに、こちらは何もなし。例によって、攻撃力はエールより上であり、相変わらず何故か飛べる(なので、エールの優位性は本気で射程と[[フェイズシフト装甲|PS装甲]]くらいしかない)。また、本作ではカガリだけでなく、ムウも「アストレイフォーメーション」が使用できる。なので、間接的にカガリの地位も危うくなる。 | |
:ジャン機は終盤にスポット参戦する。改造は[[アストレイレッドフレーム]]のものを引き継ぐ。性能は通常のM1アストレイより高いが、他のスポット参戦した機体に比べるとやはり火力不足は否めない。ちなみに戦闘アニメーションの際の動きもM1から変更されている。大した違いはないが、ビームサーベルのアクションはなかなかカッコいい。 | :ジャン機は終盤にスポット参戦する。改造は[[アストレイレッドフレーム]]のものを引き継ぐ。性能は通常のM1アストレイより高いが、他のスポット参戦した機体に比べるとやはり火力不足は否めない。ちなみに戦闘アニメーションの際の動きもM1から変更されている。大した違いはないが、ビームサーベルのアクションはなかなかカッコいい。 | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] | |
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:今作では敵オーブ軍専用。 | :今作では敵オーブ軍専用。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
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;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ||
− | : | + | :頭部に2門装備された近接防御兵装。ストライクガンダム等の物と同型だが、PS装甲のない本機にとってはミサイル等の迎撃の為になくてはならない装備である。劇中ではストライクダガーが相手だった為、あまり使われなかったが。 |
;70式ビームサーベル | ;70式ビームサーベル | ||
:バックパックに2本装備された武装。ライフルよりも早く制式化された。攻撃力はストライク等の物とほとんど変わらないが、出力調整による刀身の長さの自由度が他国製のそれより高く、運用の幅が広い。 | :バックパックに2本装備された武装。ライフルよりも早く制式化された。攻撃力はストライク等の物とほとんど変わらないが、出力調整による刀身の長さの自由度が他国製のそれより高く、運用の幅が広い。 | ||
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;71式ビームライフル | ;71式ビームライフル | ||
:本機の主兵装。本体同様、軽量化が図られていて、取り回しに優れる。 | :本機の主兵装。本体同様、軽量化が図られていて、取り回しに優れる。 | ||
;対ビームシールド | ;対ビームシールド | ||
:対ビームコーティングが施された実体盾。プロトタイプやストライク等に採用されている物と同じタイプ。 | :対ビームコーティングが施された実体盾。プロトタイプやストライク等に採用されている物と同じタイプ。 | ||
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=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
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;「ジャンク屋:赤い一撃」 | ;「ジャンク屋:赤い一撃」 | ||
:ジャン機。 | :ジャン機。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ;[[アストレイレッドフレーム]] | + | ;[[アストレイレッドフレーム|ガンダムアストレイ レッドフレーム]] |
− | ;[[アストレイブルーフレーム]] | + | ;[[アストレイブルーフレーム|ガンダムアストレイ ブルーフレーム]] |
− | ;[[アストレイゴールドフレーム]] | + | ;[[アストレイゴールドフレーム|ガンダムアストレイ ゴールドフレーム]] |
− | : | + | :ベース機。 |
− | ; | + | ;M1Aアストレイ |
− | : | + | :本機の宇宙戦仕様。脚部を細くしてAMBAC機動補助肢としての機能に特化させ、スラスター出力を増強している。これにより、宇宙空間での機動性や運動性、経線能力を向上した反面、重力下での歩行能力は著しく低下してしまっている。歌姫の騎士団ではクサナギの主戦力として活躍し、こちらも多くの専用機が登場している。SRW未登場。 |
;[[ムラサメ]] | ;[[ムラサメ]] | ||
:後継機。 | :後継機。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == |