「虎龍王」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
| 読み = こりゅうおう | | 読み = こりゅうおう | ||
− | | 外国語表記 = | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Hu Long Wang]] |
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) | ||
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}} | *{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}} | ||
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| 主なパイロット = [[パイロット::ブルックリン・ラックフィールド]]<br />[[パイロット::クスハ・ミズハ]] | | 主なパイロット = [[パイロット::ブルックリン・ラックフィールド]]<br />[[パイロット::クスハ・ミズハ]] | ||
}} | }} | ||
− | '''虎龍王''' | + | '''虎龍王'''は「[[スーパーロボット大戦α]]」の[[登場メカ]]。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
中国・山東地区にある遺跡から発掘された超機人。[[虎王機]]が本体、[[龍王機]]が胴体になって[[合体]]した姿。元々は「百邪」と呼ばれる悪魔や妖怪と戦う為に古代人が作り出した半生体兵器だと言われている。 | 中国・山東地区にある遺跡から発掘された超機人。[[虎王機]]が本体、[[龍王機]]が胴体になって[[合体]]した姿。元々は「百邪」と呼ばれる悪魔や妖怪と戦う為に古代人が作り出した半生体兵器だと言われている。 | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}}) | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}}) | ||
:スーパー系パートナー専用メカ。[[クスハ・ミズハ|クスハ]]によるとかわいい顔をしている、らしい。接近戦用の機体で、[[分身]]できる点が強み。運動性はそこらのMSより高いが、機体サイズとパイロットの回避値の低さの問題で思ったほど避けない。ユニットはもちろん武器の改造状態も龍虎王と連動しており、例えば逆鱗断を改造するとこちらのタイラント・オーバー・ブレイクも強化されるため、片方を重点的に改造する必要はない。いろいろ武器があるがタイガーナックルとタイラント・オーバー・ブレイクを鍛えれば事足りる。なお、本作の虎龍王には後続作品とは異なり[[念動フィールド]]がなく、代わりに分身があるという差別化になっている。ちなみに[[グルンガスト参式]]のパーツを取り込んだという表現か、参式爆連打が武装として登録されている。 | :スーパー系パートナー専用メカ。[[クスハ・ミズハ|クスハ]]によるとかわいい顔をしている、らしい。接近戦用の機体で、[[分身]]できる点が強み。運動性はそこらのMSより高いが、機体サイズとパイロットの回避値の低さの問題で思ったほど避けない。ユニットはもちろん武器の改造状態も龍虎王と連動しており、例えば逆鱗断を改造するとこちらのタイラント・オーバー・ブレイクも強化されるため、片方を重点的に改造する必要はない。いろいろ武器があるがタイガーナックルとタイラント・オーバー・ブレイクを鍛えれば事足りる。なお、本作の虎龍王には後続作品とは異なり[[念動フィールド]]がなく、代わりに分身があるという差別化になっている。ちなみに[[グルンガスト参式]]のパーツを取り込んだという表現か、参式爆連打が武装として登録されている。 | ||
+ | : | ||
;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ||
:直接の登場はしないが、龍虎王共々没データとして存在する。 | :直接の登場はしないが、龍虎王共々没データとして存在する。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} | ||
− | : | + | :[[ダウンロードコンテンツ/30|ダウンロードコンテンツ第1弾]]、追加プレイアブル機体として登場。[[龍虎王]]への変形も可能。 |
− | : | + | :「OGMD」と比較して「ファングミサイル」「参式爆連打」がオミット。武装は僅か4種類になった。 |
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=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} | ||
:なんと第18話終了時に'''サラッと手に入る'''。イベント無しで虎龍王が参入するのは初。 | :なんと第18話終了時に'''サラッと手に入る'''。イベント無しで虎龍王が参入するのは初。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | ||
:戦闘シーンは少ないが、[[アインストレジセイア]]を追い詰め、[[ツヴァイザーゲイン]]を猛撃でKO(ある意味ゲーム再現)するなど活躍している。 | :戦闘シーンは少ないが、[[アインストレジセイア]]を追い詰め、[[ツヴァイザーゲイン]]を猛撃でKO(ある意味ゲーム再現)するなど活躍している。 | ||
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==== 武器 ==== | ==== 武器 ==== | ||
;ファング・ミサイル | ;ファング・ミサイル | ||
− | : | + | :虎龍王の口から牙の形をしたミサイルを射出する。第2次α以降はオミットされたがOG2ndにて復活。格闘属性でしかも有射程の全体攻撃なので、実は龍虎王の「龍王移山法」より使いやすかったりする。 |
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;ランダム・ストライク「参式爆連打」 | ;ランダム・ストライク「参式爆連打」 | ||
− | : | + | :虎龍王の腕と脚との連撃。[[グルンガスト参式]]から継承した技。実は技自体は参式より先に登場している。[[第2次α]]以降はオミットされたがOG2ndにて復活。 |
;ソニック・シャウト「虎王咆哮」 | ;ソニック・シャウト「虎王咆哮」 | ||
− | : | + | :咆哮による衝撃波で攻撃。本来は虎王機の技なので、虎龍王でも使用可能。OGS以降はソニック・ジャベリンへの繋ぎで使用している。 |
;タイガー・ナックル「虎王飛拳」 | ;タイガー・ナックル「虎王飛拳」 | ||
− | : | + | :虎龍王の腕を射出する。参式のブーストナックルの機能を取り込んだものであり、燃費や射程の面で主力になる。 |
;ランダム・スパイク | ;ランダム・スパイク | ||
− | : | + | :虎龍王の得物であるヌンチャクによる連撃を浴びせる。この技の異称は『虎龍王・連挺乱打』。第2次OGではコンビネーション攻撃対応武器であり、これのためにブリットは参式では意味のない連続攻撃スキルを初期習得している。 |
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:本来ヌンチャクは中国拳法の武器ではなく、琉球古武術の武器である。ブルース・リーが『燃えよドラゴン』で使用して以来有名となった。 | :本来ヌンチャクは中国拳法の武器ではなく、琉球古武術の武器である。ブルース・リーが『燃えよドラゴン』で使用して以来有名となった。 | ||
;ヴァリアブル・ドリル「虎爪回転圏」 | ;ヴァリアブル・ドリル「虎爪回転圏」 | ||
− | : | + | :虎龍王の拳が回転し、ドリル状の手刀で貫く。ドリル・アタッカーの機能を利用していると思われる。α以外では単体武器としては登場せず、タイラントオーバーブレイクのトドメに使用される。OG2ndではついに演出ですら使われなくなってしまった。 |
;ソニック・ジャベリン「虎王神速槍」 | ;ソニック・ジャベリン「虎王神速槍」 | ||
− | : | + | :虎龍王の得物の槍で、敵を滅多刺しにする。必殺技の際はランダム・スパイクから変化させて使うことが多い。 |
− | : | + | :なお実際にはジャベリンは投擲用の槍であり、振り回して使うものではない。また外見はジャベリンではなく青龍偃月刀(つまり厳密に言うと槍ですらなく刀剣)だが、この武器は宋代以降に成立したものである。ランダム・スパイクといいこれといい、虎龍王は外界の情報には敏感なのかもしれない。 |
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==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;タイラント・ブレイク | ;タイラント・ブレイク | ||
− | : | + | :参式爆連打、ランダム・スパイク、ソニック・ジャベリン、ヴァリアブル・ドリルを次々と繰り出す乱舞技。 |
:各種動作は既存武器の流用。実装は『α』のみ。 | :各種動作は既存武器の流用。実装は『α』のみ。 | ||
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;タイラント・オーバー・ブレイク「虎王乱撃」 | ;タイラント・オーバー・ブレイク「虎王乱撃」 | ||
− | : | + | :タイラント・ブレイクを上回る速度で繰り出す乱舞技。 |
− | : | + | :強化パーツ無しで陸適正Sであるため場合によっては龍虎王の「逆鱗断」よりも高威力だが、空適応がBであるため使い分けが寛容。 |
− | : | + | |
+ | :参式を取り込む以前、つまり『オリジナルバージョン』の流れは、ランダム・スパイクによる猛撃の後、左アッパーで吹き飛ばすというシンプルかつ豪快なもの。 | ||
:『α』では「タイラント・ブレイク」とは接近動作、動作の残像付与、動作量アップ、ヴァリアブル・ドリル前のカットイン追加はあれど構成そのものは同一。 | :『α』では「タイラント・ブレイク」とは接近動作、動作の残像付与、動作量アップ、ヴァリアブル・ドリル前のカットイン追加はあれど構成そのものは同一。 | ||
:『第2次α』『GBA版OG2』では参式爆連打とヴァリアブル・ドリルが単独武器から外されたものの構成は同様。 | :『第2次α』『GBA版OG2』では参式爆連打とヴァリアブル・ドリルが単独武器から外されたものの構成は同様。 | ||
− | : | + | :『OGS』以降ではようやく固有のグラフィックを与えられるようになった。 |
− | : | + | :『OGS』では2連パンチで打ち上げ→追いかけてランダム・スパイクで追撃して地面に叩き落とし→ソニック・ジャベリンで落下しつつ連続突き→追いついた所に連続パンチで押し込みながら地面を掘り進→最後にヴァリアブル・ドリルを繰り出して地中で爆発、という構成となった。 |
:『OG2nd』『MD』ではソニック・ジャベリンまでは同じ構成だが、最後は身分身の術による猛攻<ref>ジ・インスペクターでツヴァイサーゲインの分身に対抗したシーンの再現。</ref>の後、落下地点に先回りしてアッパーで〆、に変更。今回復活の際に参式のパーツが消えたのか、ヴァリアブル・ドリルが完全に消えてしまっている。 | :『OG2nd』『MD』ではソニック・ジャベリンまでは同じ構成だが、最後は身分身の術による猛攻<ref>ジ・インスペクターでツヴァイサーゲインの分身に対抗したシーンの再現。</ref>の後、落下地点に先回りしてアッパーで〆、に変更。今回復活の際に参式のパーツが消えたのか、ヴァリアブル・ドリルが完全に消えてしまっている。 | ||
− | : | + | :『30』では初手が2連パンチであること以外は『第2次α』での流れをほぼ踏襲。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
121行目: | 114行目: | ||
:[[切り払い]]を発動する。 | :[[切り払い]]を発動する。 | ||
;[[HP回復]](小) | ;[[HP回復]](小) | ||
− | : | + | :基本的には回避力で耐える機体なので、この効果が発揮されるのは稀。 |
− | ;[[EN回復]] | + | ;[[EN回復]](小) |
− | : | + | :『30』で所持。 |
;[[分身]] | ;[[分身]] | ||
− | : | + | :虎龍王の脚力を活かした「身分身の術」という体術で、高速移動して残像を形成する。元々は龍虎王の術であり、符を介して龍虎王から授けられた。その為、この術を譲渡した龍虎王は使用する事が出来ない(伝授したのではなく術自体を移動させている)。 |
− | |||
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;[[念動フィールド]] | ;[[念動フィールド]] | ||
− | :[[グルンガスト参式]]の機能を継承した物。ブリットの[[念動力]] | + | :[[グルンガスト参式]]の機能を継承した物。ブリットの[[念動力]]も相当な水準になるが、どちらかというと[[虎龍王]]は回避する機体なので出番は少なめ。 |
− | ;[[ | + | ;[[変形]] |
− | :[[龍王機]]と[[虎王機]] | + | :[[龍虎王]]とへ分離変形する。 |
+ | ;[[分離]] | ||
+ | :[[龍王機]]と[[虎王機]]へと分離する。現在、実装しているのはαとOG2ndのみ。 | ||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === |