「シリウス・ド・アリシア」を編集中

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幼少期にシリウスとシルヴィアは両親を失い<ref>父親であるアリシア国王はシリウスがアポロニアスの転生者でないと知り失踪。母親に関する描写はないが、ディーバ本部の所在地がアリシア王国跡地であることを考えると、碌な目にあっていない事は否定出来ない。</ref>、それ以降は残されたシルヴィアと二人、腕に宿る紅い翅の秘密を共有しながら生きてきた。アリシア王国が実質的に滅亡した後、シルヴィアと共にエレメント能力を見込まれて地球再生機構『DEAVA』の一員となってからは、シルヴィアと異なって過去世の一切を思い出せない状態でありながらも、ある種の自身が生きていく為の糧とする形でアポロニアスの生まれ変わりであると信じて疑わないまま、エレメントスクールの生徒として優秀な成績を叩き出し続け、男子エレメントの中でもトップクラスの実力者にまで上り詰める。
 
幼少期にシリウスとシルヴィアは両親を失い<ref>父親であるアリシア国王はシリウスがアポロニアスの転生者でないと知り失踪。母親に関する描写はないが、ディーバ本部の所在地がアリシア王国跡地であることを考えると、碌な目にあっていない事は否定出来ない。</ref>、それ以降は残されたシルヴィアと二人、腕に宿る紅い翅の秘密を共有しながら生きてきた。アリシア王国が実質的に滅亡した後、シルヴィアと共にエレメント能力を見込まれて地球再生機構『DEAVA』の一員となってからは、シルヴィアと異なって過去世の一切を思い出せない状態でありながらも、ある種の自身が生きていく為の糧とする形でアポロニアスの生まれ変わりであると信じて疑わないまま、エレメントスクールの生徒として優秀な成績を叩き出し続け、男子エレメントの中でもトップクラスの実力者にまで上り詰める。
  
初陣では成績優秀者の麗花、[[グレン・アンダーソン]]と共に最初の[[合体]]をこなす。しかし、グレンは堕天翅との戦いで戦線離脱してしまう事になり、その後アポロニアスの転生した存在である可能性の高いアポロがDEAVAの一員として新規加入してからは、ベクターマーズ及びアクエリオンマーズに搭乗する事になる。しかし、自身の美学に沿わない粗野な性格をしたアポロがアポロニアスの転生した存在である可能性は最も受け入れがたい事になっており、アポロの命令無視が原因でシルヴィアが負傷した際は、その事への怒りだけでなく、彼に対する嫉妬心も織り交ぜる形で衝突。しかし、戦いの中で自身のアポロへの嫉妬を自覚し、それをアクエリオンの力として昇華させる形で[[両翅]]との戦いに勝利に繋げた結果、ひとまずは落ち着かせるに至っている。
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初陣では成績優秀者の麗花、[[グレン・アンダーソン]]と共に最初の[[合体]]をこなす。しかし、グレンは堕天翅との戦いで戦線離脱してしまう事になり、その後アポロニアスの転生した存在である可能性の高いアポロがDEAVAの一員として新規加入してからは、ベクターマーズ及び[[アクエリオンマーズ]]に搭乗する事になる。しかし、自身の美学に沿わない粗野な性格をしたアポロがアポロニアスの転生した存在である可能性は最も受け入れがたい事になっており、アポロの命令無視が原因でシルヴィアが負傷した際は、その事への怒りだけでなく、彼に対する嫉妬心も織り交ぜる形で衝突。しかし、戦いの中で自身のアポロへの嫉妬を自覚し、それをアクエリオンの力として昇華させる形で[[両翅]]との戦いに勝利に繋げた結果、ひとまずは落ち着かせるに至っている。
  
 
その後、堕天翅族の頭翅がアポロの掛け替えのない親友である[[バロン]]を使って卑劣な人質作戦を行使してきた際は、アポロの目の前で自身とシルヴィアがアポロニアスとセリアンの血を引いている証である赤い翅の秘密を明かされてしまうが、アポロは頭翅への憎しみを抱きながらも自身やシルヴィアを仲間であると断言。それによって頭翅の思惑は失敗に終わった直後、シルヴィアがアポロの言葉を喜んだのに対し、自分達の秘密を洩らしたら許さないとアポロに脅しを掛けているのだが、アポロはそれに関係無く後に明らかになってしまうまで秘密を隠し通し続けている。それ以降は、不動がエレメント達に出した課題の数々やアクエリオンを通じてエレメント達と共に様々な危機を乗り越えていった事で、少しずつであるが彼等への仲間意識も芽生える様になっていき、[[ピエール・ヴィエラ]]が失恋の傷心から合体依存症に陥った際は、例え後遺症で廃人になる可能性があっても愛する者達を守る為に戦う決意をした彼の力に感銘し、女性担当のベクタールナで協力。アポロ、ピエールの三人の力で敵を撃退している。
 
その後、堕天翅族の頭翅がアポロの掛け替えのない親友である[[バロン]]を使って卑劣な人質作戦を行使してきた際は、アポロの目の前で自身とシルヴィアがアポロニアスとセリアンの血を引いている証である赤い翅の秘密を明かされてしまうが、アポロは頭翅への憎しみを抱きながらも自身やシルヴィアを仲間であると断言。それによって頭翅の思惑は失敗に終わった直後、シルヴィアがアポロの言葉を喜んだのに対し、自分達の秘密を洩らしたら許さないとアポロに脅しを掛けているのだが、アポロはそれに関係無く後に明らかになってしまうまで秘密を隠し通し続けている。それ以降は、不動がエレメント達に出した課題の数々やアクエリオンを通じてエレメント達と共に様々な危機を乗り越えていった事で、少しずつであるが彼等への仲間意識も芽生える様になっていき、[[ピエール・ヴィエラ]]が失恋の傷心から合体依存症に陥った際は、例え後遺症で廃人になる可能性があっても愛する者達を守る為に戦う決意をした彼の力に感銘し、女性担当のベクタールナで協力。アポロ、ピエールの三人の力で敵を撃退している。
  
しかし、様々な経験を通じても、「アポロニアスの転生した存在」である事への執着心だけは捨て切れられないままとなっており、その事に目を付けた頭翅からの誘惑を受ける事になる。最初はそんな誘惑を受け入れようとはしなかったのだが、人間が利己的な理由から捕らえた堕天翅である[[双翅]]の翅を奪った上で解体して殺す(更には翅を昏睡状態のグレンに移植する)という蛮行を知った事で「人間こそが堕天翅よりも醜い存在である」という意識が強くなってしまう事になり<ref>ただし、そうなってしまったのは遊び感覚で人間の無差別虐殺を行っている双翅に大きな非があるのも事実で、決して許される事ではないのだが、「自分が他の人間とは違う」という元から抱いていた感情の為か、この時のシリウスは人間側の醜さにしか見ようとしなかった。</ref>、禁断の「紅い道」を開いて襲来した頭翅の誘いに乗ってベクターマーズを持ち出す形で[[裏切りイベント|堕天翅側へと寝返る道]]を選んでしまう。この時、必死に引き留めようとした麗花の様子から裏切りに躊躇いを見せかけていたが、自らの腕の赤い翅を見られて反射的に拒絶された結果、完全にエレメントスクールでの日々の未練を無くす形でアトランディアへと向かってしまう事になった<ref>この件について、シリウスを拒絶してしまった麗花の方に非があるかのような見方をされてしまう事も多いが、シリウスの腕に堕天翅の翅がある事実など知る由も無かった彼女が、それを見て戸惑い反射的に拒絶してしまうのも仕方の無い話であり、それだけを理由にあっさり見限ってしまったシリウスにも自分に甘かったと言える。</ref>。
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しかし、様々な経験を通じても、「アポロニアスの転生した存在」である事への執着心だけは捨て切れられないままとなっており、その事に目を付けた頭翅からの誘惑を受ける事になる。最初はそんな誘惑を受け入れようとはしなかったのだが、人間が利己的な理由から捕らえた堕天翅である[[双翅]]の翅を奪った上で解体して殺す(更には翅を昏睡状態のグレンに移植する)という蛮行を知った事で「人間こそが堕天翅よりも醜い存在である」という意識が強くなってしまう事になり<ref>ただし、そうなってしまったのは遊び感覚で人間の無差別虐殺を行っている双翅に大きな非があるのも事実で、決して許される事ではないのだが、「自分が他の人間とは違う」という元から抱いていた感情の為か、この時のシリウスは人間側の醜さにしか見ようとしなかった。</ref>、禁断の「紅い道」を開いて襲来した[[頭翅]]の誘いに乗ってベクターマーズを持ち出す形で[[裏切りイベント|堕天翅側へと寝返る道]]を選んでしまう。この時、必死に引き留めようとした麗花の様子から裏切りに躊躇いを見せかけていたが、自らの腕の赤い翅を見られて反射的に拒絶された結果、完全にエレメントスクールでの日々の未練を無くす形でアトランディアへと向かってしまう事になった<ref>この件について、シリウスを拒絶してしまった麗花の方に非があるかのような見方をされてしまう事も多いが、シリウスの腕に堕天翅の翅がある事実など知る由も無かった彼女が、それを見て戸惑い反射的に拒絶してしまうのも仕方の無い話であり、それだけを理由にあっさり見限ってしまったシリウスにも自分に甘かったと言える。</ref>。
  
堕天翅族側へと降った後、<ruby><rb>'''詩翅'''</rb><rt>'''シリウス'''</rt></ruby>を名乗ってかつての仲間達と敵対。持ち出したベクターマーズをケルビム兵と強制的に合体させた[[ケルビムマーズ]]を駆って襲い掛かる事になるのだが、全てがアクエリオンの真の力を発揮させない為、そしてセリアンの転生した存在であるシルヴィアへの復讐の為に仕組まれた頭翅の策略でしかなく、アトランディアの決戦においてただ利用されていただけという真実を明かされる。更には、自身の真の過去性がセリアンの「闇の記憶」であり、そして自分の事だと信じ込まされていた「太陽の翼」はそもそもアポロニアスやその転生した存在の事では無く機械天翅アクエリオンそのものであると知らされ大きな衝撃を受け、その直後に用済みと見なした頭翅によって、ケルビムマーズを構成していたケルビム兵のコントロールを奪われる形で致命傷を負わされてしまう。しかし、自身を見捨てようとしなかったアポロのベクターソルと、麗花のベクタールナとの合体時に傷が回復(それでも死は避けられない程の傷を負っている)。[[ソーラーアクエリオン]]の隠された武器である太陽剣で頭翅を追いつめるが、それこそ頭翅の思う壺であり、ソーラーアクエリオンの翼が放つ光によって生命の樹を受粉させてしまう事になる。だが、聖なる交わりは果たされたにも拘わらず生命の樹は逆に枯れはじめてしまい、アポロの推察で「アクエリオンを真の意味で覚醒させるには人と天翅が協力しなければならない」と聞いた頭翅は、麗花が搭乗していたベクタールナを強引に奪取。自らが太陽の翼になる事を望んだ頭翅を追ってアポロと共に生命の樹へと向かう。アクエリオンのヘッドになろうとする頭翅を妨害して合体を拒否し、アクエリオンは三形態のヘッド状態で乱戦しいがみ合うが、不動の助言を受け三人の元に現れたシルヴィアの取りなしにより、互いを理解し合体。「真の太陽の翼」として黄金に輝くアクエリオンは「無限合體拳」により[[地球]]と合体、アポロ、頭翅と共に人柱となる形で崩れ行く世界を繫ぎ止めるのだった。
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堕天翅族側へと降った後、<ruby><rb>'''詩翅'''</rb><rt>'''シリウス'''</rt></ruby>を名乗ってかつての仲間達と敵対。持ち出したベクターマーズをケルビム兵と強制的に合体させた[[ケルビムマーズ]]を駆って襲い掛かる事になるのだが、全てがアクエリオンの真の力を発揮させない為、そしてセリアンの転生した存在であるシルヴィアへの復讐の為に仕組まれた頭翅の策略でしかなく、アトランディアの決戦においてただ利用されていただけという真実を明かされる。更には、自身の真の過去性がセリアンの「闇の記憶」であり、そして自分の事だと信じ込まされていた「太陽の翼」はそもそもアポロニアスやその転生した存在の事では無く機械天翅アクエリオンそのものであると知らされ大きな衝撃を受け、その直後に用済みと見なした頭翅によって、ケルビムマーズを構成していたケルビム兵のコントロールを奪われる形で致命傷を負わされてしまう。しかし、自身を見捨てようとしなかったアポロのベクターソルと、麗花のベクタールナとの[[合体]]時に傷が回復(それでも死は避けられない程の傷を負っている)。[[ソーラーアクエリオン]]の隠された武器である太陽剣で頭翅を追いつめるが、それこそ頭翅の思う壺であり、ソーラーアクエリオンの翼が放つ光によって生命の樹を受粉させてしまう事になる。だが、聖なる交わりは果たされたにも拘わらず生命の樹は逆に枯れはじめてしまい、アポロの推察で「アクエリオンを真の意味で覚醒させるには人と天翅が協力しなければならない」と聞いた頭翅は、麗花が搭乗していたベクタールナを強引に奪取。自らが太陽の翼になる事を望んだ頭翅を追ってアポロと共に生命の樹へと向かう。アクエリオンのヘッドになろうとする頭翅を妨害して合体を拒否し、アクエリオンは三形態のヘッド状態で乱戦しいがみ合うが、不動の助言を受け三人の元に現れたシルヴィアの取りなしにより、互いを理解し合体。「真の太陽の翼」として黄金に輝くアクエリオンは「無限合體拳」により[[地球]]と合体、アポロ、頭翅と共に人柱となる形で崩れ行く世界を繫ぎ止めるのだった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
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