「ウッソ・エヴィン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Uso Ewin]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Vガンダム}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Vガンダム}} | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人(ヨーロッパ系) |
− | | 性別 = | + | | 性別 = 男 |
+ | | 年齢 = 13歳 | ||
| 生年 = [[宇宙世紀]]0140年 | | 生年 = [[宇宙世紀]]0140年 | ||
− | | | + | | 所属 = [[民間人]]→[[リガ・ミリティア]] |
− | |||
| 特技 = 女の人に好かれること(オデロ談) | | 特技 = 女の人に好かれること(オデロ談) | ||
| 趣味 = 何かを知ること | | 趣味 = 何かを知ること | ||
}} | }} | ||
− | '''ウッソ・エヴィン'''は『[[機動戦士Vガンダム]] | + | '''ウッソ・エヴィン'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の登場人物。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
+ | 『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。 | ||
+ | |||
ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い[[クロノクル・アシャー]]の操縦する[[シャッコー]]と鉢合わせしたのを機に、その運命は大きく動き出す事になる。 | ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い[[クロノクル・アシャー]]の操縦する[[シャッコー]]と鉢合わせしたのを機に、その運命は大きく動き出す事になる。 | ||
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=== 人物 === | === 人物 === | ||
− | 基本的に真面目で礼儀正しい性格の持ち主。幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]] | + | 基本的に真面目で礼儀正しい性格の持ち主。幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、パラグライダーによる飛行をこなしたり、クロノクルが「助からない」と確信して追うのを止めたほどの高さから生身で投げ出されても樹木を利用して衝撃を殺し、痛みに呻くもほぼ無傷(最も、ガンダム作品にはもっと高所から落下してもピンピンしていた[[ヒイロ・ユイ|主人公]]がいたが)だった事もある。[[リガ・ミリティア]]の活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸となっているが、同時に戦争をするのは自身や幼馴染のシャクティを守りたい一心からでもあった。 |
− | + | 旧式のパイロットシミュレータで[[モビルスーツ]]操縦を教え込まれ(序盤で強奪したシャッコーを直ぐに乗りこなしたのもその為)、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ており、また7歳頃にはナイフの扱いや自力での応急処置を学び、8歳の頃には連立方程式を解ける(中学生レベルの学力)程の知性を備えていた。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーやザンスカール帝国のパイロットからはスペシャル、あるいはニュータイプと呼ばれていた(母・ミューラによると、そういった素養を持つ人間になるよう育てたとの事)。MS操縦の基本的な技量もさる事ながら、戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的アイディアに富んでおり、機体の一部をミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使し、必ずしも性能面においてザンスカールの新鋭機に対し特別優位とは言えない[[Vガンダム]]で、敵のエースを退けていく。Vガンダム搭乗時は、パイロットの搭乗する「[[コアファイター (V)|コアファイター]]だけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機である[[V2ガンダム]]に乗り換えてからは被弾する事さえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなった。 | |
− | とは言っても、本質的には明るく素直な性質の持ち主で、嬉しい時には笑顔を見せ、哀しい時には涙を流す等、まだまだ子供っぽさが残っている。その為か、慕っているお姉さんの一人である[[マーベット・フィンガーハット]]が[[オリファー・イノエ]] | + | とは言っても、本質的には明るく素直な性質の持ち主で、嬉しい時には笑顔を見せ、哀しい時には涙を流す等、まだまだ子供っぽさが残っている。その為か、慕っているお姉さんの一人である[[マーベット・フィンガーハット]]が[[オリファー・イノエ]]の結婚式が行われようとした際は、ヤキモチを焼いて拗ねてしまう一面も見せており(オリファー曰く、「頭でっかちの癖に、単純で嫉妬深い」)、母・ミューラと再会した際は彼女の膝元で甘えて眠ってしまっている。こういった部分もあってか、年上のお姉さん達で構成されている[[シュラク隊]]の面々には、保護欲をくすぐられて弟の様に可愛がられたりからかわれてしまう事が多く、シャクティからの嫉妬を招いてしまう程。一方で、[[カテジナ・ルース]]や[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]の様に、敵でありそれぞれ方向性は異なりながらも、エキセントリックな形で執着を抱かれる半端ではない「女難の相」っぷりも見せている。 |
=== 劇中の様相 === | === 劇中の様相 === | ||
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ザンスカールの勢力下に遭ったコロニー・マケドニアに立ち寄った際、オリファーとマーベットの結婚式が執り行われるが、そこを襲撃してきたルペ・シノ率いるモビルスーツ隊に囚われてしまい、敵の中にカテジナがいた事実に驚愕する。ザンスカールに捕らわれた後、ルペ・シノによって「恐ろしい拷問」を受ける事になるが、'''全裸姿'''で何とか脱出を果たし、[[ホワイトアーク]]に合流。新型機であるV2ガンダムを受領する。その後、月にてザンスカールの秘密警察に追われていた母・ミューラと再会を果たし、一時の親子の時間を過ごすのだが、シャクティを助ける為にミューラはザンスカールに捕縛されてしまい、更には「モトラッド艦隊」の旗艦であるバイク戦艦[[アドラステア]]の地球への侵攻を止める為に、オリファーも[[コアファイター (V2)|V2のコアファイター]]で車輪に特攻し、帰らぬ人となってしまう。そして、ザンスカールの地ならしである「地球クリーン作戦」にて、捕らわれの身であったミューラは[[アルベオ・ピピニーデン]]の謀略で盾にされた結果、バイク戦艦同士の衝突に巻き込まれ、落命する事になってしまった。後に母の僅かに残った亡骸はカサレリアに埋葬し、オリファーや戦死したシュラク隊の面々の墓も作られた。 | ザンスカールの勢力下に遭ったコロニー・マケドニアに立ち寄った際、オリファーとマーベットの結婚式が執り行われるが、そこを襲撃してきたルペ・シノ率いるモビルスーツ隊に囚われてしまい、敵の中にカテジナがいた事実に驚愕する。ザンスカールに捕らわれた後、ルペ・シノによって「恐ろしい拷問」を受ける事になるが、'''全裸姿'''で何とか脱出を果たし、[[ホワイトアーク]]に合流。新型機であるV2ガンダムを受領する。その後、月にてザンスカールの秘密警察に追われていた母・ミューラと再会を果たし、一時の親子の時間を過ごすのだが、シャクティを助ける為にミューラはザンスカールに捕縛されてしまい、更には「モトラッド艦隊」の旗艦であるバイク戦艦[[アドラステア]]の地球への侵攻を止める為に、オリファーも[[コアファイター (V2)|V2のコアファイター]]で車輪に特攻し、帰らぬ人となってしまう。そして、ザンスカールの地ならしである「地球クリーン作戦」にて、捕らわれの身であったミューラは[[アルベオ・ピピニーデン]]の謀略で盾にされた結果、バイク戦艦同士の衝突に巻き込まれ、落命する事になってしまった。後に母の僅かに残った亡骸はカサレリアに埋葬し、オリファーや戦死したシュラク隊の面々の墓も作られた。 | ||
− | 再び宇宙に上がった後は、真の[[ジン・ジャハナム]]であった父と再会。不器用ながらも親子の会話を果たすが、立場の違い故に逆に溝が深まってしまった。その後の戦いで[[ザンネック]]に搭乗するかつて地球で因縁のあった[[ファラ・グリフォン]]と対峙。後に[[ゲンガオゾ]]に乗り換えた再戦時にて、新たな命を宿していたマーベット共に撃墜する。その後、[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にも参戦し、クロノクルの[[リグ・コンティオ]]やカテジナの[[ゴトラタン]]と激突。しかし、狂気に等しい憎悪を向けるカテジナは、水着姿の[[ネネカ・ニブロー]]率いるネネカ隊による白兵戦だけでなく、鹵獲した[[ガンイージ]] | + | 再び宇宙に上がった後は、真の[[ジン・ジャハナム]]であった父と再会。不器用ながらも親子の会話を果たすが、立場の違い故に逆に溝が深まってしまった。その後の戦いで[[ザンネック]]に搭乗するかつて地球で因縁のあった[[ファラ・グリフォン]]と対峙。後に[[ゲンガオゾ]]に乗り換えた再戦時にて、新たな命を宿していたマーベット共に撃墜する。その後、[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にも参戦し、クロノクルの[[リグ・コンティオ]]やカテジナの[[ゴトラタン]]と激突。しかし、狂気に等しい憎悪を向けるカテジナは、水着姿の[[ネネカ・ニブロー]]率いるネネカ隊による白兵戦だけでなく、鹵獲した[[ガンイージ]]までも使った騙し討ちまで仕掛け、それらによってウッソも本機で彼女に激怒する形でガンイージを撃墜するが、倒すまでには至らなかった。そして、[[フランチェスカ・オハラ]]、[[ユカ・マイラス]]、[[コニー・フランシス]]といった残るシュラク隊の面々がカテジナのゴトラタンによって殺害され、兄貴分であったオデロの[[ガンブラスター]]までもが撃墜されてしまい、自身もカテジナのサイドの騙し討ちによって刃物で刺される等、残酷な展開を経験する。しかし、最後は支離滅裂な言動と共に狂気と殺意を剥き出しにするカテジナのゴトラタンによるメガ・ビームキャノンの攻撃をV2の光の翼で反射する形で撃退。エンジェル・ハイロゥのキールームに眠るシャクティを救出した。 |
全てが終わった後、ウッソはシャクティや順調にお腹の子が育っているマーベット、ウォレンやスージィ、トマーシュを始めとするスペースノイドの子供達といった共に戦って生き延びた仲間達と共に、カサレリアでの暮らしに戻るのだった。 | 全てが終わった後、ウッソはシャクティや順調にお腹の子が育っているマーベット、ウォレンやスージィ、トマーシュを始めとするスペースノイドの子供達といった共に戦って生き延びた仲間達と共に、カサレリアでの暮らしに戻るのだった。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 原作の展開をなぞることが多く、カテジナやクロノクルと戦いを繰り広げる。『D』ではなんと、そのライバル2人を仲間に迎えるという異例の展開が用意された。 | |
搭乗機も原作通りで、[[Vガンダム]]→[[Vダッシュガンダム]]→[[V2ガンダム]]→[[V2バスターガンダム]]・[[V2アサルトガンダム]]→[[V2アサルトバスターガンダム]]と[[乗り換え]]&パワーアップしていく。搭乗機には困らない。 | 搭乗機も原作通りで、[[Vガンダム]]→[[Vダッシュガンダム]]→[[V2ガンダム]]→[[V2バスターガンダム]]・[[V2アサルトガンダム]]→[[V2アサルトバスターガンダム]]と[[乗り換え]]&パワーアップしていく。搭乗機には困らない。 | ||
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:初登場作品。第1話より登場し、[[Vガンダム]]の合体イベント&クロノクルの戦闘イベントがある。この作品には[[ハロ]]が登場しない。 | :初登場作品。第1話より登場し、[[Vガンダム]]の合体イベント&クロノクルの戦闘イベントがある。この作品には[[ハロ]]が登場しない。 | ||
:本作でプレイヤーが操作することになる最初のキャラクターである他、ストーリー全体を通して出番が多く、実質上の[[主人公]]と言える存在。 | :本作でプレイヤーが操作することになる最初のキャラクターである他、ストーリー全体を通して出番が多く、実質上の[[主人公]]と言える存在。 | ||
− | :ガンダム系主人公の中では唯一[[必中]]を修得する<ref>他に覚えるのは[[オリファー・イノエ|オリファー]]始め[[シュラク隊]]に何人かのみ。</ref>。本作の[[V2ガンダム]]の「光の翼」は'''命中率-50%''' | + | :ガンダム系主人公の中では唯一[[必中]]を修得する<ref>他に覚えるのは[[オリファー・イノエ|オリファー]]始め[[シュラク隊]]に何人かのみ。</ref>。本作の[[V2ガンダム]]の「光の翼」は'''命中率-50%'''というとんでもない補正が掛かるため、まともに当てようと思ったら必須である。 |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} | ||
:[[Vガンダム]]、[[V2ガンダム]]のパイロット。攻撃中に[[カットイン]]も入るようになった。今回はカテジナとの戦闘のたびにイベント台詞あり。 | :[[Vガンダム]]、[[V2ガンダム]]のパイロット。攻撃中に[[カットイン]]も入るようになった。今回はカテジナとの戦闘のたびにイベント台詞あり。 | ||
− | :ジュドー同様、[[閃き]]を覚えないのがネックで、ガンダム系主人公パイロットの中では能力もやや低めだが、常に[[ハロ]] | + | :ジュドー同様、[[閃き]]を覚えないのがネックで、ガンダム系主人公パイロットの中では能力もやや低めだが、常に[[ハロ]]が機体に同乗するので使い勝手は良い。 |
:複数乗りで修理ができる唯一のキャラのためか、[[修理]]などではハロに経験値が入らないため注意。 | :複数乗りで修理ができる唯一のキャラのためか、[[修理]]などではハロに経験値が入らないため注意。 | ||
:ちなみに、[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]に模擬戦で勝ったらしい。 | :ちなみに、[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]に模擬戦で勝ったらしい。 | ||
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:第1話から[[Vダッシュガンダム]]に乗って登場。今回も[[ハロ]]との2人乗り。 | :第1話から[[Vダッシュガンダム]]に乗って登場。今回も[[ハロ]]との2人乗り。 | ||
:前作の[[バルマー戦役]]が終結した後は、[[シャクティ・カリン|シャクティ]]やカルルと共に再び[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]で平穏に暮らしていたが、前大戦で敵対していた[[ティターンズ]]に襲撃を受けたところを[[プリベンター]]に所属していた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]たちに救出され戦いに参加する。 | :前作の[[バルマー戦役]]が終結した後は、[[シャクティ・カリン|シャクティ]]やカルルと共に再び[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]で平穏に暮らしていたが、前大戦で敵対していた[[ティターンズ]]に襲撃を受けたところを[[プリベンター]]に所属していた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]たちに救出され戦いに参加する。 | ||
− | :序盤から使える上に、[[必中]]の重要度が上がったこともあり、[[精神コマンド]] | + | :序盤から使える上に、[[必中]]の重要度が上がったこともあり、[[精神コマンド]]の点において高いアドバンテージを持っているのが魅力。ただし[[援護]]は覚えず、ハロの[[再動]]もなくなっている。また[[格闘]]も高くなったため、光の翼を生かせるようになった他、新規参戦した[[∀ガンダム]]との相性も抜群。 |
:ちなみに[[インターミッション]]時のグラフィックも変更されており、前作と比べて格段に良くなった。 | :ちなみに[[インターミッション]]時のグラフィックも変更されており、前作と比べて格段に良くなった。 | ||
:特殊なイベントとして、戦場で[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の名前を呼んだため、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が原作では[[ジョゼフ・ヨット|ジョゼフ]]へ吐いた台詞の矛先がウッソに向けられるというクロスオーバーがある。 | :特殊なイベントとして、戦場で[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の名前を呼んだため、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が原作では[[ジョゼフ・ヨット|ジョゼフ]]へ吐いた台詞の矛先がウッソに向けられるというクロスオーバーがある。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}} | ;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}} | ||
:今回から声が入った。カミーユやジュドーが参戦していないこともあり、宇宙編にてアムロと並ぶ[[ニュータイプ]]の[[エース]]として活躍する。 | :今回から声が入った。カミーユやジュドーが参戦していないこともあり、宇宙編にてアムロと並ぶ[[ニュータイプ]]の[[エース]]として活躍する。 | ||
− | : | + | :地上・宇宙編分岐前のマップにてレベル1で加入。宇宙編に進むなら序盤から意識的にレベルを上げよう。 |
:[[精神コマンド]]「[[見極め]]」を唯一習得できるが、[[幸運]]は持たないため[[マップ兵器]]要員としてはアムロに劣る。 | :[[精神コマンド]]「[[見極め]]」を唯一習得できるが、[[幸運]]は持たないため[[マップ兵器]]要員としてはアムロに劣る。 | ||
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}} | :;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}} | ||
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:2019年11月のアップデートにて、既存パイロットパーツにボイスが追加された。ウッソのボイス付き参戦は『α外伝』以来18年ぶりとなる。 | :2019年11月のアップデートにて、既存パイロットパーツにボイスが追加された。ウッソのボイス付き参戦は『α外伝』以来18年ぶりとなる。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
− | : | + | :音声新録。最速参戦は宇宙ルート「旅立ちの日」より。[[Vダッシュガンダム]]に搭乗して参戦。 |
− | : | + | :男主人公のエッジと良く絡む他、若い世代で偏見が無いということからクワトロに積極的に歩み寄っていく姿勢を見せる。 |
− | + | :本作では原作通りカテジナに刺されるシーンが存在する(しかも専用スチル有り)が「傷は深くない」と言って戦線に復帰した後、シナリオデモにおいてもその事には全く触れられず、治療も無しにピンピンしており、普通に会話に参加してくる。どれだけ浅い傷だったのだろうか。 | |
− | : | + | :以前までの作品では[[V2ガンダム]]が分身を所持している事があったが、本作では機体側から分身が削除された代わりにウッソのエースボーナスに分身相当の効果(エフェクト等は無く単純な回避と同じ動作となる)が含まれている。 |
− | : | + | :どんなMSに乗せても無理矢理回避する姿はまさにスペシャル。 |
+ | :ただし「不屈」も「鉄壁」も所持していないため、危険なときはボーナスを過信せず大人しく「直感」を使おう。 | ||
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。 | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。 | ||
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[宇宙世紀]]ガンダムの[[主人公]]に恥じない[[エース]]級の実力を持つ。当初は[[ | + | [[宇宙世紀]]ガンダムの[[主人公]]に恥じない[[エース]]級の実力を持つ。当初は[[格闘]]が低く、V2の光の翼を活かせていなかったが、『α外伝』より見直され格闘も高い値となり、より万能になった。また、ガンダム系NT主人公は[[防御]]が低いのだが、ウッソは防御も高く、これと言った弱点がない。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | + | αシリーズからのウッソの最大の特徴は、サブパイロットに必ず[[ハロ]]がつくこと。 | |
− | |||
− | |||
ウッソ自身は戦闘用の精神コマンドを一通り覚え、ハロが[[幸運]]などの補助用精神コマンドを覚える。 | ウッソ自身は戦闘用の精神コマンドを一通り覚え、ハロが[[幸運]]などの補助用精神コマンドを覚える。 | ||
125行目: | 126行目: | ||
;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ||
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[狙撃]]、[[魂]]''' | :'''[[集中]]、[[直感]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[狙撃]]、[[魂]]''' | ||
− | |||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | + | 『α』『D』ではニュータイプLvが8まで上がるため、命中率、回避率が非常に高い。 | |
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]) | ;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]) | ||
140行目: | 140行目: | ||
;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L4、[[Eセーブ]]L1、[[サイズ差補正無視]]L1''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L4、[[Eセーブ]]L1、[[サイズ差補正無視]]L1''' | ||
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− | |||
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===[[エースボーナス]]=== | ===[[エースボーナス]]=== | ||
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:『30』。従来作品ではV2ガンダム側に[[特殊回避]]が付いていたが、本作ではウッソ側の能力となった。 | :『30』。従来作品ではV2ガンダム側に[[特殊回避]]が付いていたが、本作ではウッソ側の能力となった。 | ||
:他の特殊回避と同じように、通常の回避率判定とは別に成功率が計算され、敵の推定命中率に反映されない。ただし、こちらは特殊回避の演出がなく、戦闘アニメにも普通に回避したように見える。 | :他の特殊回避と同じように、通常の回避率判定とは別に成功率が計算され、敵の推定命中率に反映されない。ただし、こちらは特殊回避の演出がなく、戦闘アニメにも普通に回避したように見える。 | ||
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
168行目: | 164行目: | ||
;[[シュラク隊]] | ;[[シュラク隊]] | ||
:彼女たちからはマスコット的な扱いを受けると共に「守るべき存在」と見做されるが、最終的に全員と死別してしまった。 | :彼女たちからはマスコット的な扱いを受けると共に「守るべき存在」と見做されるが、最終的に全員と死別してしまった。 | ||
− | |||
;[[トマーシュ・マサリク]] | ;[[トマーシュ・マサリク]] | ||
:ウッソ、オデロと組む兄貴分。モビルスーツのパイロットの中では最後までウッソと共に生き残り、戦後はウッソと共にカサレリアで暮らす。 | :ウッソ、オデロと組む兄貴分。モビルスーツのパイロットの中では最後までウッソと共に生き残り、戦後はウッソと共にカサレリアで暮らす。 | ||
188行目: | 183行目: | ||
;[[クロノクル・アシャー]] | ;[[クロノクル・アシャー]] | ||
:当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。 | :当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。 | ||
− | : | + | :ボンボン版では幾度も戦う宿敵で、最後は彼の乗る[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]と激突する。 |
;[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]] | ;[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]] | ||
:カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きており、またそれぞれ方向性は違えど、カテジナとは異なる形でウッソにトラウマを植え付けていく。 | :カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きており、またそれぞれ方向性は違えど、カテジナとは異なる形でウッソにトラウマを植え付けていく。 | ||
264行目: | 259行目: | ||
:『D』では友人同士であり、良き兄貴分である。 | :『D』では友人同士であり、良き兄貴分である。 | ||
;[[ヴァン]] | ;[[ヴァン]] | ||
− | : | + | :『30』では、ピピニーデンの人質にされたミゲルの窮地を救うなど恩人となる。 |
=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
270行目: | 265行目: | ||
:『D』での良き兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした。 | :『D』での良き兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした。 | ||
;[[リュウセイ・ダテ]] | ;[[リュウセイ・ダテ]] | ||
− | : | + | :『30』…に転移する前の、彼が元いた世界ではウッソとは仲間だったらしい。実際『30』本編で出会った際は混乱が生じたものの、誤解が解けた後は「こっちのウッソも優しい」と好意的な反応を示している。 |
:ちなみに、『新』やαシリーズと、彼の参戦する版権作品では仲間になることが多く、意外と縁が深い。 | :ちなみに、『新』やαシリーズと、彼の参戦する版権作品では仲間になることが多く、意外と縁が深い。 | ||
− | == | + | == 名台詞 == |
;「このぉ、猫の目か狐目なんかっ!」 | ;「このぉ、猫の目か狐目なんかっ!」 | ||
− | :第1話より。クロノクルの[[ゾロ]]と白兵戦を挑んだ際の台詞。『α』では[[DVE]] | + | :第1話より。クロノクルの[[ゾロ]]と白兵戦を挑んだ際の台詞。『α』では[[DVE]]。ちなみに作品によっては初戦の相手が[[シャッコー]]だったり、[[コンティオ]]だったりする。 |
;「宇宙にいる奴は宇宙にいろ!」<br/>「おかしいんだよ! 宇宙にいる奴が地球に来て!」 | ;「宇宙にいる奴は宇宙にいろ!」<br/>「おかしいんだよ! 宇宙にいる奴が地球に来て!」 | ||
:第2話(時系列は1話より前)より。パラグライダーに乗っているところに、クロノクルのシャッコーと遭遇。コクピットに無理やり乗り込み、殴り合いを始める。 | :第2話(時系列は1話より前)より。パラグライダーに乗っているところに、クロノクルのシャッコーと遭遇。コクピットに無理やり乗り込み、殴り合いを始める。 | ||
281行目: | 276行目: | ||
;「やっちゃった……僕が、なんで……?」 | ;「やっちゃった……僕が、なんで……?」 | ||
:無我夢中で[[ガリー・タン|ガリー]]の乗るゾロを撃墜し、ガリーがコクピットから落下したのを目撃した際の台詞。この時点ではガリーは死んでいないのだが、ウッソにとっては衝撃的な場面だったのだろう。 | :無我夢中で[[ガリー・タン|ガリー]]の乗るゾロを撃墜し、ガリーがコクピットから落下したのを目撃した際の台詞。この時点ではガリーは死んでいないのだが、ウッソにとっては衝撃的な場面だったのだろう。 | ||
− | |||
− | |||
;「どうしてさ……どうしてさーっ!」 | ;「どうしてさ……どうしてさーっ!」 | ||
− | :第6話より。[[ワタリー・ギラ|手榴弾で自決した敵]] | + | :第6話より。[[ワタリー・ギラ|手榴弾で自決した敵]]を見て。シリアスで悲劇的なシーンなのだが、中の人がまだ新人という事もあり、聞いてて色々と辛い台詞である。 |
;「ドッキングの解除はわかったっ!」 | ;「ドッキングの解除はわかったっ!」 | ||
:第9話でゾロに乗り込み戦闘中にマニュアルを読み操縦を把握。クロノクルが操縦しているゾロにVガンダムのブーツを射出するようにボトムターミナルを射出する。 | :第9話でゾロに乗り込み戦闘中にマニュアルを読み操縦を把握。クロノクルが操縦しているゾロにVガンダムのブーツを射出するようにボトムターミナルを射出する。 | ||
295行目: | 288行目: | ||
;「僕は誰の道具でもないんだ!」<br/>「お母さんをやりたければ、自分で子供を産んで、それでやってくださいよ!」 | ;「僕は誰の道具でもないんだ!」<br/>「お母さんをやりたければ、自分で子供を産んで、それでやってくださいよ!」 | ||
:ルペ・シノへの決別であり、手向け。そう言うウッソも両親に戦うための技術を叩き込まれた……嫌な言い方をすれば両親の道具にされていたのが皮肉か。 | :ルペ・シノへの決別であり、手向け。そう言うウッソも両親に戦うための技術を叩き込まれた……嫌な言い方をすれば両親の道具にされていたのが皮肉か。 | ||
− | |||
− | |||
;「女だっ!」<br/>「あなたは女性でありすぎたんです!」 | ;「女だっ!」<br/>「あなたは女性でありすぎたんです!」 | ||
− | : | + | :前半はマーベットに2つの命があることを感じて混乱したファラへの返事(?)で、後半はファラを撃墜した時のセリフ。『Zガンダム』でエマもレコアに「貴女は女でありすぎた!」と言っていたが、文脈が異なる。 |
<!-- 「そんなの!」とも聞こえるので --> | <!-- 「そんなの!」とも聞こえるので --> | ||
+ | ;「こいつも……女だ!」 | ||
+ | :自らの理想をカガチらに利用されたのを詫びつつも「自分にはどうすることもできなかった」と身勝手に語るマリアに対し吐き捨てた一言。 | ||
;「えっ……? 何です、あなたの体を焼けというのですか」<br/>「そうか、火で焼いて……きれいにするんですね。そりゃあ、きれいにした方がいいですよ」<br/>「シャクティ、ごめん。お母さんの言う通りにさせてもらうよ……!」 | ;「えっ……? 何です、あなたの体を焼けというのですか」<br/>「そうか、火で焼いて……きれいにするんですね。そりゃあ、きれいにした方がいいですよ」<br/>「シャクティ、ごめん。お母さんの言う通りにさせてもらうよ……!」 | ||
− | : | + | :タシロの凶弾によってマリアは帰らぬ人となってしまう。それを目の当たりにしたウッソは激昂。怒りのままタシロもろともシュバッテンのブリッジをビームサーベルで貫いた。 |
:ブリッジに残ったマリアの遺体から意思を感じ取ったのか、V2のスナイピングデバイスを起動させ、シュバッテンのブリッジに向けてビームライフルを撃ち、「火葬」を実行した……。 | :ブリッジに残ったマリアの遺体から意思を感じ取ったのか、V2のスナイピングデバイスを起動させ、シュバッテンのブリッジに向けてビームライフルを撃ち、「火葬」を実行した……。 | ||
:ザンスカールは宗教国家のため、遺体の状態でも利用される事を良しとしなかったからこそ、マリアはウッソに火葬を願ったのかもしれない。 | :ザンスカールは宗教国家のため、遺体の状態でも利用される事を良しとしなかったからこそ、マリアはウッソに火葬を願ったのかもしれない。 | ||
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;「は、裸のお姉さんたち! なに!? からかっているの!? また目をくらます幻覚なの!? 現実だ! これは夢なんかじゃない! 痛かったら、ごめんなさい!」 | ;「は、裸のお姉さんたち! なに!? からかっているの!? また目をくらます幻覚なの!? 現実だ! これは夢なんかじゃない! 痛かったら、ごめんなさい!」 | ||
:第49話「天使の輪の上で」にて、'''生身の水着姿'''の[[ネネカ・ニブロー]]率いるネネカ隊の面々を見て大きく取り乱し、結局は体当たりなどで応戦し全滅へ追い込んだ。 | :第49話「天使の輪の上で」にて、'''生身の水着姿'''の[[ネネカ・ニブロー]]率いるネネカ隊の面々を見て大きく取り乱し、結局は体当たりなどで応戦し全滅へ追い込んだ。 | ||
:確かにモビルスーツの前に裸同然の姿で襲い掛かってきたら動揺するのも無理はない。 | :確かにモビルスーツの前に裸同然の姿で襲い掛かってきたら動揺するのも無理はない。 | ||
− | ;「カテジナッ! パイロットのやることじゃない!」 | + | ;「カテジナッ! パイロットのやることじゃない!」 |
− | :直後、わざわざ中破した[[ガンイージ]] | + | :直後、わざわざ中破した[[ガンイージ]]で騙し討ちにしてきたカテジナに対して。精神的な疲労のあまりか、ついに呼び捨てになった。 |
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;「僕らができなければ、次の世代がやってくれます!」 | ;「僕らができなければ、次の世代がやってくれます!」 | ||
− | : | + | :[[フォンセ・カガチ]]の主張を真っ向から否定して。マーベットの腹の子を感じ、幼子を守り育むこと、それが人類を正しい道に引き戻せるとわかったウッソは、13歳ながらカガチの人類への諦念を論破し得た。 |
;「[[ラー・カイラム|ジャンヌ・ダルク]]に乗っていたのは、ジン・ジャハナムなんだ……僕の知らない別の人だ。そう思う事にする」 | ;「[[ラー・カイラム|ジャンヌ・ダルク]]に乗っていたのは、ジン・ジャハナムなんだ……僕の知らない別の人だ。そう思う事にする」 | ||
− | : | + | :ジャンヌ・ダルクの撃沈を見届けて。父[[ハンゲルグ・エヴィン|ハンゲルグ]]とはすれ違ったまま終わってしまった。とはいうものの、ハロから「ジャンヌ・ダルクが沈んだ(=ハンゲルグが死んだ)」と聞かされたときには、強く衝撃を受け、少しの間茫然としていたが。 |
− | : | + | :なお、『コミックボンボン』版では皮肉にも'''ハンゲルグと和解できてしまっていた上に、ウッソを庇ったがための死だった'''ため、'''目の前で父を殺された事に号泣する'''という真逆の展開になってしまっている。 |
;「すさんだ心に、武器は危険なんです! クロノクルさん!!」 | ;「すさんだ心に、武器は危険なんです! クロノクルさん!!」 | ||
:エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。 | :エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。 | ||
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=== 漫画版 === | === 漫画版 === | ||
− | + | ;「よォ! オレ ウッソ・エヴィンってゆ――んだ!! ヨロシクな!!」 | |
− | + | :『コミックボンボン』版第1話「Vガンダム登場!!」にてシャクティに呼ばれた後の台詞。 | |
− | : | + | :この挨拶の後、読者に自分の境遇をわかりやすく解説するのだが、シャクティに'''「誰と話してんの?」'''と突っ込まれる。 |
− | + | ;「ゆるさねえ‥ゆるさねえぞォ!! ザンスカール!!」<br />「おまえ‥おまえらが戦争なんかはじめるから‥」<br />「いけないんだー!!」 | |
− | + | :『コミックボンボン』版第4章「宇宙要塞を撃滅せよ!!」より。[[カイラスギリー]]攻防戦において。目の前で[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]を殺され、激昂する。 | |
− | : | + | ;「ウッソくんの大発明!! ビームサーベルを七本たばにしたらどれほどの威力か‥ためしてやるぜ!!」 |
− | + | :同上。リーンホースと合流するため、全エネルギーを使った「七束ビームサーベル」でザンスカールを一網打尽にする。 | |
− | : | + | ;「まだだ!!」<br />「まだだぜ! ザンスカール」<br />「かあさんの作戦は‥‥おわっちゃいねえ――!!」 |
− | + | :『コミックボンボン』版第8章「陸上戦艦を撃沈せよ!!」より。[[アドラステア]]を破壊するため、ウッソは'''瞳に「V2」の文字を浮かべながら'''ビームライフルを撃つ。 | |
− | + | ;「きさまらが――」<br />「きさまらがオデロを!!」 | |
− | + | :『コミックボンボン』版第10章「最終兵器(エンジェル・ハイロゥ)光臨す!!」より。エンジェル・ハイロゥ内部で多数の[[ゾロアット]]から攻撃を受け、カガチとマリアを道連れに命を落としたオデロ。 | |
− | + | :「相手はたった一機だ、さっきのヤツ(オデロ)みたいに一斉にやっちまえ」とその最期を愚弄するザンスカール兵に怒りを爆発させたウッソは、ビームサーベルを二本使った「V字斬乱れ斬り」で敵を殲滅する。 | |
− | : | + | ;「オデロ‥‥ジュンコさん‥‥オリファーさん‥‥みんな‥‥みんな死んじまった‥‥」<br/>「もう‥‥やだよ‥‥人が死ぬのは‥‥人を‥‥殺すのは‥‥」 |
− | + | :同上。ゾロアット部隊を倒した直後、我に返って涙する。戦死した仲間の魂に「まだやるべきことがあるはずだ」と諭され、シャクティを助けに向かうが、そこに姉を失い復讐に燃えるクロノクルが迫り、[[ハンゲルグ・エヴィン|そして……。]] | |
− | : | + | :この場面に出てくる死者はオデロ、[[オリファー・イノエ|オリファー]]、[[ジュンコ・ジェンコ|ジュンコ]]、ヘレン、[[ペギー・リー|ペギー]]、ミューラ。作中でウッソと交流があったオデロとヘレン、ミューラはともかく、残りのメンバーは'''いつの間にか死んでいた面々'''であるが、ジュンコは諸般の事情で未収録となった第6章以降登場しないので、戦死した可能性もある。 |
− | + | ;「ミノフスキー粒子に電磁波を流してつくったプラズマバリアーだ! このなかにメガ粒子砲を撃ちこめばどうなるか!」<br/>「さらばだ! クロノクル!!」<br/>「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい」 | |
− | + | :『コミックボンボン』版第11章(最終章)「新たなる出発(たびだち)」より。[[V2アサルトガンダム|V2アサルト]]のバリアビットを応用することで[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]をビームフィールドに閉じこめ、メガビームライフルにより大破させた際の台詞。 | |
− | + | :その類稀な比喩表現や、ボンボン版ウッソにすらそぐわない攻撃的な台詞回しが強烈な印象を残す。 | |
− | + | ;「うわっちゃべーッ!! は、裸のお姉さんだぁ~~~!! はっはっ恥かしい~~ そうか!! きっとこれも幻覚だな!? もう騙されないぞォ!! これでも喰らえ!!」 | |
− | + | :寿司(ことぶきつかさ)氏のギャグ漫画『いけいけ!ぼくらのVガンダム!!』より、原作同様にネネカ隊を差し向けられた事での反応。一応、動揺しているのだが、こちらの方がより明確に倒す気満々であり、'''結果TV版以上にスプラッタな場面となってしまった。''' | |
− | : | + | ;「ねえ…おじいさん…どうして…人は進化するんでしょうね?」 |
− | + | :『機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画篇(プロジェクト・エクソダス)』において、強敵スケイル戦でのモノローグ。地球圏を去ろうとしているストーク達だが、移住先でもいずれ争いは起きてしまうだろう、拡散を続ける人類は[[カラス|遠い未来ではルーツを忘れ異星人同士としてぶつかり合うだろう]]という悲壮な未来を予測しながらも、「それでも誰かが始めなければ平和には辿りつけない」と、ウッソは広い宇宙で涙する。 | |
− | + | :スパロボでは彼の危惧が当たってしまっている作品があるのが何とも……。なお、星間戦争のイメージとして何故か[[ドラグナー1型|他サンライズ作品の機体]]が登場している。 | |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
− | ; | + | ;「カテジナさんが怖い人になってしまってどうするんですか!?」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]] | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』の対ゴトラタン搭乗のカテジナの特殊台詞。この状態のカテジナは末期の狂気に陥った状態なので本当に怖い。 |
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦α|α]] | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | ||
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:;「無意味な戦いを止められる力を持ったあなたが何もしないのは卑怯だと思います」 | :;「無意味な戦いを止められる力を持ったあなたが何もしないのは卑怯だと思います」 | ||
::[[ダカール]]ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモより。[[ダカール]]の連邦議会占拠作戦の前、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]らと共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に詰め寄った台詞。 | ::[[ダカール]]ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモより。[[ダカール]]の連邦議会占拠作戦の前、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]らと共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に詰め寄った台詞。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
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;「プレイヤーの皆さん、お久しぶりです。いや、初めましての方も多いのかな…?ウッソ・エヴィンっていいます」 | ;「プレイヤーの皆さん、お久しぶりです。いや、初めましての方も多いのかな…?ウッソ・エヴィンっていいます」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』の[[中断メッセージ]]にて。『X-Ω』を除けば『D』から18年、据え置きでは『α外伝』から20年ものブランクがあったためウッソを見るのが初というスパロボプレイヤーも少なくないだろう。 |
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== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
;「水着のお姉さんだって言うのか…!?」 | ;「水着のお姉さんだって言うのか…!?」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の周年イベント「スパクロフェスティバル」において、女性陣が唐突に水着姿になったことに困惑して。よりによって、水着のお姉さん部隊であるネネカ隊をカテジナさんにけしかけられたウッソにこの台詞を言わせるのは意地が悪い。 | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の周年イベント「スパクロフェスティバル」において、女性陣が唐突に水着姿になったことに困惑して。よりによって、水着のお姉さん部隊であるネネカ隊をカテジナさんにけしかけられたウッソにこの台詞を言わせるのは意地が悪い。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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;[[GUNDAM:セカンドV|セカンドV]](SRW未登場) | ;[[GUNDAM:セカンドV|セカンドV]](SRW未登場) | ||
:小説版での最終搭乗機。 | :小説版での最終搭乗機。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *[[ミューラ・ミゲル|母親の姓]]などから、「[[シャア・アズナブル|シャア]]の孫ではないか?」という憶測もあったが、監督である富野由悠季により否定されている。 |
− | ** | + | *ウッソ役を演じた阪口大助氏のデビュー作&初主役キャラ。当時は新人であったことから、アフレコの度に富野監督から演技力の未熟さを怒られていたそうである。しかし、その指導のおかげで演技力がついたと感謝しているのも有名な話である。 |
− | * | + | **ちなみに鉄拳制裁まで受けていたと長年言われていたが、これは阪口氏本人が否定している。 |
+ | *ウッソ役を演じた阪口大助氏にとって、「ガンダムシリーズで主役を演じる」というのは声優としての夢であり、デビュー作でそれを叶えてしまったので、その件を話題に出して「(Vガンダム以降は)余生を過ごしている状態」と言ったりもしている。 | ||
+ | *ウッソは宇宙世紀のガンダムシリーズにおける最年少男性MSパイロットと言われることが多いのだが、実はウッソは2番目であり、1番は[[ハサウェイ・ノア]]である。女性も含めれば、[[エルピー・プル]]や[[プルツー]]も、それ以前に加わることになる。 | ||
+ | **最年少男性主人公MSパイロットと言うなら間違っていないが、他の主人公よりも特別に年齢が低いわけでなく、実は[[ジュドー・アーシタ]]も第1話の時点では13歳5ヶ月で同年齢。また現在では[[キオ・アスノ]]も同じく13歳である。 | ||
+ | *名前の由来は「ウッソ」→「嘘」であり、姓の方も「エヴィン」→「鋭敏」であり、総括して「こんな出来すぎた少年は嘘だ」という意味で名づけられているとか。 | ||
+ | **劇中にも母親が「両手が使えた方が得だから」とウッソを両利きに矯正する場面が存在するなど、ウッソの持つ各種のスキルは、両親が「自分たちの考える理想的な子供」を作るための教育を施した結果であることがわかる。富野由悠季は、『Vガンダム』に関する後のインタビューでも「そうやって作られた『理想のいい子たち』が自己を肯定してゆくと、恐ろしいことになる」と発言している。 | ||
+ | **『Vガンダム』と同年代である宇宙世紀0153年を舞台とする『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)の主人公フォント・ボーはウッソと逆の意味で名付けられている(「嘘」に対する「本当」、「鋭敏」に対する「呆」)。 | ||
+ | *『月刊コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒な熱血少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |