「ホワイトベース」を編集中
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− | + | == SCV-70 ホワイトベース(White Base) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム]] | |
− | | | + | *分類:ペガサス級強襲揚陸艦2番艦 |
− | + | *艦籍番号:SCV-70(異説:LMSD-71) | |
− | + | *[[全長一覧|全長]]:262m | |
− | + | *全幅:202.5m | |
+ | *全高:93m | ||
+ | *重量:32,000t | ||
+ | *[[出力]]:404,525kW(550,000hp) | ||
+ | *最高速度:マッハ12(大気圏内) | ||
+ | *[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:核融合炉 | ||
+ | *装甲材質:[[ガンダリウム合金]](ルナ・チタニウム合金) | ||
+ | *開発:[[地球連邦軍]] | ||
+ | *所属:[[地球連邦軍]]・[[ホワイトベース隊]] | ||
+ | *乗組員 | ||
+ | **[[パオロ・カシアス]]→[[ブライト・ノア]]【艦長】 | ||
+ | **[[オスカ・ダブリン]]【オペレーター】 | ||
+ | **[[マーカー・クラン]]【オペレーター】 | ||
+ | **[[セイラ・マス]]→[[フラウ・ボゥ]]【通信士】 | ||
+ | **[[ミライ・ヤシマ]] 【操縦士】 | ||
+ | **バンマス【副操縦士】 | ||
− | + | 「[[V作戦]]」にて[[地球連邦軍]]が建造したペガサス級強襲揚陸艦2番艦(ホワイトベース級1番艦とする資料もある)。連邦軍の艦艇としては初めて[[モビルスーツ]]の運用を前提として建造されており、両舷に設置されているカタパルトデッキ内に6機(9機以上とも)まで搭載可能である。V作戦MSとの連携も視野に入れており、コア・ブロック・システムに対応した換装設備も完備している。また、[[ミノフスキークラフト]]の搭載によって[[空|大気圏内]]を[[飛行]]可能であり、単独での大気圏突入・離脱も可能としている。他にも、艦の各部はブロック化されており、破損部位をすぐにパージ出来るような構造になっている。従来の艦艇より強力な武装が装備されているため、火力も高い。しかし、エンジン部分に問題があり、中々出力が上がらないという事が何度か起こっている。 | |
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− | + | 本艦には[[アムロ・レイ]]を始めとした『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する主な連邦軍側の人物の多くが乗艦している。 | |
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− | + | また、その外観により[[ジオン軍]]からは「'''木馬'''」のコードネームで呼ばれていた。 | |
− | + | 当初、艦長は[[パオロ・カシアス]]が務めていたが、[[サイド7]]での戦闘で負傷してしまったため、士官候補生であった[[ブライト・ノア]]が艦長代理として指揮を執り、各地を転戦する事となった。その後、ブライトが正式に艦長に任命され、第13独立部隊([[ホワイトベース隊]])の所属艦としてジオン軍と戦ったが、[[ア・バオア・クー]]攻略戦で撃沈している。 | |
後の[[宇宙世紀]]でも、この艦の設計思想の影響を受けた戦艦がいくつも開発されている。 | 後の[[宇宙世紀]]でも、この艦の設計思想の影響を受けた戦艦がいくつも開発されている。 | ||
− | + | また、宇宙世紀以外の作品でも[[アークエンジェル]]などのデザインに多大な影響を及ぼした。 | |
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | スパロボでは[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]の物語([[一年戦争]])が再現される事が少なく、この鑑もその存在感からすると意外なほど出演機会は少ない。 | |
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :初出演作品。[[ブライト・ノア|ブライト]]が艦長。[[ホワイトベース隊]]の旗艦となる。途中で[[アーガマ]]と乗り換える。 |
− | ; | + | ;;[[第2次スーパーロボット大戦G]] |
− | + | ::[[第2次]]と同じく。 | |
− | : | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | + | :[[ロンド・ベル]]の最初の[[母艦]]。[[マップ兵器]]はない。アーガマ入手前までの味方側ではそこそこ射程と攻撃力があるので戦力になるが、ブライトが[[必中]]を最初から使えないので攻撃をはずす事もしばしば。 | |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :αでは[[ア・バオア・クー]]戦が無かった事になっているので未だブライトの艦として現役であり、原作にてブライトが艦長をしていたテンプテーションの代わりに[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の[[メッサーラ]]に襲撃される役どころ。その後は一部のシナリオで[[戦艦]]を交換した[[ヘンケン・ベッケナー]]が乗ってくる。ちなみに、リアル系でないと出てこない。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) |
− | + | :[[アーガマ]]に変わることなく最後まで活躍。システム上撃沈される恐れがあまりなく、攻撃力、命中率共に優秀な歴代最強のホワイトベース。 | |
− | + | :本作の敵は戦艦を狙う傾向にあるので、装甲を強化して囮作戦に徹するとブライトの防御エースが容易に習得できる。ただし、中盤は[[ガンドール]]で外宇宙に出るのでその間は出番なし。 | |
− | :[[アーガマ]] | ||
− | : | ||
:[[フラウ・ボゥ|フラウ]]や[[ミライ・ヤシマ|ミライ]]に加えて[[オスカ・ダブリン|オスカ]]と[[マーカー・クラン|マーカー]]が初登場までしているが、誰も戦闘で喋ったり[[サブパイロット]]にはなっていないのが残念な限り。 | :[[フラウ・ボゥ|フラウ]]や[[ミライ・ヤシマ|ミライ]]に加えて[[オスカ・ダブリン|オスカ]]と[[マーカー・クラン|マーカー]]が初登場までしているが、誰も戦闘で喋ったり[[サブパイロット]]にはなっていないのが残念な限り。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | + | :一年戦争が再現されているため、序盤から登場。本作ではステージごとに母艦の有無及び母艦となるユニットが決められており、登場時期が早いため母艦担当ステージが多い。 | |
− | + | :本作でついにミライがサブパイロットとして起用されたが、残念ながら音声収録及び掛け合いは無し。 | |
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− | : | ||
=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
− | ;[[ | + | ;[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]] |
− | : | + | :[[アムロ・レイ|アムロ]]が[[ジャブロー]]から脱出する際に乗り込み、後に同盟の母艦となる。 |
− | + | :最終的には[[月|月面]]に不時着し、行動不能となる。 | |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
− | ; | + | ;対空機銃 |
− | : | + | :各部に36門装備。OEでは自機中心型のMAP攻撃。'''内部管制ではなく砲撃手が直接銃座に着いて弾を発射する形式'''となっており、[[XO]]ではこの危険性が露わになるイベントが用意されている。 |
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;前部ミサイル発射管 | ;前部ミサイル発射管 | ||
− | : | + | :両舷カタパルトデッキの側面に3連装の物を4基ずつ、計8基装備。OEでは唯一移動後使用可能な武器。 |
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;後部ミサイル発射管 | ;後部ミサイル発射管 | ||
:後方迎撃用に6基装備。 | :後方迎撃用に6基装備。 | ||
+ | ;880mm2連装砲 | ||
+ | :サブブリッジの上部に1基格納されている。本艦の主砲。実弾の設定のはずなのだが、スパロボでは[[ビーム兵器]]になっていたり実弾だったりと一定していない。 | ||
+ | ;2連装メガ粒子砲 | ||
+ | :左右の円形状のハッチに1基ずつ格納されている。スパロボシリーズでは最も威力の大きい武装だが、[[XO]]ではシステム上S、Mサイズの敵には使えず、[[OE]]では燃費が極端に悪かったりと何かと使い勝手が悪い。 | ||
+ | ;押し潰し | ||
+ | :岡崎優氏の[[漫画|漫画版]](冒険王版)にて、[[ゴッグ]]に対して行ったホワイトベースの巨体を生かした攻撃方法。 | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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: | : | ||
;[[母艦]]、[[重装甲]]、[[EN回復]] | ;[[母艦]]、[[重装甲]]、[[EN回復]] | ||
− | : | + | :OEでのもの。いずれもLv制で改造度上昇に従いLv上昇する。 |
:重装甲は被ダメージを軽減してくれる能力だが、「対艦」の武器を使ってくる敵もいるので油断ならない。 | :重装甲は被ダメージを軽減してくれる能力だが、「対艦」の武器を使ってくる敵もいるので油断ならない。 | ||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[空]] | ;[[空]] | ||
− | : | + | :[[飛行]]可能。 |
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
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: | : | ||
;5L/8 | ;5L/8 | ||
− | : | + | :OEでのもの。右は数字に切り替えた場合の表示。 |
− | == | + | == 機体[[BGM]] == |
− | ; | + | ;「翔べ!ガンダム」 |
− | : | + | :第2次にて。 |
;「颯爽たるシャア」 | ;「颯爽たるシャア」 | ||
− | : | + | :第2次G、第3次にて。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;連邦軍の新鋭戦艦 | ;連邦軍の新鋭戦艦 | ||
− | :第1話。[[サイド7]]に駐留しているホワイトベースを一目見た連邦士官は「この艦とガンダムが完成すれば、[[ | + | :第1話。[[サイド7]]に駐留しているホワイトベースを一目見た連邦士官は「この艦とガンダムが完成すれば、[[ジオン公国|ジオン]]を打ち砕ける」と大いに期待を寄せていた。 |
:そして、その期待に応えるのだが、意外な形でホワイトベースは各地で奮戦していくこととなる。 | :そして、その期待に応えるのだが、意外な形でホワイトベースは各地で奮戦していくこととなる。 | ||
;対[[ガウ]] | ;対[[ガウ]] | ||
− | :第10話。[[ガルマ・ザビ|ガルマ]] | + | :第10話。[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]率いるジオン北米方面軍の目を欺くため、ホワイトベースは最寄りのドームに身を隠す。[[シャア・アズナブル|シャア]]の策もあり、ガルマが搭乗するガウ攻撃空母はガンダムを追うあまりホワイトベースに背を向けてしまう。 |
:その機を逃さなかった[[ブライト・ノア|ブライト]]はホワイトベースの上昇と艦砲射撃を指示。ガルマはガウを180°回頭させてホワイトベースに[[特攻]]を仕掛けてくるも、なんとか撃破に成功した。 | :その機を逃さなかった[[ブライト・ノア|ブライト]]はホワイトベースの上昇と艦砲射撃を指示。ガルマはガウを180°回頭させてホワイトベースに[[特攻]]を仕掛けてくるも、なんとか撃破に成功した。 | ||
;対[[ザンジバル]](シャア・アズナブル搭乗艦) | ;対[[ザンジバル]](シャア・アズナブル搭乗艦) | ||
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:ペガサス級強襲揚陸艦7番艦。 | :ペガサス級強襲揚陸艦7番艦。 | ||
− | === | + | === 関連機 === |
;[[アレキサンドリア]] | ;[[アレキサンドリア]] | ||
:ホワイトベースを参考にして建造された重巡洋艦。 | :ホワイトベースを参考にして建造された重巡洋艦。 | ||
;[[アーガマ]] | ;[[アーガマ]] | ||
:ホワイトベースを参考にして建造された新型の強襲巡洋艦。 | :ホワイトベースを参考にして建造された新型の強襲巡洋艦。 | ||
− | + | ;[[アークエンジェル]] | |
− | + | :設定上のつながりはないが、デザインはホワイトベースの影響を強く受けている。 | |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*ホワイトベースは前作『[[無敵鋼人ダイターン3]]』に登場予定だったメカ「宇宙空母フリーダム・フォートレス」のデザインを流用したものである。 | *ホワイトベースは前作『[[無敵鋼人ダイターン3]]』に登場予定だったメカ「宇宙空母フリーダム・フォートレス」のデザインを流用したものである。 | ||
**富野喜幸(現:富野由悠季)監督は当初リアリティを求める為、黒基調のデザインを考えていたが、スポンサーの要望により白基調の派手なデザインに変更された。 | **富野喜幸(現:富野由悠季)監督は当初リアリティを求める為、黒基調のデザインを考えていたが、スポンサーの要望により白基調の派手なデザインに変更された。 | ||
− | *『[[機動戦士ガンダム]] | + | *『[[機動戦士ガンダム]]』放映直前に玩具屋向けに配布された資料である「クローバー製品カタログ1979年前期版」において、ホワイトベースは「'''宇宙空母ペガサス'''」という名称で紹介されている。ちなみに、機体の色は灰色で、現行のものと色が異なっている。 |
*ホワイトベースは[[地球]]への降下後、北米大陸から太平洋→ユーラシア大陸([[アジア]]・[[ヨーロッパ]])→大西洋の順に横断し、'''地球一周'''する形で[[地球連邦軍]]本部のある南米[[ジャブロー]]にたどりついている。 | *ホワイトベースは[[地球]]への降下後、北米大陸から太平洋→ユーラシア大陸([[アジア]]・[[ヨーロッパ]])→大西洋の順に横断し、'''地球一周'''する形で[[地球連邦軍]]本部のある南米[[ジャブロー]]にたどりついている。 | ||
− | ** | + | **ただし、安彦良和氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「目的地のジャブローに向かうのに、わざわざ遠回りをするのは不自然である」として、ホワイトベースの航路を「北米大陸から陸上経由で南下して南米のジャブローに向かう」に変更している。 |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<amazon>B000HEWECG</amazon><amazon>B000JCES5C</amazon><amazon>B0009YA50C</amazon><amazon>B000SCI8HM</amazon><amazon>B001V4B0VW</amazon><amazon>B000KHYM16</amazon><amazon>B001QS03U2</amazon> | <amazon>B000HEWECG</amazon><amazon>B000JCES5C</amazon><amazon>B0009YA50C</amazon><amazon>B000SCI8HM</amazon><amazon>B001V4B0VW</amazon><amazon>B000KHYM16</amazon><amazon>B001QS03U2</amazon> | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
− | *[ | + | *[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9 ガンダムWiki - SCV-70 ホワイトベース] |
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[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | [[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] |