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ワイアットとシーマ艦隊の密会を妨害したことも殊更非難されるが、この点は時系列を誤って(あるいは批判するために意図的に誇張して)伝えられていることが多い。
 
ワイアットとシーマ艦隊の密会を妨害したことも殊更非難されるが、この点は時系列を誤って(あるいは批判するために意図的に誇張して)伝えられていることが多い。
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上官に確認も取らずに出撃をしたという事なので擁護が難しいという意見も、そもそも攻撃してから連絡したのはなく出撃の報告であるし、それを見て密会を秘匿するため先に攻撃したのはワイアットが指揮するバーミンガムである。<ref>発光信号のモールス信号であれば数秒で終わるので、予め状況の説明を求めるべきだったというのも無理筋。状況に確信を持てる判断材料はなかったし、そもそも数秒とは言え慎重に、あるいは悠長に確認を取ろうとしお手万が一バーミンガムが落ちれば明らかに大問題であったため、戦時中である以上一刻を争う時である。</ref>。そもそもこの一件が起きる前からワイアットはアルビオンの存在を認知しているばかりか、バーミンガムの横を既に演習でアルビオン隊のMSが横切っているのである。それを見てワイアットは「例の融通のきかない船か」と気取るだけで、'''何らアルビオンを遠ざけるような工作や、会合を遅らせるための行動など、一切対策を行うこともしなかった'''。アルビオンは最新鋭艦であり、当然センサーなども高度なことを知らなかったのだとしたらお粗末だし、知ってて何もしなかったならそれは'''致命的な判断ミスである。よって大ポカをかましたのは明らかにワイアットである'''。劇中での誘導の通り'''功名心が過半数を占める理由でシーマ艦隊との密会を退ける羽目になったワイアットと、進言すらしなかった側近達に至るまでバーミングの関係者が無能過ぎたとしか言いようがない'''。
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上官に確認も取らずに出撃をしたという事なので擁護が難しいという意見も、そもそも攻撃してから連絡したのはなく出撃の報告であるし、それを見て密会を秘匿するため先に攻撃したのはワイアットが指揮するバーミンガムである。<ref>発光信号のモールス信号であれば数秒で終わるので、予め状況の説明を求めるべきだったというのも無理筋。状況に確信を持てる判断材料はなかったし、そもそも数秒とは言え慎重に、あるいは悠長に確認を取ろうとして万が一バーミンガムが落ちれば大問題どころの騒ぎではなかったため、戦時中である以上一刻を争う時である。実際連邦には「レビル将軍が捕虜になる」という前例もあったわけである。</ref>。そもそもこの一件が起きる前からワイアットはアルビオンの存在を認知しているばかりか、バーミンガムの横を既に演習でアルビオン隊のMSが横切っているのである。それを見てワイアットは「例の融通のきかない船か」と気取るだけで、'''何らアルビオンを遠ざけるような工作や、会合を遅らせるための行動など、一切対策を行うこともしなかった'''。アルビオンは最新鋭艦であり、当然センサーなども高度なことを知らなかったのだとしたらお粗末だし、知ってて何もしなかったならそれは'''致命的な判断ミスである。よって大ポカをかましたのは明らかにワイアットである'''。劇中での誘導の通り'''功名心が過半数を占める理由でシーマ艦隊との密会を退ける羽目になったワイアットと、進言すらしなかった側近達に至るまでバーミングの関係者が無能過ぎたとしか言いようがない'''。
    
この点をしてシナプスを無能とする論調があるが、時系列的に見ると明らかに密会しようとしている艦とは思えないレベルの危機感のなさで対応したワイアットに大いに非がある。こうして見ると救援を志願したアルビオンに対するヘボンの叱責も、ワイアットの部下だったことを考えると'''その目線では'''当然と言えるものであるが、これを含めてワイアットの「馬鹿め、盛りおって!」というあらゆる罵りは'''完全に逆ギレである'''し、結果や状況をわかっているからシナプスの取り越し苦労だとわかるだけで現場判断としてはああする他なかったのである。ぶっちゃけこの点は神視点で物を語り、悪者は星の屑の妨害を邪魔したシナプスという'''結論ありきで語っている人間の都合のいい論調である'''ことは留意すべきである。このうえ試作1号機をコウに任せきりにするのは危険という判断には神視点を都合よく起用しないのだから恐れ入る話である。
 
この点をしてシナプスを無能とする論調があるが、時系列的に見ると明らかに密会しようとしている艦とは思えないレベルの危機感のなさで対応したワイアットに大いに非がある。こうして見ると救援を志願したアルビオンに対するヘボンの叱責も、ワイアットの部下だったことを考えると'''その目線では'''当然と言えるものであるが、これを含めてワイアットの「馬鹿め、盛りおって!」というあらゆる罵りは'''完全に逆ギレである'''し、結果や状況をわかっているからシナプスの取り越し苦労だとわかるだけで現場判断としてはああする他なかったのである。ぶっちゃけこの点は神視点で物を語り、悪者は星の屑の妨害を邪魔したシナプスという'''結論ありきで語っている人間の都合のいい論調である'''ことは留意すべきである。このうえ試作1号機をコウに任せきりにするのは危険という判断には神視点を都合よく起用しないのだから恐れ入る話である。

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