ただし、「艦長であればその感情を抑えるのが仕事」という前提はあれど、アルビオンクルーのほとんどがシナプスの行動を批判せず、概ねその独断に同調していたこともまた事実である(つまりシナプスの命令ではあったが反発の形跡はないどころか自然に受け入れている)。最終盤におけるアルビオンは完全に家族的な関係ができあがっており、そういった中で家族の中核の一人であったサウス・バニング大尉を戦死させるに至った張本人と共闘せよという命令を受け入れづらいのもまた事実であり、それに対するフォローが一切ないというのもそれはそれで問題ではある。(ただこれは'''状況があそこまで差し迫っていなければまだ通る話レベルのこと'''だが)よって私物化と批判されている一方、部隊全体の感情としてシーマ艦隊との共闘を素直に受け入れるのも難しい状況だった。 | ただし、「艦長であればその感情を抑えるのが仕事」という前提はあれど、アルビオンクルーのほとんどがシナプスの行動を批判せず、概ねその独断に同調していたこともまた事実である(つまりシナプスの命令ではあったが反発の形跡はないどころか自然に受け入れている)。最終盤におけるアルビオンは完全に家族的な関係ができあがっており、そういった中で家族の中核の一人であったサウス・バニング大尉を戦死させるに至った張本人と共闘せよという命令を受け入れづらいのもまた事実であり、それに対するフォローが一切ないというのもそれはそれで問題ではある。(ただこれは'''状況があそこまで差し迫っていなければまだ通る話レベルのこと'''だが)よって私物化と批判されている一方、部隊全体の感情としてシーマ艦隊との共闘を素直に受け入れるのも難しい状況だった。 |