ヒビキ・トカイ

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ヒビキ・トカイ
外国語表記 Hibiki Tokai[1]
登場作品 ヴァンドレッド
声優 吉野裕行
デザイン いのうえ空(原案)
黒田和也(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 16歳
身長 147 cm
体重 50 kg
血液型 B型
所属 ニル・ヴァーナ一行
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ヒビキ・トカイは『ヴァンドレッド』の主人公

概要[編集 | ソースを編集]

惑星タラークに住む三等民の少年。

ぶっきらぼうな性格で熱くなりやすく、勢いばかりが先行しがちな熱血漢。頭が悪い訳では無いものの、その性格ゆえにいらぬ意地を張って後悔するという事が多い。「強い男」である事に拘りがあり、困っている人や恩義を受けた人を見捨てる事はなく、性根は優しい。 長い事育ての親であるジンと二人きりで生活していたため「仲間」というものを知らず、16歳になったのを機にジンから都会に行って仲間を作るように言われ、機械工となる。しかし、人との関わり方を知らなかった為、溶け込む事が出来ず衝突を繰り返してしまう。 ある日、同僚の言葉に乗せられて蛮型を盗んでくる約束をしてしまい、戦艦イカヅチに密航するも即座に見つかり、監禁される。そのまま処刑を待つ身だったが、突如としてイカヅチがメジェール・パイレーツに襲撃され、その混乱に乗じて脱出する。そのどさくさに紛れて蛮型を強奪し逃走しようとするものの、人生で初めての女性との邂逅を始めとする様々なトラブルによって、図らずもメジェール・パイレーツと共に母星への帰還の旅を始める事になってしまう。 境遇ゆえの女性に対する無理解や生来の猪突猛進さから当初は呆れられる事も多かったが、これは「何者にもなれない自分」の裏返しであり自分が自分であるという証左を渇望している。旅の中で次第に成長し、やがて帰る場所と仲間を得ていき、そして自分という存在を確固のものとしていく。

タラーク三等民の食事事情の悪さ故か、やたらと食い意地が張っている。ディータ達の作る料理には目が無く、それに釣られてしまう事もしばしば。女性陣を巡るトラブルに巻き込まれてはラッキースケベな目にあうものの、男女の営みについての知識がまったくない[2]ためデリカシーに欠ける。乗機であるスペシャル蛮型はヴァンドレッドの中核戦力である為、その事実に増長してスタンドプレーをする場面も見られた。しかし、危機的・絶望的な状況にあっても、乾坤一擲の奇策を発案し窮地を切り抜けるなど、土壇場において発揮するバイタリティには目を見張るものがある。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年1月のイベント「唸れ! 滾るリビドーと魂!」より参戦。ヴァンドレッド・ディータのパイロット。
2019年9月のアップデートにより、既存パイロットパーツにボイスが追加された。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X-Ω
応援直感直撃
「ヒビキ/ディータ」名義。
パイロットパーツ装備時
天然激励熱血

人間関係[編集 | ソースを編集]

ディータ・リーベライ
初めて出会った女性。宇宙人と勘違いされ、振り回される。
メイア・ギズボーン
ドレッド隊のリーダー。当初は衝突するが、徐々に戦友として認め合っていく。
ジュラ・ベーシル・エルデン
ドレッド隊のサブリーダー。男女の営みを知った彼女から迫られる。ヒビキ同様にノリの良い性格であるためか、基本的には相性は良い。
ピョロ
タラークの監視ロボットだったが、故障した彼と共に蛮型に乗った事で彼に自我が目覚める事になった。

ニル・ヴァーナ一行[編集 | ソースを編集]

マグノ・ビバン
お頭。ヒビキの成長を見守る。
ブザム・A・カレッサ
副長。彼女に叱咤され、パイロットとなる。彼女もヒビキが本物になれるかどうかを見守っていく。彼女の何気ない一言でヒビキの旅が始まったと言える。最終的には性別を超越した『漢』へと成長を遂げた彼に敬意を示した。
バート・ガルサスドゥエロ・マクファイル
一緒に捕虜となったタラーク人。ちなみに二人とも軍人(正確には第三世代一期生の士官候補生)であるため一等民であり、本来はヒビキは話しかけることすら許されない立場となる。
ガスコーニュ・ラインガウ
彼女から多くの事を学んでいく。裏方より人を支える黒子としての生き方を徹底している人物で、ヒビキにもそのことをレクチャーするが、最終的には「お前さんは黒子には向いてないよ」と褒め言葉的に評している。

タラーク[編集 | ソースを編集]

ジン
育ての親である「じっちゃん」。第一世代の一人。三等民であるヒビキとは雲泥の身分差があるため、デゥエロからは「三等民が第一世代と関りがあるとは思えない」と首を傾げられた。
ゼン
タラークの最高指導者。

メジェール[編集 | ソースを編集]

アンリ
メジェールの最高指導者。

その他[編集 | ソースを編集]

ラバット
いけすかない彼につっかかるが、ボコボコにされてしまう。実は、彼もある事情からヒビキが本物になれるかどうかを見守っている。
セラン
刈り取りに対抗する惑星メラナスの少女。ニル・ヴァーナを飛び出した際、ひとときの交流を持つ。爆発で重傷を負った彼女の死を看取る形となり、ヒビキに大きな衝撃を与えると共に、強く成長するきっかけにもなった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「いや、腐っても俺は男だ。男ヒビキに二言はねぇッ!」
第1話より。三等民の食堂で見え張ってタラーク帝国の新鋭機動兵器「九十九式蛮型撲滅機」を盗み出す羽目になった際に、ひとしきり後悔した後に事の言葉で自身を奮い立たせている。
「勢いで動いてるばっかじゃねーぞ。ちゃんと下調べはしてあるんだ」
機械音声「掌紋不適合。三十秒以内に再入力せよ」
「な、なんで? おいおいおい何でだよ段取りは間違ってねぇ筈だろうが! ぺっぺっ」
第1話より。蛮型を盗み出すためにタラーク最新鋭戦艦「イカズチ」の旧艦区格納庫前にて、手順通りにビニール手袋に入場者の汗をスプレーして掌紋検査を行うとエラー表示が出てしまう。
半ばパニックを起こしかけたヒビキは最後の賭けと言わんばかりに自分の唾を吹きかけて再検査したところ、そのままセキュリティを突破してしまった。
警報を鳴らさずに済んだ安堵感からヒビキは特に気にしていなかった様だが、実は第二期で明らかになるヒビキの正体に関する重大な伏線の一つである。
「たしかに俺はみっともねぇよ、カッコ悪いよ…だがな、もうそんな自分にうんざりしたんだ!」
「違う! 少なくとも今はもう違う! 強くなるために…そして、俺が俺である証を立てるためだ!!」
第2話より。蛮型に乗って戦うように言われながらも怖気づき、ブザムからの叱咤を受け、己の証を立てるために戦う事を決意する。
「俺は前に出るんだ、誰にも邪魔はさせない!」
「後少し…! もう少しで届くッ…! 力が欲しいッ…もう一歩踏み出せるだけの力が…!」
「俺は負けねぇぇぇ!!」
そして敵の母艦(ピロシキ型)へと向かっていくが、キューブ型に取りつかれ、ピロシキ型の攻撃とキューブ型の自爆をモロに受けてしまう。爆炎の中から彼の求めた「」が姿を現す。
「へ! 笑わせんな! 危険を恐れてあの敵に勝てるわけねーだろうが。 ま、心配すんなって、俺のこの凄腕で面倒見てやんぜ!」
第4話より。自分が戦力の中核である事に増長し、スタンドプレーを咎めるメイアに悪態をつくが…。
「なんだこれぇ!? はぐはぐ…」
戦闘終了後、ディータの持ってきた弁当を初めて食べた時の反応。あまりの美味さに弁当箱を舐めるほど気に入った。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「おっしゃあ段々慣れてきた! くらえ! 電光飛翔拳ンンン!!」
「ケホッ…てな武器はねぇ」
第2話より。初めて乗ったSP蛮型で技を繰り出…そうとするが、そんなものは搭載されておらず、隙だらけのところを攻撃されてしまうのだった。
「ひ…いらっしゃいませぇ…こちらは見やすいメニューで…あります…あぁ、オススメはカミカゼセット。レギュラーメニューは……くくっ…やっってられっか、こんなモン!」
第4話より。増長したためレジ係に回されてしまう。女性しかいないレジの制服を着せられたため、はからずも女装させられてしまうハメに(しかも胸がある)。ちなみに「カミカゼセット」とは片道分の燃料と爆弾のセットで、男を参考に作ったとの事。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

スペシャル蛮型
ペークシスの力で変異した「相棒」。
ヴァンドレッド・ディータ
ディータのSPドレッドと合体した姿。
ヴァンドレッド・メイア
メイアのSPドレッドと合体した姿。
ヴァンドレッド・ジュラ
ジュラのSPドレッドと合体した姿。
スーパーヴァンドレッド
全ての機体が合体した最強形態。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. DVD第2巻ジャケットより。
  2. これは女性陣側も同様であるが。