抗体反応

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抗体反応とは、『ブレンパワード』に登場する用語。

概要

ブレンパワードグランチャーへの適性を意味する用語。この適正が無ければ、ブレンやグランチャーには搭乗できない。

一口に抗体反応と言っても、アンチボディによって内実は異なる。

グランチャーの場合、当初は不安や恐怖といった感情を増幅され、抗体反応が進行すると今度は攻撃衝動や内的欲求を刺激され、引き換えに他人への思いやりや信頼といったプラスの感情が薄れ、独善的になっていく。その上で、グランチャーの「親」であるオルファンへ盲従するようになっていく。これを抗体化と呼び、グランチャーは乗り手の抗体化を促進し、自分に同調させようとする。

ブレンパワードの場合は全く反対で、乗り手は思いやりや愛情と言ったプラスの感情を大きく励起される。これは乗り手のみならずリバイバルに立ち会っただけの人間にも影響するほど強力で、抗体化を促進するのではなく、自分の方が乗り手に同調しようとする。また、盲従や独善ではなく信頼で繋がった上での独立を促す。このため、オルファンを離れれば最終的に発揮し得る力はグランチャーを大きく上回る。

スパロボシリーズにおいて

SRWでは特殊技能として採用されており、ブレンパワード系のパイロットは名有りから一般兵まで全て習得している。ガンダムシリーズニュータイプと比べ、技能レベルがL9に達するパイロットが多く安定した運用がしやすい事が特徴。効果は他の先天技能と同じく命中率・回避率に補正がかかる事に加え、武装の攻撃力にも補正がかかる。サイズ差補正が導入された第2次αではサイズの小さいブレン達にとってこの攻撃力上昇は非常に有難い。また、幾つかの武器の射程が拡張される有用な効果も存在する。

第2次スーパーロボット大戦α

技能Lv 命中・回避 攻撃力 射程
1 +0 +50 0
2 +2 +50 0
3 +4 +100 0
4 +6 +100 0
5 +9 +150 0
6 +12 +150 0
7 +15 +200 +1
8 +17 +200 +1
9 +20 +250 +2

スーパーロボット大戦J

技能Lv 命中・回避 攻撃力 射程
1 +0 0 0
2 +3 +50 0
3 +5 +100 0
4 +8 +150 0
5 +10 +200 0
6 +13 +250 0
7 +15 +300 +1
8 +18 +350 +1
9 +20 +400 +2

主なパイロット

伊佐未勇
ブレンパワードの主人公。主人公だけあって抗体反応の技能レベルは最高の9にまで到達する。全体的に能力が高めで、小隊長能力の「回避率+10%」の存在もあり彼の回避率は非常に高い。精神コマンドも戦闘向けのものが多く、で火力を爆発させる。
宇都宮比瑪
ヒロイン。勇と同じくL9まで伸びる。勇に匹敵する能力を持つが、精神コマンドの構成が異なり、こちらはサポート向けが多い。勇とお互いを支え合おう。時には合体攻撃でボスを攻撃するも良し。
カナン・ギモス
元リクレイマー。意外にも彼女もL9まで成長する。
ラッセ・ルンベルク
小隊長能力に「武器消費EN-20%」を備える希有なパイロット。Eセーブとの併用で継戦能力を強化しよう。
ナンガ・シルバレー
ヒギンズ・サス
ナッキィ・ガイズ
グランチャーとブレンを同時に操る高い素質の持ち主。
カント・ケストナー
若干10歳で博士号を取得した天才少年。自身の知的好奇心からブレンのパイロットに。第2次αではパイロットではなくNPCとして登場した。
ネリー・キム
ネリー・ブレンのパイロット。第2次αでは一度だけスポット参戦するが、操作不能に加え、声優さんの音声収録が行われていないので、戦闘デモも見る事ができない。本人の技能・小隊長能力・精神コマンドも中々優秀で自軍に加入しない点が惜しまれる。
クインシィ・イッサー
勇のお姉さん。劇中での高い戦闘能力を反映して抗体反応の技能レベル・成長速度が最も速い。流石。
ジョナサン・グレーン
リクレイマーのメッセンジャー・ボーイ。勇にグランチャーの操縦技術を仕込んだだけあって、本人の能力は高い。第2次αでは魂を持つ。
シラー・グラス
エッガ・ブランカン
第2次αではイベントで暴走する。何故か覚醒の消費SPが僅か50とシャア以上に低い。
バロン・マクシミリアン
鎧、マント、仮面で正体を隠す謎の人物。ジョナサンに新たなアンチボディバロンズゥを提供し、彼を全面的に支援する。最終的には自身がバロンズゥに搭乗し、圧倒的な力で勇達に襲い掛かる。ブレンパワードにおけるラスボスと言える人物。その正体はジョナサンにとっては驚愕の人物だった。