「メグミ・レイナード」を編集中
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− | + | *外国語表記:[[外国語表記::Megumi Reinard]] | |
− | + | *[[登場作品]] | |
− | + | **[[機動戦艦ナデシコ]] | |
− | * | + | **[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] |
− | * | + | *[[声優]]:高野直子 |
− | + | *種族:地球人 | |
− | + | *性別:女 | |
− | + | *所属:[[ネルガル重工]](TV版) | |
− | + | *職業:通信士(TV版)→[[声優]]業(劇場版) | |
− | + | *身長:155 cm | |
− | + | *体重:44 kg | |
− | + | *スリーサイズ:B78・W56・H84 | |
− | + | *[[年齢]]:17歳(TV版)→22歳(劇場版) | |
− | + | *好きな食べ物:高級料理 | |
− | + | *嫌いな食べ物:ゲテモノ全般 | |
− | + | <!-- *趣味:不明 --> | |
− | + | *特技:美声、パイロットの免許 | |
− | + | *好きな男性のタイプ:頼られると弱い、人のモノにも弱い | |
− | + | *(以上、放送当時に発売されたカードダスマスターズより) | |
− | + | *キャラクターデザイン:後藤圭二 | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 元声優の[[ナデシコ]]通信士。実家は農家で、両親ともに健在である。 | |
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− | + | サツキミドリ2号の人々の突然の死にショックを受けていたところ、同じく[[ダイゴウジ・ガイ]]の突然すぎる死に落ち込んでいた[[テンカワ・アキト]]と共感し、彼を好きになる。 | |
+ | 普段はおとなしいが、アキトのことになると積極的なところを見せる。 | ||
− | + | 元来、戦争やその関係者を「自分とは違う世界」と見ており、それは[[火星]]を脱出した後も変わらなかった。 | |
+ | それ故に、当初こそ互いに傷を舐め合うような形で接近していたものの、次第に「戦争被害者」だったアキトとは温度差を生じていく。 | ||
− | + | そのすれ違いが決定的となったのは[[木星蜥蜴]]の正体が[[木連]]人と発覚した時であり、[[ハルカ・ミナト]]と共に[[白鳥九十九]]から木連視点での説明を聞かされた彼女は彼らを「百年前に地球から追放された被害者」として理解し擁護するが、対するアキトは自身や火星の人々、イツキ・カザマ、久美といった木連の犠牲者たちを目の当たりにしてきた結果、彼らに対する憎悪を抑えることはできず、最終的にはメグミがそんなアキトに耐え切れないとして決別、彼を巡るヒロインレース最初の脱落者となった。 | |
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− | + | 戦後は[[声優]]に復帰し、アイドルに転身する。劇場版では、国民的アイドルとして[[火星の後継者]]のメンバーにも知られていた。ちなみに、顔のソバカスがなくなっている。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | : | + | :TV版設定。[[ナデシコ]]のサブパイロットとして[[精神コマンド]]が使える。<br />原作と同じ理由で[[木連]]を擁護し、「'''木連の人間は[[異星人]]ではない'''」という理由で戦いを拒否するが、それまでの間'''異星人ではない[[ネオ・ジオン]]とはずっと戦闘していた'''という矛盾点があるため、彼女の言動が詭弁にしか聞こえなかったプレイヤーもいたであろう。ひょっとして、[[ティターンズ]]並の[[アースノイド|地球至上主義者]]なのだろうか。 |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | : | + | :初登場作品。TV版設定。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
− | : | + | :TV版と劇場版が混在。[[スーパーロボット大戦A|A]]に比べると印象が薄い。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
:TV版設定。[[ナデシコ]]のサブパイロットとして[[精神コマンド]]が使える。[[努力]]と[[幸運]]を覚えるので[[マップ兵器]]での稼ぎに役立つ。[[熱血]]、[[直撃]]など戦闘向きのコマンドも負担する。 | :TV版設定。[[ナデシコ]]のサブパイロットとして[[精神コマンド]]が使える。[[努力]]と[[幸運]]を覚えるので[[マップ兵器]]での稼ぎに役立つ。[[熱血]]、[[直撃]]など戦闘向きのコマンドも負担する。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | : | + | :第一部はTV版設定、第二部では劇場版設定。[[ハルカ・ミナト]]や[[アオイ・ジュン]]と共に、[[ナデシコ]]のサブパイロットから外されてしまった。今回、ネルガルが大人しいため、アキトと共に艦を降りるイベントがなく、ユリカと張り合うこともほとんどないのでかなり影が薄い。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | : | + | :TV版設定。サブパイロットに復帰した他、多くの原作再現に加えてミナトと共に[[ヴェイガン]]のコロニー・セカンドムーンへと連れ去られるなど印象は強め。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | :劇場版設定。原作どおり、[[アカツキ・ナガレ]]らと共に「[[火星の後継者]]」の虚を突く形で登場し、彼らの鎮圧に貢献した。 | + | :劇場版設定。原作どおり、[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]らと共に「[[火星の後継者]]」の虚を突く形で登場し、彼らの鎮圧に貢献した。 |
− | == | + | == パイロットステータスの傾向 == |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[テンカワ・アキト]] | ;[[テンカワ・アキト]] | ||
− | : | + | :ガイの死後、互いに人の死でショックを受けていた事をきっかけとして親しくなっていく。だが、自身も木連の被害者であり同時にその被害者たちを見てきたアキトとは木連に対する認識で大きく異なったこともあって、彼と決別した。 |
;[[ミスマル・ユリカ]] | ;[[ミスマル・ユリカ]] | ||
− | : | + | :艦長であり、恋敵。料理の腕前は同レベル。 |
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;[[スバル・リョーコ]] | ;[[スバル・リョーコ]] | ||
:恋敵。料理に関しては少し負けている。 | :恋敵。料理に関しては少し負けている。 | ||
;[[ホシノ・ルリ]] | ;[[ホシノ・ルリ]] | ||
− | : | + | :同僚。ユリカに対しやたら意地悪を言う彼女を「意地悪」と評した。 |
;[[ハルカ・ミナト]] | ;[[ハルカ・ミナト]] | ||
:同僚。九十九を逃がそうとしたメグミを「頼ってくる人に弱いタイプ」と評した。 | :同僚。九十九を逃がそうとしたメグミを「頼ってくる人に弱いタイプ」と評した。 | ||
;[[白鳥九十九]] | ;[[白鳥九十九]] | ||
:彼と最初に接触を果たし、ミナトと共に彼をナデシコから逃がした。 | :彼と最初に接触を果たし、ミナトと共に彼をナデシコから逃がした。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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;「独りじゃないですよ。ウフフ…。ううん。誰だって、甘えちゃいたい時あるもん」 | ;「独りじゃないですよ。ウフフ…。ううん。誰だって、甘えちゃいたい時あるもん」 | ||
:第4話「水色宇宙に『ときめき』」より。[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]の死をあまり悲しんでいない[[ナデシコ]]クルーへの憤懣およびパイロットとしての苦悩をぶちまける[[テンカワ・アキト|アキト]]。 | :第4話「水色宇宙に『ときめき』」より。[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]の死をあまり悲しんでいない[[ナデシコ]]クルーへの憤懣およびパイロットとしての苦悩をぶちまける[[テンカワ・アキト|アキト]]。 | ||
− | :そんなアキトの心情に気付いたのは、サツキミドリ2号コロニーの居住民の死を悲しんでいたメグミであった。彼女の言葉に励まされたアキトは[[エステバリス・0G戦フレーム|0G戦フレーム]] | + | :そんなアキトの心情に気付いたのは、サツキミドリ2号コロニーの居住民の死を悲しんでいたメグミであった。彼女の言葉に励まされたアキトは[[エステバリス・0G戦フレーム|0G戦フレーム]]出撃して、複数の[[バッタ]]に取りつかれた[[デビルエステバリス]]の破壊に成功するのであった。 |
;「おめでとう、アキトさん! やったね、アキトさん頑張ったもん!」 | ;「おめでとう、アキトさん! やったね、アキトさん頑張ったもん!」 | ||
:同上。戦いを終えてナデシコに帰還したアキトの元へ駆け付けて。ガイの死を悲しんでいたアキトとメグミの仲は急接近し、二人は遂に[[キスシーン|口づけを交わす]]。 | :同上。戦いを終えてナデシコに帰還したアキトの元へ駆け付けて。ガイの死を悲しんでいたアキトとメグミの仲は急接近し、二人は遂に[[キスシーン|口づけを交わす]]。 | ||
:ちなみに、その光景を[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]は偶然目撃してしまっていた…。 | :ちなみに、その光景を[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]は偶然目撃してしまっていた…。 | ||
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;「あたしじゃダメですか? あたしを守るんじゃダメですか? みんな楽しそう。でものんきに見えます? みんな必死なんです。みんな自分たちの場所で、幸せを守るために一生懸命戦ってるんです。戦争してるから偉いんじゃない。一人の女の子を守って生きるのも、地球を守って生きるのも、同じ戦いでしょう?」 | ;「あたしじゃダメですか? あたしを守るんじゃダメですか? みんな楽しそう。でものんきに見えます? みんな必死なんです。みんな自分たちの場所で、幸せを守るために一生懸命戦ってるんです。戦争してるから偉いんじゃない。一人の女の子を守って生きるのも、地球を守って生きるのも、同じ戦いでしょう?」 | ||
− | : | + | :[[ネルガル重工]]から放逐され、戦闘から離れたところで気もそぞろなアキトに対して。平穏な人生の尊さを訴えるが、アキトの心を翻すことはできなかった。 |
+ | :[[三輪防人|三輪長官]]が聞いたら発狂しそうなセリフではある。 | ||
;「[[地球]]を守る人の方が、戦う人の方が偉いんですか!? やっぱりおかしいよ、こんなのちっともアキトさんらしくないです! 戦争しなくてもいいじゃないですか! 家で二人で、『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキガンガー]]』見ててもいいじゃないですか! その方が、アキトさんらしい! アキトさんらしい…アキトさんらしいです…!」 | ;「[[地球]]を守る人の方が、戦う人の方が偉いんですか!? やっぱりおかしいよ、こんなのちっともアキトさんらしくないです! 戦争しなくてもいいじゃないですか! 家で二人で、『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキガンガー]]』見ててもいいじゃないですか! その方が、アキトさんらしい! アキトさんらしい…アキトさんらしいです…!」 | ||
:第16話「『僕達の戦争』が始まる」より。[[木連]]に対して執拗な攻撃を続け、[[白鳥九十九]]との決闘にまで乗り出したアキトに対して諌める。 | :第16話「『僕達の戦争』が始まる」より。[[木連]]に対して執拗な攻撃を続け、[[白鳥九十九]]との決闘にまで乗り出したアキトに対して諌める。 | ||
− | :しかし、直後に'''「俺は『ゲキガンガー』を見ている大人じゃなく、ゲキガンガーになれると思ってた…」''' | + | :しかし、直後に'''「俺は『ゲキガンガー』を見ている大人じゃなく、ゲキガンガーになれると思ってた…」'''と返される等、メグミの考えは結局アキトに受け入れられる事はなかった。こうして、二人は破局を迎えたのであった。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「『予告無き広域攻撃は遠慮願う』…だそうです」 | ;「『予告無き広域攻撃は遠慮願う』…だそうです」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。周囲に[[ロンド・ベル]]隊が居ることを'''確認せずにグラビティブラストをブッ放した'''ユリカへ、[[ブライト・ノア]]からのクレームを読み上げる。 | + | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第2部宇宙激震篇第14話「温めの『冷たい方程式』」より。周囲に[[ロンド・ベル]]隊が居ることを'''確認せずにグラビティブラストをブッ放した'''ユリカへ、[[ブライト・ノア|ブライト]]からのクレームを読み上げる。 |
;「…ロンド・ベルの人たちって、ナデシコに馴染み易そうですよね…」 | ;「…ロンド・ベルの人たちって、ナデシコに馴染み易そうですよね…」 | ||
− | :『IMPACT』第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。[[ナデシコ・Yユニット|ナデシコ]]に温泉が完備されていることを知り、よからぬことを企む[[兜甲児]]&[[ボス]]を目の当たりにしての感想。 | + | :『IMPACT』第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。[[ナデシコ・Yユニット|ナデシコ]]に温泉が完備されていることを知り、よからぬことを企む[[兜甲児|甲児]]&[[ボス]]を目の当たりにしての感想。 |
;「地球圏統一国家はそんなことを望んでないはずです!」 | ;「地球圏統一国家はそんなことを望んでないはずです!」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第6話ナデシコルート「GEAR戦士電童」に於けるアキトvs[[月臣元一朗]]の[[戦闘前会話]]より。あくまで[[木連]] | + | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第6話ナデシコルート「GEAR戦士電童」に於けるアキトvs[[月臣元一朗|元一朗]]の[[戦闘前会話]]より。あくまで[[木連]]と戦おうとするアキトを諌めようとして。アキトは「完全平和主義を唱えている地球圏統一国家だって、軍隊を持っているじゃないか!」と反論している。…原作では未だに戦争を「過去の事」と認識しているメグミを際立たせる場面だったが、この流れだと逆にメグミが正しく、アキトが間違っているような描写になっている。意図的だろうか? |
;メグミ「私たちのおかげで助かったくせに、なんかあの人やな感じぃ」<br/>さやか「メグミさん、聞こえるわよ」<br/>メグミ「だって聞こえるように言ったんだもん」 | ;メグミ「私たちのおかげで助かったくせに、なんかあの人やな感じぃ」<br/>さやか「メグミさん、聞こえるわよ」<br/>メグミ「だって聞こえるように言ったんだもん」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦J|J]] | + | :『[[スーパーロボット大戦J|J]]」第7話「崩壊の大地 後編」より。当のナタルはグゥの音も出せなかった。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *メインライターの會川昇氏は、看護師資格を持つ[[声優]]という設定やその名前などは、林原めぐみ氏(SRWでは[[綾波レイ]]や[[クリスチーナ・マッケンジー]]等を演じている)をモデルにしたことを正式に認めている。 |
{{DEFAULTSORT:めくみ れいなあと}} | {{DEFAULTSORT:めくみ れいなあと}} | ||
[[Category:登場人物ま行]] | [[Category:登場人物ま行]] | ||
[[Category:機動戦艦ナデシコ]] | [[Category:機動戦艦ナデシコ]] |