バクシンガー

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
バクシンガー
登場作品

J9シリーズ

デザイン 樋口雄一
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 巨大ロボット
生産形態 量産試作機
全長 48 m
重量 106.8 t
装甲材質 超合金ブライチタニウム
所属 銀河烈風隊
パイロット
【メイン】
真幌羽士郎
【サブ】
ディーゴ・近藤
シュテッケン・ラドクリフ
ライラ・峰里
佐馬之介・ドーディ
テンプレートを表示

バクシンガーは『銀河烈風バクシンガー』の主役メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

銀河烈風隊のトップ5人が駆る宇宙バイク(モンスーン、タイフーン、レップーン、ハリケーン、サイクロン)がシンクロン原理によって巨大化し、シンクロン合身して完成する巨大ロボット。

部分的にシンクロンすることで不要なパーツを内部に収納するという、シリーズでも特殊な合体機構を持つ。J9シリーズ主役機の中で唯一の5本指でもある。また、『銀河~』まで含めた番組名が本編で呼称されるのもバクシンガーのみ。シュテッケンがスリーJを通して開発者達に建造させた(費用は殆ど踏み倒し)。

量産を前提として作られており(『銀河烈風バクシンガー』の時代ではこういったロボットがそこそこ流通している)、1人で5台のバイクを脳波コントロール可能な量産型バクシンガーが5セット量産される筈であったが、時間と資金の不足により1体しか作られなかった。

作中では圧倒的な性能を誇り、パイロットの技量とも相まって殆どの敵を瞬殺した。しかし単騎の強さだけでは新太陽系連合の圧倒的物量を覆すことはできず、銀河烈風隊は連戦連勝を続けるも、同志の裏切り等により次第に戦況は悪化していく。そして物語終盤、ディーゴが故郷を守るために量産型バクシンガーで突撃して死亡、さらに佐馬がジル・クロードの部下に暗殺されたことで合体不可能[1]となり、最終話ではバイク形態のまま突撃して銀河烈風隊は全滅することとなる。なので主人公たちの完全敗北でありながら「バクシンガー」としては負けていないという、二重の意味で異色の結末を辿った主役メカである。

武装は下記の他にも対人用のニードルや腕以外からも発射されるビーム(状況によってはミサイル)、胸部ウイングのブーメラン、OPでのみ使用したフックショット型の兵器なども存在する(いずれもSRW未登場)。

構成機体[編集 | ソースを編集]

レップーン
頭部・胴体部を構成する三輪大型バイク。パイロットは真幌羽士郎
タイフーン
右腕部を構成。一般的な2輪バイクタイプでハリケーンもほぼ同様。パイロットはディーゴ・近藤
ハリケーン
左腕部を構成。パイロットはシュテッケン・ラドクリフ
モンスーン
右脚部を構成。本機とサイクロンはサイドカータイプ。パイロットはライラ・峰里
サイクロン
左脚部を構成。パイロットは佐馬之介・ドーディ

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GC
初登場作品。ブライガーが万能、サスライガーが射撃なら、バクシンガーは格闘。なお、加入時点で全項目2段階改造済みである。
バクソードは使い勝手抜群だが、その分ダメージが心許無い(というのも、バグで士郎の格闘能力の伸びが悪いせいだが)。それを上回る威力のニューバクソードもあるが、追加は途中から。
全機体で最もパイロットが多いが、途中でディーゴが討ち死にするので、パワーダウンは否めない。合体攻撃でカバーできるが、ユニット制限があるので最後まで使えるかは愛で。
スーパーロボット大戦XO
バグが修正されて士郎の格闘・技量が良く伸びるようになり、『GC』よりも強くなっている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

ハンドブラスター
両腕からビームを発射。この世界の宇宙バイクはフロント部にビーム砲を内蔵しているものが多く、合体前のハリケーンやタイフーンのものをそのまま使用している。
ショルダーカノン
両肩部から伸びるマフラーがビーム砲になる。
スピンファイヤーマックス
背部から伸びているミサイルを発射する。
バクソード
胸部から取り出す両刃の剣。バクシンガーの主力武器。カットインが粋である。原作では敵のビームを刃で跳ね返す戦法も見せている。
ニューバクソード
右手首部から取り出すより強力な剣(原作第19話から登場、外宇宙製のものを買い付けた)。こちらは片刃。
第16話で苦戦させられた外宇宙製戦闘メカ・クリスタルゴ(SRW未登場)を第20話では一太刀で戦闘不能に追い込むほどの威力を見せている。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

J9スペシャル
ブライガーサスライガーとの合体攻撃。『GC/XO』では全合体攻撃中最大の攻撃力。
サスライガーのビームライフル、ブライガーのブライカノンでの集中砲火の援護を受け、バクソードで止めの一太刀を浴びせる。
格闘武器であり、サスライガー・ブライガー共に格闘よりも射撃の方が得意なため、この最大の攻撃力を活かすならバクシンガーに注力したい。
『GC』ではニューバクソード入手前から使えるのにも関わらずニューバクソードを使用するというミスが発生していたが、『XO』では修正されている。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L
サスライガー・ブライガーとは違って変形はできず、『GC』では烈風隊は誰も狙撃を習得できない。Sサイズには制限武器があるので注意。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「銀河烈風バクシンガー」
原作OP曲。基本の戦闘BGM
「LETSU」
必殺技使用時の基本BGM。原作では主に後期変形合体シーンで使用された。

関連機体[編集 | ソースを編集]

量産型バクシンガー

余談[編集 | ソースを編集]

  • 当時発売された玩具「爆走合身バクシンガー」はレップーンの後輪以外の全てのタイヤが余りパーツ、更になんと腰パーツや合体ジョイントそのものも別パーツというとんでもない代物であった。
    • 廉価版にあたる小型商品「超変形バクシンガー」も存在していたが、こちらは分離ギミックが再現されておらず、5台のバイクが合体したかのような玩具オリジナル形態「超未来バイク」への変形ギミックを持つ。
    • 現在はPOSE+METALシリーズで完全変形が可能な商品が登場。ほぼ全ての車輪を各車内部に格納する事で、余剰パーツなしでの変形合体と設定どおりのプロポーションを両立している。
  • 原作第19話にてハリケーンがエンストを起こしてしまい、シュテッケンが自力で修理する場面が存在する。シンクロン合身をする以上、素人が余計にいじくっては支障を起こしてしまうような気がしなくもない。
  • 合体バンクが前期と後期とで二種類存在し、後期バンクではパイロット達もパイロットスーツを着用するようになっている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 量産型バクシンガーの配備と同時に、バクシンガーにも1人だけでも動かせるオートシンクロン機能が搭載されており、実際にディーゴ不在で合体している。そのため単に最終決戦が要塞内だったために合体を避けたという解釈も存在するが、劇中では説明されていない。

商品情報[編集 | ソースを編集]