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『トップをねらえ!』の[[世界観]]においては、「[[エーテル|エーテル物理学]]」が高度に発展しており、科学技術により人間の潜在能力を引き出すことを可能としている。
 
『トップをねらえ!』の[[世界観]]においては、「[[エーテル|エーテル物理学]]」が高度に発展しており、科学技術により人間の潜在能力を引き出すことを可能としている。
  
== あがりと宇宙怪獣 ==
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== あがり ==
トップレス能力を失う現象の呼称。おおよそ20歳前後でトップレス達はこれを迎え、能力を喪失する。そのためトップレス達にとっては恐怖の代名詞でもあり、サーペンタイン姉妹のように「永遠のトップレス」を希求する者も少なくは無い。
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トップレス能力を失う現象の呼称。おおよそ20歳前後でトップレス達はこれを迎え、能力を喪失する。その為、トップレス達にとっては自分達のアイデンティティを奪う恐怖の代名詞でもあり、サーペンタイン姉妹の様に「永遠のトップレス」を希求する者も少なくは無い。
  
あがりのメカニズムは定かではないが、能力者の精神的成長に連動しているらしく、幼児期への決別という意味も含有されており、一定の年齢に達する前にも「あがり」を迎える可能性もある。ニコラの場合あがりを迎えた後は別人のように大人びており、嗜好も変わっていた。
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あがりのメカニズムは定かではないが、能力者の精神的成長に連動しているらしく、「幼児期への決別」という意味も含有されており、一定の年齢に達する前にも「あがり」を迎える可能性もある。ニコラの場合あがりを迎えた後は別人の様に大人びており、嗜好も変わっていた。更に『2!』の設定においては、トップレス能力は「子供の持つ万能感のようなもの」と形容されており、これとトップレス能力の原理を重ねて考えると、あがりとは'''理性の発達によって起きる現象'''である事が伺え、同時にトップレスもまた人間である以上、あがりからは決して逃れられない事を意味している。逆に言うと、あがりを迎えていないトップレス達の殆どは、精神的に幼い者が多い上に、トップレスで無い者や大人を見下した目で見る者も少なからずいた。
  
この現象についてのヒントは、宇宙怪獣である。彼らが生命維持・推進・攻撃に使用しているのは原理的にはトップレス能力と同種のものであるが、人間のものと違いあがりが存在しない。さらに、『2!』の設定においては、トップレス能力は「子供の持つ万能感のようなもの」と形容されている。
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== トップレスの真実 ==
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実はトップレス達の能力は、人類の天敵である[[宇宙怪獣]]と密接的な繋がりがあり、彼らが'''生命維持・推進・攻撃に使用しているのは原理的にはトップレス能力と同種のもの'''であった。また、宇宙怪獣は人間型も含め全て本能一辺倒で行動する為に、理性の発達によりあがりを迎える事になる人間のものと違いあがりが存在しない。
  
これとトップレス能力の原理を重ねて考えると、あがりとは理性の発達によって起きる現象であることが伺える(宇宙怪獣は人間型も含め全て本能一辺倒で行動する)。
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また、『トップをねらえ2!』の物語では、宇宙怪獣と戦うべく生み出された[[ノノ|バスターマシン7号]]を司令塔として活動する無人機動兵器軍「バスター軍団」が、宇宙怪獣の能力が同質の物を持っているトップレス達を宇宙怪獣と誤認してフラタニティを攻撃してしまう事になっており、フラタニティ側もまた宇宙怪獣に対抗すべくそれに似た化物状の姿へと進化していたバスター軍団を本物の宇宙怪獣と誤認し戦い合う事態となっていたが、バスターマシン7号であったノノが本来の使命を思い出し、トップレスが敵でないことを通達してからは、敵対行動をとらなくなった。
  
== トップレスの固有能力 ==
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しかし、トップレス達がいずれ人類が宇宙怪獣へと進化してしまう可能性の先駆けである事が発覚してしまった結果、ストーリー終了後の世界では、それまで英雄的な存在であったはずのトップレス達が「争いの火種になり兼ねない人類の脅威」と認識され、排除すべき存在とみなされてしまうようになった。
スパロボではキャラクターごとに効果の異なる特殊スキル(トップレス能力)として採用されている。
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== トップレスの固有能力 ==
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SRWではキャラクターごとに効果の異なる特殊スキル(トップレス能力)として採用されている。
 
;物質転送
 
;物質転送
:[[ラルク・メルク・マール]]の能力。「[[リペアキット]]」「[[プロペラントタンク]]」「[[カートリッジ]]」などの消費[[強化パーツ]]が使用できる。終盤にてラルクがあがりを迎える事によって消滅。
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:[[ラルク・メルク・マール]]の能力。「[[リペアキット]]」「[[プロペラントタンク]]」「[[カートリッジ]]」などの消費[[強化パーツ]]が使用できる。終盤にてラルクがあがりを迎える事によって消滅し、[[反骨心]]に差し替えられる。
 
;テレパシー
 
;テレパシー
 
:[[チコ・サイエンス]]の能力。[[気力]]140以上で、指定ユニットに[[精神コマンド]]「[[直感]]」が掛かる。
 
:[[チコ・サイエンス]]の能力。[[気力]]140以上で、指定ユニットに[[精神コマンド]]「[[直感]]」が掛かる。
 
;遠隔離操作
 
;遠隔離操作
:[[ニコラス・バセロン]]の能力。気力130以上で、自分の行動回数を犠牲にして、行動終了した他のユニットを再行動可能とする。精神コマンド「[[再動]]」と同じ。
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:[[ニコラス・バセロン]]の能力。気力130以上で、自分の行動回数を犠牲にして、行動終了した他の隣接しているユニットを再行動可能とする。精神コマンド「[[再動]]」とほぼ同等の効果。
  
 
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2023年6月12日 (月) 17:45時点における最新版

トップをねらえ2!』に登場する人間の超能力現象。能力使用の間は頭の中が空洞になる。

「バスターマシン」稼動のための「エキゾチックマニューバ」という固有現象を利用して、あらゆる事象を操作し、物質世界に干渉することが可能。一定の年齢を超えると、能力を使えなくなる「あがり」を迎える。

『トップをねらえ!』の世界観においては、「エーテル物理学」が高度に発展しており、科学技術により人間の潜在能力を引き出すことを可能としている。

あがり[編集 | ソースを編集]

トップレス能力を失う現象の呼称。おおよそ20歳前後でトップレス達はこれを迎え、能力を喪失する。その為、トップレス達にとっては自分達のアイデンティティを奪う恐怖の代名詞でもあり、サーペンタイン姉妹の様に「永遠のトップレス」を希求する者も少なくは無い。

あがりのメカニズムは定かではないが、能力者の精神的成長に連動しているらしく、「幼児期への決別」という意味も含有されており、一定の年齢に達する前にも「あがり」を迎える可能性もある。ニコラの場合あがりを迎えた後は別人の様に大人びており、嗜好も変わっていた。更に『2!』の設定においては、トップレス能力は「子供の持つ万能感のようなもの」と形容されており、これとトップレス能力の原理を重ねて考えると、あがりとは理性の発達によって起きる現象である事が伺え、同時にトップレスもまた人間である以上、あがりからは決して逃れられない事を意味している。逆に言うと、あがりを迎えていないトップレス達の殆どは、精神的に幼い者が多い上に、トップレスで無い者や大人を見下した目で見る者も少なからずいた。

トップレスの真実 [編集 | ソースを編集]

実はトップレス達の能力は、人類の天敵である宇宙怪獣と密接的な繋がりがあり、彼らが生命維持・推進・攻撃に使用しているのは原理的にはトップレス能力と同種のものであった。また、宇宙怪獣は人間型も含め全て本能一辺倒で行動する為に、理性の発達によりあがりを迎える事になる人間のものと違いあがりが存在しない。

また、『トップをねらえ2!』の物語では、宇宙怪獣と戦うべく生み出されたバスターマシン7号を司令塔として活動する無人機動兵器軍「バスター軍団」が、宇宙怪獣の能力が同質の物を持っているトップレス達を宇宙怪獣と誤認してフラタニティを攻撃してしまう事になっており、フラタニティ側もまた宇宙怪獣に対抗すべくそれに似た化物状の姿へと進化していたバスター軍団を本物の宇宙怪獣と誤認し戦い合う事態となっていたが、バスターマシン7号であったノノが本来の使命を思い出し、トップレスが敵でないことを通達してからは、敵対行動をとらなくなった。

しかし、トップレス達がいずれ人類が宇宙怪獣へと進化してしまう可能性の先駆けである事が発覚してしまった結果、ストーリー終了後の世界では、それまで英雄的な存在であったはずのトップレス達が「争いの火種になり兼ねない人類の脅威」と認識され、排除すべき存在とみなされてしまうようになった。

トップレスの固有能力[編集 | ソースを編集]

SRWではキャラクターごとに効果の異なる特殊スキル(トップレス能力)として採用されている。

物質転送
ラルク・メルク・マールの能力。「リペアキット」「プロペラントタンク」「カートリッジ」などの消費強化パーツが使用できる。終盤にてラルクがあがりを迎える事によって消滅し、反骨心に差し替えられる。
テレパシー
チコ・サイエンスの能力。気力140以上で、指定ユニットに精神コマンド直感」が掛かる。
遠隔離操作
ニコラス・バセロンの能力。気力130以上で、自分の行動回数を犠牲にして、行動終了した他の隣接しているユニットを再行動可能とする。精神コマンド「再動」とほぼ同等の効果。