「シャーリー・フェネット」を編集中
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− | + | == シャーリー・フェネット(Shirley Fenette) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[コードギアスシリーズ]] | |
− | + | **[[コードギアス 反逆のルルーシュ]] | |
− | * | + | **[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]] |
− | * | + | *[[声優]]:折笠富美子 |
− | * | + | *種族:地球人(ブリタニア人) |
− | * | + | *性別:女 |
− | + | *[[年齢]]:17歳 | |
− | + | *生年月日:皇暦2000年7月8日 | |
− | + | *身長:174 cm | |
− | + | *血液型:A型 | |
− | + | *星座:蟹座 | |
+ | *髪色:茶髪 | ||
+ | *髪型:ロングヘアー | ||
+ | *所属:[[アッシュフォード学園]] | ||
+ | *学歴:高等部2年生 | ||
+ | *部活・役員:水泳部、生徒会書記委員 | ||
+ | *キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏 | ||
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[[ルルーシュ・ランペルージ]]の同級生で、[[アッシュフォード学園]]の生徒会メンバーの一員。ルルーシュを「ルル」と呼び、想いを寄せていたが、後にその彼のゼロとして戦う決意が原因で、悲劇が襲い掛かる事になる。 | [[ルルーシュ・ランペルージ]]の同級生で、[[アッシュフォード学園]]の生徒会メンバーの一員。ルルーシュを「ルル」と呼び、想いを寄せていたが、後にその彼のゼロとして戦う決意が原因で、悲劇が襲い掛かる事になる。 | ||
=== 人物 === | === 人物 === | ||
− | 明るく優しい素直な性格の持ち主で、生徒会と掛け持ちで水泳部にも所属する活発なスポーツ少女。不正な行いを嫌っており、ルルーシュが[[リヴァル・カルデモンド]]と[[ギャンブル]]をやっている事にも、否定的である。また、[[イレヴン]]への偏見も持っておらず、転校して来たばかりの[[枢木スザク]]に対しても自分から進んで接しようとしている。 | + | 明るく優しい素直な性格の持ち主で、生徒会と掛け持ちで水泳部にも所属する活発なスポーツ少女。不正な行いを嫌っており、ルルーシュが[[リヴァル・カルデモンド|リヴァル]]と[[ギャンブル]]をやっている事にも、否定的である。また、[[イレヴン]]への偏見も持っておらず、転校して来たばかりの[[枢木スザク|スザク]]に対しても自分から進んで接しようとしている。 |
始めはルルーシュに好感を持ってはいなかったが、交通事故で加害者側が被害者側に一方的な難癖をつけていた所をルルーシュが懲らしめた事で、彼に興味を持ち、好意を寄せる様になった。思春期の少女故か、かなり自分勝手に妄想を広げる癖があり、その妄想相手は恋愛対象であるルルーシュの事だけ。'''ピクチャードラマでは妄想の視野を広げすぎ、鼻血を出して倒れこんだ事もある'''。小説では、ルルーシュの回想によるとごく一部の人間(ナナリーやアッシュフォード家の一族など)を除き、ブリタニア人全てを内心では憎悪していた時期に彼女と出会い、その人柄に触れたことでそうした感情が変わったことに対して感謝されていた。 | 始めはルルーシュに好感を持ってはいなかったが、交通事故で加害者側が被害者側に一方的な難癖をつけていた所をルルーシュが懲らしめた事で、彼に興味を持ち、好意を寄せる様になった。思春期の少女故か、かなり自分勝手に妄想を広げる癖があり、その妄想相手は恋愛対象であるルルーシュの事だけ。'''ピクチャードラマでは妄想の視野を広げすぎ、鼻血を出して倒れこんだ事もある'''。小説では、ルルーシュの回想によるとごく一部の人間(ナナリーやアッシュフォード家の一族など)を除き、ブリタニア人全てを内心では憎悪していた時期に彼女と出会い、その人柄に触れたことでそうした感情が変わったことに対して感謝されていた。 | ||
=== 来歴 === | === 来歴 === | ||
+ | |||
==== 第一期 ==== | ==== 第一期 ==== | ||
物語当初は、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に好意を寄せた、どこにでもいる普通の少女で、黒の騎士団とブリタニア軍の武力衝突についてもあまり関心を示していなかったが、ナリタ攻防戦にて父親が土砂崩落に巻き込まれ、死亡してしまう悲劇に襲われる事になる。 | 物語当初は、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に好意を寄せた、どこにでもいる普通の少女で、黒の騎士団とブリタニア軍の武力衝突についてもあまり関心を示していなかったが、ナリタ攻防戦にて父親が土砂崩落に巻き込まれ、死亡してしまう悲劇に襲われる事になる。 | ||
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ルルーシュの事で苦悩する中、[[マオ]]により心を痛めつけられ、更に自分を追い詰める事になってしまう。そして、ルルーシュを殺そうとするも、彼の懸命な行為で事なきを得たが、シャーリーの心の傷を取り払うべくルルーシュは[[ギアス]]を使い、ルルーシュの全てを忘れてしまう事になった。 | ルルーシュの事で苦悩する中、[[マオ]]により心を痛めつけられ、更に自分を追い詰める事になってしまう。そして、ルルーシュを殺そうとするも、彼の懸命な行為で事なきを得たが、シャーリーの心の傷を取り払うべくルルーシュは[[ギアス]]を使い、ルルーシュの全てを忘れてしまう事になった。 | ||
− | + | 以降は、シャーリーとルルーシュは赤の他人として接していくのだが、自分が書いた手紙を見つけ、その内容を見た事で、ルルーシュがゼロである事を再び知ってしまう。しかし、ルルーシュは自分達に危害を加えることはないと信じており、最後までゼロの正体を誰にも言おうとはしなかった。 | |
==== R2 ==== | ==== R2 ==== | ||
− | 物語前に[[シャルル・ジ・ブリタニア]]に[[ギアス]]を掛けられ、「[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]=[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」については再び忘れている。一度は他人同然になったものの再びルルーシュに惹かれていき、ルルーシュ(に扮した[[篠崎咲世子]])に迫られたことでなお一層恋心を抱くようになり、ルルーシュもまたシャーリーに対して[[天子]]に関しての恋のアドバイスをしたりと、関係が一段と深くなった。ところが、[[ジェレミア・ゴットバルト]]の[[ギアス|ギアスキャンセラー]]によりルルーシュは元より過去の全てを思い出し、困惑。ルルーシュと[[枢木スザク|スザク]] | + | 物語前に[[シャルル・ジ・ブリタニア]]に[[ギアス]]を掛けられ、「[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]=[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」については再び忘れている。一度は他人同然になったものの再びルルーシュに惹かれていき、ルルーシュ(に扮した[[篠崎咲世子]])に迫られたことでなお一層恋心を抱くようになり、ルルーシュもまたシャーリーに対して[[天子]]に関しての恋のアドバイスをしたりと、関係が一段と深くなった。ところが、[[ジェレミア・ゴットバルト]]の[[ギアス|ギアスキャンセラー]]によりルルーシュは元より過去の全てを思い出し、困惑。ルルーシュと[[枢木スザク|スザク]]との険悪な一面も知ることなり、この出来事が彼女の妄想癖が人間性を読み取れるほどの配慮深いものへと発展する。しかし、それが悲劇となり、[[ロロ・ランペルージ]]にルルーシュのことを「好き」と発言したことがロロのコンプレックスを刺激し、銃撃された。ロロが姿を暗ました直後にルルーシュが現れて、必死にルルーシュとの邂逅を遂げた後、銃撃による傷が致命傷となり死亡。 |
− | + | シャーリーの死はルルーシュの心に深い傷を負わせ、やがて彼は[[ゼロレクイエム|破滅的な道のり]]へと歩み出すこととなる。 | |
− | ==== | + | == 登場作品と役柄 == |
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
:初登場作品。[[NPC]]。ナリタ攻防戦や[[マオ]]との遭遇といった原作通りの悲劇に加え、[[イマージュ]]や[[次元獣]]の襲撃に巻き込まれるなど何かと受難続きの印象が強い。 | :初登場作品。[[NPC]]。ナリタ攻防戦や[[マオ]]との遭遇といった原作通りの悲劇に加え、[[イマージュ]]や[[次元獣]]の襲撃に巻き込まれるなど何かと受難続きの印象が強い。 | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
:原作通りに死亡してしまうが、それは一周目フラグ失敗の場合のみで、条件を満たせば生存する。また[[黒の騎士団]]ルートに行くには彼女が生存することが絶対条件となっている。生存した場合、その後も学園生活を送りながら、世界が大きく動く中、戦い続ける[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]達の無事を祈り続ける事に。生存したまま[[ゼロレクイエム]]ルートに進む場合でも同じ(さすかに悪逆皇帝ルルーシュとの接触を避けるが)。 | :原作通りに死亡してしまうが、それは一周目フラグ失敗の場合のみで、条件を満たせば生存する。また[[黒の騎士団]]ルートに行くには彼女が生存することが絶対条件となっている。生存した場合、その後も学園生活を送りながら、世界が大きく動く中、戦い続ける[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]達の無事を祈り続ける事に。生存したまま[[ゼロレクイエム]]ルートに進む場合でも同じ(さすかに悪逆皇帝ルルーシュとの接触を避けるが)。 | ||
:黒の騎士団ルートEDでは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]はシャーリーがルルーシュを忘れて新たな人生を送る事を望む(このEDではシャーリーは登場しない)が、ゼロレクイエムルートEDではシャーリーはルルーシュが生きており、また再会できると信じている。 | :黒の騎士団ルートEDでは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]はシャーリーがルルーシュを忘れて新たな人生を送る事を望む(このEDではシャーリーは登場しない)が、ゼロレクイエムルートEDではシャーリーはルルーシュが生きており、また再会できると信じている。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:中盤のミスリルルート第37話「神への誘い」にて、集合無意識に触れたルルーシュに対し、ロロと共に絶望のビジョンとして登場。 | :中盤のミスリルルート第37話「神への誘い」にて、集合無意識に触れたルルーシュに対し、ロロと共に絶望のビジョンとして登場。 | ||
− | : | + | :時獄篇では[[バーグラリードッグ|とあるイベント]]にて上述のゼロレクイエムルートと黒の騎士団ルートとの選択が可能な際に行われるイベントを思わせる発言をルルーシュがしているため、生存していると推測されていた(しかし、再世篇でルート選択が可能な場合はそのイベントにおいてルルーシュがゼロの仮面を取るが、その通りにしたと明言していたわけではない)。 |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | ; | + | ;シャーリーの父 |
− | : | + | :父親。ナリタ攻防戦にて土砂崩落に巻き込まれ、死亡。なお、中の人は後述のジェレミアの[[声優]]と同じ。小説では娘がいずれ好きな人物を紹介してきたら悲しい気持ちになるだろうと想像していたがよもやその人物の行動の結果、自らが死んでしまうことになるとは想像もしていなかった。 |
;シャーリーの母 | ;シャーリーの母 | ||
− | : | + | :母親。彼女が夫の死に嘆き悲しんでいる際には慰めていた。そして、シャーリーの葬儀の際、娘の名を泣き叫びながら崩れ落ちる彼女を慰めることのできる人は誰もいなくなってしまった……。 |
;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | ;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | ||
− | :親しみを込めて彼を「'''ルル''' | + | :親しみを込めて彼を「'''ルル'''」と呼び、密かに慕っている。しかし、彼の正体は彼女にとって残酷過ぎるものであった。上記の記述通り、彼からは彼自身を変えてくれたことに感謝されていた。彼に自身の最期を見届けられる。 |
;[[ミレイ・アッシュフォード]] | ;[[ミレイ・アッシュフォード]] | ||
:アッシュフォード学園生徒会会長。彼女からルルーシュに対する恋心を何かとからかわれている。 | :アッシュフォード学園生徒会会長。彼女からルルーシュに対する恋心を何かとからかわれている。 | ||
;[[ニーナ・アインシュタイン]] | ;[[ニーナ・アインシュタイン]] | ||
− | : | + | :アッシュフォード学園生徒会メンバー。彼女はシャーリーの明るすぎる性格を内心苦手に思っているが、嫌いという訳でもなかった。 |
;[[リヴァル・カルデモンド]] | ;[[リヴァル・カルデモンド]] | ||
:アッシュフォード学園生徒会メンバー。自身の死後、葬式の際に涙を流していた。 | :アッシュフォード学園生徒会メンバー。自身の死後、葬式の際に涙を流していた。 | ||
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;[[紅月カレン|カレン・シュタットフェルト]] | ;[[紅月カレン|カレン・シュタットフェルト]] | ||
− | : | + | :アッシュフォード学園生徒会メンバー。彼女とルルーシュとの微妙な関係に、やきもきする事も有る。 |
;[[枢木スザク]] | ;[[枢木スザク]] | ||
:[[イレヴン]]である彼にも、友人として偏見無く接する。あわや彼とキス寸前というアクシデントに見舞われた事も。 | :[[イレヴン]]である彼にも、友人として偏見無く接する。あわや彼とキス寸前というアクシデントに見舞われた事も。 | ||
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:愛しいルルーシュの妹であり、「ナナちゃん」と呼んでいる。ルルーシュに関係無く彼女の事を気に掛けてもおり、彼女からも姉の様に慕われている。 | :愛しいルルーシュの妹であり、「ナナちゃん」と呼んでいる。ルルーシュに関係無く彼女の事を気に掛けてもおり、彼女からも姉の様に慕われている。 | ||
;[[ヴィレッタ・ヌゥ]] | ;[[ヴィレッタ・ヌゥ]] | ||
− | : | + | :ルルーシュに近づくべく、彼女に監視役とし、更にその行動を監視することでゼロの正体を暴こうと思ったが、ヴィレッタの行為は予想だにもしない結果となった。 |
;[[マオ]] | ;[[マオ]] | ||
− | : | + | :自己険悪に陥った彼女の心を徹底的に痛めつける。 |
;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ||
− | :彼によって、[[シャルル・ジ・ブリタニア|ブリタニア皇帝]]から掛けられていた記憶改竄の[[ギアス]] | + | :彼によって、[[シャルル・ジ・ブリタニア|ブリタニア皇帝]]から掛けられていた記憶改竄の[[ギアス]]を解かれることとなる。 |
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;[[ロロ・ランペルージ]] | ;[[ロロ・ランペルージ]] | ||
− | : | + | :彼のコンプレックスを刺激してしまったばっかりに……。 |
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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;「わかっています! でもわたしにはルルとカレンのほうが問題なんですよ!」 | ;「わかっています! でもわたしにはルルとカレンのほうが問題なんですよ!」 | ||
:[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[紅月カレン|カレン]]が共に欠席していて二人の仲を疑っているとき、[[ミレイ・アッシュフォード|ミレイ]]に世間はナリタの問題で大騒ぎなのにのん気だと言われたときの返答。このときの彼女にとって戦争は他人事だったことが覗える。しかし、その日のうちに聞かされた父親の死によって彼女の世界は一変することになる。 | :[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[紅月カレン|カレン]]が共に欠席していて二人の仲を疑っているとき、[[ミレイ・アッシュフォード|ミレイ]]に世間はナリタの問題で大騒ぎなのにのん気だと言われたときの返答。このときの彼女にとって戦争は他人事だったことが覗える。しかし、その日のうちに聞かされた父親の死によって彼女の世界は一変することになる。 | ||
− | ; | + | ;(ルル、こんな疑うようなことしてごめんね…でも! お願い…信じさせて!) |
− | :ルルーシュが父を殺した組織である[[黒の騎士団]] | + | :ルルーシュが父を殺した組織である[[黒の騎士団]]に関与している疑いがあることを聞かされてルルーシュを尾行している際の独白。しかし、現実は彼女にとって最も残酷なものであった。 |
;「ルル…もう終わりにしよう…」 | ;「ルル…もう終わりにしよう…」 | ||
:錯乱した心を[[マオ]]に徹底的に傷めつけられ、ルルーシュを殺害しようとする。しかしルルーシュへの想いから思い留まり未遂となった。 | :錯乱した心を[[マオ]]に徹底的に傷めつけられ、ルルーシュを殺害しようとする。しかしルルーシュへの想いから思い留まり未遂となった。 | ||
;「ルル! ダメェ!!」 | ;「ルル! ダメェ!!」 | ||
− | :自分の事を全て忘れさせるためにルルーシュはシャーリーに[[ギアス]] | + | :自分の事を全て忘れさせるためにルルーシュはシャーリーに[[ギアス]]をかける。これは、その直前の台詞。 |
;「朝は来ますよ」<br />「私、なんで自分がここに来たかわからなくなってたんですけど…もしかしたら気持ちの整理がしたかったのかもしれません」 | ;「朝は来ますよ」<br />「私、なんで自分がここに来たかわからなくなってたんですけど…もしかしたら気持ちの整理がしたかったのかもしれません」 | ||
:ギアスをかけられた後、他人として振る舞うルルーシュにこう返した。 | :ギアスをかけられた後、他人として振る舞うルルーシュにこう返した。 | ||
;「あれ?あなた、この間の・・・。うちの学校だったんだ」 | ;「あれ?あなた、この間の・・・。うちの学校だったんだ」 | ||
− | : | + | :ギアスをかけられた翌朝、ミレイと話をしていたときに傍にいるルルーシュに気づいて。あまりに他人行儀だったので当然ミレイからは不審に思われる。 |
;(イレヴンを助けた?ゼロなのに…。いえ、ゼロだから?だったら、どうしてユーフェミア様と一緒に…。駄目、深入りしたら危ないかも…。) | ;(イレヴンを助けた?ゼロなのに…。いえ、ゼロだから?だったら、どうしてユーフェミア様と一緒に…。駄目、深入りしたら危ないかも…。) | ||
− | : | + | :記憶を失った後、ルルーシュと待ち合わせをしている際にルルーシュがブリタニア貴族に暴行を受けている[[イレヴン]]の少年を助けた場面を目撃して。学園祭の際にユーフェミアとルルーシュが談笑しているのを見た彼女にとって不可解な状況が重なり、恐ろしくなった彼女はルルーシュとの待ち合わせをすっぽかした。そしてこの危惧は『R2』で的中してしまう。 |
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=== R2 === | === R2 === | ||
;「思い出した…。お父さんを殺したゼロはルルーシュ…」 | ;「思い出した…。お父さんを殺したゼロはルルーシュ…」 | ||
:偶然[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]の[[ギアス|ギアスキャンセラー]]によってこれまでかけられていたギアスの効力が消え、彼女が全てを思い出してしまったときの第一声。 | :偶然[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]の[[ギアス|ギアスキャンセラー]]によってこれまでかけられていたギアスの効力が消え、彼女が全てを思い出してしまったときの第一声。 | ||
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;(ルルはゼロだった…。ヴィレッタ先生は軍人…。カレンは黒の騎士団…。じゃあニーナは? 会長は? リヴァルは? おかしいのは学校だけ? …どうしてナナちゃんが総督なの?何が嘘で、何が本当なの?) | ;(ルルはゼロだった…。ヴィレッタ先生は軍人…。カレンは黒の騎士団…。じゃあニーナは? 会長は? リヴァルは? おかしいのは学校だけ? …どうしてナナちゃんが総督なの?何が嘘で、何が本当なの?) | ||
− | : | + | :第13話、ギアスが解除されてあまりに変わってしまった周囲に戸惑っている様子を伺わせる独白。 |
;「許せない事なんて無いよ。それはきっと、スザク君が許さないだけ。許したくないの。私はもう、とっくに許したわ」 | ;「許せない事なんて無いよ。それはきっと、スザク君が許さないだけ。許したくないの。私はもう、とっくに許したわ」 | ||
:表面上仲良くしながらも[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]を憎む[[枢木スザク|スザク]]に対し、自分の心境を語る。その『許し』は最期の瞬間にも変わらず… | :表面上仲良くしながらも[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]を憎む[[枢木スザク|スザク]]に対し、自分の心境を語る。その『許し』は最期の瞬間にも変わらず… | ||
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:最期の台詞。ロロに致命傷を負わされた直後、駆けつけたルルーシュに向けての最初で最後の告白でもあり、永遠に変わらないルルーシュへの想いを伝えて、恋する乙女は永遠の眠りについた…。 | :最期の台詞。ロロに致命傷を負わされた直後、駆けつけたルルーシュに向けての最初で最後の告白でもあり、永遠に変わらないルルーシュへの想いを伝えて、恋する乙女は永遠の眠りについた…。 | ||
:『第2次Z再世篇』で生存した場合はこの台詞は発生しない。 | :『第2次Z再世篇』で生存した場合はこの台詞は発生しない。 | ||
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== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
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;「駄目だよぉ!恋はパワーなの!誰かを好きになるとね、すっごいパワーが出るの。毎日毎日その人のことを考えて、詩を書いちゃったり、早起きしちゃったり、マフラー編んじゃったり、滝に飛び込んでその人の名前叫んじゃったり、私だって……あ。そのルルにはないの?誰かのために、いつも以上の何かが」 | ;「駄目だよぉ!恋はパワーなの!誰かを好きになるとね、すっごいパワーが出るの。毎日毎日その人のことを考えて、詩を書いちゃったり、早起きしちゃったり、マフラー編んじゃったり、滝に飛び込んでその人の名前叫んじゃったり、私だって……あ。そのルルにはないの?誰かのために、いつも以上の何かが」 | ||
:ルルーシュにカップルの破談(というか'''[[天子]]の婚姻''')を相談された時の返答。おそらく自ら実行しているであろう奇行の数々だが、ルルーシュは気持ちに気付かない。それどころか俺は[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]のために…とか考えちゃったり。 | :ルルーシュにカップルの破談(というか'''[[天子]]の婚姻''')を相談された時の返答。おそらく自ら実行しているであろう奇行の数々だが、ルルーシュは気持ちに気付かない。それどころか俺は[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]のために…とか考えちゃったり。 | ||
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z 再世篇]]』中盤で、[[黒の騎士団]]ルートへの分岐フラグが成立した場合に発生する[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]との遣り取り。[[枢木スザク|スザク]]に拉致された[[紅月カレン|カレン]]を救うべく、戦場へと赴かなければならない事を詫びるルルーシュの心情を汲んで笑顔で送り出し、彼の帰りを[[アッシュフォード学園]]で待ち続ける。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z 再世篇]]』中盤で、[[黒の騎士団]]ルートへの分岐フラグが成立した場合に発生する[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]との遣り取り。[[枢木スザク|スザク]]に拉致された[[紅月カレン|カレン]]を救うべく、戦場へと赴かなければならない事を詫びるルルーシュの心情を汲んで笑顔で送り出し、彼の帰りを[[アッシュフォード学園]]で待ち続ける。 | ||
:台詞だけ見ると夫を見送る妻のそれであるが、ルルーシュはこの後(ルート次第で経緯は変わるが)「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」として生き、シャーリーの前から永遠に姿を消す事を選ぶため、結果的にこれが『第2次Z』における二人の最後の会話となってしまった。 | :台詞だけ見ると夫を見送る妻のそれであるが、ルルーシュはこの後(ルート次第で経緯は変わるが)「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」として生き、シャーリーの前から永遠に姿を消す事を選ぶため、結果的にこれが『第2次Z』における二人の最後の会話となってしまった。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*彼女の悲惨な最期を描いた『R2』第13話「過去からの刺客」は多くの視聴者の涙を誘い、『R2』中盤以降は全く出番が無くなったが公式人気投票ではルルーシュ、[[C.C.]]に次いで第3位に食い込むなど高い人気を誇っている。 | *彼女の悲惨な最期を描いた『R2』第13話「過去からの刺客」は多くの視聴者の涙を誘い、『R2』中盤以降は全く出番が無くなったが公式人気投票ではルルーシュ、[[C.C.]]に次いで第3位に食い込むなど高い人気を誇っている。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
*[[一覧:シャーリー・フェネット]] --> | *[[一覧:シャーリー・フェネット]] --> | ||
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