クリアリア・バイアステン

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クリアリア・バイアステン
登場作品

電脳戦機バーチャロンシリーズ

声優 辻谷耕史
初登場SRW スーパーロボット大戦K
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属組織 白檀艦隊
所属部隊 白虹騎士団
役職 白虹騎士団護焔隊筆頭
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クリアリア・バイアステンは『電脳戦機バーチャロン マーズ』の登場人物。

概要

ジュピタークリスタルの消滅によって月面の封鎖領域に転移し、シャドウ襲撃を受けたMARZの前に現れた、白虹騎士団所属の白騎士。

MARZを安全な領域まで護送することになるが、その行く先々でシャドウの大群に襲われるという不可解な現象に遭遇、MARZと共にこれを切り抜けていくことになる。行動を共にするうちにMARZの存在がシャドウ出現を誘発していると直感し、ムーンゲートにてシャドウを克服するための試練を課す。

実は現MARZ総帥で元白虹騎士団団長のリリン・プラジナーに忠誠を誓っており、白檀艦隊が第8プラント「フレッシュ・リフォー」の傘下に収まり団長が空席となった後も、現体制派に逆らいリリンのことを団長と公言してはばからないリリン派の最右翼的人物。時に越権行為も厭わずMARZに手を貸すのは、全てリリンの意志に沿うためである。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
初登場作品。第20話で原作通りシャドウ嫌疑により一戦を交えた後スポット参戦。終盤の第34話では正式参戦し、同作最後の正式参戦キャラクターとなる。
本来『マーズ』は一人称視点で進むゲームであり、彼の出番は少なかった為、キャラ付けが独自に強化されている。

パイロットステータス

精神コマンド

K
集中直感闘志熱血直撃

特殊スキル

カウンターヒット&アウェイ援護攻撃援護防御

人間関係

リリン・プラジナー
かつての騎士団長で、現MARZ総帥。彼女が騎士団を脱退したあとも忠誠を誓い続けている。
主人公
月面でシャドウの活動が活性化した際、プレイヤーの前に現れ、シャドウ出現が落ち着くまで行動を共にする。その最中、汚染を疑い一戦交えることも。
ダイモン
主にとっての最大の怨敵。原作では相対しないが『K』で対面が実現、詭弁に塗れた虚勢を論破する。

SRWオリジナル

チーフ
SRWにおいて、原作における主人公のポジションを務める。クリアリア関連においても上記主人公同様の扱い。
リミッターが課せられた状態でなお圧倒的な実力と機体性能の前に、さしものMARZも為す術もない様に思われたが、臆しないどころか「MZV-747はクリアリアの乗機に見劣りしない」と言い放ち、戦いに挑むチーフに、当初は彼の言動を「戯言」と評していたクリアリアも敬意を示している。
リリン・プラジナーへの忠誠に生きる者、という点では似たもの同士と言える。

名(迷)台詞

戦闘台詞

「不覚!」
味方として同行時、ダウンを奪われた際。
リミッター付きとはいえ、シャドウに後れを取るのは確かに白虹騎士としては不覚であろう。
「実に、心苦しいのだが…」
同じく同行時、戦闘不能になった場合に。シャドウVRはAIの性能が非常に高いため、難易度が高い場合や敵機との相性が悪い場合、白騎士でもあっさり撃破されてしまうことがままある。特にスペシネフやエンジェランは近接格闘性能が異常に強いため白騎士ではほぼ勝ち目が無かったりする。
「助けてくれ」とまでいわないあたりは奥ゆかしいというか、あるいは騎士のプライドなのか。
「あまり無理をするな!!」
本来はプレイヤーの残りHPが25%を割った際のセリフ。戦闘中にもこちらを気遣ってくれる騎士の鑑…なのだが、実際のところこのセリフを聞く機会は「プレイヤーがダメージを受けて瀕死になる」パターンよりも上記のように白騎士が戦闘不能になっていて、そこにレスキューでライフシェアをした結果残りHPが25%を割り、レスキューと同時に言われるパターンのほうが多かったりする。

シナリオデモ

「君か、MARZは…あるいは、己が身を偽るものか?」
Mission3月ルートにおける初登場時の台詞。シャドウに囲まれ、絶体絶命の主人公の元に空から舞い降りてくる。
「悪いが、試させてもらうぞ」
圧倒的な性能を誇る白虹の騎士にはMARZ司令部も「戦っても勝ち目はない。まずは相手の出方をうかがえ」とマーズ主人公に慎重な対応を指示するが、シャドウ汚染の嫌疑がある主人公に、白虹騎士団の任務として刃を向ける。
余談だが、原作においては白騎士の圧倒的性能に蹂躙され手も足も出せず負けても進行するイベント戦闘であり、普通なら簡単に撃墜されてしまい「白虹の騎士には、なす術もなかった…」というナレーションとともに物語が進行する…のだが、歴戦のプレイヤー相手にはさすがの白騎士も返り討ちに遭うことがあるとか。
何にせよイベント戦闘なので、回復アイテムを使ってまで勝とうとは思わないほうがいいだろう(もったいないし)。
「なぜ、今になって雨後のタケノコのようにシャドウに汚染されたVRが湧き出してくるのか……!?」
どういうわけか日本的な言い回しでシャドウ頻出を表現する。
「申し訳ないが、荒療治をさせてもらう」
「シャドウ多発の原因はJクリスタル消滅と関連している可能性がある」
「消滅のインパクトによって実空間のバランスが崩壊し…そして君は月面に転送されてきた」
「私の直感が正しければ君はムーンゲートに赴き自らのシャドウと相対する必要がある!
Mission M-12開始時のシナリオデモ。これまでのシャドウの多発と主人公が得られた情報から推論を立て、やむなくシャドウの危険に主人公を送り込むこととなる。同ミッションではクリアリアはステージ外を浮遊しながらシャドウとの対決を見守るだけに留まっている。
SRWでは1行目の台詞が戦闘台詞として採用されている。
「MARZの戦士!しっかりせよ!」
「君の挫折する姿を見るのは忍びない。微力ながら、助太刀させてもらう!」
Mission3地球ルートにて、ヤガランデに追い詰められたMARZの前に突如として現れ、助力してくれる。言うまでもないが完全な越権行為である。ついでにいえば微力でもなんでもなく、彼が登場した場合放っておいてもステージクリアできるんじゃないかというくらい楽になる。ヤガランデの攻撃自体は変わらないため、生き延びるのは自力で頑張ろう。
『マーズ』のMission3は月または地球に強制転送される展開なのだが、この転送先はランダムであり、片方をクリアするともう片方に飛ばされる形式の分岐である。しかも先に地球に飛ばされた場合でもこのイベントは発生するため、先に地球で彼と出会うとなんだかちぐはぐなことになる。
難易度的にも地球ルートのほうが高く、月ルートではテムジン 747Jの支給も控えているので、分岐前のセーブ・リセット・リロードを繰り返してでも先に月ルートに向かいたいところ。

スパロボシリーズの名台詞

「雨後のタケノコのようにシャドウが現れるとは…!」
『K』におけるシャドウとの特殊戦闘台詞。上述の日本的な言い回しの台詞が元ネタになっている。
「貴官の勇気に敬意を表す!手加減はなし!いざ、参る!!」
『K』第20話「裏切りと出会いと」におけるチーフとの対決時の台詞。
「貴様のような輩に忠告するのも気が引けるが、虚勢も度を過ぎると無様だぞ、ダイモンよ」
「貴様はあたかもタングラムを掌握していたかのように語りはするが…しかし、実情はむしろあれを電脳虚数空間に放逐できない脆弱さを抱えていると解釈できる!」
「事象崩壊要塞を完成させるためにはタングラムが必須。経緯はどうあれ貴様らには泳がせている余裕などないはずだ!」
『K』第35話「Another Sphere」にて。この言葉で、タングラムに依存せざるを得ないダイモンの虚勢を論破。すぐに開き直りはしたものの、さしものダイモンもこの指摘には押し黙らざるを得なかった。

搭乗機体

テムジン Type a8
騎士団専用機。『マーズ』においてぶっちぎりで最強の性能を誇る。