キッズ・ムント

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概要

シベリア鉄道公社総裁で、別名「鉄道王」(その顔からアナ姫に「悪いお釈迦様」とも呼ばれる)。

己のためなら他者を踏み台にする事などなんとも思わず、また極めて享楽的な性格である。 総統専用列車「チェルノボーグ」の自らの部屋の椅子にでんと構えてシベリア中を走り回り、敵からも部下からも恐れられている。

列車を時刻通り走らせる事に異常にこだわり、それを妨害するものには実力行使もためらわない。このへんは部下のカシマル・バーレと同じである。

初代ミイヤが封印したオーバーデビルの存在を知っており、「この世を清らかでクリーンなものにする」ため、その力を我が物にしようと企む。

様々な策謀を水面下で動かす政治的能力に長けていたが、人に無条件で優しくされたり親切にされる事には慣れていない「孤独な独裁者」である。だが、シンシア・レーンの事は大切に思っていたらしく、終盤では親衛隊のブラック・ドミを率いてオーバーデビルに取り込まれてしまったシンシアを必死に助けようとした。

見た目に反して腕っぷしが極めて強く、格闘戦でアスハム・ブーンに圧勝している。アスハムはボクシングでゲインをKOできるほど強いのだが、キッズは彼のパンチを顔面で受け止めて押し返し、拳銃を向けられても物ともせず叩きのめした。

漫画版では、かつてセント・レーガンの諜報部を率いており、ゲイン・ビジョウと深い因縁がある。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
一度だけ戦う機会がある。イベントで撤退(と言うか消滅)してしまうが、ブルーストーンを1000も持っているので急いで倒そう。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
今回はオーバーデビルから部隊に救出される。その後、銀河シベリア鉄道を築き上げると言った。ちなみにアナ姫達が作ったマフラーを貰い大喜びする、なおゲイナー達のエクソダスを正式に認めた。

人間関係

シンシア・レーン
娘のように可愛がる。一方漫画版では彼女を道具としてしかおらず、最終的には彼女に殺害される。
カシマル・バーレ
部下。
ゲイン・ビジョウ
漫画版では因縁の相手。

名台詞

エクソダスをされたら客がいなくなって、貴様らに給料も払えなくなる!そういった事を考えて対処せい!!」
列車で戦う際、うろたえる部下を鼓舞した。
「運転の邪魔だ!ドゴッゾをどけろ!!」
時には自ら列車を運転する。
「行けえぇぇぇぇぇ~~~!!!」
ヤーパンの天井を列車で引っぱって倒そうとして。
「くらえ!アガト・グラビティ!」
「アスハムサンドにしてくれるわぁ!」
拳銃を持って襲い掛かったアスハムを素手で返り討ちにした際の台詞。それまで単なる権力者といった風体であったため、アスハムや視聴者を驚かせた。

スパロボシリーズの名台詞

「恐竜の化け物どもに吠え面をかかせてやる!」
Kにて言った台詞で、ディガルド武国に対して切り札としてオーバーデビルを起動させる。
「銀河シベリア鉄道の開通だ!」
Kにて言った台詞。最初は現実逃避で言ったセリフだったが、オーバーデビルに飲み込まれた後にその中から宇宙を見ることに。すぐに自軍に救出されるのだが…。
「オーバーデビルを使って世界をこの手に収める野望は潰えたが…」
「私には新たな夢ができた。絵空事ではなく、いつか必ず銀河シベリア鉄道を開通させてやる…!」
で、自軍に救出された際の台詞。無茶苦茶嬉しそうである。