「エンシェントAQ」の版間の差分

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*エレメント【ヘッド】:[[トワノ・ミカゲ]]
 
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ミカゲの憎しみによって[[ソーラーアクエリオン]]が変容した姿。合体コールは「蹂躙合体」。
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ミカゲの憎しみによって[[ソーラーアクエリオン]]が変容した姿。合体コールは「蹂躙合体」。変貌前のソーラーはベクターソルにカグラ、ベクターマーズにゼシカ、ベクタールナにミコノが乗っていたが、ミカゲはゼシカの身体を乗っ取り、カグラの精神を蹂躙した上でベクタールナを引き寄せ、「復讐の婚礼」を実行することでこの機体を完成させた。そのため、合体に際してはミカゲの意志のみが反映された、いわば'''一人だけの合体'''となっている。
  
変貌前のソーラーはベクターソルにカグラ、ベクターマーズにゼシカ、ベクタールナにミコノが乗っていたが、ミカゲはゼシカの身体を乗っ取り、カグラの精神を蹂躙した上でベクタールナを引き寄せ、「復讐の婚礼」を実行することでこの機体を完成させた。
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アイアンシーの全エネルギーを吸収して変貌したその姿は、神話型の神々しさや神秘性は消えうせ、ミカゲの憎悪を反映した禍々しい巨体となっている。基本的にはソーラーを踏襲したフォルムであるが、頭部アンテナとソーラーウイングが大幅に巨大化している。この姿は、アポロニアスが天翅族を離反する際に持ち出し、ベクターマシンに分割改造する前の本来の姿に近い。ゆえに名称は「'''エンシェントアクエリオン'''」となっている。ミカゲの憎しみに操られるままにアルテアとヴェーガを危機に追い込んだが、最後は[[アクエリオンEVOL]]に撃破された。
  
そのため、合体に際してはミカゲの意志のみが反映された、いわば'''一人だけの合体'''となっている。
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本編では敵として登場したのみだが、パチスロ作品『フィーバー創聖のアクエリオンIII』ではアポロたちが本機の色違い(金色)のエンシェントアクエリオンに搭乗するというオリジナルストーリーが描かれている。
 
 
アイアンシーの全エネルギーを吸収して変貌したその姿は、神話型の神々しさや神秘性は消えうせ、ミカゲの憎悪を反映した禍々しい巨体となっている。基本的にはソーラーを踏襲したフォルムであるが、頭部アンテナとソーラーウイングが大幅に巨大化している。
 
 
 
この姿は、アポロニアスが天翅族を離反する際に持ち出し、ベクターマシンに分割改造する前の本来の姿に近い。ゆえに名称は「'''エンシェントアクエリオン'''」となっている。
 
 
 
ミカゲの憎しみに操られるままにアルテアとヴェーガを危機に追い込んだが、最後は[[アクエリオンEVOL]]に撃破された。
 
 
 
本編では敵として登場したのみだが、パチスロ作品「フィーバー創聖のアクエリオンIII」ではアポロたちが本機の色違い(金色)のエンシェントアクエリオンに搭乗するというオリジナルストーリーが描かれている。
 
  
 
=== アクエリオンLOVE ===
 
=== アクエリオンLOVE ===
アマタが実行した「創聖合体」により、ベクターゼドを取り込んで顕現した新たな姿(この時、ベクターゼドのコンソールに表示されていた「EVOL」の文字が反転して「LOVE」へと変わっている)。
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アマタが実行した「創聖合体」により、ベクターゼドを取り込んで顕現した新たな姿(この時、ベクターゼドのコンソールに表示されていた「EVOL」の文字が反転して「LOVE」へと変わっている)。外見は巨大なアクエリオンEVOLだが、最終話のディレクターズカット版では全身がプラチナ色に変色していた。
 
 
外見は巨大なアクエリオンEVOLだが、最終話のディレクターズカット版では全身がプラチナ色に変色していた。
 
  
 
融合変化したまま状態が固定されたらしく、アマタとミコノがヴェーガに帰還した際もLOVEのままだった。
 
融合変化したまま状態が固定されたらしく、アマタとミコノがヴェーガに帰還した際もLOVEのままだった。

2015年6月4日 (木) 22:38時点における版

エンシェントAQ(Ancient AQARION)

ミカゲの憎しみによってソーラーアクエリオンが変容した姿。合体コールは「蹂躙合体」。変貌前のソーラーはベクターソルにカグラ、ベクターマーズにゼシカ、ベクタールナにミコノが乗っていたが、ミカゲはゼシカの身体を乗っ取り、カグラの精神を蹂躙した上でベクタールナを引き寄せ、「復讐の婚礼」を実行することでこの機体を完成させた。そのため、合体に際してはミカゲの意志のみが反映された、いわば一人だけの合体となっている。

アイアンシーの全エネルギーを吸収して変貌したその姿は、神話型の神々しさや神秘性は消えうせ、ミカゲの憎悪を反映した禍々しい巨体となっている。基本的にはソーラーを踏襲したフォルムであるが、頭部アンテナとソーラーウイングが大幅に巨大化している。この姿は、アポロニアスが天翅族を離反する際に持ち出し、ベクターマシンに分割改造する前の本来の姿に近い。ゆえに名称は「エンシェントアクエリオン」となっている。ミカゲの憎しみに操られるままにアルテアとヴェーガを危機に追い込んだが、最後はアクエリオンEVOLに撃破された。

本編では敵として登場したのみだが、パチスロ作品『フィーバー創聖のアクエリオンIII』ではアポロたちが本機の色違い(金色)のエンシェントアクエリオンに搭乗するというオリジナルストーリーが描かれている。

アクエリオンLOVE

アマタが実行した「創聖合体」により、ベクターゼドを取り込んで顕現した新たな姿(この時、ベクターゼドのコンソールに表示されていた「EVOL」の文字が反転して「LOVE」へと変わっている)。外見は巨大なアクエリオンEVOLだが、最終話のディレクターズカット版では全身がプラチナ色に変色していた。

融合変化したまま状態が固定されたらしく、アマタとミコノがヴェーガに帰還した際もLOVEのままだった。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
ミカゲとの決着となる「1万2000年の愛」/「光の闘神Z」で登場。後者の場合は先に「永遠という幻想」で顔見世となる。
「神来無限掌」の通常兵器版には能力半減の追加効果があり、精神耐性かDLCで入手できるGEMアーマーがなければまともに相手が出来ない。MAP兵器版には代わりにSP低下がついており、迂闊に密集すると精神コマンドが封じられて壊滅させられることも。2マス以内に入り込めばビームしか使えなくなるので、接近戦機体を用意するか、EVOLの「無限拳」で外から殴り続けるか、となる。
「光の闘神Z」の場合、同時にハーデス神の相手もしなければならないため危険度が跳ね上がる。ただ、HP回復能力はない上にバサラの歌でダメージを受けるため、射程内に回避を強化したバサラを置いて反撃で気力を低下させるといいだろう。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
第24話「一筋の光明」で次元の狭間からサルベージされて復活。能力その他は時獄篇から変わらず、「神来無限掌」が鬱陶しい。さらに第33話「黒歴史の闇」と第35話「1万2000年を超えて」でも登場するが、第35話でアポロ達の復活に伴いソーラーアクエリオンに戻ってしまうため、ルート次第ではここが最後の出番となる。
最後の出番はマクロス・クォータールート第53話「愛憎のラビリンス」で、ソーラーアクエリオンの反存在たる「闇黒の翼」としてミカゲが顕現させる。
なお、第35話でのZチップボーナスの獲得条件は、このステージに出て来る第3軍のエルーナルーナがミカゲと戦闘すること。ミカゲはEVOLを狙って来るため、東側に自軍を寄せれば向こうから追ってくる。ただし、射程内にネオ・ジオンがいると攻撃を優先して動かないため、SRポイントとの両立を目指す場合、マルチアクション+MAP兵器+テンションレイザーで互いの射程内の雑魚を可能ならば1ターンで片付けてしまう必要がある。ちなみにエルーナルーナは周囲を無視してミカゲに突っ込んでいくので、そちらを気にする必要はない。

装備・機能

武装・必殺武器

ビーム
肩部から放つ光線。
神来無限掌(インフィニティ・パーム・オブ・ザ・ブッダ)
「無限拳」の系統に連なる必殺技だが、あちらとは逆に、先にパンチが直撃し、その後原因として腕が本体へ伸びていく、という原因と結果が逆転した技となっている。
戦闘デモでは無数の掌で敵機を掴み取り、伸びた腕を本体に接続してエネルギーを流し込み、爆破する。通常兵器には能力半減、MAPWにはSP低下が付与。
なお、「ブッダ」とはサンスクリット語で「目覚めた人」、「悟った者」を意味する。エンシェントAQの禍々しさと神々しさを併せ持つ姿からして、梵字の根源であるブラフマン=神という意味も含有されているのか。

特殊能力

オールキャンセラー
特殊効果を無効にする。ただ、特殊能力はこれだけで回復能力やバリアはないため、ハーデスに比べれば御しやすい。
指揮系統中枢
天獄篇終盤で顕現する「闇黒の翼」バージョンが所持。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

1L

対決・名場面

アクエリオンEVOL

関連機体

ソーラーアクエリオン