「イサミ・アオ」の版間の差分

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:初登場作品。2024年4月のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」期間限定参戦。[[ブレイバーン]]のパイロット。担当声優の鈴木崚汰氏は本作でSRW初参加となる。
 
:初登場作品。2024年4月のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」期間限定参戦。[[ブレイバーン]]のパイロット。担当声優の鈴木崚汰氏は本作でSRW初参加となる。
 
:同イベントは原作第6話時点のため、ある程度ブレイバーンのノリに慣れてはいる状態。
 
:同イベントは原作第6話時点のため、ある程度ブレイバーンのノリに慣れてはいる状態。

2024年4月20日 (土) 14:23時点における版

イサミ・アオ
漢字表記 碧 勇
登場作品 勇気爆発バーンブレイバーン
声優 鈴木崚汰
デザイン かも仮面(原案)
本村晃一(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
誕生日 8月31日
年齢 24歳
血液型 A型
所属 陸上自衛隊特殊機甲群 → ATF
軍階級 3等陸尉
コールサイン ダイダラ5 / ブレイブ1
趣味 トレーニング
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イサミ・アオは『勇気爆発バーンブレイバーン』の主人公

概要

陸上自衛隊所属のティタノストライド(TS)パイロット。無愛想で感情をあまり表に出さない性格。本人にヒーロー願望は無いものの内に秘めた正義感は強く、誰かを守るために危険を冒すことも厭わないが、頭に血が上ると声を荒らげて怒鳴り散らす一面もある。

機械生命体デスドライヴズの地球侵攻で命の危機に瀕するが、そこを謎のロボットブレイバーンに救われ、彼に誘われるままにその専属パイロットとなる。……が、良くも悪くもマイペースそのものなブレイバーンに振り回されており、ブレイバーンに初めて搭乗した際、彼がイサミを知っている様子を見せたせいで同じ人類から拷問を受け、一時的に幼児退行してしまったのを皮切りに、様々な受難を背負い続ける事になる。

当初はブレイバーンの不審な言動の数々から彼に対する印象は最悪であり、搭乗を拒否する事もあったが、何だかんだで慣れていき、命を預ける相棒として信頼を寄せるようになっていく。

独断専行なところもあるがパイロットとしての腕は一流で、自衛隊のみならず、他国の兵士からも一目置かれている。その一方で、デスドライヴズの襲来まで実戦経験は一切なく、初の実戦で臆する場面も見られた。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。2024年4月のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」期間限定参戦。ブレイバーンのパイロット。担当声優の鈴木崚汰氏は本作でSRW初参加となる。
同イベントは原作第6話時点のため、ある程度ブレイバーンのノリに慣れてはいる状態。
配布オーブが3種用意されており、期間限定ながらオーブ面が手厚い。しかし、そのオーブ名の中に「イサミのメンタル」という本作ならではの何とも言えないものが存在しており、ユーザーはイサミのメンタルを強化することができる。

パイロットステータス

精神コマンド

DD
気合直撃勇気直感激闘覚醒

特殊スキル

DD
[+]ブレイブ1
攻撃力・照準値が増加する。HPが増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下のとき、「勇気」(レベルが上がると「不屈」「根性」も追加される)がかかる。
インファイト(イサミ)
攻撃力が増加する。自分のアクション開始時に気力が2上昇する(LV10で追加される)。
熱い魂
攻撃力が増加する。HPが15000増加する(LV10で追加される)。
イサミのメンタル
攻撃力・照準値が増加する。気力上限が増加する。

人間関係

ATF

ブレイバーン
イサミの前に突如現れた謎のロボット。そしてイサミの受難のだいたいの元凶。何故かイサミの事を知っており、当初イサミはブレイバーンに不信感を覚えていた。
ルル
イサミの受難の元凶その2。彼女から叩きつけられた扉がひしゃげる程のパンチを見舞われる、ボクシングの後、彼女に空母から蹴り落とされる等々、彼女の理不尽な暴力で不憫な目に遭わされる事も少なくない。

自衛隊

ヒビキ・リオウ
陸上自衛隊の同僚TSパイロット。共にアド・リムパックに参加している。
リュウジ・サタケ
上官。ダイダラ中隊の隊長。
ミユ・カトウ
自衛隊所属の整備士。彼女の腕を信用しており、イサミ専用のパイロットスーツも彼女の手によるもの。実は腐った趣味をお持ちであり、イサミとルイスの絡みに興奮する一面も…。
ホノカ・スズナギ
航空自衛隊所属のTS要撃管制官。作戦行動時はイサミの管制を担当。
イサミに惹かれてはいるが、ブレイバーンにブチ切れているイサミを見てときめくなど、何かがおかしい。
アキラ・ミシマ
日本で生存していた自衛隊のTSパイロット。イサミの必死の奮闘により救われている。

アメリカ軍

ルイス・スミス
アド・リムパックで知り合った海兵隊員。ブレイバーンやルル絡みの互いの受難によって途中だいぶギクシャクしてしまうが、ボクシングを介して本音でぶつかりあい、以降は共に戦うパートナーとして絆を深め合う。
ハル・キング
ATFの司令官。イサミとブレイバーンに期待している。
トーマス・J・プラムマン
イサミも一目置く上級曹長。スミスとのボクシングの際、彼がレフェリーを務めた。
ヒロ・アウリィ
スミスの同僚で、共にATFで戦う仲間。
シェリー・ローレン
在日アメリカ軍だったTSパイロット。アキラと同じく日本で生き残っており、同様に救われている。

その他

ボブ・クレイブ
CIAに不審がられてしまったことから、その一員である彼の主導で尋問・拷問を受けてしまう。

他作品との人間関係

碇シンジ
ディバイン・ドゥアーズに拾われたイサミにシンパシーを感じていた。お互い似た言動をしていた時期があったからか(後述)。イサミの方は、シンジをはじめとした彼のような子供達が戦っているという事実に少なからずショックを受けていた様子。

名台詞

「それでも」
「それでも俺達は食べないと。助けに行った時、全力で戦えない」
第5話より。デスドライヴズの襲撃を受けている日本が心配になって食事をする気になれず気が沈むATFの日本人たちに対し、イサミはこの言葉と共に空母飯を口にする。日本を助けるための食事として先んじて食事を口にし周囲の暗い雰囲気を振り払う、彼本来の実直さが現れたシーン。
「バァァァン!ブレイド!!」
第6話でバーンブレイドを取り出す際、イサミ単独で武器名を叫んでいる。この回以降、必殺技の叫びもサマになってきており、ブレイバーンのノリに順応してきたことがわかる。

迷台詞

とにかくブレイバーンに振り回され困惑する台詞が多いが、話数が進むにつれてそうした台詞は徐々に少なくなっていく。

「さっきからなんなんだ、この歌は!?」
第1話より。突如現れたブレイバーンに誘われるまま乗って戦っている最中、自分のテーマソングらしき歌(作品の主題歌)を自分の中から大音量で流し続けるという奇行に困惑しての叫び。
一見、「主役機の記念すべき初戦闘で挿入歌が流れる」という王道風の演出に見えて、このツッコミによってこの歌は作中世界で流れているものであることがわかるというギャグになっている。よくよく聞いてみると、ブレイバーンのコクピット内ではちゃんと音がくぐもっており、「外部に流している」ことが演出で表現されている。なお、この台詞は鈴木氏のアドリブで生まれたものとのこと[1]
『DD』では参戦PV内の「勇気一刀流奥義 ブレイブ斬」で使用。ゲーム本編では時系列の都合上使用されず、PV用に収録した専用のボイスとなっている
「嫌だ! もうあいつに乗りたくない!」
「信じてた! あんたを信じてたんだぞ!」
「だから何だよ! なんで俺があいつに乗らなきゃいけないんだよぉ!」
第2話より、駆け付けたルイスにより拷問から救出されるも、それがブレイバーンに乗ってもらうためであることを知ると豹変、必死に拒否した挙げ句に怒り始める。内容だけ見れば、『DD』でシンパシーを感じてくれた碇シンジのようにロボットアニメでそれなりによく見られるものではあるが、逞しい青年男性の自衛官がこの状態に陥るのは相当なインパクトである。
しかし、そもそも乗りたくない理由がブレイバーンのせいで拷問にあった上に、その得体の知れなさ、気持ち悪さについていけそうになかったからであるため、視聴者からは概ね同情されている。
イサミ「今だ! 勇気一刀流奥義! ブレイブ、ざぁぁ…」
ブレイバーン「違う。今度は『ブレイブズバッシュ』だ!」
イサミ「何が違ぇんだよおおおお!!」
同話の戦闘にて、前話で必殺技を叫ぶことを要求されたため、前話で使った「ブレイブ斬」を叫ぼうとするが、ブレイバーンから細かく指導が入り自棄になって叫ぶ。なお、ブレイブ斬とブレイブズバッシュの違いはあまりなく、そもそも初出撃の前話で使っていないブレイブズバッシュなどイサミは知りようもない
「んだよ…なんで…」
同話ラスト、ブレイブスバッシュの反動なのか突如着ていた服が弾け飛び全裸になってしまった事でショックを受け、そのままブレイバーンの中に引きこもってしまった。そのため続く3話では翌日以降もずっと引きこもり、挙句全裸のまま戦う羽目に…。
「気持ちよかったのにぃ!」
第3話より。水中戦の最中、ブレイバーンによってコクピットに呼吸可能な液体を投入され、溺れて気絶したイサミ。その状態からブレイバーンに呼び起こされた際の台詞。引きこもっている間、まともに寝る事ができなかったのだろうか…。
「スミスお前、俺が必死に戦ってたのに! こんな所で何してるんだぁ!!」
同話より。撃破時の爆発でブレイバーン共々吹き飛ばされたと思いきや、吹き飛ばされた先の宿泊施設では海岸で保護していた少女全裸)に襲われて抵抗した末に大変なことになってしまったパンツ一丁ルイス・スミスの姿が。場所が場所なのもあって少女といかがわしいことをしていたように見え、イサミは激昂した。実際には全くの勘違いなのだが、そう思われても仕方がない光景ではある。
「スミス…あんたって奴は!」
第4話より、上記の場面の続き。この時、ブレイバーンから液体ごと外に出されたおかげで全裸かつ粘液まみれの姿とかなりシュール。言い回しもどことなくブレイバーンによく似た声の彼のようである。
「お前、さっきから当たってるんだよ…」
第5話より。紆余曲折でスミスとボクシングをすることになったのだが、ボクシングにもかかわらずスミスに組み伏せられた中でぽろっとこぼした一言。ナニが当たっているのかは察してください。これには観戦していたミユも鼻息を荒げてはやし立てた。実に暑苦しい光景である。
「何が大丈夫なんだよ。大体毎回長いんだよ副題がよ、ったく…いっつもいっつもいっつもいっつも!!」
第6話の次回予告映像より。サブタイトル「絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ!」に対してのぼやき。サブタイトルはほぼブレイバーンの台詞から取っているため毎回長く、相当フラストレーションが溜まっている。
「もってくれ、俺のメンタル…!」
第6話より。デスドライヴズに襲撃を受けていた日本への上陸に成功したと思いきや、以前倒したスペルビアが唐突に急襲を仕掛け、迎撃のためブレイバーンがイサミを迎えに来た際の台詞。戦闘以外の要因でゴリゴリとメンタルが削れていくイサミらしい心配事である。
『DD』の上述のアビリティ「イサミのメンタル」はこの台詞が基となっていると思われる。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「…情けない話だな」
「中学生や高校生に戦わせて…大人の俺達がもっとしっかりしなけりゃならないってのに…!」
『DD』のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」第2話「この星の明日のために!」より。ディバイン・ドゥアーズに拾われ共に戦う中、自分達より若い子供達が戦いの場に出て活躍している事実を目の当たりにし、スミスに対して。実直な自衛官として、やはり子供達が戦いの場に居るのは納得がいかず、それによって自分の力不足を感じてしまう…という彼の生真面目さが現れたシーン。
「またこの歌が流れるのか!?」
同イベント第3話、「勇気一刀流奥義 ブレイブ斬」使用時のイベント限定特殊戦闘台詞。同武装の演出は第1話の再現だが、時系列の関係上「何度か歌を聞いている」セリフとなっている。なお、こんなことを言いながら第1話と異なりブレイバーンと共にちゃんと必殺技の名を叫んでいる。
イベント外の歌が流れない通常戦闘時では、この場面は普通の雄叫びが使用されている。

搭乗機体

24式機動歩行戦闘車 烈華 汎用型
元々の乗機。
ブレイバーン
否応なしに専属パイロットにさせられてしまう。

余談

  • 作中登場するティタノストライドのパイロットはコールサインがいずれも巨人を意味するものであることから、イサミ達のコールサイン「ダイダラ」は日本の巨人伝承「ダイダラボッチ」が元ネタと思われる。
  • 主人公でありながら数々のトラブルに見舞われるかわいそうな役割を与えられており、アニメ放送時に彼の身に災難が降りかかる度にSNS上で「イサミかわいそう」がトレンドに上るのがお約束であった[2]
    • もっと縮めて「イサ虐」[3]とも。この場合、虐待の最大手が公式なのが何とも不憫である。
    • OPに「この地球(ほし)の嘆く声を聴け」「安らぎを衛(まも)る盾となれ」というフレーズがあり、その歌唱に引っ掛けて「イサミの嘆く声も聴け」「イサミの安らぎも守れ」と動画コメント等でツッコミがされるのもお約束と化しており、「イサミ=不憫」はもはや視聴者の共通認識である。
    • ちなみにこれとブレイバーンのキャラクター性でバズったのは制作サイドからするとすると想定外の出来事だったのこと。
  • 制作スタッフの話によると初期案の頃は青年風主人公で今のような厳ついデザインではなかったとのこと。
  • 「さっきからなんなんだ、この歌は!?」というツッコミが視聴者にウケた結果、「歌」の部分を変えて、『バーンブレイバーン』関連動画のツッコミに用いるネットミームと化した。さらにはグッズ化も決定するなど、アドリブ由来の台詞としては異例とも呼べる展開を見せている。

脚注

  1. 当該ポスト。なお鈴木氏は大張監督に機体の中に歌が流れている劇中描写を事前に確認した上で収録に臨み、このアドリブを繰り出した。
  2. もっとも、突如出現した所属不明の未確認兵器に自衛官が搭乗して戦闘を行ったことは、アメリカ軍や自衛隊にとっては重大な事案であり、その事にリアリティのあるアプローチを行った結果と考えれば、現実的にありえる展開でもある。
  3. 「イサミ虐待」の略語。これに限らず、特定のキャラが酷い目に遭い続ける様子を「○〇(そのキャラの名前を略して入れる)虐」と称する風潮は本作以前からある。